>>478
俺は山梨県の有名温泉へ行った時、夜中3時に目覚めて眠れそうに無かったから、再び24時間やってる大浴場へ。
大浴場から、屋根無しの露天風呂へ移動した時、そこに一人いて、その人残してカラダを洗って、室内の浴槽へ。
その時、脱衣所に繋がる磨りガラスに人影があって、
『あぁ、さっきの露天風呂の人が、俺が洗っている間に出たんだなぁ』
なんてぼんやり考えながら、出ようと思ったら、まだ人影がこっち向いて立ってたんだ。
『長風呂して汗収めてんかな』
なんて思いながら、髪の毛ガシガシタオルで拭きながら、ドアを開けたら誰もいない。
気のせいかと浴衣着て、出しなに、何気なく浴室観たら、浴室の方に人影があって、こっちにカラダ向けてた。
猛ダッシュだよ、猛ダッシュ。
エレベーターの前で、扉が開くまで、浴室の方はおろか、反対側も見られなくて(絶対に観ちゃいけないと思ってた)、エレベーターの扉が開くと、飛び乗って“閉まるボタン”連打。
俺の人生の中で、あそこまでエレベーターの“閉まるボタン”を押したことはないって位押してた。