ゼレンスキー大統領が求める国会演説に注目 「確実に北方領土ネタ」「下手するとアメリカを敵に」
東京新聞 2022年3月18日 15時01分
ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が日本に求めている国会演説について、その演説内容に注目が集まっている。
ゼレンスキー大統領は1日、欧州議会の緊急会合でビデオ演説したのを皮切りに、各国でも同様の形式で演説を継続。8日は英議会で、英国の劇作家シェークスピアの「生きるべきか、死ぬべきか?」を用いたり、第二次世界大戦時のチャーチル元首相による名言を用いて「われわれは決し屈しない」などと訴えた。
15日にはカナダの議会でも実施。16日には米連邦議会で、米国が空から攻撃を受けた1941年の真珠湾攻撃や2001年の米中枢同時テロ(9・11)を挙げ、支援の必要を呼びかけた。
17日には独連邦議会で演説。ロシア産の天然ガス輸入を続け、経済を優先しているとし、ドイツを批判。冷戦中のベルリンの壁を引き合いにだし「壁に阻まれて事態体が見えていない」「壁を倒して」と呼び掛けた。
日本も国会演説の打診を受けている。17日、コルンスキー駐日大使が正式にゼレンスキー大統領による国会演説を要請。週明けにも実施されるとの見方が強まっている。
演説する国に合わせて、印象的なメッセージを発するゼレンスキー大統領が日本ではどんな内容を話すのかに注目が高まっている。ネット上では「広島・長崎を持ち出して核使用の批判でもする?」「確実に北方領土ネタ入れてくる」「沖縄戦」「東京大空襲」などさまざまな予想が展開。また「下手するとアメリカを敵に回す」といった指摘もあった。(写真はAP)
東京新聞 2022年3月18日 15時01分
ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領が日本に求めている国会演説について、その演説内容に注目が集まっている。
ゼレンスキー大統領は1日、欧州議会の緊急会合でビデオ演説したのを皮切りに、各国でも同様の形式で演説を継続。8日は英議会で、英国の劇作家シェークスピアの「生きるべきか、死ぬべきか?」を用いたり、第二次世界大戦時のチャーチル元首相による名言を用いて「われわれは決し屈しない」などと訴えた。
15日にはカナダの議会でも実施。16日には米連邦議会で、米国が空から攻撃を受けた1941年の真珠湾攻撃や2001年の米中枢同時テロ(9・11)を挙げ、支援の必要を呼びかけた。
17日には独連邦議会で演説。ロシア産の天然ガス輸入を続け、経済を優先しているとし、ドイツを批判。冷戦中のベルリンの壁を引き合いにだし「壁に阻まれて事態体が見えていない」「壁を倒して」と呼び掛けた。
日本も国会演説の打診を受けている。17日、コルンスキー駐日大使が正式にゼレンスキー大統領による国会演説を要請。週明けにも実施されるとの見方が強まっている。
演説する国に合わせて、印象的なメッセージを発するゼレンスキー大統領が日本ではどんな内容を話すのかに注目が高まっている。ネット上では「広島・長崎を持ち出して核使用の批判でもする?」「確実に北方領土ネタ入れてくる」「沖縄戦」「東京大空襲」などさまざまな予想が展開。また「下手するとアメリカを敵に回す」といった指摘もあった。(写真はAP)