福島県教育委員会は22日、教職員4人の懲戒処分を発表しました。
このうち、懲戒免職となったのは、いわき市立湯本三中の工藤湖（くどう・いづみ）主事（26）で、去年10月から今年2月にかけ、学校が徴収した給食費などを、支払いのために金融機関から払い戻した後、総額105万円を自宅などに保管し、約66万円を横領したということです。
工藤主事は、過去にもらった領収書をコピーして帳簿に貼り、支払ったように見せていましたが、給食の共同調理場から給食費が振り込まれていないと連絡があり、発覚しました。
工藤主事は「生活費がギリギリで使ってしまった」と話していて、横領した金は家賃や水道代、コンサートのチケット代や宿泊費などにあてたということです。
また、同じく懲戒免職となったのは、郡山市立富田西小で特別支援学級の担任を務めていた荒井宣男（あらい・のぶお）教諭（65）で、今年2月下旬、少女が18歳未満であることを知りながら、わいせつな行為をしたということです。
