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2021/06/22 07:46
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🛩️ 自衛隊・軍事全国





NO.8254981

尹・龍虎のバカ大学軍事学講義室第⑧

第一限目
第二限目
第三限目
第四限目
第五限目
第六限目
第七限目

もうこのスレは私が勝手にやらせて頂きます。質問、意見は受け付けてません。

そういうのをやりたい方は以下に



自衛隊、軍事を真面目に語るスレ

メールアドレス載せとくから、文句のある奴は荒らさず直接来いや!!
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#12020/03/08 11:38
軍学シリーズ。

兵器分類。
兵器には大きく分けて、航空兵器、地上兵器、水上(水中)兵器に分類され、
ますが、それらの解説を勝手にやります。

航空兵器、
軍隊が使う航空兵器は全て纏めると、作戦機と言います。この作戦機は

固定翼機:通常の航空機
回転翼機:ヘリコプター

に分類され、その中で細かく分類されます。
さてそれでは固定翼機から行きます。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#22020/03/08 11:39
大きく分けて、固定翼機は。
戦闘機:空中にいる相手と戦闘をするから戦闘機。ただし、広義には武装した飛行機は全て戦闘機と呼ぶ場合もある。
攻撃機・空中から地上や海上の敵の兵器をピンポイントで攻撃する機体。第二次世界大戦中は
急降下爆撃が出来ない機体を攻撃機と呼んだ事もある。
爆撃機:地上や海上の敵をピンポイントでは無く、面として空爆する為の機体。ただし、実は、
攻撃機と爆撃機の境界線はかなりあいまい。第二次世界停戦の頃は急降下爆撃が出来る
機体を爆撃機と呼んだ。
戦略爆撃機:通常の戦闘機や攻撃機と異なり、大型の機体に山のように爆弾を搭載し、決まった
相手では無く、ある地域を纏めて爆弾を投下する機体。第二次世界大戦でB-29
など、戦略爆撃が誕生した。

戦闘攻撃機:一機の機体に戦闘機としての機能と、攻撃機としての機能を持たせた機体で
装備しているコンピューターの切り替えと、武装の切り替えで、戦闘機としても、攻撃機としても
両方の混同としても運用可能。ただし、それぞれ専用と作られた機体より性能が低いのが
弱点であったが、近年の技術進歩によりこの弱点は克服されつつあり、ここから後述する
マルチロール機が開発されている。

マルチロール機:近年の技術進歩で生まれた新たなる概念。空母の格納庫や、前線の
小規模な基地でも可能なレベルの切り替え、積み替えなどで、戦闘機としても、攻撃機と
しても、偵察機や電子戦機としても運用可能な万能機。

電子戦機:戦機とあるが、実際には戦いを行う機体ではなく、敵対国のレーダーや
無線機の周波数を調べ、妨害電波を発し、レーダーや無線機を使用不可能にしたり
ミサイルの誘導を狂わせる事が任務、専用の機体は製造されず、戦闘機の外部に
ユニットを取り付けて行われたり、輸送機などを改造して作られる。

偵察機:専用の機体が作られる事もあるが、旧型の戦闘機に外部ユニットを付けて
運用される事も多い。主に地上にいる部隊を空から探して、写真撮影などを行い
位置や規模を後方に知らせるのが任務、近年は無人機(ドローン)がこの為に
作成されている。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#32020/03/08 11:40
哨戒機:かっては潜水艦専門であったが、現在は、潜水艦、水上艦を問わず発見し
追跡、攻撃を行う機体。機体の下部に向けたレーダーで水上艦を、ソノブイを投下して
海中を監視して潜水艦を発見し、味方の艦艇にその位置を伝える事が主任務であるが
対艦ミサイルと航空魚雷を装備しており、自ら攻撃も可能である。
通常は専門の機体が作成され、かっては艦上機も存在した。

早期警戒機:水上の艦艇に搭載されたレーダーからでは、水平線の向こうにいる相手は
探知できない事から、艦隊に近づく艦艇や航空機を早期に発見する為開発された
航空機で、輸送機、あるいは専門に作られた機体に円盤状のレーダーアンテナを
背負っている。長時間滞空出来る様に工夫がされており、レーダーで得た情報は
艦艇や地上の基地にデーター通信で送られる。
現在は艦上機、陸上機共に作られるが、かっては成り立ちからもわかる通り、艦上機だった。

早期警戒管制機:前述の早期警戒機が進化した機体、大型の旅客機などが改造されて
使われる。当然、陸上機である。前述の早期警戒機の機能に加え、機体に管制官や、作戦将校
が同乗し、直接空の上で味方の戦闘機や攻撃機に作戦を伝え、指揮を執る事が出来る。
近年のインターネット技術の応用の結果、戦闘機のレーダーには映っていない敵機に、
対して、戦闘機のミサイルにデーターを送ってミサイルを撃つなど、様々な機能を持っており、
戦闘機が弱い戦闘機であっても、これが編隊についていれば勝てると言われるほどの
高い指揮能力を持つ。

追跡機:監視機:ある特定の対象を追跡したり、監視したりするために特別に作られた
機体であるが、実際にはその為の装置一式と専門家の載せた輸送機の改造機体である。
弾道ミサイル追跡機などが存在する。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#42020/03/08 11:41
輸送機:戦術輸送機と戦略輸送機に分けられる。戦術輸送機は短距離離着陸が可能な小型の
機体に、軽車両や人員、物資などを積んで、最前線案で輸送する機体。
戦略輸送機は、専用の機体はアメリカやロシアなどしか保有しておらず、民生機の大型
貨物機が使われる事も多い。戦車なども輸送できる大型機だが、通常は本土から、勢力圏まで
の輸送に使われる。
戦術輸送機はその機体を改造され、別任務の機体になる事も多い。

ガンシップ:本来は重火器を積んだ船と言う意味だが、戦術輸送機の運搬力を利用し
地上攻撃用の機関砲や場合によっては戦車砲、爆弾、対地ミサイル、ロケット弾などで
武装した機体を現すことが多い。また戦闘ヘリコプターもガンシップと言う。

COIN機:民生用のセスナクラスの機体に対地攻撃能力を与えて、最前線の基地などの防衛に
使う簡易攻撃機

連絡機:民生用のビジネスジェットなどを基地間の連絡や人員の移動に使う機体

飛行点検機、先年、九州で墜落した事で悪名を出してしまったのはこれ、民間、軍用を問わず
飛行場や航路を飛行し、レーダーの探知能力や、航空無線、誘導ビーコンなどの点検を
する機体。

救難機:哨戒機の機体が流用される場合が多い他、飛行艇が専用に作られる場合もある。
主に海上で、遭難した船や飛行機を探し、その乗員を発見、救助する為の機体。
飛行艇で無い場合は直接救助は無理でも漂流中の遭難者に水や食料を積んだ
ゴムボートを投下するなど可能である。また、海を漂流する人間を発見できる熱源探知装置
などを持っている。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#52020/03/08 11:41
まあ、固定翼機の種類はこんな物かな。
他にもあるとすれば。

制空戦闘機:特に相手が戦闘機である事に特化した戦闘機。航続距離やミサイルの
射程距離を犠牲にしてでも、最高速度、機動性、上昇能力などを高め、敵の戦闘機を
倒して、味方機の作戦行動を助ける戦闘機。

迎撃機:制空戦闘機とは逆に、相手が戦闘機なら負けてもいいので、長射程のミサイル
を多数積み、また、航続距離や最高速度は犠牲になってもいいので、高い上昇能力と
短い離着陸距離と時間、燃料、弾薬の補給時間の短さなどが要求される。

護衛戦闘機:大型の戦略爆撃機や、戦略輸送機を護衛する為、航続距離を延ばす事に
特化された戦闘機。当然、爆撃機や輸送機を狙って離陸してくる制空戦闘機や、迎撃機から
味方を守らなければいけない為、高いドックファイト能力も要求される。
元来合判する能力を持たないと行けないので、作成は難しい機体でもある。

以上の機体はかってはそれぞれ専用機が作られたが、現在は一種類の機体で
全ての任務を全うできるので、任務に就いた内容で呼ばれるだけの場合が多い。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#62020/03/08 11:42
その他に
昼間戦闘機:レーダーを積んでいない戦闘機
夜間戦闘機:レーダーを積んでいる戦闘機であるが、当時はレーダー装置が巨大で
大型の双発機にしかレーダーを積めなかった為、昼間戦闘機と戦うと一方的に
やられてしまう事も多かった。その為、昼間戦闘機の飛行隊長として、戦場まで
誘導していく、爆撃機の迎撃専用などに使われて。
全天候戦闘機:技術が上がった事により、昼間戦闘機にもレーダが積める様になったことから
誕生した機種。当然、現在の戦闘機は全て全天候戦闘機。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#72020/03/08 11:46
さてそれではヘリコプターを。

戦闘ヘリコプター:元々はベトナム戦争などで、輸送ヘリコプターに機関砲を
搭載して、味方の地上部隊を掩護したのが元祖。
専用の運動性、速度に特化したヘリコプターに、機関砲、対戦車ミサイル、ロケット弾
などを搭載し、地上の歩兵や戦車、車両を攻撃する。その他、近年では空対空ミサイルを
搭載し、敵のヘリや場合によっては固定翼機から味方の地上部隊を護衛する任務に
就く場合もある。元々は攻撃ヘリコプターと言われたが空対空戦闘も可能である事から
現在は戦闘ヘリと呼ばれる。

人員輸送ヘリ:元々軍隊が戦場でヘリを使ったのはこれが初めて。滑走路が必要ないヘリは
短時間で戦場に人員を輸送できるため、重宝される。ちなみに、人員輸送ヘリに歩兵を載せて
運用する事を空中機動歩兵と言う。

