全日本学生優勝大会(6月24、25日、東京・日本武道館)には、男子は1部Aの全8校が出場。女子の5人制は龍大、立命大、武庫川女大、近大、大体大の上位5校、3人制は決勝進出2校と出場決定戦に勝った芦屋大が出場する。
■大将戦で一本勝ち
天理大の牙城を近大がついに崩した。優勝をもぎ取った渋川は目を真っ赤にして男泣きし、「まだ実感がわかない」。前回優勝した1994年以来の空白は、それほどまでに長かった。
2−2で迎えた大将戦。勝ち数こそ同じだが内容で劣り、「相手は引き分けを狙っていた」と渋川は言う。釣り手の右手を押さえられ動けなくなると、「あれしかなかった」と場外際で体を左にひねり、払い巻き込みで一本勝ち。「副将で一本を取られ、(優勝は)しんどいかなと思っていた」という三谷監督の予想を裏切る、劇的な幕切れだった。
関西を制した23年前は、初めて全国の頂に立った。渋川は「強くなった近大を見せたい」と誓った。
■大将戦で一本勝ち
天理大の牙城を近大がついに崩した。優勝をもぎ取った渋川は目を真っ赤にして男泣きし、「まだ実感がわかない」。前回優勝した1994年以来の空白は、それほどまでに長かった。
2−2で迎えた大将戦。勝ち数こそ同じだが内容で劣り、「相手は引き分けを狙っていた」と渋川は言う。釣り手の右手を押さえられ動けなくなると、「あれしかなかった」と場外際で体を左にひねり、払い巻き込みで一本勝ち。「副将で一本を取られ、(優勝は)しんどいかなと思っていた」という三谷監督の予想を裏切る、劇的な幕切れだった。
関西を制した23年前は、初めて全国の頂に立った。渋川は「強くなった近大を見せたい」と誓った。