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鹿児島市の鹿児島実業高校(中釜一喜校長)で2006年5月、当時3年生だった男子生徒が
男性教諭(31)から体罰を受け、骨折などのけがを負っていたことが分かった。
元生徒側は30日までに、同校を運営する川島学園(川島英和理事長)と同教諭を相手に、
330万円の損害賠償を求める訴訟を、鹿児島地裁に起こした。
同校によると、元生徒は06年5月、校内で下級生と口論になり、駆けつけた男性教諭から
事情を聴かれることなく一方的に殴られ、鼻の骨を折るなど約3週間のけがを負った。
一緒にいた同級生2人も殴られた。
事件後、男性教諭は担任教諭や教頭らとともに、元生徒宅へ出向き謝罪。
男性教諭は書類送検され、同年12月、鹿児島簡裁で罰金20万円の略式命令を受けた。
同校は男性教諭を懲戒処分とし、2週間の出勤停止と給与・賞与のカット、
同校関連施設への配置転換を行った。
男性教諭は今年4月、同校へ復帰している。
中釜校長は「元生徒には申し訳ない気持ちでいっぱい。
弁護士にすべて委任しており、和解に向けた交渉を進めていきたい」と話した。
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