>>91
まず、俺はkanonを知らないワケですが。
それ抜きにしても、こういうのを参考にするのは止めた方がいい。
最初に言ったけど、同人が横行するweb上で基礎とか出来てる人なんてあまり居ない。
出来ている人たちにしても、そんなweb上でひそひそやらず真剣に作家とか目指すのが
大部分なわけで、そういう人たちは、web上に掲載することで、文章を知らない人達の感想を
もらうことが、小説を学ぶうえでは無意味なことを知っている。
もちろん例外もいるけど、そんな例外探し当てるよりは書店に走った方がはるかに早いわけで。
まあ実際には小説好きだとか、文章知ってるという”読者”なら沢山いるんだけど、そういう人たちは
「出来てない文章」に対しては「なーんだ」で飛ばすだけで、感想を書かないし指摘とかもしない。
だから寄せられてくる感想は文章を知らない人の、衝動的なものだけに留まる。
そういうのは当然励みにはなるけど、文章を学ぶうえでの肥やしにはならないという訳です。
だから、書店行って普通の小説を色々と立ち読みして、これ良いなと魅かれたものをとりあえず買って
家でゆっくり読んでみるとか、web上でも小説の先生に自分の書いた文章を評価してもらう、なんていう
場所もあるからそれを使うとか、そういうプロを利用した方がはるかに良い。
少なくとも、きちんと目指すならアマチュアに頼るのは絶対に止めるべき。ひん曲がる。
恋愛経験ない美人の処女が、新宿歌舞伎町に行って最初に出会った男と付き合おうとするようなもん。
そら良い人もいるだろうけど、絶望的な確率です。
まぁ、まずは小説を読むという行為自体にも慣れた方が良いかも。
最初は文章がズラッと並んでるの見ただけで読む気なくすけど、そこは我慢。
立ち読みでも十〜二十ページくらいは見ないと、その本のことは分からないから。
まあ最初は、書店でランキング入りしてる新刊とか読んでみては? 短いの多いし。
あ、でもラノベは止めときましょう。マジで。
編集者が「読むに耐えない」と萎えて、バイト雇って読ませて出版、みたいなことが起きてる世界なんで。
それでも売れるから、仕方なしに出してるらしいけど……