📖 創作･携帯小説

>>400
　
　　　アミは俺の手を握る様になっていた

　　酔っていてる二人は足は軽く　坂を　

　　　登って行く　アハハハ　まだまだ　

　　こんなに楽しい夜は久しぶりだった

>>401
　
　道玄坂を二人は　手を握って　

　大きく振って　音楽を聞いてる　

　訳でもなく　リズムを取りながら　

　ケンジ　私ね　ケンジの様な人が好きだよ　

　　俺も大好きだよ　アミが　

　たまに猛ダッシュのフリをする　

　二人は　時間の事などスッカリ忘れてた

>>402
　
　アミがピョンピョン跳ねてる　

　うわ〜星を手に取れるかな〜　

　取れる〜　取れる〜　もっと高く飛べよ

　
　渋谷の道玄坂いいなぁぁぁー

怖すぎあ

怖すぎ

　
　１０９から登って　途中で右の通りに　
　二人は入って行った　もう終電の事も　
　気にしない二人は　もう心は一つだった

　私ね、　ケンジと会った時から
　仲良くなりたいって思ってたんだよ
　知ってたかな？　
　
　俺も同じ思いだったよ　
　何となく　知ってたかも　　

　これからは、いつも一緒にいてね

　勿論だよ　ずっと一緒だ　

　二人は思いっきり抱き合っていた

>>407
　
　この部屋凄い可愛い部屋だよね　
　もう何回も来たいよ　
　
　じゃあ毎日来ようか　アハハハ　

　わぁシャワー室もサイコーじゃん　

　どれどれすげーなこれ　

　早く入ろうよ一緒に　

　アミの素直な性格に癒やされる　

　もう２人はずっとお互いに　
　触れ合ってる　手を握ったり　

　お風呂で向き合って話しをして　

>>408
　
　もう家に帰りたく無いな

　俺らここに住んじゃおうか？　

　ここに住むって　それなら明日は　
　他の部屋にしようよ　ねぇ

　マジで明日も泊まるつもりなの？

　もう絶対泊まりたいよケンジぃ

>>409
　
　同じ服で毎日会社行ったら疑われるでしょ　　
　しかも２人とも着替えて無かったら　

　そうだよね明日やばいかもね　
　じゃあ朝に買うしか無いよね　

　着替えを朝にって　開いてないでしょ
　昼休みに速攻２人で買いに行くしかないよ

　う〜ん　困りましたね　

>>410
　
　風呂の中の２人は湯気で　
　もうホテっててきてる　

　キスをしたり　　

　シャワーでも洗い合う２人　

　もう早く連れてってとアミは照れてる　

　二人はベッドに飛び込んだ

　もう　離さないでぇ　ワタシを　
　
　当たり前だ　アミ

>>411
　
　君を　ハイパーデパートガールに認定　

　俺の人生の中でスーパーガールは居ても

　ハイパー直球ストレートの君には　

　イチコロだった歳の差？何も関係ない

　この時の俺は毎日が満点の星に囲まれた

　恋を待ってても何も無いけと　

　こんなに素直に直球を投げられたら　

　世界の片隅に居るなんて思えない

　この場所が二人の世界の中心なんだ

>>412
　
　未来への奇跡は　君と出逢ったから全てが

　変わった　俺はもう一度カッコ悪いとこから

　始める覚悟ができた　この世界で　

　　
　アミのおかげで　俺は生まれ変わった　

　トランスの音が聴こえるこの世界で　

>>413
　
　アミこれから頑張るぞ俺もデパートで　
　　
　そうだよ伝説の販売員デショ　
　もう一度やるの　ワタシも伝説になる　

　伝説じゃ無いけど　それは大げさだ　

　でも　やってやれない事は無い　

　よーし　今に　見てろよ

　そうだよ　今に　見て郎　君どアミに呼ばれ　

　この思いを　持って　俺は生まれ変わった
　

>>414
　
　デパートで初めて販売員になった時は　
　粗利　粗利と　稼ぐ事ばかり教えられた

　電器店でも粗利　粗利　って　

　粗利なんかで成績優秀賞トップになって
　　
　俺は大きな間違いをしてた　

　お客様から　お得意様になって　毎日　
　挨拶に来てくれて　友達にもなれる　　
　友達に為れば　友達を連れ来る　
　これが　俺のやり方だから　

　粗利など関係ない　

