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未開人の国で神になろうとした白人男の謎を追う主人公のストーリーを軸に、米軍ヘリ無双や戦場の慰安舞台など近代テクノロジーを持ち込んだ戦争の狂気を描いた物語。
一言でいえば「白人の狂気・・・文明への疑問」だろうか。西欧科学文明は白人のエゴなのだろうかと。
ベトナム戦争後、アメリカを中心に、科学文明崇拝が崩壊、資本主義への疑念が持ち上がる。
東洋の神秘や自然に憧れ、ヨガサークルやヒッピーのコミューンがたくさんできた。しかしヒッピーのコミューンや新興宗教の多くは教祖の性支配のボス猿社会で、最後は血の雨で終わりがちであり、その代表がマンソン・ファミリーだった。
また、西側世界全体で暴力革命を叫ぶ学生運動が起きた。しかし多くの学生は真実の共産主義社会がどれほど暴力的で虐殺につぐ虐殺の上に成り立つのか知らないため、ほとんどはかっこつけのお遊びに終わり、一部がテロ犯罪を犯して逮捕・指名手配された。ソ連の闇歴史はソ連崩壊後の90年代以降に明らかになる。北朝鮮も70年代の拉致活動などは全く知られていなかった。