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2022/11/06 07:02
爆サイ.com 東海版

🥅 静岡サッカー総合





NO.6430419

静岡学園高校
合計:
#1512015/01/03 23:57

[匿名さん]

#1522015/01/03 23:57

[匿名さん]

#1532015/01/04 01:14
埼玉3.28
神奈川4.7.16
和歌山5
福岡6.15
三重8
東京9.27
大阪10
千葉17.18
愛知19.30
栃木25

こんなもんかな。

[匿名さん]

#1542015/01/04 06:53
田場ディエゴ 抑えろ

[匿名さん]

#1552015/01/04 09:48
優勝するかも

[匿名さん]

#1562015/01/04 16:50
静岡学園3分3発!6ゴールの猛攻見せた

<高校サッカー:静岡学園6−0佐賀東>◇2回戦◇2日◇相模原ギ

 4年ぶり11度目出場の静岡学園が破壊力抜群の攻撃力を見せつけた。

 前半27分にMF名古新太郎(3年)がPKを決めて口火を切ると、直後の28分にMF薩川淳貴(2年)が追加点。30分にはDF光沢和人(3年)がチーム3点目。わずか3分間で3ゴールを奪う猛攻で試合を決定づけた。

 後半もドリブルとショートパスを駆使した伝統の個人技スタイルで相手を圧倒し、さらに3点を加えて圧勝した。川口修監督(41)は「出来過ぎですね。緊張は見えたが、先制点が入ったことでゆとりが出た」。DF石渡旭主将(3年)も「後ろから見ていて頼もしかった」と攻撃陣に感謝した。

[匿名さん]

#1572015/01/04 16:59
【高校サッカー】2冠へ東福岡16強 星稜、静学なども3回戦進出

  ◆サッカー 全国高校選手権第3日(2日、NACK5スタジアム大宮ほか)

 2回戦16試合が行われ、東福岡や星稜(石川)、静岡学園、前橋育英(群馬)、京都橘、山梨学院大付、流通経大柏(千葉)などが16強による3回戦に進んだ。

 全国高校総体との2冠を狙う東福岡は草津東(滋賀)に3—0で快勝。大会前に監督が交通事故で負傷した星稜は0—0からのPK戦で鹿児島城西を退けた。静岡学園は6—0で佐賀東に圧勝。総体4強の前橋育英は初芝橋本(和歌山)を、前回4強の京都橘は第一学院(茨城)を下した。

 山梨学院大付は岐阜工に、流通経大柏は矢板中央(栃木)にPK勝ちした。3回戦は3日に開催される。

[匿名さん]

#1582015/01/04 17:11
流通経大柏、星稜など3回戦へ…高校サッカー

 サッカーの全国高校選手権は2日、首都圏8会場で2回戦16試合が行われ、前回準優勝の星稜(石川)がPK戦を制して初戦突破。

 立正大淞南(島根)は丸岡(福井)の追い上げをかわした。静岡学園(静岡)は6点を奪って大勝。東福岡(福岡)、尚志(福島)、京都橘(京都)も3ゴールずつ挙げて快勝した。流通経大柏(千葉)は2試合連続でPK戦を制した。水橋(富山)は後半終了間際の勝ち越しゴールで勝利。開志学園JSC(新潟)は宇治山田商(三重)との初出場校対決を制した。3回戦8試合は3日に行われる。

[匿名さん]

#1592015/01/04 17:35
s

[匿名さん]

#1602015/01/04 20:18
やはり、静岡県外の有能な選手が静岡のサッカーを救ってくれている。
サッカー王国静岡は静岡学園に頼るしかない。

静岡サッカー協会の馬鹿どもは、この試合を見て何を思う?
自分達の無能さを思い知れ。

[匿名さん]

#1612015/01/04 20:46
転校生が活躍ってキャプテン翼みたいでいいね

[匿名さん]

#1622015/01/04 21:27
全国出てくる高校は何処も県外から集めるよ!

