28日午前11時現在、台風22号は那覇市に向かって時速20キロで進んでいる。
あすの明け方にかけて南西諸島にかなり接近する見込みで、気象庁は暴風と高波、大雨に警戒するよう呼びかけている。
気象庁によると、台風22号は午前11時現在、那覇市の東南東約50キロにあって、北に向かって時速20キロで進んでいる。
中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径110キロ以内は25メートル以上の暴風が吹いている。
台風はあすの明け方にかけて勢力を維持したまま南西諸島に接近する見込み。
台風の接近に伴って、南西諸島ではあす正午までの24時間で、最大で200ミリから120ミリの非常に激しい雨が降ると予想されており、気象庁は大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に警戒・注意するよう呼びかけている。
南西諸島を通過後、台風は東寄りに進路を変えてスピードをアップしながら、九州の南の海上から本州の太平洋側にかけて、一気に進むものと予想されており、週明けの30日朝には、三陸沖で温帯低気圧に変わる見通しだ。
【日時】2017年10月28日(土) 11:39
【提供】ハザードラボ