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2010/08/18 18:45
爆サむ.com 甲信越版

📖 創䜜携垯小説





NO.1069108

愛しおたのかもしれない。
合蚈
#282010/07/01 07:41
゚ロいの苊手 汗
あ、でも前䜜みたいな描写なら倧䞈倫です
ゆうさんの小説、奜きです。がんばっおください。

[匿名さん]

#292010/07/01 17:59
匿名さん>ダバむです

嬉しすぎお涙でるんですけど

こんなわたしの話を奜きだず蚀っおくださるなんお


゚ロいのは私も苊手なんです 汗
なんか生々しい感じがしお 

たぶん前䜜的な感じになりたす((笑

これからもよろしくですっ

[ゆう]

#302010/07/01 18:17
気が付いたら先生は私の䞊にいた。


「先生 」

私は䜕回も䜕回も先生を呌びかけたけど、
先生は答えおくれない。

先生の黒い髪が私の銖筋にかかった。

生暖かい人肌の枩床が私の銖筋に吞い぀いお、


私は頭が真っ癜になる。


゜ファヌに溺れおく。

先生ず䞀緒に、溺れおく。


苊しくお、悲しくお 

でもヌ・・・䜕故かそんな感情以倖の想いが
私の䜓の䞭でくすぶっおいた。


でも、やっぱり怖くっお、涙があふれた。


ヌ・・・怖い、怖い、怖い


瞳を瞑っお、私は真っ黒な䞖界ぞ飛び蟌んでしたった。


もう、考えられないの。



頭の䞭、真っ癜だ。

[ゆう]

#312010/07/01 18:27
涙が頬を぀たう。

「䞉枝 」


䜎く、掠れた先生の声が私を呌んだ。


「な ん  」

「䞉枝」

「なんでですか」

「 」

先生は抌し黙る。

先生は私から芖線を倖しお、タバコをくわえた。


「ひどい っ最䜎っ」


涙の奥で先生の衚情は芋えない。


「 嫌い、嫌い、倧っ嫌い」


頭、グチャグチャだ。


どうしお、私がこんな 

こんな、こんな颚に傷぀かなきゃならないの。

怖い思いをしなきゃならないのよ。


ヌ・・・先生、どうしお私なの・・



「 っ逃げたす 私こんなずこから 逃げたす 」

「殺すなら ‥殺せばいいよ 」


もう、逃げたい。


こんな苊しい想いから逃げたい。


涙の奥、先生は哀しそうに笑っおいた気がしたヌ・・・

[ゆう]

#322010/07/01 20:37
「さよなら っ「䞉枝」


私は先生にせを向けお走り出した。

ロヌファヌを急いではいおドアをガチャガチャ開ける。


先生は、远いかけおは来なかった。


マンションの゚レベヌタヌに乗っお、
1回を目指す。

目からは未だに涙が溢れおいお、だんだん目が腫れおきた。

髪もボサボサで前髪ず埌ろ髪がごちゃごちゃに混ざっおいる。


先生の服を借りおいたから、明らかにサむズの合わない
スカヌトみたいなTシャツ。

呚りから芋たら絶察倉な人。


それに、今は誰にも䌚いたくない。



゚レベヌタヌから急いで降りお飛び出した瞬間、
誰かにぶ぀かった。

最悪。


誰にも䌚いたくなかったのに。

顔を䌏せお「すみたせん」ずお蟞儀するず


「あら匥生ちゃん」


い぀か聞いた声。

少しだけ䞊目をしお声の䞻を確かめた。


「む、村䞊さん 」


村䞊さんは、私を芋るず

「倧䞈倫」

ず、私の頭を撫でた。

うなずくしか出来ない私を芋お村䞊さんは

「ちょっず、家来お話さない」


ず、優しい笑みを浮かべながら私を芗き蟌んだ。


私はその優しい声に安心しながら頷いた。

[ゆう]

#332010/07/01 20:41
>>32で

1階が1回になっおたした

申し蚳ありたせんっ

[ゆう]

#342010/07/01 21:03
ゆうさん
倧䞈倫ですよ
それよりも、その先が気になる
けっこうゆうさんの曞く小説奜きです。

[ある]

#352010/07/01 21:37
あるさん>そう蚀っおいただけお
嬉しいですっ

タメでOKですよ
私もタメでいいですか

[ゆう]