大型輸送ヘリ:物資を輸送する為の大型ヘリ。もちろん、人員も輸送可能である。

偵察ヘリ:専用に作られた機体に、固定翼機の偵察機と同じ装備を積んで運用される
低柵用のヘリ

哨戒ヘリ:水上艦や潜水艦を探す能力を与えられた機体。飛ぶ場所が水上である為、
地上のヘリとは異なる設計がされているのが普通。また、固定翼の哨戒機がソノブイを
投下して潜水艦を探すのに対し、空中で停止できるヘリの特性を利用し、ヘリから
ソナーユニットを下して潜水艦を探すのが普通である。攻撃用に、短射程のミサイルと
爆雷や魚雷を装備している。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#82020/03/08 11:47
救難ヘリ:空中に停止出来る特性から、沈没しかかった船の乗組員や墜落した
航空機のパイロットの救助を行う為、艦隊には必ず数機艦載されている。
海上自衛隊の場合、離島の救急搬送などにも利用されている。

作業ヘリ:救難作業や、輸送などに使われる汎用ヘリコプター

観測ヘリ:偵察機と区分はあいまいで、何らかの事象を観測する機材を搭載したヘリ
射撃訓練の弾着を観測したり、敵の施設を観測したりする。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#92020/03/08 11:49
軍学シリーズ2

海軍の兵器

海軍の兵器は大きく分けて

水上艦:普通の船
潜水艦:読んで字のごとし

に分けられます。

その中で水上艦は以下に分けられます。

戦闘艦:武器を搭載し、他の船や航空機等と戦う艦船です。
母艦:航空機、潜水艦、上陸艇などを作戦海域まで運んだり、整備
燃料、武器の補給などを行う艦船です。
作戦艦:戦闘を任務とはしていない、その他の艦艇です。

では、戦闘艦から解説します。

戦艦:広義には水上戦闘艦全てを指す場合があるが、艦種としての戦艦は異なる。
国毎に基準が異なるが、旧日本軍の基準に置いては、35センチ以上の口径の主砲を
一門、一基以上持ち、尚且つ、自分が持っている主砲と同等の主砲の攻撃を受けても
防御可能な装甲を持つ艦船とされる。
当然、砲の反動でひっくり返ったり、壊れてしまっては意味が無いので、幅の広い長大な
艦体を持つ船となり。建造費は相当掛かる。(戦艦大和は現在の価値で言うと、新幹線
で東京⇔大阪間工事以上の費用が掛かったらしい)
2019年現在、世界中の海軍で保有してる国は存在しない。(アメリカは動態保存しているが
軍の籍からは除籍済み)
海戦の主役が空母の艦載機になった事で、主役の座を降りたが、かっては戦艦の保有数が
その国の強さを表すシンボルであった。

巡洋戦艦:後述する巡洋艦と、戦艦の中間の船で、主砲だけ戦艦と同等の物を持たせ、防御は
それほど分厚い装甲版は装備しない船。
打たれ弱いと言う弱点を持つが、戦艦より軽いため、スピードが速く、以外にも重宝され
大東亜戦争では戦艦より活躍した。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#102020/03/08 11:53
巡洋艦:名前の由来は帆船時代の武装した外洋航海能力を持つ船から来ている。
装備と重さによって、重巡洋艦と、軽巡洋艦に分けられる。
重巡洋艦は重さ5000トン以上で15.5センチ以上の主砲を一門、一基以上持つ巡洋艦
軽巡洋艦は重さ5000トン以下で15.5センチ以下の主砲を一門、一基以上持つ巡洋艦
と言う基準がありますが、実際には重巡洋艦は20センチ砲を持つものが多かった。
防御力はあまり高くなく、スピードが出せる事の方が重要視された。
主に、空母や戦艦の護衛や、駆逐艦隊の旗艦、海上哨戒等を任務とする。
現在は大きな主砲を船に積む必要が少なく、武器もミサイルが主流になった事から
保有する軍隊は減っており、アメリカ軍とロシア軍にのみ存在する。
ちなみに、大きさの基準なら、海上自衛隊のイージス艦は重巡洋艦クラスである。
現在は砲が主力武器で無くなった為、重、軽の区分はされない。

駆逐艦:元々は大型艦に夜陰に紛れて近づく魚雷艇や自爆ボートから、大型艦を守る
為に作られた小型の戦闘艦。旧日本軍では軍艦に含まれなかった。
3000トンクラスの船体に、対空砲兼用の12センチ前後の主砲を持ち、魚雷、爆雷などで
武装、小規模な艦隊を組んでの哨戒任務や、空母、戦艦の護衛をするのが任務。
特に、潜水艦にとっては天敵とも言える相手だった。現在、世界中の海軍で主力艦は
駆逐艦であるが、駆逐艦を名乗りながら、艦体は重巡洋艦クラスの物も有ったりする。

フリゲート:正確には艦はつかない。駆逐艦より小型の船で、任務はほぼ同じ
旧日本海軍には存在しない艦種であったが、しいてあげれば、海防艦などがこれに
当たるだろう。

コルベット:正確にはこちらも艦はつかない。フリゲートよりも小型の船。
大きさ的には1000トンクラスで有る事が多い。旧日本海軍では砲艦などが
これに当たる。任務は外洋航海は難しいため、沿岸地区の警備や、湖、河川
などで使用された。
自衛隊では艦ではなく艇扱いの船がこれにあたる。

イージス艦:正確には艦種では無く、アメリカが開発した防空システムである
イージスシステムを搭載した艦船を指す。大きさの分類であれば、巡洋艦と
駆逐艦、両方が存在する。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#112020/03/08 11:55
豆知識
砲の数え方は一門、二門と数える、例えば、大和の主砲の場合は主砲塔一基に付き
三門、計三基九門と数える。
よく、砲塔一つを一門と勘違いした書籍をたまに見かけるが、砲身一本で一門である。

また近年は戦闘艦の主武器は砲からミサイルに変化し、砲は有っても、125㎜から155㎜
程度の単装砲、一基一門なのが普通になりつつある。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#122020/03/08 11:56
母艦

母艦とは、自力では外洋航海が難しい小型の艦艇や航空機を搭載、整備、補給する施設を持って、
作戦海域まで輸送する鑑定を指す。以下の様な種類が存在する。

正規航空母艦:水平離着陸をする艦上航空機を運用する能力を持つ空母。第二次世界大戦で
戦艦から海軍の主役の座を奪い取った艦種でもある。
現代に置いては、基本的には、カタパルトを使用して航空機を発艦させ、アレスティング
ワイヤーと着艦フックを利用して着艦させる物を正規空母とすると言う基準がある。
(例外的にスキージャンプ台で発艦させる物もそうであるとの基準もあり)
動力は原子力と通常動力(ディーゼルエンジン)の両方があるが、カタパルトに水蒸気を
利用する為、原子力の方が有利とされる。

軽空母:垂直離着陸機とヘリコプターのみを運用可能な小型の空母を指す。
ただし、後述するヘリ空母との区別はあいまいである。

ヘリ空母:ヘリコプター母艦と言うべき存在、必ずしも空母の形はしておらず、前方は通常の
水上戦闘艦、後方だけヘリコプター用の飛行甲板と言う、第二次世界大戦の航空戦艦の様な
形状の物も少ないが存在する。ヘリコプターしか運用出来ない物と、垂直離着陸機も運用可能な
物が存在する。ちなみに、日本の「いずも」型「ひゅうが」型はヘリ空母である。

航空戦艦:航空巡洋艦:第二次世界大戦で空母の不足した日本海軍が苦肉の策として急造した艦。
前方は水上戦闘艦、後方は飛行甲板と言う形状をしている。当然、発艦は出来ても、着艦は
出来ないので、中途半端な艦となる。また、近年では旧ソ連軍が、水上戦闘艦の側舷に飛行甲板を
取り付けると言う形で航空巡洋艦と言う艦種を作り上げている。こちらは、きちんと、発艦、着艦
が可能である。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#132020/03/08 11:57
その他の作戦艦

揚陸艦:陸軍部隊を輸送し、ただ輸送するだけではなく、港以外の場所に強行上陸させる
設備を保有する艦船。実は、能力や運用形式に寄って複数の種類に別れるので、後述する。

ビーチング型揚陸艦:元々はこの艦種しか存在しなかった。格納庫に戦車を中心とした大型の陸上
兵器と、その乗組員を収容し、目的地の砂浜に座礁に近い形で乗り上げて、艦首のハッチを開いて
そこから戦車や陸上兵器を上陸させる。陸上兵器の補給能力は持っている場合が多いが、
修理、整備能力は持っていない。弱点として、座礁から自力で脱出出来るよう、船底を平らに
作り、バラスト装置(水、油などを移動させて、前後に船を傾ける装置)などを搭載するため
時化に弱く、外洋が荒れていると航行不能であったり、出来ても横揺れが酷く、船に慣れていない
陸軍の兵員が酷い目に合うと言う事がある。
武装は自衛用の最低限の物である事が多いが、上陸支援用の大砲やロケット弾を持っている
場合もある。

ドック型揚陸艦:自分自身は相手の国土に接岸はせず、艦内に上陸用舟艇を搭載して、上陸地点の
近海まで輸送するタイプの揚陸艦。メリットとして、大型艦が作りやすい事、外洋航海に適した
艦形に出来る事、自分自身が敵の陸上部隊に攻撃されない事などがある。現在はこの形が主流に
なりつつある。

