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2024/04/07 10:34
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NO.11775571

ミニラテラル最盛時代の始たり䞋シンクタンク亀流の無限の可胜性神戞垂倖語倧・朚堎玗綟准教授
 ▜民間察話、シンクタンク亀流の重芁性
 ミニラテラル党盛の時代においお、倖亀・安党保障分野におけるシンクタンク亀流の重芁性は幎々増しおいる。
 今幎月にメルボルンで豪銖脳䌚議が開催された。その際、同時期に同郜垂で、豪州のシンクタンクによる民間察話ずしお、海䞊安党保障に関する有識者䌚議、豪をめぐる地政孊に関する䌚議が䌁画され、諞囜から著名な研究者が䞀斉に参加した。参加者の旅費などの予算は、豪州銖盞府から支出されたずいう。オヌストラリア戊略政策研究所やロヌりィ研究所ずいった豪シンクタンクはこの機䌚を通じ、この䌚議で豪州は米囜に远随するだけではなく、独自にを理解しお協力しおいくのだずのメッセヌゞを発信した。そしおからの参加者らは垰囜埌、ただちに英語で論説を発衚し、豪協力の可胜性をポゞティブに論じた。圌らはでも、「倖務省の高官ず埀埩のフラむトが䞀緒だった」、「あの教授も来おいた」などず、メルボルンでの出䌚いの興奮を曞き綎぀づった。囜家を背負わず自由に蚀論掻動ができる東南アゞアのシンクタンク研究者の発信力ずそのスピヌド、そしお人脈には、目を芋匵るものがある。
 残念ながら、昚幎12月に東京で日銖脳䌚議が行われた際は、このような芏暡のシンクタンク察話は実珟しなかった。豪州の取り組みは、銖脳䌚議ず䞊行しお政府予算でシンクタンク研究者を招聘しょうぞいし、民間亀流を促すこずのコストパフォヌマンスの良さず、効果の即効性を瀺す暡範事䟋ずなりうる。なお、むンド倖務省もこの幎ほど、シンクタンクぞの予算を挞増し、むンド倪平掋の研究者らを招いおの政策察話を奚励しおいる。
 12月の日銖脳䌚議で岞田銖盞は、信頌関係の深化に向けた人的亀流事業の立ち䞊げを打ち出し、今埌10幎間で千䞇人以䞊が関わるプログラムに玄400億円、囜際共同研究支揎に玄150億円を拠出する方針を瀺した。ぜひずもその予算を、シンクタンク亀流に配分しおほしいず思う。
 䌚合や亀流プログラムは、日本人が単独で䌁画するよりも、日の有識者らず共に䌁画するほうがうたくいく。日本人研究者はもっず東南アゞアに赎くべきであろうが、それず同時に、日本政府は、東南アゞアで育ち぀぀あるシンクタンクの若手に、日本蚪問の機䌚を提䟛すべきである。具䜓的には、諞囜のシンクタンク研究員らが週間皋床日本に滞圚できる旅費を支揎し、圌らが自由な日皋でシンクタンクや民間䌁業、倧孊などずの面䌚予定を組み、圌らが自己玹介をしながら日本偎ずの共同事業の可胜性を怜蚎できるような「シヌドファンド」があれば、東南アゞア諞囜からも歓迎されるず思われる。シンクタンク研究員らの声は倧きく、拡散力も高い。圌らに、䞀定期間、日本の組織を蚪れお自由な意芋亀換をしおもらうべきである。シンガポヌルなど、自己資金が豊富な䞀郚のシンクタンクは、独自予算で職員の日本出匵を䌁画するこずができる。しかし東南アゞアには、将来性はあるが旅費を融通できない匱小なシンクタンク、あるいは萌芜期の若手を䞭心ずしたシンクタンクが倚くある。そうした組織にぜひ、シヌドファンドを提䟛すべきである。
 シンクタンクに限らず、倧孊や、あるいは民間䌁業でも、日本から芖察に赎くだけではなく、成長分野でのスタヌトアップを目指す諞囜の若手に10日間でも週間でも日本に来おもらい、日本偎が日皋を組むのではなく、あくたでも圌らの刀断で芖察や面談を行っおもらい、日本を知っお、協働できるニヌズを発掘しおもらうこずも䞀案であろう。

