爆サイ.com 北海道版

🏥 北海道病院・医師


No.8720835
#513
>>512
続き


■ポリープ

 逆に、エリート意識など持たず、
単純に儲けることだけを考えている医者は、
こういう手術はしない。
「下手は打たない」ように、できるだけやさしい手術を選び、
リスクを回避したうえで、
手術の数で稼ごうとする。
民間病院のブラック外科医は、こちらのタイプが多い。

 たとえば、胃や腸の内視鏡検査を勧めて、
ポリープが見つかったと言って、
そのたびに切除手術をする。
ポリープというと大変なことのようにとらえる患者さんがいるが、
よほどのことがない限り手術の必要はない。

 ポリープは、大きく2つに分けられる。
過形成ポリープと腺腫。
過形成ポリープは一生がん化しないポリープだが、
発生個数は多く、とくに肛門に近い直腸やS状結腸に多発する。
よく医者が「小さいポリープがたくさん見つかりましたが、問題ありません」と言うのがこれで、
切除の必要はまずない。
ところが、これを取ってしまおうとする医者がいる。

 腺腫は大腸ポリープのうちの80%を占め、がん化することもあるので、
「とりあえず切っておきますか」と医者は言う。
しかし、小さければ放置しておいてもほとんど問題はない。
私が懇意にしているベテラン外科医は、次のような場合だけ切除している。

(1)ポリープが2cm以上あって、がん化の恐れがあると判断されるとき
(2)ポリープから出血が見られる場合
(3)胃の入り口や出口にポリープがあり、通過障害を引き起こしている場合


[ 匿名さん ]
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