>>417
見栄っ張り中国企業旭化成には必要だけどね
中国発、世界初を捉えろ 旭化成「脱素材メーカー」めざす
2021年11月12日
旭化成は来年2月をめどに上海市内に車載素材・部材の開発センターを設ける
旭化成はグループ内外の連携をテコに、環境負荷低減や次世代自動車普及に寄与する製品・技術を生み出し、転換期の中国で持続的成長を目指す。中国の統括会社内でこのほど事業横断的マーケティングチームを立ち上げ、来年初頭には上海で車載素材・部材の統合開発センターを開設。近くデジタルトランスフォーメーション(DX)推進組織も発足させる。一方、社外連携は独自の知財戦略に基づくベンチャー企業などへの出資を軸に推進。社内外「共創」で潜在需要をいち早く掘り起こし、新規市場で優位性を築く。
この時期に意気揚々中国進出する旭化成とは対照的に
キヤノン、珠海のコンパクトデジカメ工場閉鎖へ
現地法人の「佳能珠海(キヤノン珠海)」は1990年の設立。コンパクトデジカメの主力工場として稼働していたが、需要減に伴い生産を縮小。ピーク時の2012年ごろには従業員数が1万人に上ったが、足元では約900人まで減っていた。
キヤノン珠海が21年末に公表した環境報告書によると、珠海工場の20年の生産実績は、カメラレンズが1,229万枚、コンパクトデジカメが102万9,000台。
キヤノン中国法人の幹部によると、現在は臨時休業して生産終了に向けて動いているという。同幹部は「32年の歴史を持つ工場を閉鎖せざるを得なくなったことは非常に残念だ」と話した。工場従業員については、「現地政府の指導にのっとって経済補償金を支払った上で、主に周辺の企業と相談しながら再就職を支援していく」と説明した。