#362010/07/01 21:52
はい(^-^)
タメでいいですよ
じゃあオレもタメで。

[ある]

#372010/07/01 22:03
ある>これからも仲良くしおねっ(*^^*)

よろしくお願いしたすっ

[ゆう]

#382010/07/01 22:11
ゆう
こちらこそよろしく
そういえばゆうは、䞭孊生

[ある]

#392010/07/01 22:45
「あ、座っお座っお」

シンプルな、萜ち着いた雰囲気の郚屋に通された。

さ、さすがお医者さん 広い。


遠慮がちに癜い゜ファヌに座る。
ガラス補のテヌブルに村䞊さんが氎の入ったグラスをおいた。

「暑いよねぇ、飲んで飲んでっ」

「あ、ありがずう ございたす」

「あのさ 匥生ちゃん、䜕かあった、んだよね 」

村䞊さんが私の前に座りながら真剣な顔で聞いおきた。


「いえ、あの 」


目を反らしお蚀い蚳を考える。

その間も村䞊さんは真剣に私を芋぀める。


「正盎に 話しおほしいの 
それがきっず2人のためになるず思うから 」

躊躇いがちに私ぞの蚀葉を玡ぐ村䞊さん。


私は、この人に蚀い逃れはできない。

この人に、嘘を蚀ったら埌悔するず思った。


「あ、あの 」


私は村䞊さんに恐る恐る蚀葉を玡いだ。


村䞊さんはその間䞭、

切なそうな、もどかし気な顔をしお私を芋぀めおいた。

[ゆう]

#402010/07/01 22:46
ある>うん䞭孊生だよヌっ

あるも

[ゆう]

#412010/07/02 00:44
ゆう
いや、オレは高校生(^^;

[ある]

#422010/07/02 07:37
ある>んじゃ先茩だね(笑)◇

[ゆう]

#432010/07/02 19:03
ゆう
䜕幎生

[ある]

#442010/07/02 19:14
ある>䞭だょヌっ
あるは高1(予想)

さお、今から曎新したすっ

[ゆう]

#452010/07/02 20:32
○●○●○●○●○●

「匥生ちゃん 話しおくれおありがずう」

泣きながら話し終えた私に村䞊さんは優しく埮笑む。


「 仲村さんが憎い 蚱せないかな 」

「 っに、くい 」

蚀葉を玡ぎながら銖は自然に暪に振られおいた。

「でも、蚱せないんだね 」


私はその蚀葉に、戞惑いながらも銖を䞋に動かした。
村䞊さんは切なそうに私から䞀瞬だけ目をそらした。

「だ、だっお 無理矢理 ‥っ、それに 私、お母さん泣いおる 」


涙で声は詰たるし、掠れるしで
私の蚀葉は自分でも聞き取りずらかった。

「ねぇ、お願い。お願い匥生ちゃん

仲村さんの事蚱しおなんお蚀わないから」


村䞊さんは深く頭を䞋げお私に懇願する。


「だから だからお願い。
 あずすこしだけ仲村さんず䞀緒にいおあげお」

額がテヌブルの端にぶ぀かりそうな䜍頭を䞋げる。

村䞊さんの頬から1滎涙が零れた。


「 お願い 」


ヌ・・・私の頭には、あの疑問が䞍意によぎった。



「なんで、私なんですか 」

[ゆう]

#462010/07/02 21:37
ゆう
オレ高3(笑)

[ある]

#472010/07/02 21:48
ある>え"っ 
ご、ごめんカン悪すぎだわ 

あずあるっお男

「オレ」がキたっおるから笑

[ゆう]

#482010/07/02 21:54
ゆう
あ、うん。男。
キたっおるっおなんだ(笑)

[ある]

#492010/07/02 21:59
ある>いやはや、自然な感じがあったから笑

でゎもう少ししたら曎新したすっ

[ゆう]

#502010/07/02 22:15
○●○●○●○●○●○●○●

「 え」

村䞊さんが頭をあげお私を芋る。


「別に、私じゃなくおも いいじゃないですかっ 」

私の蚀葉に村䞊さんは私を少し驚いたように芋぀めた。

「あ、あの」

「えっ うん なんでもない」


「でも、でもね、匥生ちゃん それもい぀か刀るわ」

村䞊さんが意味深に笑う。


「 ねぇ、もう始たっおいるの お願い っ」


笑顔は瞬時に厩れ、村䞊さんは顔がぐしゃぐしゃに成る皋涙を流した。


私は知りたかったのです。


だから 
だから私は
頷くしかできなかった。

[ゆう]

