それでは、味わい深いフランス車の紹介第2弾。
フランス車のメーカーは、現在ルノー・プジョー・シトロエンの3社に集約されています。
それぞれに個性的でオシャレな車が多数あるのでメーカーごとに紹介しましょう。
■ルノー
ヨーロッパ最大の自動車メーカールノー。
日本とも深い関係にあります。
F-1には、エンジン供給をしていて数多くの功績を残しています。
①カングー
輸入コンパクトカーには国産コンパクトカーにはないオシャレなところがあります。
フランスでは郵便配達などで使われている商用車ですが、使い勝手が良くて荷物もいっぱい積める国産車ならシエンタやトールなどがライバルのカングー。
1.2L直噴ターボエンジンと6速MTの組合せは、もはや国産車では考えられないスポーティな組合せ。
峠道で手漕ぎで変速する楽しさを味わえます。
もちろん楽ちん運転可能なオートマの「6速EDC」もあります。
②トゥインゴ
ボディも室内もオシャレなのがトゥインゴ。
エンジンは、リヤに搭載されてリヤが駆動するRR。
昭和30年代に登場したスバル360などが採用していたのも同じRRでした。
しかし、現代のRRは床下収納されてリヤのカーゴルームもちゃんと確保されています。
だから、現行トゥインゴがRRなんて知らない人も大でしょうね。
ターボが搭載されたGTは109PSとなかなか豪快な走りが楽しめます。
③メガーヌ
ゴルフのライバルになるのがメガーヌ。
中でも最強なのがメガーヌ R.S.で、ニュルブルクリンクに挑戦して世界最速のFF車の称号も獲得していました。
そのスポーツ性は、F-1に長年挑戦していることからも分かるでしょう。
■プジョー
WRCで大活躍したプジョー。
砂漠のライオンの異名があります。
①208
コンパクトカーは世界的に見ても激戦区です。
使い勝手が良いのは当たり前。その上、オシャレなのがフランス車の特調でしょう。
1200cc直3DOHCエンジンが中心ながらターボや走りに特化した1600cc直4DOHCターボがラインアップするのが走りに拘りがあるヨーロッパ車の特調でしょう。
②508・508SW
508は穏やかな乗り心地で高品質な室内は上質そのもの。
国産車にはない癒し系セダンです。
508SWは、癒し系セダンのワゴン版になります。
燃費に優れた1200cc直3DOHCターボからディーゼルターボで圧倒的パフーマンスを披露するエンジンと豊富なラインアップ。
国産ワゴンと競合する323万8000円の価格は魅力的です。
③3008
世界的にブームになって来ているのがSUV。
もちろんプジョーのラインアップにもありました。
3008は、2017年登場し、見事にヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2017を受賞した秀作です。
■シトロエン
シトロエンもWRCで大活躍しています。
クサラWRC・C4WRCそしてDS3、現在はC3でWRCに参戦中です。
走る化石2CV、まるでUFOのようなスタイリングのDS、ハイドロマチックで乗り心地満点のBXと超個性的なモデル多いシトロエン。
そのデザインセンスは現行モデルにもきちんと受け継がれています。
また、トヨタとレクサス同じように高級ブランドDSを別会社で起ち上げています。
①C3
デザインは、一目でシトロエンと分かる特徴的なもの。
先進的と呼ぶべきか奇抜と言うのかは見る人の感性に委ねられています。
C4カクタスにも採用されたエアバンプが特徴的です。(エアバンプなしも選択可能)。
購入するには勇気が必要かもしれません。
エアバンプは、ポリウレタン製の装飾で空気を内包していて、4km/hまでの軽い衝撃からボディを保護します。
もちろん、シトロエン独自の世界初の特許ですね。
②C4
フランス車らしいエレガントな造りの4ドアハッチバック車。
ミニバンのC4ピカソやSUVのC4カクタスもラインアップされています。
ハイドロマチックのBMの後継モデルですがプジョー傘下になったことから独創的な車作りは控えられているのが残念なところでしょうか。
2018年秋には、C4ピカソに変わるニューモデル・GRAND C4 SPACETOURERが登場してさらに個性的でオシャレなミニバンラインアップに加えました。
【日時】2018年10月20日(土)
【提供】YAZIUP