10日、JA全農 2019ITTFチームワールドカップは大会最終日。
男女決勝戦が行われる。
男子決勝のカードは中国対韓国。
第1試合のダブルスは韓国の李尚洙/鄭栄植が鮮やかな逆転勝利で、中国にリードを奪った。
第1試合 ダブルスは中国が先取写真:鄭栄植(左)・李尚洙/撮影:ラリーズ編集部中国は9日の準決勝日本戦と同じ許昕(シュシン)/梁靖崑(リャンジンクン)。
日本の丹羽孝希/吉村真晴ペアを完封したペアだ。
対するは韓国、李尚洙(イサンス)/鄭栄植(チョンヨンシク)。
長らくペアを組んでおり、今年のワールドツアーでは豪州OP、ブルガリアOPで優勝するなど、実績を残している。
試合は中国ペアが先手を取り、序盤2ゲームをとる。
韓国ペアも黙っていない。
第3ゲームは韓国がリードを奪い、9-4とする。
しかし、ここから中国ペアが驚異の6連続ポイントで9-10と、ゲームポイントを握る。
韓国ペア、万事休すかと思われたが、3連続ポイントで12-10でこのピンチをしのいだ。
勢いそのままに第4ゲームも韓国ペアが奪い、2-2。
勝負は最終第5ゲームへ。
写真:許昕(奥)・梁靖崑/撮影:ラリーズ編集部第5ゲームは決勝にふさわしい熱戦になる。
序盤、中国ペアが5-1と大きくリードし勝負ありかとみられたが、梁が勝ちを意識したか、動きが硬い。
6-9と韓国が逆転を果たす。
ここで、梁を鼓舞するかのように許が2連続サービスエースを奪うなど反撃。
勝負はデュースへもつれる。
この熱戦を制したのは韓国・李尚洙/鄭栄植。
ピンチを耐え抜いた韓国ペアが鮮やかな逆転勝利。
卓球帝国・中国に今大会初めて土をつけた。
詳細スコア中国 0-1 韓国許昕/梁靖崑 2-3 ○李尚洙/鄭栄植11-8/11-4/10-12/7-11/10-12樊振東 - 張禹珍梁靖崑 - 鄭栄植樊振東 - 李尚洙許昕 - 張禹珍文:ラリーズ編集部
【日時】2019年11月10日(日)
【提供】Rallys