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④レベル4 危険な場所から全員避難
自治体が「避難指示」を発表します。
これまでは同じレベル4に「避難勧告」と「避難指示」がありましたが、「避難指示」に一本化されました。
大雨によって土砂災害の危険性がさらに高まり、「土砂災害警戒情報」が出されたり川の水位が上昇して
「氾濫危険情報」が発表されたりするような状況です。
高齢者などに限らず、危険な場所にいる人は全員避難する段階です。
避難場所に限らず、自宅近くの頑丈な建物などでも安全を確保できる場合があります。
あらかじめハザードマップなどを確認してください。
⑤レベル5 命を守って!
自治体から「緊急安全確保」が発表されます。
すでに災害が発生、または発生している可能性が極めて高い状態です。
川が氾濫して「氾濫発生情報」が出されたり、気象庁から「大雨特別警報」が発表されたりします。
避難場所への移動は手遅れになっているおそれがあります。
周囲の状況を確認し、避難場所までの移動が危険な場合には近くの頑丈な建物に移動するほか、
外に出るのがすでに危険な場合は、建物の2階以上や崖の反対側など、
少しでも安全な場所で、命が助かるような行動を取ってください。