鹿島セレーゾ監督の「厳しい言葉」効果で2勝目
[2015年4月16日22時20分]
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ゴールを決めスタンドの声援に手を振り応える鹿島MFカイオ(撮影・中島郁夫) ゴールを決めスタンドの声援に手を振り応える鹿島MFカイオ(撮影・中島郁夫)
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<J1:柏1−3鹿島>◇第6節◇16日◇柏
鹿島が敵地で今季リーグ戦2勝目を挙げた。
序盤のピンチをしのぐと、前半46分にMF柴崎岳(22)のFKをDF植田直通(20)が頭で合わせてプロ初ゴールとなる先制点を奪取。
1度は同点に追いつかれたが、後半26分にMFカイオ(20)がGKのはじいたこぼれ球を押し込んで追加点を奪うと、後半終了間際に相手DFミスから途中出場のMF中村充孝(24)がダメ押し点を決めた。
トニーニョ・セレーゾ監督(59)は「前半はフワーッとした部分があったのでハーフタイムに何人かの選手には厳しい言葉をかけた。その効果が出たと思う」と明言。相手DF陣のミスをついて3点目を奪ったことにも「柏はセンターバックの間にボランチが入ってDFラインでパスを回す。そこで奪えば残るのはセンターバック1人とボランチ。狙っていた」と振り返った。