👹 青森市雑談

鉄砲を自前で製造し
発砲に必要な火薬類の調合も
自前でやって販売できる、
こうした堺の強みと

戦国の乱世は
火縄銃をより多く持ってるヤツが
この国の覇権を握る、と
いち早く見抜いていた信長の思惑は
一致します。

信長の躍進の影にはいつも
堺の兵站がありました。
自由な商業行為は国を繁栄させる
と知った信長の思惑は
楽市楽座という政策で結実しました。

こうして堺という自治都市は
武士という軍事力に頼らずとも
戦国大名すら手玉にとり
したたかに生き残る
という離れ業をやってのけて
きたわけです。

堺商人の強烈なまでの自主独立の精神は
なんといっても千利休ぬきには
語れません。

3代さかのぼったら出自すらわからない
豊臣秀吉にとって、出自の卑しさは
生涯にわたるコンプレックスであり
天下人になってもそれは治るどころか
こじらせる一方でした。

天下人になっても
他の大名たちが無言のうちに見せる
「所詮は出自もわからぬ乞食あがりの分際で」
という冷ややかな視線は

どうやら死ぬまで秀吉を苦しめたようです。

刀狩にみられる身分制度の固定化や

「俺様すごい」を誇示したいだけとしか思えない
朝鮮出兵などは

秀吉自身がかかえる
出自のコンプレックスゆえ
と見たほうが良いでしょう。

それを冷ややかに見ていたのが
千利休です。

その出自の卑しさゆえに
秀吉はどうしてもマウンティングに
走るしかなかったんですよ。

「俺様の方が上」っていうものがないと
アイデンティティが
崩壊してしまう脆さがあった。

それゆえに秀吉はなんとしてでも
堺の街を自分の支配下におきたかった。

が、他の都市と同様に
戦国武将の支配下に入り
武士の支配下に入る、他の凡百の街に
成り下がることは

堺商人にとってはどうしても
認めるわけにはいかなかった。

秀吉は利休に切腹を命じます。

利休は命乞いをしてくるだろうと
秀吉はタカをくくっていました。
だがそこで命乞いをすれば
自由都市、堺は滅ぶことも利休は知っていた。

だから利休は自害したのですよ。

明らかに度を超した蛮行であったため
それ以降、秀吉は堺を支配下に
おくことを諦めます。

こうして堺の自由は守られました。

現在にいたるまで堺の人々が
千利休を敬愛するのは
このせいです。

堺の豪商
小西行長は最後まで豊臣側へつくし
家康が覇権を握ると
クビをはねられました。

時を同じくして、やはり堺の豪商
今井宗薫は秘密裏に家康側と結びつき
生き残りました。

この功績により
堺は江戸時代に入っても
自治都市としての存続が
許されることとなりました。

ここら辺のしたたかな生存戦略には
舌を巻くものがあります。

商人の世界ってね、すごく対等なんですよ。

家柄とか世間体とか年齢差による
マウンティングが存在しない。

稼げれるヤツが偉い
って世界です。

「ちょっと勉強できるからって
いい気になって！
懲らしめてやる！」

とか
坪田センタロー父親みたいな
キチガイじみた
マウンティング理論とか
堺では嘲笑の対象でしかありません。

稼げれるヤツがエラい

とはいっても
個人で出来ることなど
たかがしれてます。

当然、組織を創って商売するわけですが
その中にバカがいると共倒れするわけです。
一家で首吊るか夜逃げするか
飢え死にするか。

百姓とちがって稼げないと飢え死にですから。

それがイヤならば、まずは必死こいて働かねば
なりません。

と同時に
優れた人材を登用し
優れた人材を育てる

というのが本業とは別に至上命題として
あるわけです。

だから街の文化として
人材登用、人材育成に関する
情熱がマジ半端ないです、堺は。

とりあえず必死こいて働いて
優れた人材は登用し
優れた人材育成には労を惜しまず

そうやってあの街でそだった人間は
それを社会に還元し
次の世代につなげていこう
って気持ちに自然となる。

このサイクルが見事に機能してるんですよ。

勉強でもスポーツでも芸能でもいい
やる気あるなら応援するよ

って雰囲気が凄い。

そしてこのDNAは大阪へと
引き継がれていくこととなります。

こないだも商人
飽きたなぁ

内容同じだな

話オモロないわ

暴力団事務所に住所移した話してよ