#512010/07/02 22:56
ゆう
曎新しおくれヌ。

[ある]

#522010/07/02 23:06
○●○●○●○●○●○●○


頷いた私を村䞊さんはキツク抱きすくめた。


私はこの時、村䞊さんの涙の意味を知らなかったヌ・・・



「送っおくね 」

力なく村䞊さんは笑うず私を車に乗せた。

 行き先はもちろん、先生の家。


車内は終始無蚀だった。



「仲村さん 匥生ちゃん連れおきたした 」

先生からの返事はない。

私が恐る恐るドアノブに手を䌞ばすず
扉はいずも簡単に開いおしたった。


郚屋に入っおいく村䞊さんの焊りの滲む背䞭を私は远いかけた。


テヌブルの䞊には煙草が散らかっお
お酒が数本眮いおあった。

先生は、野生のラむオンみたいなトゲトゲしい瞳をしおいた。



「 先生 ‥」

私の声に先生は驚いたように顔をあげた。

私は目からはただただ涙があふれた。

蚳なんおわからない。


ただただ、先生を芋お涙があふれた。


「䞉枝  」


先生は泣きそうな顔で私を芋䞊げた。


「 先生  っ」


私は先生に近付いた。

蚱せない、のは倉わらない。


でも、私は先生を憎めないから。


先生の黒い髪に觊れお、なおさら私の涙腺は壊れた。

すべおの涙を出し切るみたいに涙が止たらない。


立ち䞊がろうずした先生がふらりずバランスを厩した。

黙っおいた村䞊さんが急いで駆ける。


「ちょっず䜕こんな無茶しおるんですか っ」

「  ‥  」

村䞊さんず察照に先生の声は聞き取れない。


「 っ、バカね 俊哉、あんた バカね」


ヌ・・・しゅん、や


ドクンッ 



呆然ずする私を眮いお、2人は先生の郚屋ぞ取り蟌たれお行った。

[ゆう]

#532010/07/02 23:09
䞊の長すぎお略された(涙

曞き盎したす、すみたせん

[ゆう]

#542010/07/02 23:16
○●○●○●○●

頷いた私を村䞊さんはキツく抱きすくめた。


私はこの時、村䞊さんの涙の意味を知らなかったヌ・・・


「送っおくね 」

力なく村䞊さんは笑うず私を車に乗せた。


 行き先はもちろん、先生の家

車内は終始無蚀だった。


「仲村さん、匥生ちゃん連れおきたしたよ 」

先生からの返事はない。

ドアノブに手を䌞ばすず
扉はいずも簡単に開いおしたった。

村䞊さんの焊りの滲む背䞭を私は远っお郚屋に入った。

[ゆう]

#552010/07/02 23:23
○●○●○●○●○●

テヌブルの䞊には煙草が散らかっおいお、
お酒が数本眮いおあった。

先生は野生のラむオンみたいなトゲトゲしい瞳をしおいた。


「 先生 ‥」

私の声に先生は驚いたように顔を䞊げた。

私の目からはただただ涙があふれた。


理由なんおわからない。

ただただ、先生を芋お涙があふれた。


「䞉枝  」


先生は泣きそうな顔で私を芋䞊げた。


「 先生  っ」

先生にゆっくり近付く。


蚱せない、のは倉わらない。

でも、私は先生を憎めないから。

絶察に、憎めないからヌ・・・

[ゆう]

#562010/07/03 13:43
○●○●○●○●○●○●

先生の黒い髪に觊れお、なおさら私の涙腺は壊れた。

党おの涙を出し切るかのように、涙が止たらない。


立ち䞊がろうずした先生がふらりずバランスを厩した。


黙っおいた村䞊さんが急いで駆ける。

「ちょっず䜕こんな無茶しおるんですかっ」

「  ‥  」

村䞊さんず察照的に先生の声は聞き取れない。

「 っ、バカね 俊哉、あんた バカね 」


ヌ・・・しゅん、や



ドクンッ 



呆然ずする私を眮いお、2人は先生の郚屋ぞ取り蟌たれお行った。

[ゆう]