強襲揚陸艦:ドック型揚陸艦の甲板を飛行甲板化し、ヘリコプターや垂直離着陸機の運用を可能に
した艦。上陸作戦前に垂直離着陸機で上陸地点を攻撃し、敵部隊を排除後に、上陸用舟艇を発進
させる。ヘリコプターで歩兵部隊を先行上陸させて、敵の港を占領する。など、幅広い作戦が
実行可能となる。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#142020/03/08 11:58
輸送艦:揚陸艦の様に、港以外の場所に味方を上陸させる能力が無い艦船。民間の貨物船や
フェリーが徴用される場合も多い。海上自衛隊の「おおすみ」型輸送艦は、輸送艦と名乗って
いるが、実際には強襲揚陸艦である。

補給艦:水上艦に燃料、食料、水、武器弾薬を海上で補給出来る設備を持った輸送艦の一種。
通常は水上艦に対してのみ、補給能力を持つが、ヘリの運用能力を持っていたり、潜水艦にも
可能な物も存在する。

上陸用舟艇:小型のビーチング型揚陸艦と言った感じの船型の小型艇、それでも戦車一両くらいなら
搭載が可能である。外洋航海能力は持たない為、通常はドック型揚陸艦に搭載されて、作戦海域まで
輸送される。近年はホバークラフト型などが存在する。

掃海艇:機雷を設置、または除去する為の設備を持つ小型艇。機雷は磁力で作動する為、磁力の
反応を出さないために、木造船舶である事が多く、外洋航行能力は低い場合が多い。
その為、前述した掃海母艦と行動を共にするか、場合によっては搭載されて移動する。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#152020/03/08 11:58
救難艦:味方の艦船が嵐や、敵の攻撃で沈没した場合、あるいは沈没寸前の状態になった場合に
救助する艦船。通常は専用の物は、潜水艦への救難専門のものしか作られない。

音響測定艦、海洋観測艦:自国の領海内を回り、ソナーで海底の地形を観測したり、
敵、味方を問わず、潜水艦の航行時の音(音紋と言う)を録音し、データー化する艦船。
こうする事で、味方の潜水艦が敵に発見されにくく、隠れる場所を探したり、逆に敵の
潜水艦の隠れている場所を特定しやすくしたりする。

施設艦:海底ケーブルを施設したり、敵の潜水艦の領海内への侵入を探知する固定式ソノブイの
設置、整備などを行う艦船。その他にも味方や民間の船の航海の安全の為の設備を設置、整備
したりもする。

訓練支援艦:昔は標的艦とも言った。味方の艦船が訓練をする時に、敵艦の役割を演じ、攻撃の
標的を運用する。近年では標的となるドローンの運用能力や、ダミー潜水艦の運用能力も
持っている場合も多い。

訓練艦:新人の士官、兵員を教育するための艦船。かっては退役寸前の旧式艦を当てたが、
近年の艦船の近代化、ハイテク化に伴い、新造される事も多い。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#162020/03/08 11:59
潜水艦

潜水艦には任務による分類と、動力機関による分類が存在する。

動力は通常型と原子力が存在する。

通常動力型潜水艦:普段は浮上して、ディーゼルエンジンで航行すると同時に発電機を回して
バッテリーに充電し、潜水する時はバッテリーで航行する。
当然、潜水中にバッテリーが切れたらアウトなので、バッテリーが切れる前に浮上しなければ
ならない。ただし、近年では発電の為に、ディーゼルエンジン以外の方法を持った潜水艦も
存在し、潜水中でもバッテリーへの再充電が可能な物も存在する。
一見非力な様に見えるが、潜水中、モーターを止めれば、艦から機械的な音が出ない為、
静粛性が高く、発見されにくいと言う利点を持つ。

原子力潜水艦:艦内に原子炉と原子力発電所を持つ潜水艦。有り余る電力を持つ為、何か月でも
潜水したまま行動が可能。真水は蒸留して、酸素は海水を電気分解して作る事さえ出来る。
その為、食料が尽きるまで作戦行動が可能である。(実際は乗組員が持たないが)
ただし、どうしても艦が大型化してしまう為、大陸棚などの近海では行動に制限がかかり、
また、原子炉を止める事が出来ない為、例え停止していても、原子炉の冷却システムの音を
艦が発してしまうと言う弱点がある為、常に発見困難な深海にいる必要があると言う弱点が
ある。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#172020/03/08 11:59
次に任務別の分類

攻撃型潜水艦:通常の潜水艦と言えばこれである。その任務から、原子力型より、通常動力型が
向いている。平時は一定の区間をパトロールし、敵の水上艦や、潜水艦を哨戒し、追跡や、
攻撃を行う。有事はある海域に潜んで、そこを通る敵対国の船を攻撃するのが任務となる。

戦略潜水艦:大型の潜水艦に、海中発射型の巡航ミサイルや弾道ミサイルを搭載して、外洋の
深海を巡回させ、戦争が始まるとなった場合、敵対国の都市や軍事施設に対してミサイルを発射
したり、敵対国からの自国へのミサイル攻撃があった場合、自動的に報復のミサイルを発射する。
自衛の為の魚雷や対艦ミサイルは装備しているが、他の船と戦うのは任務では無い。
当然、核保有国の戦略潜水艦は核ミサイル搭載艦である。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#182020/03/08 12:00
まった、かって存在した潜水艦としては。

潜水空母:戦略潜水艦の海中発射型弾道ミサイルや、巡航ミサイルの発射装置は、この潜水空母
の技術から開発された。数機の攻撃機を潜水しても水が漏れない格納庫に積んで、敵国の沿岸まで
隠密に近づき、奇襲攻撃をしかけると言うコンセプトは、実現しなかったが、攻撃を仕掛ける
存在が飛行機からミサイルに代わっただけで、任務的には同じである。

潜水揚陸艦:計画だけで実際には開発されなかったが、潜水したまま敵国の沿岸に隠密裏に
近づき、魚雷の代わりに、兵員や地上兵器を積んだカプセルを発射し、隠密裏に上陸させると
言う潜水艦。実は魚雷でこういう魚雷があると言う話もあるが、専門の潜水艦としては
開発された事実は無い。

特殊潜航艇:外洋航行能力は持たない為、専用の潜水母艦で輸送されて任務につく。
非常に小型の潜水艦。
浅い湾内などに潜入して、湾内に停泊している敵の艦船を攻撃する。実際に真珠湾攻撃などで
旧日本海軍が使用、一定の戦果をあげている。

人間魚雷:これを潜水艦と呼んでいいのかどうかとも思うが、早い話、魚雷を改造して
操縦席を付けて、人間が操縦して敵艦に体当たりする。当然、行ったら行った人間は100%
死ぬだけの間抜け兵器である。現在はホーミング魚雷があるので、こんな物は北朝鮮でも
作られないだろう。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#192020/03/08 14:14
軍学シリーズ3

陸上兵器

陸上兵器は航空兵器や海上兵器と比べると、カテゴリー分けが難しいのですが、
大きく分けると以下になります。

主力戦車
軽戦車、空挺戦車
駆逐戦車、対戦車車両
装甲車両
自走砲
自走対空砲
自走ミサイル車両
野戦火砲
野戦対空砲
個人携行火器
偵察車両
輸送車両

ただし、二つのカテゴリーに跨る兵器等もあって分類は難しいです。
例えば、装甲兵員輸送車は輸送車両と装甲車両に跨る兵器です。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#202020/03/08 15:35
長いセンズリ🐒

[匿名さん]

#212020/03/08 15:41
🐵だから仕方ないだろうさ

[匿名さん]

#222020/03/08 16:12
主力戦車:陸上兵器の王者、陸上兵器に限って言えば、主力戦車とサシで勝負して勝てるのは
主力戦車だけ。そう言われる兵器です。定義としては、キャタピラで移動し、あらゆる地形を
走破可能で、強力な水平射撃型の戦車砲を装備し、自分自身が装備した戦車砲と同等の
攻撃を防御可能な正面装甲を持つ。残念ながら、側面と後方、上方、底面の装甲は
劣る(構造上側面は厚く出来るが、後方と上方、底面は出来ない、側面は厚くすると
重くなりすぎてしまう)
戦車砲以外には、戦車砲のすぐ横に同軸機関銃と砲塔上に対空にも使用可能な機関銃を持ち
また煙幕の発生装置などを装備している。
近年の戦車の中には戦車砲から対戦車、対ヘリコプターに使用可能なミサイルを発射出来る
物も存在する。
かっては走行中に砲撃する場合、前方にしか出来なかったが、現在は側面にも可能で、
ドリフトしながら発砲して命中させるなどの荒業も披露できる戦車も存在する。
また、高度な情報処理能力を持つコンピューターも装備し、情報の共有能力もあったりする。
弱点は大きく重いので、輸送機などで運ぶのが困難である事。正面切って戦うのは強いが
奇襲攻撃に弱い事。そして、空からの攻撃にはほぼ無力な事である。


軽戦車、空挺戦車:主力戦車の弱点である、大きく重いを克服する為、輸送機でも運べる
大きさ、重さの小型車両に、戦車砲だけ、主力戦車と同等の物を積んだ戦車。
当然、防御力は低くなる。その為、戦車と正面切って戦うことは基本的にしない。
ただし、急速展開する場合に歩兵部隊の強い味方となる為、各国とも何らかの形で
装備している。空挺戦車は軽戦車のパラシュート降下能力を持つ物であるが、現在は
諸問題があって、姿を消しつつある。ちなみに自衛隊の16式機動戦闘車はこのカテゴリーと
駆逐戦車に跨る兵器と言える。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#232020/03/08 16:13
駆逐戦車:対戦車車両や軽戦車の中で、特に防御力は主力戦車に負けない物を持たせ、その
代わりに、砲塔を廃止し、ボディーに直接戦車砲を取り付けた物

