>>561
仰せの通りかと。
富士音楽猫さんは日蓮正宗信徒を名乗られているので、相手に手の内がバレていますから攻撃の的になりやすく、小生としては気の毒な気持ちすら感じています。
かたや高橋幸弘さんは本迹勝劣を主張しておりますが自分の所属する教団を明かしていないため、掴みにくいところがありますが。
両者の共通点は貴方の御指摘の通りです。
所謂、日蓮本仏論の萌芽は日興門流で初めて醸成されたものではなく、弘安期のころから日蓮自身の中にあり、その思想が日興に伝わり徐々に形成され、日郷の保田妙本寺で確立し、それに教学的な意味合いを持たせたのは日有のころの京都の興門派の学僧たちではないかと考えています。
日有の教学参謀たる左京日教がその中心人物かと。
しかし、明確に日蓮本仏論を展開したのは、少し後の保田妙本寺・小泉久遠寺１４代日我でしょう。
大石寺２６代日寛は日我を批判しつつも日我の日蓮本仏論を大幅に採り入れ、そのうえで本門戒壇大本尊を本仏日蓮の魂宿る究極の本尊と位置付けて大石寺歴代こそが本仏日蓮の唯一の正嫡であると主張して日蓮本仏論を完成品にしています。
現在、日蓮正宗と名乗る宗門には痛い大嘘が二つあります。
一つは日目の跡目は日郷であり日伝の系統が富士門流本来の正嫡なのですが、日郷の死後に日道の遺弟の日行が領主が南条から興津に交替したのを契機に簒奪して４代になったことです。
あの郷道論争は大石寺がでっち上げた宗史改竄です。
二つ目は日寛教学は完全なる日我教学のパクりだということです。
日蓮正宗は宗史を改竄し教学を盗用したというわけでしょうか。
