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韓国の中央災難（災害）安全対策本部のクォン・ドクチョル第1次長（保健福祉部長官）がアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの予防効果を強調し、60歳以上の高齢層のワクチン接種参加を積極的に促した。

クォン次長は19日、会議で「ワクチン接種の効果は明らかだ」とし、ソンナム（城南）のある療養病院の事例を例に挙げた。

クォン次長は「最近、城南のある療養病院では計12人の感染者が発生した」とし「この療養病院には計347人の入所者と従事者がいたが、そのうち203人はアストラゼネカ製のワクチンを接種し、残り144人はワクチンを接種していない状態で、12人の感染者は全員、ワクチンを接種していない入所者と従事者」と説明した。

クォン次長は「ワクチン接種の効果を立証する事例が続々と報告されている」とし「今後も日常のあちこちでこうしたことがさらに増えることを期待する」と述べた。

続けて「大統領も首相もアストラゼネカ製のワクチンを接種し、保健福祉部長官の私もアストラゼネカ製のワクチンを接種した」とし、「接種後も防疫指針を徹底的に守ることには変わりないが、日常生活を送るうえで一層自信がついた」と強調した。

特に、クォン次長は新型コロナウイルスワクチン接種に対する憂慮や不信を静めるために、副反応に対する支援と関連情報の透明な公開を約束した。

クォン次長は「政府は国民の皆さんが安心して接種に参加できるよう、接種後の副反応に対する医療費支援を強化した」とし、「持続的に関連情報を透明に公開して、疎通できるようにしていく」と述べた。