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竹下民夫を竹村正明と勘違いしてた!
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元は「土佐の花」という力士だった竹村正明は、力道山門下の日本プロレスに入門、日本人には貴重なヘビー級レスラーとして期待されていました。
しかし、そのトンパチな言動によって周囲をハラハラさせることの多かった竹村。
ついにあるとき力道山の勘気に触れ、解雇されてしまいます。
精神状態はますます悪化し、「退職金をよこせ」と事務所に押しかけたり、「今度月に行くことになったのでパスポートが必要だ」と言いはじめる、などその言動は異常性を帯びていきます。
その頃、知人の勧めで包茎手術を受けた竹村ですが、手術は失敗し、執刀医を怨むようになりました。
そして、医師の自宅ガレージに侵入し、帰宅してきた医師を短刀で刺殺してしまいます。
ところが、殺害したのは医師の息子で、人違い殺人でした。
「とんだことをしてしまった!」と気づいた竹村正明は、凶器の刀を腹に当てて壁に突進し、パスポートなしで月へと旅立ったのでありました。
これを知ったらヤミつき わッ!場外乱闘だプロレス—掟破りの主役(ヒール)たち (ベストセラーシリーズ・ワニの本)
作者: 門茂男
出版社/メーカー: ベストセラーズ
発売日: 1987/11
このエピソード、門茂男のこの本にしか載っておらず、これ以上の詳しい情報はネットにもないので不明な点が多いのですが