👩‍🏫 教育・教師

>>278 誰もが理解できる分かりやすい言葉で、しかも、言わんとすることが理路整然と簡潔に述べられている。とても利発な方が書かれた文章ですね。 あなたのような方が教育現場に増えていくことを願います。そして管理職にはあなたのような利発で謙虚な方が成られることを希望します。 学習指導要領が改訂のたびに進歩し、教育現場を理解した上でのさらによい改訂となっていることは私も認めます。教育界も進歩していると実感しています。 ただ、学習指導要領の解説にしても各学校の教育目標にしても、まだまだ抽象度が高く、その目標に近づくことが出来た児童生徒の具体的な姿が指し示されていない状況ではないでしょうか。 別の表現で言えば、「学校教育目標により近づくことができた児童生徒は誰なのか？」その学校の先生方に評価をしてもらい名前を書き出してもらったならば、先生方一人一人が全く違う児童生徒の名前を書き出すでしょう。 公になる学習指導要領や学校教育目標の内容が抽象的なことは致し方ないことだと考えます。より具体的に記せば記すほど、批判を浴びやすくなるでしょうし、反対する立場を表明しやすくもなります。多くの人たちの賛同を得るための表現にならざるを得ないのです。 「あなたは、管理職は何を目指したらよいと思いますか？　あなたの例でよいので教えていただけると幸いです。」 ですから私の考えはこうなります。 当然管理職の目指すべきことは、学校教育目標を達成することです。さらにそのために管理職が目指し行うべきことは、学校教育目標が具現化された児童生徒の姿、もしくは学校教育目標を達成するための具体的な児童生徒の姿をさらに具体的に指し示すことです。 ○○君のような児童生徒をもっと育てたい。○○のような児童生徒たちの活動の場が欲しい。・・・などです。 これは、なかなか公にはできない内容を含むだろうと思います。世の中には様々な人間観教育観がありますから、先にも書いたように具体的になればなるほど批判を受けやすくなります。 具体具体と言いながら私の話がちょっと具体例ではなくなってしまいましたが、今日はこのへんで失礼します。