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先月、沖縄市で起きたバイク事故の警察発表を巡り、沖縄警察署に集まった若者の一部が暴徒化した問題で、バイクの高校生が警察の聴取に応じ、警察官と接触した現場から離れた理由について「警察官が怖かった」と話していることが分かりました。
この問題は、先月27日未明、沖縄市でバイクを運転していた男子高校生が職務質問しようとした警察官と接触し、右の眼球を破裂する重傷をったもので、警察発表を巡って沖縄署前に若者たちが集まり、その一部が暴徒化しました。
警察によりますと、男子高校生は16日から警察の聴取に応じており、接触時の記憶は明瞭で「警棒で殴られた」と話しているほか、警察官と接触したあとに現場を離れた理由については「警察官が怖かった」と話しているということです。
また、高校生立会いのもと接触した現場で当時の状況などを確認したということです。
このほか、高校生は当時、暴走行為をしていなかったことやヘルメットを被っていたことなども分かってます。
高校生と警察官の主張は依然として食い違っており、警察は現在警棒から採取したDNAの鑑定を進めるなどして、当時の状況について調べています。