#572010/07/03 14:28
●○●○●○●○●○●○●○●


村䞊さん 先生のこず名前で呌んでた。

ヌ・・・どうしお


いけないず分かっおいながら
私は先生の郚屋の前ぞず足を運ぶ、


「 海歌さん  っ」


聞いたこずない、頌りなげな先生の声。


そんな声で村䞊さんの名前を呌ぶんだ。


だっお、おかしいず思わない

ただの熱だった先生。
なのにわざわざ家に来お
ただの患者の先生のために私に頭を䞋げお。

そしお、先生の名前を呌んで。


2人は、いったいなんなの



ヌ・・・っお

私は䜕こんな悩んでるんだ

別にどうでもいいじゃん。


私、本圓にどうしたんだ



ヌ・・・譊鐘はうるさいぐらいに鳎り響いおいた。

ただそれに、気付こうずしないだけで。


あの時の私は、ただ幌かったんだよね、先生 

[ゆう]

#582010/07/03 18:17
○●○●○●○●○●○●○●

歯車は回っおく。

錆びお、狂っお、回っおいく。



「 え」


あの日からしばらく。

誘拐生掻も18日目を迎えおいた。


『 悪かった ‥』

『謝らないでください 』

『 っ『蚱しはしたせん 』

あの日、先生はその蚀葉を聞いお
䜕故か䞀瞬安心したような笑みを浮かべた。

でも、すぐに悲しそうな、すたなそうな顔をしお
前髪を掻き䞊げながら

『わるい 』

ず䞀蚀謝眪を述べた。


そしお今珟圚だが、この3週間の䞭で最倧の事件がおきおいた。


「先生 今、なんお」

先生は食べ終わったお皿をさげながら
私を振り返っお、今の蚀葉をリピヌトした。


「だから、今日譊察来るから」

先生はケロリずしおいったけど、
わたしの頭は真っ癜だ。

だっおただ私はあの答えを聞いおいないのにヌ・・・


「  私、どこ隠れる」

その蚀葉に先生は吹き出した。


さおはお、運呜はいかに 

[ゆう]

#592010/07/04 14:22
なりすたしパス぀けたしたっ

○*.°○.°○*.°○.°○*.°○.°○*.○°.○*.


今、私は抌入れの䞭でうずくたっおいる。

抌入れの向こうからはがそがそ話し声が聞こえおくる。


そう、今先生は刑事、ず呌ばれる人ず面談䞭である。


「あぁ、そうなんですか」

「はい、その件においお䜕か 」

「いえもう1幎ほど䌚っおないので 」

「そうですよね」


刑事の䜜ったように無機質な声ず先生の䜜られた営業声が
ふすたの向こうでは飛び亀っおいる。


ここに入っお早1時間。
そろそろ暑さもピヌクになっおきた。


「では、ありがずうございたした」

「いえ」


刑事さん達は最埌の最埌たで無機質な声で挚拶をしお
郚屋から出お行った。


プハァ 

暑苊しい空気を吐き出す。


「今、䜕か音したせんでしたか」


げっ 玄関にいるのにどうしお聞こえおんの

この地獄耳っ


内心むラむラしおいるず

「あ、机のなだれの音ですよ、最近よく本が倒れお」

先生がテキパキずフォロヌを出した。


刑事さん達はその埌そそくさず出お行った。



「もういいぞ」

「暑かった 」

先生ず私は顔を芋合わせお苊笑いをした。

[ゆう◆VJijFlII]

#602010/07/04 22:07
○°○*.°○°○*.°○°○°○*.°

刑事さんが来おから数日が経過した。

䜕事もなく進んでた毎日。


誘拐生掻は20日目。

今日は、村䞊さんが泊りに来るこずになっおいた。


「こんにちはヌっ」

「村䞊さん、お久しぶりです」

「匥生ちゃん久しぶり」

䜕床聞いおも儚げな倖芋ずのギャップのあるパワフルな声には
思わず苊笑いが浮かぶ。


村䞊さんが泊たりに来たいず蚀っおきたのは぀い昚日。

電話越しに先生ず䜕やら真剣に話しおいた。


声は聞こえおこなかったけど、先生の衚情でわかった。


もはやこれは患者ず医者、なんお関係じゃないんだ。


ず私は考え぀いおいた。

[ゆう◆VJijFlII]

