雲南市加茂町加茂中、加茂小学校の2年生が8日、JR木次駅(雲南市木次町里方)を訪れた。学校近くの加茂中駅から列車で移動して乗車マナーを学び、鉄道運行の仕事を学んだ。
児童40人は木次駅向かいにある木次列車支部構内で列車を見学した。木次鉄道部社員から木次線の列車は軽油を燃料に走ることや、タンクを満杯にすると約500リットル入ると説明を受けた。
児童は「燃料を満杯にするとどれくらいの距離を走るのか」「速度は最高何キロ出るのか」などと質問。満杯で600~650キロの距離を走り、子どもたちが乗車した加茂中―木次間の最高速度は75キロと回答があった。また、運賃表の見方や切符の買い方の説明も受け、JR木次線に理解を深めた。
永瀬大希(ひろき)君(8)は「列車にどれだけ軽油が入っているのか知ることができた。また乗りたい」と話した。