対戦車車両:せいぜい機関砲クラスの攻撃に耐えられる程度の装甲か、あるいは装甲されて
いない車両に、戦車を撃破可能な大砲か、対戦車ミサイル発射機能を付けた車両。
厳密に分けると、対戦車自走砲と自走対戦車ミサイルに分けられる。当然、奇襲攻撃や
待ち伏せなどで攻撃しない限り、先に撃たれたら一方的にやられてしまうが、主力戦車と
比べれば、安価に数を揃えられる。輸送機で運びやすい、等のメリットがある。

自走砲:榴弾砲、迫撃砲、加農砲(砲の種類については後程)を専用に作られた車体、
あるいは旧式の戦車の車体を流用した車体に載せた物。フォルムが戦車に似ているので
勘違いされる事もある。基本、戦車の砲や歩兵が持つ砲は目に見える範囲の相手を水平
射撃で攻撃するが、自走砲の砲は山なり射撃で、見えない程の距離の相手を攻撃するのに
使われる。また、小型の迫撃砲を除けば、移動しながら射撃は出来ないのが普通であり。
砲塔があっても、旋回は出来ないのが普通である。
大砲は通常は野戦砲と言って、車両で牽引して運び、砲兵陣地を構築してそこに設置
射撃をするのが、近年までは普通であったが、レーダーの発達により、砲弾の飛翔してきた
方向と距離から、偵察部隊に発見されなくとも、砲兵陣地への攻撃が可能になった事から
発射後、すぐに移動する必要が出てきた為、開発された兵器である。当然装甲は無いか、
あっても、小銃や砲弾の破片、軽機関銃相手程度の防御力しか無い。

自走対空砲:高射砲、あるは機関砲を戦車を流用した車体に載せたもの。こちらは敵の攻撃に
晒される事も多い為、きちんとした装甲を持つ。近年はレーダーとコンピューター制御で
自動的に標準を付け、自動的に発砲される為、低空に降りてきた固定翼機やヘリコプターへの
命中率は高い。ただし、高空を飛ぶ相手には命中率が低い事から、ミサイル車両に取って代わられつつある。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#242020/03/08 16:14
自走対空ミサイル:通常は装甲はされておらず、トラックか軍用SUVに発射装置を搭載し
走行しながら発射可能な短射程の物と、走行しながらの射撃は不可能な長射程の物の
両方が存在する。戦車部隊への随伴能力を持つ物が普通であり。味方の部隊に随伴し、
空からの攻撃に対して味方を守るのが任務である。
例外的に装甲されている物は対戦車と共用出来るミサイルが装備された物も存在する。

防空ミサイル:ここで説明しておく。大型トラックに発射装置を積んだ車両と、レーダー車両
射撃統制車両で隊列を組んで、移動、防空陣地を構築して部隊を守るのでは無く、広範囲の
地域を守るのが任務。航空機だけでは無く、巡航ミサイル、弾道ミサイルも迎撃出来る能力を
持つ物も存在する。話題にあがる、パトリオットPAC3やTHAADはこれである。
ちなみに、我が自衛隊では航空自衛隊が運用している。


自走ロケット砲:専用の装甲された車体に40〜80発くらいのロケットランチャーを載せて、一斉射撃
で、個別の目標では無く、あるエリア全体を焼き払う為に使用される。
近年は小型のランチャーを軍用トラックや軍用SUVに搭載したタイプ(装弾数は半分くらい)も
存在する。弱点としてはロケット弾の特性として、無誘導なので、強風の時にそれる事、
装甲された相手には効果が低く、主力戦車などには効かない等の弱点がある。

野戦火砲:いわゆる大砲。基本的に折り畳み式で車輪のついた物を、軍用トラックや軍用SUVに
牽引して戦場に運び、そこで組み立てられて陣地を構築して使用される。反動が凄いので、半分
地面に埋めたりなどして使用される。また物によっては低速で自走も出来る(走れるだけ)
近年は自走砲化が進んでいるが、コスト面の問題と、自走砲が侵入不可能な地形でも設置出来る
事から、完全に姿を消すことは無いと考えられている。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#252020/03/08 16:17
火砲の種類

榴弾砲:普通の大砲と言えばこれである。榴弾とは爆発する弾の事で、歩兵や、建物、非装甲の
相手に効果が高い。基本的に後方から前線にいる味方を援護する為に、山なり射撃を行うが
榴弾以外に徹甲弾を発射も可能で、装甲された相手にも効果がある攻撃も可能である。
本来の使い方では無いが、水平射撃も不可能では無い。

迫撃砲:大砲といっても、こちらは砲口の先端から砲弾を投入すると発射される、簡易的な砲
射程距離は榴弾砲と比べると短いが、小型に作れる為、歩兵部隊が運用して、歩兵の援護に
使用される。こちらも基本は山なり射撃で、特性上水平射撃は不可能。

加農砲:榴弾砲の砲身の長さを意図的に長くして、射程距離や命中精度を高めた物。
ただし、近年の技術革新から、あまり作られなくなっている。

対戦車砲:かっては戦車に対抗できる攻撃手段は。少なくとも一部の爆発物を除いてこれしか
無かったため、ベトナム戦争の頃までは利用された。水平射撃で、戦車の装甲もぶち抜ける
徹甲弾を発射出来る砲。比較的小型で数人の兵士で運用できた。近年は、個人で運用可能な
対戦車兵器が開発された事から、姿を消している。

歩兵砲:歩兵部隊が運用可能な小型の砲。当然、水平射撃で利用される。近年は無反動砲など
個人携帯可能な砲に置き換えられている。


野戦対空砲:仰角を45度以上、90度位にまで上げる事が出来る速射砲、あるいは機関砲。
野戦火砲同様、折りたたまれて車両に牽引されて運ばれる。こちらは陣地などは作られない
場合も多く、駐屯地、基地を防御するのに使用される。かっては勘に頼った射撃で弾幕を
張って防御し、命中率は高くなかったが、現在は砲自身がレーダー、射撃制御コンピューターを
搭載して、低空に侵入してくる相手への防御には現在も高い能力を発揮している。
ただし、高空に居る相手には命中率は高くなく、ミサイルとペアを組んで使用

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#262020/03/08 16:25
コピペバカ田😃

[匿名さん]

#272020/03/08 16:29
輸送車両:民生品のトラックや、SUV(ジープなど)を軍隊の要求に答えて改造した物、また色を
塗っただけで、そのまま使用している場合もある。基本的に整地された道路だけを走る訳では無いので
足回りを強化され、全輪駆動化されているのが基本である。さすがに防弾化はされていないのが
基本であるが、近年は陸上自衛隊の軽装甲車の様に、小銃や地雷への防御力を獲得している車両も
存在する他、対戦車ミサイル、無反動砲、対空ミサイルなどの運用が可能な車両も存在する。


工兵車両:戦う為では無く、陣地を構築したり、あるいは道無き場所に簡易的な道路を
作ったり、橋を架けたり、地雷を撤去する為の専用車両で、以下の様なものが存在する。

装甲ブルドーザー、パワーショベル:専門の装甲された車体に、ブルドーザーの歯や、
パワーショベルのアームを付けた物、戦車にユニットして取り付けられるタイプもある。
危険な場所で、味方の陣地を構築したり、障害物を撤去、爆破したり出来る。
また。近年の物は外部からリモコンでコントロールして作業可能な物も存在する。

架橋車:戦車が渡っても壊れないレベルの橋を短時間で川に架ける事が出来る車両。
幅の広い大河なら、浮橋を掛けられる物も存在する。

地雷原破壊車:戦車か、専用の車体に、地雷原を破壊する特殊なローラーを付けて、地雷を
作動させ、(本体には影響が無いように工夫されている)地雷原を処理するタイプと、
前述した自走ロケット砲に近い車体で、比較的短い距離でかつ広範囲に爆発物を散布して
地雷を破壊して、地雷原を処理するタイプが存在する。

掩体作業車:ウルトラマンとかサンダーバードに出てくるモグラタンクそのままの車体。
あまり深くは潜れないが、短時間で、戦車やその他の車両、野戦砲などを地下に隠す
掩体を掘る事が出来る。


地雷散布車:地雷原破壊車とは逆に地雷を自動で等間隔に散布して、土を掛ける車両
特に日本の自衛隊の物は水陸両用車で、浅い海や砂浜にも地雷を埋設出来る。

その他の工事車両:道路工事や土木工事に使われる様々な車両を軍隊の要求に合わせた
改造などを施して保有。ロードローラー、ダンプカーなど一般的な物が存在する。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#282020/03/08 16:30
個人携行火器

個人、または分隊規模で運用出来る兵器の事。
以下の様な種類が存在する。

拳銃:所謂ピストルの事で、小型の弾丸を使用し、片手で扱える代わりに、有効射程距離は20〜30メートル程で
威力も対人には有効であるが、装甲された相手にはほとんど効果は無い。
基本的に一般兵は持たず、士官やパイロット、運転手の護身用として軍隊では使用される。

小銃:いわゆるライフル銃、弾丸は口径は拳銃と変わらないが、弾の長さは長く、発射の為の火薬の量も多い。
ちなみに、昔は現在の対物ライフル以上の大きさの大銃と呼ばれる銃も孫座したが、現在は存在しない。
元々は単発撃ちしか出来ない物であったが(ただし、手動で連発は出来た)現在は弾の発射と同時に次の弾が
装填される自動小銃が基本で、機関銃の様にフルオート連射も出来る。その為、後述する軽機関銃との区別基準は
あいまいになりつつある。基本、装弾数は少なく、様々なアタッチメントを利用できる個人用の銃が小銃といえる

短機関銃:英語で言うとサブマシンガン、またはマシンピストル。拳銃弾を使用する小型のマシンガンで、基本的には
軍隊では対テロの市外戦や室内戦などで使用されるほか、戦車の乗組員の護身用に使用される。小型なので、取り回しが
楽なのが利点だが、破壊力は低く、射程距離も短い為、野外戦には向いていない。

