女優の水野美紀(42)が27日深夜放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で、豪快な一面を披露して話題になっている。
この日のテーマは「嫌いなものが多い女」で、水野は女優の佐藤仁美(36)やタレントのMEGUMI(35)らとスタジオに登場。
番組初出演となった水野は、開始早々からエンジン全開で共演者たちを驚かせた。
「オシャレ」などが嫌いだと紹介された水野。
司会の後藤輝基(42)に「いろいろキレてるんですね〜」と振られた彼女は、「(人前では)抑えるようにしてる」と、ストレスがたまったら家で大声を上げて発散していると語った。
その流れから、水野はストレス解消法を実践したのだが...。
彼女の発した言葉はピー音丸被りの放送禁止用語で、これに共演者らは騒然となった。
MCの徳井義実(41)に「今日引退する気なんですか?」とイジられ、後藤に「アカン!」とツッコまれたが、水野はさほど気にしていない様子。
その後のトークで、「ちんたら歩いているヤツが嫌い」「旅行が嫌い」などとぶっちゃけていると、ふたたび放送禁止用語を叫んで後藤らを困らせた。
また、小学6年から中学2年まで少林寺拳法を習っていたという水野は、スタジオで腰の入った正拳突きやキックを披露。
水野は「(人に)後ろに立たれるのが嫌い」とのことで、不審者に襲われた場合、どう対処するのか試すことに。
すると、水野は不審者に扮した徳井の額を片手でつかんで撃退。
男性に比べて力の弱い女性は「急所を狙うしかない」と、のどや口元にパンチをくらわすのが有効だと説明した。
一方、「(男性に)頭を撫でられるのが好き」と、可愛らしい顔も垣間見せた水野。
夏に大きなスイカを知人にもらったという彼女は、その中身をくりぬいて被ってみたことを明かすなどお茶目なところも見せていた。
このとき彼女は自らのスイカ頭写真を見ながら「こういう女、嫌いだわ〜」と豪快に笑い飛ばしており、自虐的な一面も持っているようだ。
そんな水野にネット上の視聴者からは、「男勝りな性格なのは知ってたけど、乙女なところもあるんだな」「こんな人と一緒に暮らしたら楽しそう」などと好意的な意見が続出。
相変わらずの美貌も絶賛されているが、男前な言動と可愛らしい一面とのギャップに魅了された人も多い。
デビュー当時から正統派美少女として注目を集め、大ヒットドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ系)シリーズの柏木雪乃役で一躍メジャー女優の仲間入りを果たした水野。
その後、所属事務所を独立した際には露出を減らしたこともあったが、自ら劇団を設立するなど芝居への情熱を燃やし続けた彼女は大手プロダクションと業務提携というカタチをとり、ここ数年は順調な活動を続けている。
29日スタートの連続ドラマ『黒い十人の女』(日本テレビ系)にも出演する水野。
61年に公開された市川崑監督の同名作品をもとにするこのドラマは、妻のほかに9人の愛人を持つテレビプロデューサーが主人公のスキャンダラスなサスペンスだ。
バカリズム(40)が脚本を担当する今作で、水野は愛人のひとりを演じる。
今回の『今夜くらべてみました』に出演した佐藤やMEGUMIも愛人役で、女性たちのパワフルでしたたかな姿が見どころだという。
昨今話題の不倫をテーマにした作品で、豪快さと可愛らしさを持つ水野はどんな表情を見せてくれるのだろうか。
【日時】2016年09月28日(水)
【提供】メンズサイゾー