昭和60年から二年間、天龍と長州はシノギを削って戦いに明け暮れた。
毎日が対抗戦。リングの中に緊張感が充満していた。
本当に、毎日毎日、飽きもしないでやっていた。
違う団体同士だから当然、選手たちの間に不平不満や愚痴が出てくる。
全日本の選手からは
「あいつらプロレスが分かってない。基本を知らないから、やってて危なくてしょうがない」と言っていたし、ジャパン勢からは
「全日本の連中は会場に来ても全然練習しないし、ウチのファイトスタイルがロックなら、全日本はワルツだ」とお互い好き勝手なことを言っていた。
毎日が対抗戦。リングの中に緊張感が充満していた。
本当に、毎日毎日、飽きもしないでやっていた。
違う団体同士だから当然、選手たちの間に不平不満や愚痴が出てくる。
全日本の選手からは
「あいつらプロレスが分かってない。基本を知らないから、やってて危なくてしょうがない」と言っていたし、ジャパン勢からは
「全日本の連中は会場に来ても全然練習しないし、ウチのファイトスタイルがロックなら、全日本はワルツだ」とお互い好き勝手なことを言っていた。