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祝日のため検査件数が平日に比べて減少したにも関わらず、韓国で新型コロナウイルスの新規感染者が600人台を記録。「社会的距離の確保」レベル維持の可能性が高まっている。

先週、感染者の増加傾向が見られ、教会や学校、職場などでクラスターが相次ぎ、個人間感染も同様に拡大し、感染者数はなかなか減少しないものと分析される。

20日、中央防疫対策本部によると、この日0時を基準にした新型コロナウイルス新規感染者は646人と集計された。国内発生の感染者は619人、海外流入感染者は27人で、累積感染者は13万4117人となった。

防疫当局は「感染者数を600人台で抑えているが、いつでも大流行が始まる可能性がある」と警告している。

最近、実効再生産数が再び増加傾向をみせ、経路不明の感染者も28％水準を維持するなど、新型コロナウイルス関連の主要指標が悪化しており、しばらくは感染者の減少が「期待できない」と判断されている。

これにより、今週末（23日）終了となる現在の「社会的距離の確保」はしばらく現状のまま続く可能性が高い。当局は21日、「社会的距離の確保」調整案を発表する計画で、首都圏の2段階、非首都圏の1.5段階など現行のレベルを維持するものと予想されている。