軽機関銃:自動小銃で利用される弾丸と同じくらいの口径の物を使用する機関銃、基本的に個人で携行し運用されるが、
専用の台に載せて利用される場合もある。自動小銃より装弾数が多くベルト式の弾倉から装弾も出来る為、小銃装備の
他の兵士を支援したり、制圧射撃をおこなったりする為に利用される他、戦車のサブウェポンとして装備されたり、
装甲車などの自衛用武器とされる。

重機関銃:人間が個人で携行するのは不可能な、大口径の機関銃。反動が強い為、専用の台に固定されて利用される。
こちらは破壊力が高い為、装甲された相手にもある程度の効果がある為、陣地防御などに利用される。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#292020/03/08 16:31
グレネードランチャー:元々は手榴弾を人間が投げた場合より遠くに飛ばす、一種の迫撃砲であったが、進化し、専用の弾が使用される様に
進化した。基本的に対人や、非装甲の車両を攻撃する為の破片弾丸を使用するが、対装甲用の弾丸や、ナパーム弾なども使用出来る。
日本語で言えば擲弾発射装置。6〜8発発射出来るリボルバー型の者と、一発づつしか撃てないが、小型で、銃に取り付けられる物
などが存在する。

ロケットランチャー:所謂バズーガ砲の事。筒の内部、または先端にロケット弾を装填し、電子ライターに近い装置で点火して発射する。
個人が携行できる武器では最大レベルの破壊力があった為、かっては対戦車兵器として重宝された。
弱点はロケット弾は真っすぐ飛ばない場合が多く、命中には一定の技術と相手に近づく必要があった事である。
ちなみにバスーガは正確には砲ではなくて、ランチャーで、バスガーは愛称である。
元の意味は金管楽器のラッパの部分を指す言葉らいしい。


無反動砲:弾の発射と同時に後方に爆風か、錘を飛ばす事で砲弾の反動を0に近いレベルまで抑えた砲。近年はロケットランチャーに代わって
個人が携行できる大火力として使用される。様々な砲弾を使用可能で、対人榴弾、対戦車徹甲弾、信号弾、などを使用可能。
弱点は後方に爆風や錘を飛ばすため、後方が開けていないと自分や味方に被害が及ぶ事。発射位置を悟られやすい事。

個人携行型ミサイル:対空ミサイルと対戦車、対舟艇兼用ミサイルの二種類がある。両方とも所謂ホーミングミサイル、誘導弾まなので、
命中率が高く、しかも、個人で扱える為、かなりの戦果を挙げている。特に、対空ミサイルは、かっては低空にいるヘリや低空に侵入した
固定翼機にしか当たらなかったが、現在は高空を高速飛行する固定翼機にも命中可能な物も出てきている。その為、戦闘ヘリコプターが
あまり使われない原因ともなっているらしい。
弱点は弾が高価なので、ロケットランチャーや無反動砲を駆逐するほどは普及していない事。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#302020/03/08 16:38
銃、砲の弾丸

通常弾:主に拳銃で使われ、ライフル銃ではあまり使用されない。鉛の弾頭に銅のカバーを付けた物。貫通力は低く、防弾チョッキ等で容易に
止められてしまう弱点があるが、人体に命中すると弾が潰れて体内に止まり、強い衝撃波を人体に与え、口径の大きいものはその衝撃波で急所を
外れていても致命傷を与える事が出来る。弱点は貫通力が低い為、対物には効果が低い事。

徹甲弾:硬い鋼鉄などの芯に鉛を巻いたり、タングステンや劣化ウランなどの極度に硬い金属の芯に鋼鉄を巻いて、銅、または同じく鋼鉄のカバーを
取り付けた弾丸。貫通力が高く、比較的軽度な装甲なら敗れる為、軍用ライフルや機関銃の弾はほとんどがこれである。
弱点は貫通力が高すぎて、逆に人体には急所に命中しない限り、殺すことが困難な事である。(ただし、殺すより、大怪我をさせて生かして置いたほうが
効果が高いと最近は考えられている)

榴弾:爆発する弾、内部に芯の代わりに火薬と信管が詰められており、命中すると爆発する。爆発の爆風と、弾自身の破片が飛び散って相手を殺傷する
別名は破片弾であるが、あまり使われない言い回し。性質上、歩兵や、非装甲の車両に効果が高い。戦車等にはあまり効果が無い。

徹甲榴弾:徹甲弾の中の後ろ半分に火薬と信管を詰めたもので、硬い徹甲弾で相手の装甲をぶち抜いた後、内部で爆発する事で、相手の戦車や艦船を
破壊する。

徹甲焼夷弾:徹甲弾の後ろ半分にナパーム剤を詰めて、命中すると内部で火災を起こさせる弾丸。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#312020/03/08 16:38
曳光弾:攻撃力は無いが、発射されると花火の様に光を発しながら飛ぶ弾丸。機関銃や機関砲の弾倉の中に、ある割合で混ぜて置き、自分が撃っている
球筋を見極めるのに使用される。


信号弾:攻撃に使う弾では無く、音と光、煙などを出しながら、一定の距離を飛ぶ弾、通常は専用の信号弾拳銃から発射されるが、
近年ではグレネードランチャーからも発射される。(そもそもグレネードランチャーは信号弾拳銃が先祖とも言われている)

照明弾:空中に向けて、榴弾砲や迫撃砲で打ち上げられると、パラシュートが開き、サーチライトの様に明るい光を発しながら、ゆっくりと
降下する。夜間の戦闘時に戦場を照らすのにしようされる。

マグナム弾:軍用の銃ではあまり使用されないが、主に拳銃で使用される、弾頭は通常弾である事が
多いが、稀に徹甲弾の物もあり、薬きょうが通常の物より大きく、発射薬が大量に使用される。
その為、弾丸の初速や運動エネルギーが高くなり、破壊力が増す。ちなみに、どこからがマグナムと
言う基準は無いが、発射する拳銃は通常の物より頑丈に作る必要がある。
また反動は大きいが、よく言われるように肩が外れたり、使用者が吹き飛ぶほどの反動は
もちろん無い。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#322020/03/08 16:39
その他の個人用火器

手榴弾:個人で携行出来る爆発物。昔は時限式タイマーなども利用されたが、現在はピンを抜いて、安全レバーが外れると数秒後に爆発する。
(ピンを抜いただけでは爆発しない)実は爆風だけではそれ程の破壊力は無く、目の前に落ちるなどしなければ人を殺せる程の爆発力は無い。
ただし、本体が尖った複数の破片になる様に作られており、その破片が飛んで人を殺傷する。
また、対戦車手榴弾など、爆風を集中させて破壊するタイプの物もかっては存在したが、現在の戦車には通じない。

銃剣:大型のナイフ、または短剣を銃の先端に取り付けて、簡易的な槍として使用するための武器。かっては銃の信頼性が低かったり、連射力が
低い為、護身用として発明された、現在においても、突撃時や乱戦の時には立派にしようされる。また、近年では鞘と組み合わせて、ワイヤーカッター
として利用したり、片側が鋸になっていて樹木を切れるなど、サバイバルツールとしても使用できる。自衛隊にはこれを使う技術として、
銃剣道と言う武道と、銃剣格闘術と言う武術が存在する。

小銃擲弾:小銃の銃口にアタッチメントを取り付け、空砲を装填、銃口の先端に取り付けて発射する爆発物。破壊力は手榴弾より少し強い程度であるが
手榴弾より遠くまで飛ばす事が出来る。近年でも使用されているが、セパレート式のグレネードランチャーに緩やかに変更されつつある。

カービン銃:和訳すると騎兵銃。現在は騎兵は存在しないが、銃の本体だけ通常の小銃の物だが、銃床(ストック)と重心を短く、小さく作って
携行しやすくした物。空挺部隊や特殊部隊の装備として使用されている。日本でも89式小銃にカービンバージョンが、アメリカではM-16を改造した
M-4などが存在する。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#332020/03/08 16:42
装甲

そもそも装甲とは、機械や生物を他の物体との衝突や熱などから守る為に、何らかの処置を
した物、または処置をする事を指し、必ずしも軍事と関係のある事では無いが、基本的に
軍事とは切っても切れない関係であり、古代の軍隊も含めると、材質は金属だけでは無く、
紙、皮革、布、木材等も含まれる。

現代の装甲

現代の装甲は大きく分けで、材質と構造に分かれる。以下に示す。

鍛造装甲:材質は鋼鉄。鉄板を鍛冶技術で叩いて鍛造して作られる。第二次大戦の装甲と言えばこれだった。
弱点は曲面を作れないので、完成後の形が立方体になってしまう事。複雑な形は作れない事
現在はあまり利用されていない。

鋳造装甲:液体状に溶かした鉄を、砂などで作った型に流し込んで自然に冷えるまで待って作られた装甲
複雑な形の装甲板を作れると言う利点があったが、鋳造鉄と比べると頑丈さに欠ける為、どうしても装甲を
分厚く作る必要が有る為、重くなってしまい、第二次大戦時は避けられた。現在は表面だけ焼き入れして
鍛造鉄と同じ強度を待たせる事が可能であるが、あまり利用されていない。

表面硬化装甲:鋳造装甲を焼き入れや薬品による強化で強化したもの。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#342020/03/08 16:45
アルミニュウム装甲:アルミは鋼鉄の三分の一の比重しかない為、軽量化の必要のある装甲車や航空機の
装甲として開発された。しかし強度面は弱く、結局鋼鉄製の装甲と同じ強度を持たせようと思うと
同じ重さになってしまう。またアルミは耐熱性が低く、HEAT弾等、熱を使った破壊力には防御力が
ほとんど無いと言う致命的な弱点もある、しかし、徹甲弾などに対しては防御力が有る為、
水陸両用車や空挺戦車の装甲として再証された。現在は姿を消しつつある。


チタニュウム装甲:チタニュウムは鋼鉄の半分の重さで鋼鉄と同じ防御力があると言われ装甲の素材と
しては一級品だが加工の技術が難しく、材質としても効果なのが難点。その為、今の所、主装甲として
全体の装甲に使用はされていないが、有名なA-10攻撃機にはパイロットと操縦系統の装置保護の為、
”バスタブ”と言われる風呂桶型装甲が操縦席を覆っている他、戦車のハッチや側面装甲に使われたする。

劣化ウラン装甲:非常に硬い金属の劣化ウランを装甲の一部に使用する方法、アメリカ軍のM-1A
戦車の一部に部分的に使用されているらしいが、詳細は不明。


以上が装甲の材質による違いである。
これより、構造の違いを示す。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#352020/03/08 16:50
傾斜装甲:鍛造装甲の装甲板を一定の角度で傾斜させた装甲。弾速の遅い砲弾や、ミサイルを滑らせて
直撃を防いで防御出来る、爆風を真っすぐに受けずに逸らせるなどの効果があり、同じ厚さの装甲板を
垂直に立てるより防御力が増す。しかし、近年の砲弾やミサイルの技術革新により、傾斜装甲でも
滑らない高速の物が増えた事、また画期的な対装甲弾、HEAT弾やAPFSDS弾等には有利な効果が無い為
第三世代戦車では代用されなくなっている。

湾曲装甲:こちらは鋳造装甲で作られる、わざと球体の様な局面の構造にする事によって、傾斜装甲と
同等の効果を与える事が出来る。傾斜装甲と同じ理由で近年は使われなくなっている。
ちなみに、61式戦車や74式戦車の砲塔に使われており、現在でも目にすることは出来る。


空間装甲:主装甲板の外側に、一定の隙間を開けて薄い副装甲板を設置したもの。
徹甲弾など、貫通力を高めて対象を破壊する弾丸や砲弾は、極端に薄い物や柔らかい物以外の
物を槓子すると、その貫通力を大幅に失うと言う性質が有る為、この方法では同じ重さの鍛造装甲や
鋳造装甲より、高い防御効果を得ることが出来る。また、粘着弾の爆風ややHEAT弾のメタルジェットも、
副装甲を渕破った時点で内部の空間内に拡散してしまい、主装甲に対する威力を大幅に減らして
しまうと言う特性があり、高い防御力を発揮できる。

複合装甲:現在の装甲で最も防御力が高いとされる装甲。単一の素材では無く、金属、セラミック、ゴム、
ジェル等を張り合わせて作成される。ある素材は貫通力に強く、ある素材は熱に強く、ある素材は衝撃波を
分散すると言った具合に異なる性質の素材を貼り合わせる事に撚り、ある単一の素材で作った装甲と
同じ厚さ、同じ重さでも倍以上の防御力を発揮できる。弱点はコストが高い事と、複雑な形を作成するのが
困難な為、曲面を描く様な外見を作れない事等である。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#362020/03/08 16:51
チョバムアーマー: 複合装甲の一種。詳細は機密事項であるが、一番外側の装甲と一番内側の装甲以外を
単一の板ではなく、ブロック状のパケットにすることで、複合装甲と空間装甲の両方の特性を持たせたもの。
ただし、セラミックのパケットが簡単に割れてしまう為、間に単一の板上の装甲を入れないと、防御力が
低下すると言う弱点があるらしい。詳細は機密事項が絡むため、不明である。

爆発反応装甲:装甲板の外側に、ブロック状の爆発物を張り合わせて全体を覆う方式。砲弾が命中すると、爆発物が
反応して爆発し、貫通弾を逸らし、熱や衝撃波、メタルジェットは中和することで防御する。高い防御力を発揮出来る
半面、元来単一の素材で防御可能な機関銃弾などでも爆発物が反応してしまったり、また近くを走行中の味方戦車の
装甲が攻撃をうけてもいないのに反応してしまったり、味方の随伴歩兵が巻き漏れてしまったり、装甲車や補給車などが
巻き込まれてはかいされてしまう等の弱点がる。また、攻撃を受けていない場所の爆発物が返納してしまい、全体の
防御l力が低下するなど、課題が多い装甲でもある。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#372020/03/08 16:51
以上が加工方法による装甲の違いである。それ以外の装甲を以下に示す。

追加装甲:先に主力戦車の項目で述べたが、戦車の装甲で一番厚く頑丈なのは正面装甲であるが、上面装甲や
後面装甲は構造上薄く成る事を避けられない。また、側面装甲は厚くすると重すぎる、幅が大きくなり過ぎると
述べたが、これを克服する為の装甲で、取り付け、取り外しが容易な構造を装甲対象の本体と装甲自身に
行って、簡単に取り付け取り外しを行える様にした物である。これらの装甲は必ずしも装甲板ではなく、
鎖状であったり、金網状であったりする。その性質上、空間装甲や複合装甲の特徴を併せ持つことも
可能となる。弱点は、輸送状態では取り外し。行軍開始前に取り付けなければならないので、その分
部隊の展開に時間がかかる事、その為の設備や人員の確保が必要な事である。
また、装甲そのものを交換できる場合はユニット装甲と呼ぶ。

対処防御:これまでの装甲は、命中を受けた後、それを防御する事を念頭に置いた方法であるが、
判りやすく言うと、「当たらなければどうと言う事は無い!!」を実現する為の方法。
既に艦船の防御は装甲からこちらに移行している。ゴールキーパーシステムと言われる、CIWSなど
独立してレーダーやセンサーで飛来物を発見し、自動で迎撃する機関砲や、短距離速射型のミサイル
システムや、地雷や機雷を誤動作させる妨害信号の発生装置などがある。
また、航空機はそもそも重くなるので全体を装甲で覆う訳には行かないので、熱源探知式ミサイルに
対してフレアと言う高熱を発する一種の花火を打ち上げて、誘導を狂わせる方法を、レーダー探知式
ミサイルに対しては、チャフと言うアルミ箔を刻んだ物を打ち上げて、レーダー波を乱反射させて
誘導を狂わせる方法が、防御手段として存在する。
魚雷に対しては音響誘導を狂わせるダミー音を出す装置や、水上艦に置いては、ワイヤー製の投網を
発射して魚雷を絡め捕って沈めてしまう装置。自爆ドローンに対しても、霞網や投網を自動で展開する
装置等が研究されている。また、地雷にも、一種の信号波を発して、先に誤爆させてしまう装置
などが研究されている。ちなみに、巡航ミサイルや弾道ミサイルには見知る防衛システムが存在

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#382020/03/08 16:52
ハイハイ頭狂幼稚園児🤣

[匿名さん]

#392020/03/08 16:57
の他の装備、武器

火炎放射器:ゲル状にしたガソリンを不燃性の圧縮ガスで噴射し、それに火を付ける事で、火炎を10メートル程放射する武器。基本的には敵のトーチカ
などを焼き払う為に使用される。基本的に工兵が危険物や障害物を破壊するのに使うものだが、狭い場所に籠る相手に対して使うと、直接焼き殺す
事が出来なくても、酸欠で窒息死させる事が出来る為、塹壕戦や対ゲリラ戦で利用される事もある。

補給車両:基本的には専門に開発されたものは少なく、普通の軍用トラックやタンクローリーに、食料、武器弾薬、燃料、水などを積んで
部隊の展開場所に運ばれるのが通常であるが、一部、戦車や自走砲用に専門の装甲された補給車両が存在し、走りながら、射撃しながら
弾薬や燃料の補給が出来る物も存在する(ただし、燃料は引火の危険性があるので、通常は停止して行わる)


野外炊事具:災害の時などに、活躍する映像がニュースなどで流れたので、ご存知の方も多いとおもう。トラックなどで牽引されて運ばれれ
戦場で食事を作るのに利用される。日本の自衛隊の物は走行しながら炊飯も可能である(芯ができるので、通常はしない)
似たような装備は世界中の陸軍が装備している。ちなみに陸上自衛隊の場合、中隊ごとに保有しており、この装備の係りの人間は数か月
糧食班

に研修に行かされるww

浄水装置:河川や湖沼の水を浄化し、飲料水を作る装置。トラックで運ばれ、
水辺に設置されて使用される。洪水の時などにも利用される。

移動式洗濯機:大型のテントと発電機、洗濯機、乾燥機を野営場所に設置し、兵員の被服を洗濯、乾燥する装備、
震災で避難している人たちの服を選択するため被災地
で使用されている。

野外入浴設備:組み立て式の風呂桶、シャワー設備、発電機、ボイラー水タンクからなる装備一式で
大型テント内に簡易銭湯の様な物を設置する。
おそらく、我が日本の陸上自衛隊だけが保有している装備だと思われるw
大規模で長期間続く演習などでは利用されるが、数日間の演習なら利用されない。
東日本大震災や関西大震災では実際に利用されている。近年の台風による洪水被害に置いても使用された

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#402020/03/08 17:00
ミサイルの種類

ミサイルは分類すると以下の様な種類になる。

弾道ミサイル:山なりの弾道を描いて飛ぶミサイル。射程距離はあらゆるミサイルの中で最大級に達する。必ずしも宇宙空間まで飛ぶ訳では無い。
一定の高さまで飛翔した後、弾頭を切り離し、軌道計算された軌道で突入される。誘導は、GPSやレーダー等は使用されず、機械式ジャイロなど
ITL装置で行われる。迎撃が困難で、動かない相手、または地点にはそこそこ命中率を発揮できるが、ある程度それる事は想定済みで、それても
高い破壊力を発揮するために、核爆弾や毒ガスなど、大量破壊兵器の弾頭を装備するのが通常である。

巡行ミサイル:弾道ミサイルとは逆に、地面に平行に飛ぶミサイル。射程距離で弾道ミサイルに負けるが、低空を地形に沿って飛ぶ軌道を
描き、自身のレーダーとGPSで誘導される為、命中率は弾道ミサイルに勝る。弱点は、発見が困難でありながら、発見されると容易に迎撃
されてしまう事。弾頭はクラスター爆弾が多く使われるが、もちろん、核の搭載も可能である。

空対空ミサイル:空を飛ぶ物から発射され、空を飛ぶ物を狙うミサイル。戦闘機や攻撃機に搭載される。誘導方式によって、ARH式、SARH式、IR誘導式
ビームライディング方式に別けられる。航空機を迎撃する場合、必ずしも直撃させる必要は無い為、近接信管が使用されるが、弾道ミサイルや
巡航ミサイルを迎撃する場合は、直撃させる必要がある為、接触信管が使用される。

空対艦ミサイル:航空機から水上艦艇を狙って発射されるミサイル。射程距離が短い物はIR誘導式が多いが、射程距離が長いものは慣性誘導で艦艇の
存在する海域まで飛び、終末誘導はARH式を取る。発見、迎撃されないよう、海面スレスレを高速で飛行して目標に接近して攻撃する工夫がなされて
いる。信管は接触信管である。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#412020/03/08 17:01
空対地ミサイル:航空機から地上の移動可能物(戦車や装甲車両)を狙って攻撃するミサイル。誘導方式は基本的にはIR誘導方式である。装甲にも
有効な爆発方式を装備した近接信管を持つのが基本で、上空から装甲の薄い上部を狙って発射される。


対レーダーミサイル:レーダーサイトや、艦船のレーダー、対空車両のレーダーの電波を探知して追跡するミサイル。航空機を迎撃する為の施設を
破壊するために開発された。弱点は、ミサイルの接近に気付いた相手にレーダーを止まられると誘導不可能になってしまう事。その為、近年では
IR誘導機能を持っていたり、GPSやITL装置で最後にレーダー電波を探知した地点まで誘導される二次誘導設備を持っている。

地(艦)対空ミサイル:対空車両や艦船に搭載されて、自分自身や随伴する部隊を守るために、航空機を迎撃するミサイル。誘導はSARH式、IR式
画像誘導式、一部ビームライディング式が使用される。向かって来た相手を攻撃して迎撃するのが目的なので、射程距離はあまり長く無い。
近年は歩兵が個人で持ち歩ける物も存在し、高空を飛ぶ固定翼機にも命中可能なものさえ存在する。
空対空ミサイルが地上から発射可能に改造された物や、独自に開発された物、車両に積んでの運用と歩兵の個人携行の両方が可能な物などが存在する。

地対艦ミサイル:地上の設備や車両から発射可能な対艦ミサイル。航空機用の物や艦船用の物を改造した物が多い。(まず専門で開発されない)
誘導は味方の哨戒機や艦船、衛星などが発見した敵艦の居た位置まで、GPSやITL装置を利用して誘導し、敵艦の近くに接近後はARH式で誘導される。

地対地ミサイル:早い話が、射程距離が短い弾道ミサイルや巡航ミサイル。専用の車両から発射される。通常は個別の敵を攻撃する物では無く、ある
地点を攻撃するミサイルである。その為、誘導はGPS誘導が主である。

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#422020/03/08 17:01
艦対艦ミサイル:これの発達が海上から戦艦などの大型艦を消した事になった。射程距離は100キロを超え、さすがに艦体のどこに当てるかまでは
ピンポイントには行かないらしいが、大砲と違って誘導される為、命中力も高く、命中によって装甲に穴を開ける、いわば運動エネルギーによる
破壊力は砲弾に劣るのが弱点。誘導は航空機型や地上型と同じく、GPSやITL装置で艦船を発見した位置まで誘導し、最終的にはARH式で誘導
命中させる。近年では水上艦だけでは無く、潜水艦の魚雷発射管からも発射可能で、危険を冒して近接し、魚雷攻撃するより、こちらが
使用される。


対戦車ミサイル:装甲を打ち抜く為に工夫された弾頭を持つミサイル、ヘリコプターや、装甲車両はもちろん、軍用SUVなどからも発射できる他
近年は歩兵が携行できる小型の物も存在する。誘導はかっては有線ケーブルを利用し、人間がリモコンで操作する物が主流だったが、
コンピューターによる自動化が進み、現在ではケーブルレス誘導が主流で、こういった誘導方式はビームライディングと言われる。
装甲を打ち抜く為に、爆発力が一点に集中する為、装甲されてない相手には効果が薄いと言う弱点が存在する。

ロケット弾:かっては空対空戦闘にも使用されたが、現在は空対地戦闘と、地対地戦闘に使われる。無誘導の為、移動が遅い相手にしか単発で
命中させるのは難しい為、通常は点の相手を攻撃せず、面の制圧などに使われる。通常は装甲されていない相手に対して使われるが、
対戦車ロケットなど例外も存在する。また近年は姿を消しつつあるが、対潜ロケット弾と言う物も存在し、これも面の制圧を行って
潜水艦がいそうな海域に一定範囲でロケット弾をばら撒き、一発でも潜水艦に当たると、残りの全部が誘爆し、水圧で潜水艦を潰すと言う
方法だが、弱点として、味方の潜水艦にも水圧で悪影響を与えたり、味方の艦船の対潜水艦装備に悪影響尾与える事がある事である。
また、ロケット弾は基本的に無誘導だが、先にも述べた通り、近年ではGPS誘導ロケット弾も存在する。

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#432020/03/08 17:04
ミサイルの誘導方式

ARH式:アクティブレーダーホーミングの略。ミサイル自身がレーダーを持ち、ロックオンと発射まではミサイル母機のレーダーとコンピューターが
行うが、発射されたあとはミサイル自身のレーダーとコンピューターが標的を追いかける為、発射母機は戦場から離脱したり、別の相手を狙いに
行けると言う利点がある。基本的に射程距離は、長射程、中射程と言われるほど長く、ドックファイトになる前にレーダーに映っているだけで
肉眼では見えない相手に対して使われる。弱点はどうしても、レーダーを搭載する分ミサイルが大型、高価化する為、機体にたくさん積めない、
貧乏な国は数が揃えられないなどがある。

SARH式:セミアクティブレーダーホーミングの略、ミサイル自身はレーダーを持たず、発射母機や早期警戒機などの発するレーダー波を、
ミサイル自身のアンテナで受信して標的を追いかける。ミサイルのコントロールはミサイルに搭載されたコンピューターが行うが、
命中まで標的にレーダーを当て続けなければならないため、発射母機は標的を追いかけ続ける必要があるのが弱点。敵に攻撃されて
回避運動などを取ると、ミサイルの誘導が不可能になってしまう。
長所は射程距離ではARH式に負ける物の、安価で小型に作れると言う事である。
ただし、近年では技術革新が進み、ARH式も小型に作れるようになった為、先進国の空対空ミサイルとしては姿を消しつつある。
ただし、艦対空ミサイルや、地対空ミサイルの誘導方式としてはまだまだ現役である。


IR式:インフラレッド誘導式の略、標的のエンジンの出す高熱や、航空機であれば、機体が空気を切り裂く摩擦熱などを探知して追いかける
方式。当然、熱を探知出来る短い距離しか誘導が不可能なので、射程距離は短いが、運動性が高くなるように設計され、ドックファイト中などに
発射される。また空対地ミサイルも車両のエンジンの熱を探知して誘導される。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#442020/03/08 17:05
ビームライディング式;ミサイル自身はラジコンの受信装置しか持たず、外部からコントロールされて誘導される方式、かっては空対空戦闘でも
後席に乗った攻撃士官が人力で誘導する様な物も第一世代ジェット機時代にはあったらしい。(すぐに自動化されたが)ただし、どうしても
外部からのコントロールはワンテンポ遅れる為、空対空戦闘では命中率が低い為、空対空ミサイルの誘導方式としては早期に消えた。
現在は対戦車ミサイルや、小型の射程距離の短い地対艦ミサイルの誘導方式としてわずかに使われている。

画像認識誘導式:空対地ミサイルや、誘導爆弾、対戦車ミサイル、対艦ミサイルの終末誘導に使われる。TVカメラやC-MOSセンサーに映した画像で
標的を認識してそれをミサイルに追い掛けさせる方式。映像は煙幕などの妨害を防ぐため、通常の光学映像だけでは無く、サーモグラフィー等が
併用される。難点は、魚眼レンズなどを使用しないと視界が狭い点、ただし、あまりにも視界を広げると、映像が歪んでしまって、認識に失敗する
事である。長所はミサイル自体には高度な誘導装置を付けず、コントロールユニットから誘導する事で、ミサイルの単価を下げる事が出来る事である。
当然、外部からコントロールした場合はビームライディング式と同じ弱点を持つため、相手の動きが早い、対空戦闘ではあまり使われない。
ただし、ミサイル自体にコントロールユニットを搭載すれば、対空戦闘にも使用可能。無線式、有線式、自立式の三タイプが存在する。

レーダー逆探知式:=対レーダーミサイルと言って良い誘導方式、対レーダーミサイルの項目で説明した通り、標的の発するレーダー波を追いかけて
行く。弱点は先に述べた通り、レーダーを切られてしまうと誘導不可能になる事と、相手のレーダー波の周波数を予め知っておかないといけない事。

