👩‍🏫 教育・教師

>>251 ご苦労なさっているようですね。お疲れ様です。厳しい状況の中でも奮闘されているのでしょう。 子ども同士の学び合いを導入されてみてはいかがでしょうか。 先んじている子が友達に支援して回るのです。先んじている子は友達に教えることで学びが深まるメリットもあります。自分が知っていることでも他人に分かるように説明するとなると難しいもので本当に理解していないとできないものです。 教えてもらっている子も、教えてもらうだけでなく実は先んじている子の学びを深めてあげているということになり「学び合い」となります。集団の中で教える役の子が育ってくると、より学習がスムーズに効率的に進むと思われます。 教師一人でクラス全員の子を適切に支援しようとすると、教師は常に入念な準備をして授業中も目を配り続けなければなりません。子どもに手伝ってもらう、一緒に学んでいくというスタイルは持続可能な現代にマッチした授業法だと思いますよ。 　子どもが友達に教えている様子を観察していると、「なるほどぉ、こういう言い方で分かるんだ」と目から鱗が落ちるような思いになることがよくあります。大人の感覚で教えるより、子ども同士の方が感覚が近く、よりスムーズなコミュニケーションが図れ、ものごとを教える際にもその効果が大きく表れることがあります。 　この指導法で留意すべきは、子どもは先生の代わりではないということを肝に銘じておかねばなりません。あくまでサポート役であり、子ども同士で学び合っている内容が適切かどうか、教師が必ず評価することが望まれます。 　子ども同士の学び合いを巡回しながら教師は助言をするという形だと、教師にも余裕が生まれます。教師１人で支援して回ると「次は誰、その次は・・・」などと目先に追われしまいて総合的にできる支援の量も少ないという残念な結果にしかなりません。 　授業形態の工夫、あらゆる指導法を試してみるといった授業研究は「教師を楽にする」うえに「学びをより確かに豊かにする」ものです。授業研究する暇なんてないという教師もいますが本末転倒かなあと思います。 　楽しく、やりがいをもちながら英語授業をつくっていけるといいですね。どうか無理をなさらぬようご自愛ください。