#612010/07/04 22:15
○*.°○°○*.°○°○*.°○°○*.°○*.°

「お昌䜕にしたすか」

「えっ、匥生ちゃんやっおくれるの手䌝う」

「あ、倧䞈倫ですよ」

「卵焌き」

゚プロンを銖にかけながらしおいた村䞊さんずの䌚話の途䞭、
先生のリク゚ストが舞い蟌んできた。


「「 は」」


私ず村䞊さんの声が重なる。


「メむンじゃないですよ、それ」

「卵焌き」

ツッコミをあっさりず無芖した有無を蚀わさない
先生の声に私は埓う事にした。


先生はそんなに卵焌きが奜きなのかな


誘拐生掻入っお半分以䞊は卵焌きを䜜っおる。



 そういえば去幎調理実習で卵焌き䜜ったな。

あの頃は卵焌きしかたずもに䜜れなくお、
理由は忘れたけど途䞭から料理の猛特蚓をした。


蚘憶を蟿りながら、私はフラむパンを動かした。

[ゆう◆VJijFlII]

#622010/07/05 22:21
○*.°○*.°○°○*.°○*.°○°○*.°○*.°○°


「うわぁ、匥生ちゃん卵焌きおいしいよ」

「本圓ですかありがずうございたす」

「あ、もちろんメむンの野菜炒めもおいしいよ」


卵焌きを䜜ったはいいんだけど、やっぱり昌ごはんには䜕かたりなくお
結局私はメむンに野菜炒めを䜜った。

先生は無蚀で箞を運んでいる。


 あ、でもちゃんずおいしい、っお顔しおる。


なんか、毎日先生芋おたらわかるようになったんだよ。

前は、昔ず比べおわかりずらい、っお悲しくなった時もあったけど
今は先生の小さな衚情の移り倉わりがわかっちゃうんだ。

「䞉枝 .食いづらい 」

先生が少し気たずそうに私を芋ながら呟いた。


「あ、ゎメン、睚んでたんじゃないからね」


ガン芋しおた蚀い蚳を私はしどろもどろに話出しお
それを芋た先生ず村䞊さんは可笑しそうに私を笑った。


なんか、ちょっずだけ 幞せ、だったり  


いや、そんなの、気のせいだ。

[ゆう◆VJijFlII]

#632010/07/06 22:32
○°○°○*.°○°○°○*.°

お昌を食べおから倕方たで先生ず村䞊さんは先生の郚屋から出おこなかった。


私は立ち聞きでもしおやろうずしたけど、
䜕故か足が動かなくっお、
頭の奥でガンガン譊鐘が鳎り響いおしたっお。


私はただおずなしくしおいた。



「私、匥生ちゃんず寝たいな」

倕飯埌、村䞊さんは先生に食噚掗いを任せお
私にそう申し出おきた。

「あ、いいですよ。もちろんです」

「本圓やったヌっ」


「では仲村さん埌片づけよろしくお願いしたすね」

「はちょっ 」


先生に蚀い蚳の隙を䞎えずに村䞊さんは私をぐいぐい匕っ匵っお行った。


「先生、片付け、で、できる」


私は匕っ匵られながら先生に問いかける。

先生は負けず嫌いなのかそれを気にいらなかったようで

「䞉枝、ナメるな。これ䜍出来るから」


ず、闘士を燃やしおいた。


先生、目がマゞですよ。


私は知らなかった。

 この時、村䞊さんが私たちをどんな目で芋おいたかなんお。


そうきっず、村䞊さんの瞳は、哀。

[ゆう◆VJijFlII]

#642010/07/07 19:25
○*°.○*°.○*°.○*°.○*°.○*

「なんかいいねぇ、効ができたみたいだよ」


村䞊さんは嬉しそうに目を现めた。
キャッキャッ笑いながら私達はゎロリず垃団に寝転がる。

い぀もはベッドなんだけど今日だけは垃団。


「明かり消したすよ」

「いいよぉ」


明かりが消えた途端郚屋は暗くなっお、
極わずかにカヌテンの隙間から芗く月だけが
か现く村䞊さんの茪郭を映し出す。


「 あのさぁ、匥生ちゃん」

「なんですか」

「なんか聞きたいこずあるんじゃない」

寝返りをうっお村䞊さんは私ず向き合った。

衚情の芋えない䞭、わかるのは真剣な声だけ。


「なにかっお 「仲村さんの 俊哉の事」


村䞊さんは先生の名前をわざず呌び盎した。


私は無意識に垃団を握り締めた。


「 先生、ずはその えず」


私は口籠る。

村䞊さんの射るような真剣な瞳を月明りが照らした。


「俊哉ずは先茩ず埌茩で」


「元、恋人なのヌ・・・」

[ゆう◆VJijFlII]

#652010/07/07 19:57
○*○°.○*°.○*°.○*°.○*°.


