小野寺氏は大綱見直しの理由について、「北朝鮮の核・ミサイル技術の進展への対応」などを挙げ、「我が国を取り巻く厳しい現実に真正面から向き合い、従来の延長線上ではなく国民を守るために真に必要な防衛力のあるべき姿を考える必要がある」と強調。「専守防衛は当然の大前提としながら大綱の見直しを行う」として、5年間の防衛力整備の在り方を示した中期防衛力整備計画とともに年末に新大綱を策定する方針を示した。
小野寺氏は新大綱での重点分野について、中国の海洋進出を念頭にした南西地域の防衛強化や北朝鮮の弾道ミサイルへの対応と同時に、宇宙・サイバーなど新領域における活動も踏まえ、「陸海空の装備の数だけでなく、新たな領域における本格的な取り組みについても検討することになる」と述べた。(相原亮)
[匿名さん]
防衛計画の大綱の見直しは構わないが、コストパフォーマンスに見合わない計画は止めにしてもらいたいな。できるだけ無駄な金は使わないでもらいたい。
[匿名さん]
「新たな領域」ってのが核武装や徴兵制なんてものに繋がらなきゃね、俺も小野寺防衛相の言っていることには賛成なんだがね・・・
[匿名さん]
今の日本に必要なのは徴兵制
国民が直接戦争に接することで、我国の戦争と平和について自分のこととして考えられるようになるし、自分の国を自分で守るのはあたりまえのこと
一番きつい大変な仕事を他の人に任せながら、好き勝手に言うような風潮はよくない
[匿名さん]
戦闘機部隊を大幅増強 宮崎にF35B有力 中国脅威に即応態勢 防衛省検討
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空自戦闘機部隊の増強案
空自戦闘機部隊の増強案
防衛省が航空自衛隊の戦闘機部隊を大幅に増強する検討に入ったことが20日、分かった。現行では12個飛行隊(1個飛行隊の定数約20機)の戦闘機部隊を14個まで引き上げる方針で、現在1個飛行隊を置いている新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)に1つ増設することなどで14個とする。東シナ海から太平洋などへ活動範囲を拡大させる中国の脅威をにらみ、米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bを新たに導入すれば新田原基地への配備が有力視される。
戦闘機部隊の増強は、政府が年内に改定する防衛力整備の基本指針「防衛計画の大綱」の焦点の一つとなる。
平成25年に策定した防衛計画の大綱では戦闘機部隊を現行の12から13に増やすことを打ち出した。
空自が導入を決めている空軍仕様のF35Aを42機調達し、F2戦闘機の飛行隊を1つしか置いていない三沢基地(青森県)にF35Aの2個飛行隊を配備する。三沢基地のF2は、老朽化により退役するF4戦闘機の飛行隊を2つ置いている百里基地(茨城県)に移した上で、F15戦闘機の飛行隊も1つ増設し、13個飛行隊に引き上げる計画だった。
[匿名さん]
ただ、この計画のままでは北海道から沖縄県まで全国に7カ所ある戦闘機部隊の拠点のうち、新田原基地だけがF15の飛行隊を1つしか置かない態勢が続く。戦闘機部隊は領空に接近する中国軍機などへの対領空侵犯措置(緊急発進=スクランブル)の任務にあたりつつ、訓練時間を設けてパイロットの技能を向上させることが不可欠だが、拠点基地に置く飛行隊が1つだけだと訓練時間を捻出しにくい弊害がある。
新田原基地に2つ目の飛行隊を置く場合、空自が新たに導入を検討するF35Bの配備を視野に入れる。
F35Aの派生型であるF35Bは短距離の滑走で離陸し、垂直着陸も可能なため短い滑走路での運用に適している。新田原基地に配備すれば中国による南西方面の離島侵攻に迅速に対応でき、滑走路の短い離島の民間空港を拠点に運用できるほか、平時の警戒監視にも活用しやすい。
防衛省は海自最大のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」をF35Bの離着艦可能な「空母」に改修することも検討している。いずもが新田原基地から飛来するF35Bを搭載して東シナ海に展開し、離着艦訓練を行えば中国への抑止力と対処力の一層の強化につながる。
[匿名さん]