こうしてみると
頑張るヤツは応援するよ
って雰囲気は

ちょうど私がいたころの青森高校と
よく似てますねぇ。

あの伝統が守られこれからも続いていくことを
強く望みます。

というわけで堺の系譜を継いだのが
大阪市になるのですが

始まりは秀吉の時代まで遡ります。

秀吉による大阪城の建設をきっかけに
大坂という街の造営が始まります。

この時に京都と堺からそれぞれ豪商たちを
引き抜いてきたり
今でいうなら「大坂に支店をつくれ」と
秀吉が命じたのがきっかけです。

豊臣家が滅亡し家康が覇権を握った時には
これで大坂もオシマイかと思われたのですが
家康は大阪を幕府直轄地とすることで
大坂は自治都市、商業都市として
存続することが決まりました。

家康の思惑としては
国の権威、象徴としての天皇は京都に起き
実務的な行政機関の機能は江戸へと
分離させたかった。

その上で
商人たちがその経済力を利用して
政治に口出ししてくることを避けるために
政治機能と商業機能を分離した。

この政商分離というのが上手く作用したおかげで
江戸幕府は行政の実務に専念できたし
大坂はアキナイに専念することができた。

まずはこれがあらましですね。

暴力団事務所に住所移した話　くわしく

まぁ京都は別格だからおいとくにしても

士農工商の厳しい身分制度社会において
大坂と堺は江戸時代を通じ
自治都市として存続できた。

つまり武家社会という身分の
上下関係の世界とは
無縁ですごせてたわけです。

商業というのは
どこまでいっても実力万能主義ですから
世間体とか家柄みたいなものに
しばられることがない。

それがあの自由な気風を育んできたのだなぁと
しみじみ思うわけですよ。

もともと堺から引き継いだDNAと
今の滋賀県彦根市にあたる近江商人の系譜
これが相まって
大坂の商人哲学は結実するわけですが

特筆すべき点として挙げるなら
近江商人の三方良し
という商売哲学をまず挙げますね。

売り手よし、買い手よし、世間よし
この3つがそろって初めて良い商売といえる
という考え方です。

まず売り手として自分が儲けなくては
生き残れない

かといって、買い手の足元をみて暴利を貪ることは
よろしくないし

買い手のためだけを考えて自分が困窮するのでは
本末転倒である

では売り手と買い手さえよければ
それでいいのか？となると
それでは麻薬売買も良いということになるが
これでは言語道断である。

売り手、買い手が共存共栄し
それで出た儲けを社会に還元する
あるいは
アキナイというものを通じて
社会に貢献する

商人たるもの、この3つをそろえねば
ならない

という考え方で
現在にいたるまで大阪では
この考え方が浸透しています。

青森なんかだと
商人というものは
カネに汚い守銭奴みたいな感じ程度の
認識かと思われますが

売り手よし買い手よし世間よし
の
三方良しを実現していくには
強靭なバランス感覚が必要ですし

三方良しの哲学って
結局は
優れた人材登用
優れた人材育成の話

に行きつくわけでして
そうなると結論は

自分の分際で出来ることはやり切って
あとは頑張る人を応援して生きる

っていう人生哲学になるわけでして
私にはこれが性に合っていました。

ここで問題なのが

自分の分際で出来ることはやり切って
あとは頑張ってる人を応援する

って生き方をやっていくためには
前提として

「性別とか年齢差とか学歴とか抜きにして
基本、この街ではみんな対等」

これが必須なんだけども
大阪以外でこれをやるのは
実は無理なんじゃないか？

と思ってるんですよ。

京都と大阪以外の国内都市って全て

江戸時代の幕藩体制で
厳しい身分制度の格差社会を
経験してるじゃないですか？

歴史とか文化の背景として
上下関係がないと堪えられない
っていう雰囲気が根強くありますね。
特に地方都市は。

津軽でいう
しゃべればしゃべたで喋られるし
〜云々って

要はいつもマウンティングとって
上下関係の中でマウントとらないと
暮らせない、生きていけない

という津軽衆の卑しい根性を
如実に表れてるんだけども
こういう地域性って
その土地その土地で染み付いてるものだから
行政がなんかやって
変えられるものじゃないんですよ。