>>415
　物は違えど１回売ったらサヨウナラじゃ　

　俺には納得いかない　売れなくてもいい

　話しをしてナンボの世界だけど

　２回に会いに来てくれる客は　友達になり　

　その人が　大勢の友達を連れてくる　

　そんなのに　粗利は　稼げません　

　呑みに行っちゃたり　遊んだり

　当然沢山ありました　

>>416
　　
　二人は堅い絆で結ばれた　

　ねぇワタシハ愛シテルに変わっちゃたよ

　もう離れ馴れないよ〜アミは手を握り

　ながら眠りだした　

>>417
　
　お〜い朝だよ　眠そうな眼をしてるアミ　

　えっ今何時ぃ？まだ少し時間有りそうだよ　

　だったら　また愛してよ〜　

　とキスをしてきた　

　遅刻するよ〜　　ダメ許さないとアミが

　ふくれてる　

　しょうがないな　甘えん坊さんは　

>>418
　
　猛ダッシュして　歯を磨いたり　　
　
　ちょっと邪魔　くっついて歯磨きすな〜

　あ〜忙しいよ〜
　
　だから言ったのに　も〜　

　早く支度して　猛ダッシュだよ　

　外に出たら　渋谷の街は眩しい太陽が　

　突き刺さった　早く　急げぇ〜　

　道玄坂を　猛ダッシュで走る二人　

　もう見られちゃうかも〜お店のひとに〜　

　ホントだよ〜

　猛ダッシュ中に　腹減ったよ〜　

　確かに腹ペコだよ〜　

　道玄坂を猛ダッシュする２人は　

　店のロッカー室の建物に着いた

　ちょっと待った〜　ここからは離れろ

　そうだった　危なかった　と離れる２人

>>419
　　
　ロッカー室に着いたアミは急いで制服を
　着てる　　

　俺もロッカー室に入ってカバンを　
　ロッカーに入れた　上着をしまって

　待合室のスペースの椅子に座った　

　アミガ着替えて出できた　
　
　もう疲れたよ〜　と俺に言った　

　するとロッカー室から　女上司が　

　怪しい眼で見てる　　げっ　ヤバッ　

　アミちゃん　もう疲れたのと　言われる　

　あ〜まずいぞ〜　ロッカー室に居たのかよ

>>420
　
　俺は立ち上がり　アミちゃんホームから　

　走ってきたみたいですよと　言った

　女上司の　怪しい視線は俺達を見てる　

　とにかく　この場を離れた　

　はぁ　まだ　二日目なのに
　俺はため息をついた　

>>421
　
　開店前　店員達は　それぞれの
　
　出入口付近で　開店を待つ　

　俺とアミは　他の人から見たら　

　ピッタリ側に居る二人に見えたらしく

　ちょっとあなた達　近い　近い　と　

　女上司が手で　離れなさいって　

　合図してる　　　

　すると俺は　アミが凄い近くに居たから

　オイ　また　怪しまれてるよ　

　参っちゃうな〜　もう　とアミは離れた

>>422
　
　いらっしゃいませ　遂に開店した

　店員達は　一斉にロボットのような礼をシタ　

　この瞬間の緊張感は　まさにデパート　

　アミの制服も可愛い　でも何か変？　

　あ〜キスマークが見えてる　襟から

　そういえば　付け合いっこシテたぞ　

　えっ　俺もか
　
　げっ　見えてるやんか〜　　

　お〜どーしよ　と　アミの襟を見てる

>>423
　
　俺はアミに小声でキスマーク見えてるよ！　

　えっキスマーク？　あっそうだった　

　俺も何だけど　首を指指した　

　アミは　驚いて　大きな声を出してしまった　

　アッーキスマーク！とそれは周りに聞こえて　

　周りの女子店員達に　注目された　

　お〜　マジかよ　

>>424
　
　女上司は　もう口をへの字　

　もう　怪しいを飛び越えて　

　目玉を真ん丸にして富士山が噴火しそうだ　

　あ〜もう　終わった

>>425
　
　女上司は　俺とアミの首元見てる　

　アミは必死に襟を押さえてる　

　俺はこの時心の中で　もう今更
　キスマークを隠しても遅いよ　って
　もう笑いをこらえていた　

　女上司は　ヤッパリできてんだ　とボソっ

　まだ２日目で有り得ないって顔をしてる

>>426
　
