(セ・パ交流戦、巨人1−5ソフトバンク、3回戦、ソフトバンク2勝1敗、23日、東京D)まさか、まさかの連続だった。勝てば2014年以来の交流戦王者となった大一番で、巨人・菅野智之投手(29)が、先発では自己最短の1回0/3を3安打4失点。痛恨の今季4敗目で優勝を逃した。
「見ての通りですし、こういう機会、シチュエーションを作ってくれたチームメート、ファンの方に申し訳ないです」
エースはぐっと唇をかんだ。一回、先頭の福田に右翼席へソロを浴び、2四球などで1死満塁とされると松田宣の遊ゴロを坂本勇が三塁へ悪送球して2失点。さらに一、三塁から甲斐にスクイズを決められた。
「先頭にホームランを打たれて一番良くないというか…。その後も切り替えていければよかったけど、あそこで四球、四球じゃ話にならない」
二回先頭、投手の和田に四球を与えた時点で原監督はベンチを出て、交代させた。指揮官は炎上した右腕に「リズムもへったくれもあったもんじゃない。みんなで積み上げて交流戦の優勝戦という形に持ち込んでいる。1人の選手に任せるわけにはいかない」と手厳しかった。
悔しいKO劇となった菅野は現時点で7月2日の中日戦(東京ドーム)で先発する見込み。「この結果を受け止めて、何とか打開していかないと」と誓った。エースの復調は、5年ぶりのリーグV奪回に必要不可欠だ。
「見ての通りですし、こういう機会、シチュエーションを作ってくれたチームメート、ファンの方に申し訳ないです」
エースはぐっと唇をかんだ。一回、先頭の福田に右翼席へソロを浴び、2四球などで1死満塁とされると松田宣の遊ゴロを坂本勇が三塁へ悪送球して2失点。さらに一、三塁から甲斐にスクイズを決められた。
「先頭にホームランを打たれて一番良くないというか…。その後も切り替えていければよかったけど、あそこで四球、四球じゃ話にならない」
二回先頭、投手の和田に四球を与えた時点で原監督はベンチを出て、交代させた。指揮官は炎上した右腕に「リズムもへったくれもあったもんじゃない。みんなで積み上げて交流戦の優勝戦という形に持ち込んでいる。1人の選手に任せるわけにはいかない」と手厳しかった。
悔しいKO劇となった菅野は現時点で7月2日の中日戦(東京ドーム)で先発する見込み。「この結果を受け止めて、何とか打開していかないと」と誓った。エースの復調は、5年ぶりのリーグV奪回に必要不可欠だ。