[匿名さん]

#1632015/01/04 22:22
だがしかし学校自体に「魅力」がなければ集まってはこない

県外出身選手が活躍することは決して悪いことではない

加えて言うならば静岡から県外のJクラブ、私学へ流出している現状もお忘れなく

言いたいことを書いただけのまとまりの無い文章だな。すまない

[匿名さん]

#1642015/01/05 07:51
強ければいい

[匿名さん]

#165
この投稿は削除されました

#1662015/01/05 10:16
石渡が良い

[匿名さん]

#1672015/01/05 11:50
今日観てえなあ

[匿名さん]

#1682015/01/05 12:20
>>162
>全国出てくる高校は何処も県外から集めるよ!

そうとも言い切れんよ。去年優勝した富山第一は殆どが地元出身の選手達だったよ。
地方と昔の優勝常連の中央との差が無くなってきているんだろう。Jリーグ下部組織の
恩恵だろうな。

[匿名さん]

#1692015/01/05 14:06
今日勝てば次は 星稜

[匿名さん]

#1702015/01/05 15:54
交代策が的中の日大藤沢、初のベスト4進出…静岡学園に競り勝つ

[匿名さん]

#1712015/01/05 19:16
キングカズも優勝できずに、泣いていることだろう
やっぱ、静岡代表なら、優勝が常勝
だが、静学のプレースタイルには感服

[匿名さん]

#1722015/01/05 19:24
選手権2015 2回戦 @ギオンスタジアム

ギオンスタジアムにて選手権2回戦を観戦

静学 6ー0 佐賀東

得点
前半25分 エリア内で10名古が倒されPK、10名古がPK決める
前半27分 8旗手がサイドをドリブル突破しクロス、14薩川が決める
前半30分 10名古のCKを3光澤がワントラップシュート
後半12分 カウンターから、22後藤のパスを受けた8旗手のシュート
後半28分 22後藤のCKを21石井が決める
後半34分 11加納のドリブルからのパスを受けた6荒井がワントラップで相手をかわしシュート


得点には至らなかった決定機
前半9分 (佐)10川内のボール奪取からクロス、6新村が中で合わせるがGK17山ノ井がファインセーブ
前半38分 (静)9本藤のロングシュートがポスト直撃
後半11分 (佐)12川口のロングスローから2田中がシュート放つがポスト直撃
後半24分 (静)9本藤と10名古で相手を囲みボール奪取、10名古がシュート放つがDFブロック
後半30分 (静)27渡辺のボール奪取からのパスを受けた7中澤がシュート放つが枠外


静学スタメン
      17山ノ井
  5加佐 4石渡 3光澤
    22後藤 28鹿沼
14薩川         8旗手
      10名古
    11加納 9本藤
交代
後半15分 旗手→7中澤(中澤が右サイド、薩川が左サイド)
後半20分 光澤→21石井
後半25分 本藤→27渡辺
後半30分 薩川→6荒井


佐賀東スタメン
      1中園
2田中優5西原 4峯  12川口
    8野口 7井上
 10川内       6新村
    24田中翔11福田
交代
後半0分 田中翔→18小川(川内がFW、小川が2列目)
後半0分 福田→13中原
後半11分 新村→14馬見塚
後半38分 野口→15砥綿