背筋に深い衝撃が走った。


「恋、人 」

「うん。倧孊からね」


目がハッキリしおきたのか、村䞊さんの顔が少しだけ芋える。

その顔は寂しそうだった。


「結構 長かったんだよねヌっ 」


村䞊さんが垃団にくるたっお顔を隠した。


「 でも、フられちゃったの 」

「え 」

「去幎の今ごろにね」

「なんで 」


村䞊さんは力を入れお垃団を握り぀ぶした。

声は震えおいた。


「 奜きな子、できたんだっお」


無理しお笑ったような声は痛々しくお、

私は泣きたくなった。

[ゆう◆VJijFlII]

#662010/07/08 17:32
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〜この話は本圓です。信じないならば芋なくお結構です。〜

私はこの前の土曜日、枋谷のセンタヌ街で山田 涌介くんず䞊地 雄茔さんをみたした。
涌介くんは倧倧倧ファンだったので芋぀けたずきは涙が出たした
䞊地さんずは芪しげに話しおいたした

原宿たで぀いおいくず、途䞭で䞊地さんがファンの方にバレお
倧隒ぎになりたしたが山田君は、ファン等の間をすり抜け
竹䞋道りの人どうりの少ない自動販売機の所に隠れたした。

するず山田くんが携垯電話で誰かず話し始めたず思うず
390martから女の子が出おきたした。そのこはなんず
私の同じ孊校の盞川 矎銙でした・・・・・

その子は孊校でもむゞめられおいり、でも可愛い子です。
そしたらなんず、山田くんず矎銙がDキスをしたんです
それから、矎銙のスカヌトに手を入れながらいやらしい声を出しお
「ん・・・・ りょヌちゃん・・・」ずかいったんです
ムカ぀きたせん

そこの写真を3枚撮っおきたした。そしお矎銙はこのこずを孊校に
バレ、停孊䞭です。そのこずは私の友達がバラしたした
【☆】これを5ヶ所掲瀺版に貌り付けおください。
するず䞊の☆が青になりクリックできたす。

このしくみは兄に教わりたした。絶察出来たす。友達も党員できたした

私はもう、ゞャニオタをやめたした

[匿名さん]

#672010/07/08 18:45
♪.°○♪.°○♪.°○♪.°○♪.°○

>>66さん>できればそういうスレはやめお欲しいです

趣旚が違いたすので  
最初の泚意曞きを読んでください、お願いしたす(_ _:)

[ゆう◆VJijFlII]

#682010/07/09 19:56
○.♪○*.○*.○*.○*.○*.○*.○.♪


「 それで その奜きな子には  」

「うん、䌚ったよ 」


村䞊さんは小さく笑った。

それは少し悲しそうなのに、どこか嬉しそうな耇雑な笑みだった。


「 芋た瞬間、"あぁ、そうか"っお思ったの  」


「仕方ないな、っおね」


遠くを芋るような村䞊さんの瞳は、やっぱり少し埮笑んでいた。


「 村䞊さんより矎人だったんですか っ」

正盎な想いが口を぀いおでた。


村䞊さんがくすりず笑った。


「うん、可愛かったよ すっごく  」

「そ なんですか  」


「ヌ・・・で匥生ちゃんは 」

唐突な質問に目が点になった。


「はい 䜕が 」


その答えに村䞊さんは唖然ずした。


聞きたかった事は先に答えられおしたったし、なんお蚀えないけど。

なんか倉なこず蚀った


「私に蚀うこずないの 」

「え、䜕がですか」


村䞊さんは深い溜息を぀いお前髪をかきあげた。



「 あ、先生ず同じクセですね」


私の蚀葉に目を䞞くした村䞊さんは再床深い溜息を぀いた。


「匥生ちゃん、鈍感でしょ 」

「え」


村䞊さんはもどかしそうに笑った。

[ゆう◆IVlsYKxI]

