🎬 映画

海猿の作者｢今後放送､配信されることは永久にありません｣

「海猿」の作者・佐藤秀峰さん（43）が28日、自身のツイッターで、実写版「海猿」のすべての契約が2817年10月で終了したことを報告した。

同日に更新したツイッターで、「遅ればせながらご報告です。実写版「海猿」は2017年10月で全ての契約が終了しました。
今後、テレビやネットで放送、配信されることは永久にありません。今までありがとうございました」とつぶやいた。

「海猿」は海上保安官の活躍を描いた漫画で、1999年から2001年にかけて小学館「週刊ヤングサンデー」で連載され単行本にもなった。

2002年にNHKでドラマ化され、04年にフジテレビ制作、伊藤英明主演で映画化され、大ヒット。

続編も含め4作品が公開された。

2004年公開の第1作は興収17億円、2006年の第2弾は興収71億円、2010年公開の第3弾は興収80億円、2011年公開の第4弾は興収73億円を記録するヒット作品となっていた。

2012年に佐藤さんはツイッターで、フジテレビとの間のトラブルを報告。

アポ無しで同局が事務所を突撃取材したことや、関連書籍が契約書無しに販売されたことを理由に、新規取引停止と続編を許可しないことを公表していた。

■佐藤秀峰 プロフィール
（さとう しゅうほう）

生年月日：1973年12月8日（43歳）
出身：北海道中川郡池田町
活動期間：1998年（平成10年） ?
代表作：海猿
ブラックジャックによろしく

日本の漫画家。東京都武蔵野市在住。左利き。

札幌市立手稲宮丘小学校、札幌市立宮の丘中学校、北海道札幌西高等学校卒業、武蔵野美術大学造形学部映像学科中退。

漫画家の佐藤智美は元妻。

2002年、『ブラックジャックによろしく』で第6回文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞。