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2023/06/30 17:42
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NO.11210089

<ウクライナ危機>米、ロシアに濃縮ウラン代10億ドル―対ロ制裁に逆行、戦争資金に?

米国は原発の稼働に必要な濃縮ウランの調達でロシアに部分的に依存している。米紙ニューヨーク・タイムズによると、米国は必要量の3分の1をロシアに頼り、これに対して年間約10億ドルを支払っているという。米欧など西側諸国がウクライナ侵攻に対する制裁で石油・天然ガスの禁輸をはじめとする厳しい経済制裁を実施している中で、これらの制裁措置と明らかに矛盾している。

核の平和利用

代金の支払いはロシア国有の原子力企業ロスアトム(ROSATOM)の子会社に対して行われており、子会社はロシア軍部と密接な関係があるので、同国のウクライナ戦争遂行資金の一部に使われている可能性がある。このお金の流れは、ウクライナ戦争をめぐる対ロ制裁にもかかわらず、米国からロシアに依然として流れている資金のうち最も目立つものだとされる。

こうした状況の背景には歴史的な経緯がある。ロスアトムは原発で燃やす低濃縮ウランだけでなく、核兵器用の高濃縮ウランも手掛けている。さらにロシア軍によるウクライナのザポリージャ原発の占拠にもかかわっているとされる。

1991年末にソ連が崩壊した後、米国など西側諸国はソ連を継承したロシアによる原子力の平和利用を後押しするようになり、そのうちロシアは世界の濃縮ウラン生産の半分を占めるようになった。こうした中で、米国はウラン濃縮から全面的に撤退。今ではウラン濃縮を手掛けている米企業は存在しない。米国はロシアのほかにフランスなど欧州諸国から濃縮ウランを輸入している。ただ、米国では英独蘭合弁企業が小規模なウラン濃縮を行っている。

濃縮ウランで対ロ依存が目立つのは米国ばかりではない。世界では10カ国以上がロシアに濃縮ウランの調達で半分以上頼っている。

米国で濃縮ウランのサプライチェーン(供給網)を再構築するには何年もかかるとみられている。このため米政府は現在の水準を上回る資金を拠出する必要がある。

        

地球温暖化対策

米国は地球温暖化を引き起こす温室効果ガスの削減に向けて、太陽光や風力などの再生可能エネルギーだけでなく、原子力エネルギーの利用を拡大する構えも示している。ただ、後者については民主党の一部を中心に安全性の観点などから反対論がくすぶっている。

米エネルギ―省が世界に公約した温室効果ガス削減目標を達成するには現存の原発の総発電能力を倍増する必要があると見積もっている。

米国内の原発がロシアによる濃縮ウランの供給に依存している状況には危ういものがある。ロシアのプーチン大統領は昨年、ウクライナ戦争に絡んで、欧州への天然ガスの供給を全面的にストップさせ、エネルギー取引を”政治的武器”として利用したことは記憶に新しい。同大統領は濃縮ウランの調達における米国のロシア依存を十分認識しているはずだ。

こうした中で、米エネルギー省は最近、米国は濃縮ウランの調達でロシアへの依存に終止符を打つために新型原子炉の開発・稼働などを通じたウラン濃縮の規模拡大の必要性を強調する提案書の草案をまとめた。

米連邦議会ではマンチン上院議員(民主、イリノイ州)が1990年代に民営化された米ウラン濃縮産業を再構築するために連邦補助金の拡充を求める法案を提出した。

ウラン濃縮は高濃度になれば核兵器生産への転用が可能となるので国際政治の場ではセンシティブな問題だが、第二次世界大戦後、核の軍事・平和利用の両面で世界をリードしてきた米国に、ロシアへの濃縮ウラン依存という”アキレス腱“があることに注目したい。


【日時】2023年06月30日(金) 08:00
【提供】レコードチャイナ


#12023/06/30 08:47
シーパップ装着すますた

[匿名さん]

#22023/06/30 08:49
よく中露のような独裁国は朝令暮改で支払いが危なくビジネスにならんと言われたが、アメリカお前もかw

[匿名さん]

#32023/06/30 10:30
この10億ドルも日本に出させた

文雄に言って出させたんだよ

とバイデンは言わんのか?

