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韓国のソウル市は、自動運転車の常用化促進を支援するための「自動運転車 示範（しはん）運転地区の運営および支援の条例」を制定し、きょう（20日）から施行することを明らかにした。

この条例は「自動運転車の常用化促進および支援に関する法律」によるもので、昨年12月 サンアムドン（上岩洞）に指定された「自動運転車 示範運転地区」の運営全般に対する事項が盛り込まれている。

条例が施行されれば、上岩洞一帯で 公共交通のように市民たちが料金を払い利用する 多様な営業用の自動運転車サービスが可能となる。今月末 民間事業社の募集を経て、10月から この地域一帯を巡回する自動運転バスや アプリケーション（アプリ）を通じて呼ぶ自動運転車移動サービスなどが披露（ひろう）される予定である。

ソウル市は、専用駐車区域・停留所の表示板・決済システムなど 自動運転車による有償運送サービスのための核心的なインフラ構築などを、行政的・財政的に支援する計画である。官民協業により、一つのモバイルアプリで 上岩洞一帯の全ての自動運転車の利用可能なモビリティ・プラットホームも具現化していく。

「今回の条例は 全国の地方自治体で初めてという象徴的な意味だけでなく、自動運転車が必須交通手段として定着する契機としての意味をもつ」とソウル市は説明した。