　この女上司には完全にバレてしまった
　
　昼飯タイムがアミと俺が一緒の時は

　ニンマリ顔で二人共嬉しそうだねって

　言われる始末　

>>427
　
　売り場でのアミとのドタバタコメディは

　続き　もはや同世代状態　

　もう　周りからは　完全な噂のカップルに　

　ホント信じられない体験は続く

>>428
　
　ピンポイント恋愛の条件　自然現象！

　販売員の仕事をしてると色々な出逢いが

　これは人と接して話しをする仕事だから　
　自然と仲良くなれる魅力が満載なんです

　根性とかで物は売れません　
　自然のパワーで充分なんです　

　恋愛も自然と始まるから　あら　

　いつの間にか彼女だった　
　いつの間にか彼氏だったは　良く有る事

>>429
　何か書き込みが面倒くさくされたみたいだ　
　ヘイター何でも書き込むくせに
　

>>430
　
　アミと俺の道玄坂の猛ダッシュは続く　

　走れ〜　走れ〜　遅刻するぞ〜　アミ〜

　もう　苦しいよ〜　ケンジ〜　

　ブッチギリ切りだあ〜　

　もう〜　ダメ　ギブ〜　　

　　俺は足が速いのた〜　見て　ホレ　

　何で〜　速いよ〜　待ってェ〜　

>>431
　
　俺は足が速いわ　泳ぐわ　何でも
　
　ブッチギリなんだよね　アミちゃん　

　ハウスネイション行こうよケンジ　

　道玄坂には色んな店が有るぞ

　そうだね　行こう　行こう　

　踊る事も　ブッチギリだしな　アハハハ

>>432
　　
　モーヤイ像の前で　二人は　
　缶ビールなんか呑んじゃって　

　ハチ公にナデナデしてるアミ　　

　俺もＧショックを遂に買わされた　

　これでアミとお揃いだ〜　二人は　

　腕をクロスして　お互いの時計を見てる　

　ねえカッコいいデショ〜
　
　マジで気に入った　アハハハ　

>>433
　
　これでお揃いができたから　

　次は指輪なんか欲しいな〜
　
　指輪はまずいデショ売り場で　　

　じゃネックレスがいいな〜ケンジ

　二人で一つになるのがいいよ〜　

　シルバーのか今度見てみようかアミ

　
　売り場で　俺もアミもこマズメができる

　様になり　　トンカチをトントンして　

　集中してる　何かね時計のベルトサイズは

　指が一本入るぐらいが　丁度いいんだって　

　ケンジ知ってる？　　
　
　そこなんだよね　人によって違うから　

　あれやり直しとか面倒だよね　

　だよね　それと６時位置の下のベルト　

　の方から外すのが基本なんだよね　

　たまに間違えるよね　下のが短く　

　しなきゃならないから

>>435
　　
　あなた達は　いつもベタベタしてぇ　

　もっと離れなさいよ　と女上司　

　もうこの二人は仲が良すぎると周り

　からも注目を集める様になった　

　しかも二人でお揃いのＧショックを　

　してるから分かりやすい　

　やぁもう無理デショ　こればかりは　

　自然に近づいてしまう二人だから　

>>436
　
　アメリカンなランチ屋　

　ケンジはアメリカが好きだよね　

　あ　そうだった俺はスッカリ忘れてた　

　アメリカにも恋の置土産をしてきたな　

　ジェニーはどうしてるだろ　

　たまに連絡来てたな　逢いたいって

　ジェニーが日本に来たら　　

　どんな事になるんだ　帰るよ時は　

　ボロ泣きじゃくって大変だった

>>437
　
　ケンジ何考えてるの？

　あ　ちょっと前の仕事の事だよアハハハ　

　ジェニーの笑い声を想い出したら　

　ダイナミックだったな外人って全身で　

　表現するからな　ロボット歩きは　

　すげー笑えた　もう逢えないのかな　

　ケンジ？　　

　えっ？　

　もう他の事考えてるデショ　もう怒ったゾ
　
　ゴメン　アハハハ　

>>438
　
　ねえ　わたしを離したらダメだよ　

　私を　離さないでね　


　この言葉を聞いて　ジェニーとダブった　

　あの　青い目の涙を　　俺は　

　何も出来なかったんだ　

　ドン　ケンジー　何よ〜

　もう怒ったぞ　　