[匿名さん]

#42023/06/30 10:43
プーチン、さらに執念深くウクライナの原発を狙う可能性 6/27(火) 12:00配信 Forbes JAPAN
■各国は何ができるか
ウクライナでの戦争は、ロシアが原発の燃料となるウランを世界中に供給すべきなのかという深刻
な疑問を提起している。そしてバイデン米政権は、ロシアへの制裁を検討しており、その制裁は世
界のエネルギーに大きな影響を及ぼすかもしれない。
米エネルギー情報局によると、ロシアは米国が使用するウランの約14%を供給しており、2022年の
取引価格は10億ドル(約1435億円)だった。その約4分の3は長期契約で購入されている。また、ロ
シアは欧州のウランの20%を供給してもいる。世界のウランの3分の2はオーストラリア、カナダ、カ
ザフスタンが生産しており、ロシアのシェアは10%にとどまる。

一方、ロシアは世界のウラン濃縮能力の半分近くを担っている。ウラン濃縮とは採掘されたウランを原
発燃料として使えるようにする過程を指す。
ロシアは高度な原発に必要な高濃縮ウランを供給しているため、経済的な影響力を持っている。原発事
業者や業界は第4世代の高温ガス炉を使用している。摂氏800度で稼働するため、化学物質を処理し、海
水を淡水化し、電気や輸送用のクリーンな水素を製造することができる。

[匿名さん]

#52023/06/30 10:47
さすがのプー珍

[匿名さん]

#62023/06/30 10:50
2023/06/14 — 国際原子力機関(IAEA)によると、
イランは60%の純度まで濃縮されたウランを少なくとも114kg保有している。
イスラエルも、イランが90%の濃縮度に近づく

[匿名さん]

#72023/06/30 10:53
中国の国家科学技術重大特別プロジェクトに指定されている
華能石島湾高温ガス炉原子力発電所モデルプロジェクトの1号原子炉が20日、
送電網に接続して最初の発電を行うことに成功した。

[匿名さん]

#82023/06/30 10:57
第4世代原子炉(GEN-IV)とは、
炉心損傷頻度の飛躍的低減
敷地外の緊急時対応の必要性排除
など安全性/信頼性の向上、
高い経済性の達成を目標とする次世代原子炉概念

単に高温のまま運用するので
安全性が高いかもしれない
想像の域を越えていない

[匿名さん]

#9
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#102023/06/30 11:37
ウクライナ人たくさんしね💢

[匿名さん]

#112023/06/30 12:04
2050年までに温室効果ガスの排出と吸収量を均衡させることが目標だとしよう。その場合、米国では原子力発電を倍増させなければならないと米エネルギー省は指摘する。そのためにはより多くのウランが必要で、米国は自国で賄えるようになるべきかという問いに行き着く。

各国はウランと技術の供給ラインを多様化できるだろうか。ロシアが市場を支配している現状を考えると、短期的には無理だろう。だが各国は無力ではない。原発事業に参入したフィンランドのFennovoimaは昨年、ロスアトムとの契約を取り消した。また、英国はロシアと関係のある86の個人・団体に制裁を科し、ウクライナでの戦争に資金を提供できないようにした。

米国では、原子力規制委員会がオハイオ州パイクトンにある米国遠心分離機プラントとニューメキシコ州ユーニスの国立濃縮施設での高濃縮ウラン製造を認めている。GHS(Global health strategy)の気候白書には「重要なことに、米国におけるウラン濃縮能力の拡大は、米国と世界の脱炭素化目標を達成するためにも必要だ」とある。

ワグネルとロシア政府の対立により、プーチンは今後鉄拳で対応し、ウクライナ人をさらに脅し、ザポリージャ原発に危害を加える可能性がある。ロシアがこの分野で突出した存在であることを考えると皮肉だが、西側諸国の政府がロシアのウランや原子力技術をボイコットする理由は十分にある。

[匿名さん]

#122023/06/30 12:06
ソースがレコードシナだから信憑性なし。

[匿名さん]

#132023/06/30 12:15
よっしゃ
ウクライナのために日本がやったるで

[匿名さん]

#142023/06/30 17:36
アメリカはアルミニウムもロシア依存している

[匿名さん]

#152023/06/30 17:42最新レス
ロシアのバックにはアメリカが付いてるの?

[匿名さん]

スレが立ってから30日を過ぎるとレス投稿が出来なくなります。

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