 ▜日本からの装備品移転ぞの誀解
 筆者は職業柄、東南アゞアの若い研究者が日本の政策に぀いお曞いた論文に助蚀したり、原皿を査読したりする。ここ数幎で、日本の安党保障政策の倉化、特に防衛装備移転の掚進に蚀及した研究論文が目立っおきたように感じる。日本の政策に関心を持っおくれる若手研究者が増えるこずはありがたい。
 䞀方で、党䜓像を正しく理解しおもらうこずは難しいずも感じおいる。日本が政府開発揎助ずしお実斜しおいる比やベトナム、むンドネシアの沿岞譊備隊ぞの倚目的船巡芖船の䟛䞎が、歊噚茞出装備品移転の䞀環だず誀解したたた論文を曞いおいる研究者は実に倚い。たた、日本が2014幎以降、東南アゞアカ囜を含む各囜ず締結を進めおきた「防衛装備品・技術移転協定」に぀いおも、「日本の防衛装備品を買いたすずいう協定」であるずの誀解が広くみられる。同協定の目的は、日本からの防衛装備の海倖移転の適正管理を確保するこずである。日本から移転した装備品を目的倖に䜿甚したり、第䞉囜に移転したりするこずに芏制を蚭け、盞手囜偎に厳栌な管理を玄束しおもらう内容である。むろん、各囜の倖亀・防衛圓局の官僚やいわゆる知日掟の研究者は承知しおいるだろうが、若手研究者らにはただただ、この点が理解されおいないようである。
 日本政府、あるいは倧䜿通の発信方法が悪いためであるずは、筆者は思わない。安党保障協力に関する日本の囜内法や芏則が、あたりにも倖囜ず異なるこずが䞻芁因であろう。「なぜ、そのような協定が必芁なのか」、「日本では、そんなこずすら法で芏制されおいたのか」ず、前提の郚分で驚かれるこずが倚い。
 知日掟ず呌ばれるような人々を増やすには䜕十幎もかかるが、少なくずも、せっかく日本の倖亀・安党保障に興味を持ち、論文を曞こうずしおいる若い研究者たちが増えおいるのだから、その研究者たちに、英語で、正しい情報を執筆しおもらうために、もっずできるこずを考えたい。
だからこそ、シンクタンク亀流である。
 日本の政策を裏付けおいる、日本の官僚組織特有の「考え方」を理解する若手研究者を増やすには、日本に来おもらい、察話しおもらうこずがもっずも効果的である。圌らは柔軟な思考で日本の特異性を受け止めるずずもに、いたの枠組みの䞭でできるこずを考え、発信しおくれるだろう。むろん、日本人が発信するこずも倧切だが、英語に堪胜な諞囜の研究者らの発信力に期埅するこずも、たいぞん有甚である。特に比やシンガポヌルの研究者は、迅速に英語で論説を曞く胜力にたけおいる。
 日本偎がすべおの日皋を決めるような埓来の政府の「招聘プログラム」ではなく、の研究者の自埋性に任せ、圌らが関心を持぀日本の民間組織を自由に蚪問しお意芋を亀わす機䌚を偎面支揎するこずこそが、東南アゞアの識者らの日本理解を促すのではないだろうか。
◇
 きば・さや 1980幎生。神戞垂倖囜語倧孊囜際関係孊科准教授。200609幎に圚比日本囜倧䜿通専門調査員。専門は比を䞭心ずした東南アゞアの政治ず倖亀。近著に「の連結ず亀裂 」晃掋曞房 2024幎、共著、「アゞアの安党保障2023―2024」朝雲新聞瀟2023幎、共著など。

銖郜圏マカティ垂で開催された日比印カ囜安党保障に関するフォヌラム囜際亀流基金、ストラトベヌス共催。カ囜から有識者、政府関係者が登壇し意芋を亀換した月日、竹䞋友章撮圱
【日時】2024幎04月07日(日) 00:00
【提䟛】たにら新聞

#12024/04/07 05:48
俺䞀番乗り

HAhaha

[匿名さん]

#22024/04/07 05:51
>>0
䜕が蚀いたいのじゃ

[匿名さん]

#32024/04/07 10:34最新レス
県庁はシンクタンクのようなもので

皆さんは野菜を䜜ったり、牛の䞖話をしたり、物を䜜る連䞭に比べ

頭脳、知性が高いのだ云々

[匿名さん]

スレが立っおから30日を過ぎるずレス投皿が出来なくなりたす。

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