🎤 芸能ニュース

9月に行われたAKB48グループ恒例の『第6回じゃんけん大会』で優勝した藤田奈那（18）が、29日放送の人気バラエティ『ダウンタウンDX』（日本テレビ系）に初出演し、キュートな魅力を弾けさせた。

AKB48の10期生である藤田。

正規メンバーに昇格したのは同期の中でも最後で、これまであまり目立った活躍は見られなかった。

2013年には、当時ブレイク中だった壇蜜（34）に雰囲気が似ていると指摘されたことから"なぁ蜜"としてキャラを打ち出したもののパッとせず。

一部で大人びた印象が話題になるも、個性的なメンバーがそろったグループの中では埋もれてしまった。

過去の大会では主要メンバーの優勝が続いたこともあり、"八百長疑惑"がささやかれてきた『じゃんけん大会』。

だが、お世辞にも一般的な知名度が高いとはいえない藤田が優勝したことで、各メディアはこぞって「ヤラセじゃなかった」と伝えた。

今回の『ダウンタウンDX』でもこの疑惑はトークテーマとして取り上げられたのだが、実は藤田本人も"ヤラセ"があるのではないか思っていたというから驚きだ。

自己紹介を兼ねて『じゃんけん大会』での様子が伝えられた藤田。

もともと彼女は、「1位だといろいろなものを背負わなければならない」ために2位を狙っていたとのこと。そして、あれよあれよと勝ち進んでいくうちに「ヤラセじゃなかったんだ」と実感したという。

「メンバーがヤラセを疑っていたことには少々問題もあるように思いますが、今回の藤田さんの発言によって『じゃんけん大会』が、ガチだったことが改めて証明された。それよりも気になるのは、『2位を狙っていた』という発言。総監督を務める高橋みなみさん（24）の卒業が発表され、今まさに世代交代が叫ばれているAKB48の中で、若手がアグレッシブさに欠けるような姿勢では、ファンも心配になってしまうのでは。まあ、そうはいっても今回の放送で藤田さんは存在感を発揮していましたから、"じゃんけんシンデレラ"の今後が楽しみです」（芸能ライター）

藤田は、MCの浜田雅功（52）から、「（じゃんけん大会は）ヤラセやと思ってたん？」と聞かれた際、「はい。思ってました」とあっけらかんと答えたが、その素直すぎる発言にはスタジオの観覧席からも大きな笑い声が生まれた。

藤田は、共演者らのトークにもしっかりとしたリアクションを見せており、番組を盛り上げるのに一役買っていた。

また、この日のゲストには、元宝塚のトップスター・大和悠河（38）もいたのだが、子どものころから宝塚歌劇団が好きだと明かした藤田は、「（大和を）見れないし、見ないでほしい。私なんか視界に入れないで」と発言。

憧れのタカラジェンヌを前にして少し舞い上がっている姿を見せた。

そんな藤田の姿を目にした松本人志（52）が、「投げキッスしてあげてください」と大和にお願い。

快諾した大和が投げキッスをすると、藤田は絶叫しながらくるくる回って喜びを爆発させたのだった。

この番組には、アイドルグループのメンバーが複数で呼ばれることも多いが、初出演ながらひとりきりだった藤田。

ファンからは、いきなりメジャーバラエティで結果を残すことは難しいのではという声も聞かれたが、放送中からネット上には、「初めて見たけど可愛い子だな」「リアクションが素晴らしい」などの声が寄せられた。

『じゃんけん大会』の優勝者はソロデビューが決まっている。

藤田も今後さらに露出が増えることが予想されるが、自然体の魅力を振りまく彼女はますますファン層を広げそうだ。