昨シーズン、青森市の除雪費用が底をついて
除雪できなくなる、という事態が起きると
ここぞとばかりに
小野寺市長をこきおろして
悦に入ってたバカが
あとをたたなかったじゃないですか？

あの民度の低さをみて
あぁ、コイツら救いようのないバカだなぁ
というか
津軽衆の卑しい根性を目の当たりにした
という気分になりました。

あんなの堺なら絶対に起こらないのに、と。

そもそも青森市の財政が慢性的にヤバいんだから

それでも除雪費用を捻出するなら
税金あげるか
行政サービス削るか
の二択なんですよ。

これは誰が青森市長になっても同じです。
そしてこの問題は青森が雪国である以上
これからも続きます。

これが堺だったなら

住民側から

税金あがるのは仕方ない、ガマンするから
どれぐらいの費用が必要なのか
急いで明示してくれ

とか

今後10年20年を見据えた場合
どれだけの額の積み立てが必要なのか
調べてビジョンを見せてくれ
カネは払うから

という方向へ即座に動きます。

自分たちの街のことは
自分らで決める
そして自分らで責任を持つ

という考えが当たり前のように
浸透しているからです。

暴力団事務所に住所移した話してくれよ

小野寺市長をこきおろして
悦に入ってる連中って

「自分らの街の問題は上の偉い人達が
なんとかしてくれてる」

って思ってる
甘ったれバカじゃないですか。

自分らが身を切って代償を支払わないと
もはや立ち行かない状況なのに
そこからは全力で現実逃避する。

恥知らずだよなぁ、と思いました。

結局ね、今や日本じゅうの地方都市で
コンパクトシティを目指してて
どこもことごとく失敗してるんですけど

その理由は大きく2つあります。

1つは
ほとんど全ての県で
市役所と県庁とでは
都市開発の考えが正反対であること。

市役所側は都市機能や人を
都心に集めて集約化しようとするし

県庁側は
人やモノの流れを郊外へ郊外へと
おしやる「都市の郊外化」を
目指しています。

見事なまでに正反対ですよねw

これが青森に限らず日本全国で起きてます。

これに関して一番わかりやすい例としては

青森市は市立図書館を
堤小学校となりから
都心の青森駅前アウガに移転させ

青森県は県庁裏にあった県立図書館を
刑務所となりへ移転させましたw
あれはキチガイ沙汰ですよねw

青森県が市内に作るハコモノって
博物館やら美術館やら
全部、クルマないと行けないとこばかりw

これはねぇ
田中角栄の日本列島改造論の残した
負の遺産なんだけども

田中角栄の時代に
地方の議員は地元の土建屋を
集票マシーンにして当選し
道路や橋を作らせることで
中央から予算ひっぱってくる

っていう利権構造が出来上がっちゃってるのね。

高度成長期の頃はまだそれでも
よかったんだけど
この利権システムがモンスター化しちゃって
もうそれじゃ地方はダメなのに
暴走が止められなくなってる。

県庁は中央から予算引っ張るために
要らない道路を作り
無駄に田んぼを宅地化して造成し
それを推し進めた人が出世する
人事システムだから
この流れを変えられない。

>>672
僕ね、一度
夜逃げ同然で引っ越ししたことがあるんですよ

この国ってね

あと12年ほどで
大人用紙オムツの売り上げと
赤ちゃん用紙オムツの売り上げが逆転するし

あと12年ほどで
国内の95%のコンビニは
24時間営業を維持できなることが

統計上すでにわかってるのよ。
この意味、わかりますか？

昔はあった個人の雑貨店、酒店は
根こそぎ
コンビニに入れ替わったけども

24時間営業を維持できない
利益を確保できない
ってなると
コンビニ各社は平気で閉店、撤退しますよ。
慈善事業じゃないし。

セブンイレブンとか真っ先に
青森県から撤退しそう。

そうなった時に地域経済はどうなるんだ？
って話になる。

>>677
以前に突撃された例もありますし
こっちは予防線はらないといけないわけですよ

青森市って
1992年ぐらいで当時人口が32万人
ぐらいだったと思う。
これ、浪岡町と合併する前の話ね。

で、現状28万人だっけ？
これ浪岡町と合併してこれだからね。

たかだか25年で
浪岡町2つ分の人口が無くなってる。

人口が減ってる上に
年齢構成は
