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11月22日、福島・郡山市総合体育館で、ブルーザー・ブロディVSディック・マードックのシングルマッチが行われた。まさに夢の対決だ。
ストリートファイトをやらせたら最強という噂のあるマードックが、ブロディとどんな試合をするのか、注目の一番だ。
ブロディはマードックをロープに飛ばして顔面へのダイナマイトキックを狙うが、マードックが交わして強烈なドロップキック!さらにブロディの顔面に痛烈エルボー!
しかしブロディもお返しのドロップキックをお見舞いする。
場外乱闘では、ブロディがマードックを鉄柱に叩きつけ、マードックが流血。
ブロディ独特の変形ブレーンバスターでマードックをマットに叩きつける。
リング上に机を持ち込んだブロディが、コーナーに机を立てるが、マードックがブロディの顎にパンチを見舞い、ブロディの額を思い切り机にガツンと叩きつけた。ブロディも流血。流血戦となった。マードックはふらつきながらも、ボクシングポーズで踊る、踊る。大歓声が上がる。
マードックがブロディをバックドロップ! ディック・マードックが魅せる。
ブロディが必殺フライングボディアタックでフォールを奪いにいくが、マードックが返した。
両者同時にドロップキックは相打ち。
両雄は、膝をつき、顔面を殴り合う。パンチ合戦が続く。パンチ攻撃は反則だ。ミスター高橋レフェリーが止めるが、マードックもブロディもミスター高橋を突き飛ばし、延々殴り合う。
ゴングが鳴った。15分20秒、両者反則によるノーコンテストだ。セコンド陣がリングに上がって二人を止めようとすると、何とブロディとマードックは、若手レスラーを千切っては投げ、千切っては投げの大暴れ。
仲間意識が芽生えたのかと思ったら、そんなことはなく、再び殴り合う。
ブルーザー・ブロディVSディック・マードックのドリームマッチは、期待以上の面白い試合になった。