レーザー誘導式:発射母機、または予めレーザー装置を標的に向けて置くか、逆に標的に仕掛けておいてレーザーを発射し、ミサイルや砲弾、爆弾を
レーザー光線に載せて誘導する方式。弱点はSARH式と同じく、発射、命中までは発射母機や、レーザ照射隊がその場所を離れられない事、
予め仕掛けて置くのは危険が伴う事などである。主に誘導爆弾の誘導に使われるが、対戦車ミサイルにも一部使用されている。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#452020/03/08 17:07
GPS誘導方式:判りやすく言ってしまえば、ミサイルにカーナビを搭載してナビゲーションさせる方式。巡航ミサイル、長射程の対艦ミサイルの中間
誘導に使用される。弱点は動く相手への誘導には他の誘導方式を併用しないといけない事。通信電波の妨害に弱い事。
近年では砲弾や、元来は誘導しないロケット弾にも使用されている。

ITL,INS方式;航空機の航法装置である、機械式ジャイロ、星の位置と海面からの高さで測量で自分の位置と方向を知る天測装置などで誘導する方式
妨害されないと言う利点があるが、雨や曇りの時には天測装置が使えない等、弱点は存在する。また、他の誘導方式と比べると、制度は低い。
弾道ミサイルの誘導に使われる他、巡航ミサイルや対艦ミサイルにも二次誘導装置として使われる。

有人誘導方式:こんなもん誘導兵器じゃねえよw人間が乗って操縦して体当たりする特攻兵器の事。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#462020/03/08 17:09
弾頭、補足

HAET弾:主に戦車の装甲を打ち破る為に開発された弾頭。又は成形炸薬弾とも言う。
モンロー/ノイマン効果を利用するために、円柱状に成形した火薬の中心部分を
凹ませて、そこに極薄い金属の三角錐状のパーツをはめ込んで爆発させる事により、
爆風を一点に集中させる事が出来、また同時に金属の三角錐パーツは爆発の熱と
圧力で溶けて液体状になり、高速で噴き出す高温メタルジェットになり、容易に
鋼鉄など、金属で出来た装甲を溶かしてしまう。
この二つの効果によって、強力な装甲板を貫き、内部の機械を破壊、人員を殺傷する。
ただし、命中した場所に、重要な機械や燃料、火薬などが無いと、穴を開けるだけで
終わってしまう点が弱点。また空間装甲や複合装甲で述べた通り、爆発する場所をずらす
事に寄っても威力が半減する。

タンデム弾頭HAET弾:上記の弱点を克服する為、二重の弾頭を持ったHAET弾。先頭の弾頭で
空間装甲の前面装甲を破って、二段目で主装甲を破るなどの効果がある。

APFSDS弾:日本語では装弾筒付翼安定徹甲弾。現在の滑空砲で使用される、今までの大砲の砲弾とは
異なった思想で開発された、装甲を貫く事に特化した徹甲弾。通常の徹甲弾は120㎜砲で発射される
砲弾は、弾頭自身が直径120㎜あるが、APFSDS弾は極細い侵徹体と呼ばれる弾体が砲と同じ直径の
装弾筒と言われる筒に覆われており、発射装薬のガス圧は、この装弾筒が受けて、弾頭を加速させる。
砲口から発射と同時に装弾筒は分離し、侵徹体が標的に向かって飛んでいく、この時に安定の為に
侵徹体には安定翼が取り付けられており、また後部には曳光弾と同じユニットがあって、球筋が
発射母体からは見えるようになっている。侵徹体の先端はタングステンや劣化ウラン等の硬い金属
で出来ており、また、速度が速く、先端が鋭利に尖って居る為、傾斜装甲や湾曲装甲で滑らせて
防ぐ事が不可能で、命中すると、メッシュルームの様に潰れながら、弾頭と装甲の摩擦やや振動で
流動体となって、溶けながら進み、最終的には装甲を打ち破った後に、HAET弾同様、メタルジェットを
発生させて、内部を破壊する。特に弱点は無く、現在最高レベルの装甲破壊能力を持つ。

さて、誘導兵器と言うか、誘導方式はこんなもんですかね。
続いては航空兵器に行きますか。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#472020/03/08 17:13
ミサイル:すでに解説済みなので割愛

航空爆弾:飛行機に搭載して地上に落とす爆弾。所謂爆撃を行う為の武器。
自由落下爆弾と、誘導爆弾に分けられる。

自由落下爆弾:かっては爆弾と言えばこれであった。一応、真っすぐ落ちる様に安定翼を持つのが基本であるが、風なでどで簡単に
流されてしまうと言う弱点がある。安価である為、現在でも使用される他、ピンポイントに相手を狙う必要が無い、戦略爆撃での
絨毯爆撃には自由落下爆弾が使用される。信管は時限信管か接触信管が使用されるが、通常は併用が多い。
弾頭は、通常弾頭以外に、核や燃料気化弾頭が使用される。

誘導爆弾:先に述べたレーザー誘導や、GPS誘導、TV画像誘導などで誘導される爆弾。爆弾自身は推力を持たないため、安定翼を
動かしたり、アポジモーターやバーニアと呼ばれる、方向制御噴射などで軌道を修正して落下していく。
水平爆撃でもかなり高い誘導力を持っている。
弾頭は通常弾が普通で、核や燃料気化弾は誘導する必要が低い為、あまり使用されない。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#482020/03/08 17:15
爆弾の弾頭

通常爆弾:普通の火薬の爆弾

核爆弾:原爆、水爆

燃料気化爆弾:正式にはサーモバリック爆弾と言うのが正しい。耐圧容器に詰めた燃料に高圧と鋼鉄を与えて、本来は気化する温度まで温めて
気化できない状態で維持、決まった高度に達すると弁を開けると、高圧になっていることから秒速2000メートルと言う高速で、空中に
蒸気に成りながら高速で拡散し、拡散後に着火させて、ある空間を焼き払うと共に、瞬間的に10〜15気圧程の高気圧の空間を作り出す。
これにより、落下地点の直径数キロの範囲を完全に焼き払うと共に、高気圧で生物の肺を押しつぶして窒息死させてしまう。
現在、核爆弾以外で最も破壊力の高い爆弾である。弱点は、強風や大雨などで威力が低下する事。湾岸戦争、イラク戦争でその破壊力を
指示した。

ナパーム弾:ナフサとパーム油、乳化剤等を混ぜたナパーム剤を火薬の代わりに詰めた爆弾。投下した辺り一面を火の海にするだけでは無く
酸欠や一酸化炭素中毒で生物も殺してしまう。しかも、ナパーム弾の炎は水では消えない為、現在は非人道的な兵器として禁止されている。

焼夷弾:ナパーム剤が発明される以前の火災発生爆弾、当時は黄燐、伯臨などが使用された。現在は航空爆弾としては使用されていないが、銃弾や砲弾では使用されている。
弱点は燐は発火点が低いため、燃えやすい物しか火が付かない事である。

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#492020/03/08 17:19
爆撃の方法

水平爆撃:大型の爆撃で行われる方法。機体を水平に保ち、目標の上空を通り過ぎる際に爆弾を投下する。高高度から行えば、高射砲やミサイルの
攻撃を避け易いと言うメリットがあるが、爆弾が落下までに風などで流されて目標から逸れると言う大きな弱点がある。また、当然、動く相手への
ピンポイント攻撃はほぼ不可能である。誘導爆弾が発明された事で、水平爆撃は主流になりつつある。

急降下爆撃:目標の近くから急降下し、急降下の勢いを乗せた爆弾をピンポイントで投下する方式。戦闘機や、地上攻撃機で行われる事が多い。
爆弾に勢いがつく為、装甲された相手の装甲を爆弾の重さとスピードでぶち抜いて、内部で爆発させる事が出来る為、戦艦や戦車への攻撃に多用された。
弱点は、パイロットの腕が未熟だと、自分も墜落してしまう事、機体の強打が低いと空中分解してしまう事である。現在でも、通常爆弾を装備して
これを行う場合は多々ある。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

#502020/03/08 17:24
航空機関砲、機関銃

航空機に取り付けられる機関銃、機関砲で、元々は地上で陸軍が使用する機関銃、機関砲がそのまま使用されていたが、使用の為に、エンジンを後方に
配置し、プロペラを後ろに付けないといかないなど弱点が合ったため、同調装置が発明され、また、小型軽量化されるなど、第二次大戦頃からは
航空機搭載専用の物が作られている。

短銃身機関銃、機関砲。普通に銃身が一本で、薬室(弾丸が入る場所)も一つの機関銃。プロペラ機の時代は連射力、破壊力とも間に合った為、口径の
違うものを複数装備して利用された。現在でもロシアや欧州で一部利用されているが、徐々に姿を消しつつある。

リボルバーキャノン:銃身は一つだが、薬室がリボルバー拳銃の様なレンコン状の物を持ち、薬室だけが回転して連射力を上げる。最終的な連射力や
集弾性は後述するガトリング砲に負けるが、こちらにはこちらの利点もあり(後述)主に欧州で航空機関銃、機関砲として利用されている。

ガトリング砲:銃身と一体化した薬室を持つ銃身を3〜8本ほどレンコン状に並べて、高速回転させて発射させる機関砲。銃身の回転と弾丸の雷管を叩く
ハンマーの動きが連動している為、現在利用される機関砲、機関銃で最も高い連射力、集弾性を持っている。また不発弾などで詰まっても、詰まった
砲身を無視して射撃を続けられると言う利点もある。ただし、弱点として、実は射撃開始から回転のスピードが既定のスピードまで上がるのに
当然だがタイムラグがあり、その間は連射力、特に集弾性が落ちるという弱点がある(リボルバーキャノンにはこの弱点が無い)
砲身の開店にはエンジンの動きをチェーンなどで連動させる、油圧装置を使う、電動などの種類があり、有名なバルカン砲は電動式で口径が20ミリの
物の商品名である。

[尹・龍虎◆ZWYxMjNl]

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