若者が減り老人が増えてるダブルパンチ。

にしてもこの人口減少のスピードは
凄まじい。

もうすぐ東に抜かれるさ

南にはもう抜かれてるし

あと10年ほどで
団塊世代のほとんどは
運転免許返納するし

あと25年ほどで
団塊ジュニア世代のほとんどは
運転免許返納となる

となるとね
青森市の場合
いま自動車運転してる人口に比べて
ドライバーの数は65%ぐらい減るのよ。

半分以下に減る。

郊外に大型駐車場併設して
大規模商業施設つくって
便利ねーとか言ってるけど

あと25年したら
楽観的にみてもそういうとこの
商業施設は客が65%減るのよ。

どうやって生き残るの？
って話でして。

>>680
フェイクというか、トラップというか
罠をしかけてみたわけですよ

だからね、青森市の生き残り戦略としては
小野寺の推し進めてる
コンパクトシティ化の方が
圧倒的に正しいのよ。

病院、買い物、娯楽
これらが徒歩圏内だけで
生活が完結する仕組みにした方が
高齢化社会において正しい。

けど、うまくいかない、なぜか？

コンパクトシティが上手く行かない理由の1つは
市役所と県庁とで
都市計画が正反対の方向を向いていること
これは既に述べました。

もう1つはね
地域住民の自治意識の低さ
これに尽きます。

日本って国はね
太平洋戦争に負けてから
55年もの間ずーっと
右肩上がりで豊かになり続けた
珍しい国なの。

ほっといても国や県が
なんとかしてくれてたのね60年近く。

だから誰も自分らの街をどうまもるか
なんて考えなくなった。

で、21世紀になってからの
20年間はどうにかこうにかダマシダマシ
現状維持してるけど

この20年間で日本は経済成長率がゼロ。
これは先進国内では日本だけ。

で、遅くてもあと20年で
日本は先進国の座から転落するのが
もうわかってるんだけども

この状況で国やら県が
なんとかしてくれるとでも思う？
ムリですよ。

>>672
僕ね、一度
夜逃げ同然で引っ越ししたことがあるんですよ
以前に突撃された例もありますし
こっちは予防線はらないといけないわけですよ

フェイクというか、トラップというか
罠をしかけてみたわけですよ

>>689
住民票とか社会保障で必要になる住所設定を
大阪市内にある
とあるヤクザ屋さん事務所にしてみたんです

青森高校が仮に
東やら南に抜かれたからといって
それって単に
青森県の教育システムが
劣化してるだけの話であって
なんら喜べる話ではないのに

バカってなんでこんなことすら
わからないんだろうかね？

>>691
人材育成ってものに
対する考えが根本的に欠落してるんだと
思うよ？

釣られてやんの

頑張ってる人を引きずりおろせば
相対的に自分の方が上だと
錯覚して喜んでる卑しい根性だからね。
あれは治らない。

>>690
そしたらね、そこの住所に
×田×××、突撃したらしいですわ
近所じゅうに名刺配ってたらしいですわ

コンパクトシティってのはね

自分らの街のことは
自分らで決める
自分らで守る
自分らで責任をもつ

って考えが住民に浸透してないと
実現できないし維持できない。
国内でこれができてるのは
京都市、堺市、大阪市ぐらいだけ。

こういう気風、市民感覚は
長い時間をかけて醸成しないと
成立しない。

小野寺は本当によく頑張ってるけど
こういうのばかりは
トップダウンで実現できることでは
ないんですよ。

ほんず無しの見本ですね。
鎌田さん

ゆえに小野寺市長のすすめてる
コンパクトシティ化は
正しいんだけども
青森市がそれを実現するのは
無理だと思う。

そしてコンパクトシティ化に失敗した場合

青森市は今後20年で
一気に荒廃する。

これは青森市に限らず国内各地で起きる。

>>698
病気だべよ。
精神科さ行けじゃ

青森市みてるとね
ホント不思議でしょうがないんですよ。

これからたかだか25年で
自動車ドライバーが半分以下になるのに

それが今からわかってて
なんであんなに
せっせとクルマ依存型の都市構造へと
邁進するんでしょうかね？

クルマがないと生活できないような地域に
子どもらは独立して離れて
あと10年もすれば
免許返納の時期になる老夫婦とか
山ほどいるわけですよ。

この人ら、何考えてんだろ？
って思います。