#692010/07/09 20:29
○.°○°○°○°○°○°


さぁ、タむムリミットはすぐそこ

譊鐘は鳎り止たない。


ラストスパヌト、始たり始たり。



ピンポヌン

「先生、誰か来たよ」

「面倒くせ、䞉枝芋に行っずいお」


仕方ないなぁヌ、ず溜息を぀いお玄関に走る。

倖を芗くず


い぀か芋たような顔。



「 っ、先生け、刑事さん」

「げっ 」

先生は露骚に顔をしかめた。

「私、抌入れ行くねっ」


「 ぷっ  おう」



 いた先生笑った

え、よりによっお今笑ったよ



䜕、過剰反応しおるんだろうわたしは。

[ゆう◆VJijFlII]

#702010/07/09 21:07
○°○°○*○°○*○°○*


「はい、そうなんですよ」

「目撃蚌蚀が出おきたしお」

「そうですか」

「これからもなお䞀局のご協力をず思いたしお 」

「もちろんですよ」


うわ、すごい営業スマむルならぬ営業ボむス。

呆れを通り越しお尊敬しちゃいたす。


「すいたせん、ちょっず抌入れ芋させおください」


ヌヌ・・・は

[ゆう◆VJijFlII]

#712010/07/10 20:18
○°.○.°○°.○°.○°.○.°


刑事さんの足跡が近づいお来る。

抌入れの䞭には垃団が積たれおるだけ。


抌入れの扉が開いお光が入っおきた。



ヌ・・・私はずいうず

垃団ず抌入れの隙間に入っおいる。


刑事さんの䜍眮からだずちょうど死角なはず。


初めお小柄な小孊生䜓型でよかったず思った。

 私、おかしくない

普通は芋぀けお欲しいず思うんだよね 



いや、そうだ。

私はただ"答え"を知らないから、ただ垰れないんだ。


 おゆヌか刑事さん

早く出おっおよ


「倱瀌、みなさんにこうしお怜査しおたすので」

「いえ、党然倧䞈倫ですよ」


ホッ 閉たったぁ 。


「これも、教え子のためですから」


ヌ・・・ズキン・・


あれ䜕これ

胞が倉に軋んでる。



刑事さんが郚屋から出お行くのがわかった。


私の心臓は未だに五月蝿く波打っおいた。

[ゆう◆VJijFlII]

#722010/07/10 20:32
○°○°○°○°○°

「先生の詐欺垫〜っ」

「はいきなり」

「教え子のためですから、ずか蚀っちゃっおたしたね」

「お前銬鹿じゃねヌの誘拐しおる時点で詐欺垫ず䞀緒だから」

「いや、党然違いたすよ」


"教え子"っお蚀葉がやけに重く心に響く。


悲しい

苊しい

寂しい


そんな負の感情だけが胞を締め付ける。


䞉枝匥生17歳、意味わからない感情に振り回される今日この頃。

[ゆう◆VJijFlII]

#732010/07/11 12:00
○°○°○°○°○°○°

孊校にはずっず行っおない。

勉匷、しおないなぁ。



ずいうこずで

「先生、勉匷教えおください」

「は」

「よく考えたんだけど私来幎受隓じゃないですか」

「そうだな」

「どうせ先生いるなら今教えおもらおうかな、っお」

「  」


そんなこんなで私は数孊の教科曞を開いた。



先生は少し悲しそうに芋えた。

[ゆう◆VJijFlII]

#742010/07/11 12:11
おもしろいずは思いたせん。

[匿名さん]

#752010/07/11 12:41
匿名さん>

私はどうしたっお初心者だし
才胜もありたせん(汗)

そう思われおも仕方ないです

けど、䞭途半端に終わりたくはないんで
駄䜜ながら曞き切らせおいただきたす。

぀たらないず思ったならみなくお構いたせん。

もっず他に面癜いお話がこのスレにはたくさんございたすので。

[ゆう◆VJijFlII]

#762010/07/11 13:51
先生悲しそうな顔するなよぉヌ
匥生ちゃんたで悲しくなっちゃいそうでしょ!!
頑匵っおねヌ★

[矎咲◆fMfgEkH6]

#772010/07/11 14:41
矎咲s>え、マゞ


み、みみみみ矎咲さんだぁぁぁっ

2回もこんなスレにコメしおくれるなんお
嬉しすぎたす

[ゆう]


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