24日未明、インドネシア・ジャワ島のメラピ山が轟音とともに爆発し、噴煙は高度6000メートルまで上昇した。
ふもとの集落は火山灰の雨で一面灰色に染まり、住民は真夜中の避難を余儀なくされた。
現地時間24日午前2時56分、メラピ山で4分間の噴火が発生し、噴煙は高度6000メートルに到達。
当時、現地では雨が降っており、火口に堆積した溶岩ドームが崩落すると、雨水を含んで火砕流が発生するおそれがあることから、10カ所の集落の住民に避難勧告が出された。
現在、火山からは白い噴煙が上がっていて噴火はしていないが、大量に降った火山灰で、ふもとの集落は一夜にして灰色に染まった。
メラピ山では火山性地震の増加で爆発の危険があるとして、噴火警戒レベルが2に引き上げられたばかりで、半径3キロ以内への立ち入りは禁止されている。
米地質調査所(USGS)が運用する地球観測衛星ランドサット8号は、今月22日に上空からとらえたメラピ山から立ち上る噴煙の画像を公開。
前日の水蒸気噴火で発生した白い噴煙に混じって、マグマ成分が混じった茶褐色の噴煙も確認されている。
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【日時】2018年05月24日(木) 11:34
【提供】ハザードラボ