　ア　また想い出してしまった　

　ゴメン　アミ　許して

>>439
　
　売り場に戻ると　お客様が多かった　

　アミは急いで接客に　俺も　

　さっきはランチで　ぼーとしてたから　

　ちよっと不機嫌なアミ　

　目が合うとアミ　プイ　って冷たい視線　

　こりゃ参ったな　今日はご褒美しない　

　わざとらしく近くに寄るかな　

　とアミは　俺の靴の上を踏んできた

　痛い〜　あ〜　やられた　やったぞ

　アミは　べーの顔をしてる

　また始まったのねと女上司が現れた

　今日は喧嘩中なの？　　

　こんな時は嬉しそうな上司の女の子　

　アミは　相変わらずツンケンしてる　

>>440
　
　周りの女の子の店員もクスクス笑ってる　

　何か始まったみたい　と近くに寄って来る　

　噂のカップルが　大暴走してるみたい　

　アミは接客しながら　俺のケツに　

　わざとぶつかった　ドン　うギャ　ドタッ　

　この野郎やりやがったなアミ　

　も〜忙しいのに　何かと嫌がらをする

　可愛いアミに　憎たらしい〜と言った　

　何よ〜　トンカチで背中を打ちやがった　

　これは　小さいからビンポイントで痛い　

　あ〜　と大きな声が出た　

　　もう周りの視線は一気に集中してる

　ちょっと　アンタ達は　何してんのよ

　と女上司の女の子も　乱入して　

　売り場はドタバタ喜劇の様になった　

　あ〜ジェニー助けて〜　（泣）

>>441
　時計が売れたので箱を探しに裏ストック　

　に探しに行った　そこへバッタり　

　アミがやって来た　何をぼーとしてたのよ

　またかよ　今度は倉庫の狭いスペースで　

　喧嘩すんのかよ　もう面倒くさい　

　アミにキスをしてやった　　

　もう反則だよ　とアミは照れてる　

　これで一見落着だった　ヨシ仕事

>>442
　ちょっと待って足りないよ　キスが　

　オイ　ちょっと待て　誰か来たら　

　どうすんだ　うわッ　熱いキスをされた　


　その頃　売り場で　あの二人が遅い　

　女上司の女の子が探しに現れた　

　あっ　何してんのよ〜　アンタ達は　

　モーヤイ像に　なった二人だった

>>443
　も〜羨ましい〜アンタ達はと去って行った　

　モーヤイが　向き合うと急げ売り場に　

　猛ダッシュの二人は売り場に到着　

　周りも　今度は何が始まるのか興味心身　

　売り場で猛ダッシュの二人は　

　噂のカップルとして伝説になる

>>444
　
　その頃本部のスーパー女上司が売り場に　

　現れた　ここに伝説の販売員居るって　

　誰か見に来ていたのだ　　

　このスーパー本部ガールは一目を置く存在　

　見た目は　レディースの姉ちゃんだった

>>445
　
　俺の前に現れた　この人誰だ？　

　何か名札付けてるな　ＭＤ？　

　それにしても　見た目は違う　

　ねぇ　あなた　後で休憩に行きましょ　

　え〜何この人？　

>>446
　
　あっちょっと挨拶しなさい　と女上司が　

　現れた　アミも近くに居た　

　スーパーＭＤガールの登場で売り場の　

　空気が変わっちゃた事をアミも気が付いた　

　まぁ何処の店にも　ＭＤは必ず登場する

　のが販売店のありがちな光景だった

>>447
　
　販売の凄腕はＭＤになるのが先の道　

　ちょっと休憩に行くよ　

　はい　と俺は後を付いて行った　

　休憩室を通り過ぎ　外に行こう　

　えっ　外に？　さすがＭＤガール　

　やる事も　凄腕っぽい　社員通用口から　

　外へ　　こりゃラッキー　また休憩か

>>448
　
　アイスコーヒーを注文した二人が

　テーブルで向き合ってる　

　あなたヤンキーしてたでしょ　　

　ぶっ飛びに驚いた　何を言うかと思ったら　

　ヤンキーって言われる始末　

　ヤン同士の会話に盛り上がる

>>449
　
　この手は横須賀の話になるのが定番　

　アッハハ　こりゃ笑ってる二人　

　で　話は何だっけな　思ったＭＤガール　

　そうそう今度は　貴金属の話になった