📖 創作･携帯小説

〜はじまり〜

私達はずっとなにも変わらない幼なじみだった。

玲奈「おはよ…。」

真一「ん…おはよー。」

私と真一は小さい頃からずっと一緒…幼なじみだった。家も近いから一緒に学校にいったりした。

梨乃「やっほー！」

玲奈「あ、おはよ…。」

梨乃は私の友達。凄く噂好き。

梨乃「２人とも熱いね〜。」

真一「…なんで？」

梨乃「だって噂で２人が付き合ってるっていうのあるよー？」

玲奈「私達は幼なじみだよ…。そんなわけないって。」

…真一はあまりそういう噂とかがよくわからないらしい。そしてなぜか恋愛感情がない。

梨乃「ふ〜ん。２人とも人気なんだけどな〜。」

梨乃が言うとおり私はともかく、真一は人気だ。
かなりの女子から告白されている。

綾真「梨乃。真一君が困ってるよ。」

梨乃「え？あ、ごめーん。」

綾真君は梨乃の幼なじみ。梨乃の暴走を止められるのは綾真君だけ。

真一「どうでもいいけど…遅刻するよ…。」

玲奈「え？うわっ！もうこんな時間!?」

梨乃「お先に〜！」

綾真「こら！先に行くな！」

玲奈「真一も早くいこ…？」

真一「うん。」


私達はいつもこんな感じだった。
それはずっと変わらないはずだった。

続編(?)楽しみにしています

続編とはちょっと違うかんじですねｗ

期待してます

気体液体固体です♡♥

〜みんな〜

里奈「玲奈は真一のこと好き？」

玲奈「え？なに…いきなり…。」

里奈「だっていつも一緒にいるじゃない。」

玲奈「そうかな…？」

真利亜「そうだよ〜。朝だって一緒だし席も一緒だし…帰りも一緒でしょ？」

言われてみればそんな気がする…。でも別に好きだからって訳じゃない。

真利亜「で、どうなの？付き合ってるの？」

玲奈「ただの幼なじみだよ…。」

里奈「好きなの？」

もう…なんでこんなに聞いてくるの…!?

玲奈「友達としてなら…。」

真利亜「なんか玲奈って珍しい…。ずっと一緒なのに好きじゃないなんて…。」

玲奈「…私はそういうのよくわからない…。」

里奈「玲奈ってみんなと違うね。」

玲奈「そう…？私はみんなと変わらないと思うけど…。」

みんなと違う…その言葉がなぜか少しだけ怖かった。

里奈「ま、今好きじゃなくてもいずれは好きになるでしょ。」

真利亜「２人ともお似合いだから頑張ってね。」

玲奈「え…ちがっ…」

２人とも教室から出ていってしまった。

玲奈「………」

私は本を読みはじめた。
友達に借りた本…今流行りの恋愛小説。
私にはよくわかならい。
つまらないとはおもわないけど面白くもない。

玲奈「やっぱり私…みんなと違うのかな…。」

そう言った瞬間、休み時間終了のチャイムがなった。