感想
前半20分までは慎重な堅い試合展開だったが、静学がPKで先制した後は静学が一気にペースを握り、途中交代で出場した選手を中心に効果的に得点を重ね結局6ー0で勝利した。
佐賀東の立ち上がりの集中力は素晴らしかった。ボールを持った静学選手をすぐに囲い込みボール奪取から素早い攻守の切り替えを見せていた。静学は前半途中までほとんどシュートを打つことができなかった。前半9分には10川内が高い位置でのボール奪取からのクロスで決定機を演出、6新村のシュートはGK17山ノ井が防いだが、佐賀東が先制していてもおかしくない場面だった。
佐賀東がキープレーヤーの10川内を県予選で起用していたFWから2列目で起用していた。中盤で10川内に多くボールに絡ませて攻撃を作り対という思いがあったかもしれないが、前半9分の決定機は佐賀東の狙い通りの形だったと思う。後半頭からスーパーサブの18小川と13中原を同時起用したが、なかなかボールを触る機会が得られなかった。
静学は、22後藤と28鹿沼のダブルボランチが効いていた。共に県大会は登録外だった選手で、特に28鹿沼は公式戦初出場。22後藤が攻撃、28鹿沼が守備という役割分担がハッキリしていたことにより静学の攻撃にメリハリが出ていた。また、途中出場の27渡辺も県大会は登録外で公式戦初出場。Bチームから這い上がってきた選手がインパクトを残した試合だった。
慎重すぎるくらい慎重に入った全国大会初戦。前半20分までの出来は無難ではあったが、PKがなければどこで攻撃のスイッチを入れていたのか、どこで無難にロングボールを蹴る展開からドリブルで仕掛ける展開にもっていくのか、スタンドで見ていてハッキリと感じる意図は見られなかった。
明日の3回戦は優勝候補の東福岡との対戦。
大量得点で勝った試合の次の試合というのは非常に入り方が難しい試合となることが多い。大量得点で勝利すると、どうしてもチームの緊張が緩んでしまいがちで、松本での一昨年の総体全国大会で、静学は3回戦の岡山学芸館に大量得点で勝った次の試合、三浦学苑に敗れている。
そういう意味では、次の対戦相手が優勝候補筆頭の東福岡と対戦できるという事で、この大量得点でチームの緊張が緩むという事は無いので、そういう意味では本当に良かったなぁと思う。
ただし今日の試合、東福岡の試合開始時間が12:05で、静学の開始時間が14:10だった事については、公平性を欠いており納得できない。

[匿名さん]

#1732015/01/05 20:01
静学、初戦快勝 全国選手権2回戦

 サッカーの全国高校選手権第3日は2日、相模原ギオンスタジアムなどで2回戦16試合が行われ、本県代表の静岡学園は佐賀東(佐賀)を6—0で破った。前半、PKやCKから3点を奪い、後半も畳み掛けて3点を加えた。県勢の初戦突破は3年ぶり。
 
 ▽2回戦
静岡学園 6(3—0 3—0)0 佐賀東
▽得点者【静】名古(PK)薩川(旗手)光沢(なし)旗手(後藤)石井(後藤)荒井(加納)

 【評】静岡学園が好機を確実に生かし、佐賀東に快勝した。
 前半9分のピンチをGK山ノ井の好守で切り抜けると、前半27分、名古が自分で得たPKを決めて先制。1分後、サイド攻撃から薩川、その直後にもCKから光沢が押し込み、前半だけで3点を奪った。
 後半も激しいプレスで主導権を握り、相手を圧倒した。13分に逆襲から旗手、29分にCKから石井が蹴り込み、35分には速攻から荒井がダメ押し点を挙げた。

[匿名さん]

#1742015/01/06 03:42
<全国選手権2回戦>多彩に畳み掛け、圧倒

 献身的な守備やハードワークを売りにしてきた今年の静岡学園だが、伝統のテクニックや攻撃力はやはり健在だ。サイド攻撃にセットプレー、逆襲と多彩に畳み掛けて6得点。苦戦を覚悟していた川口監督は「ドリブルで崩す良い形から点が取れ、苦手のCKからも2得点。良い内容だ」と納得の表情だった。
 攻撃の形がさまざまなら、得点者もすべて違った。放ったシュートは実に17本。この日はDF2人に加え、途中出場の選手もネットを揺らした。どこからでもゴールを狙えるのも、静岡学園の伝統的な強みだ。
 Jリーグ入りが内定している飛び抜けた選手はいない。監督や選手は口々に「例年のチームに比べて技術力は落ちる」と言い続ける。しかし、ベンチメンバーを含めた20人の足元の巧みさは大会屈指だろう。今年のチームには、それを支える泥くさい守備もある。
 大勝発進で弾みをつけ、3回戦は夏の総体を制した優勝候補筆頭の東福岡と対戦する。「フィジカルや球際、空中戦では勝てない。東福岡のスター軍団に個々の技術で上回りたい」。番狂わせの青写真を、指揮官はこう描く。

[匿名さん]

#1752015/01/06 03:52
<全国選手権2回戦>仕掛けを意識、攻撃にリズム 旗手

 得意のドリブル突破で静岡学園にリズムをもたらした。中盤左サイドで1得点1アシストの旗手は「球を持ったら仕掛けるという意識をみんなが持っていた」と充実した表情で振り返った。
 前半28分、左奥をドリブルでえぐり、GKとDFの間にクロスを通して薩川の得点をお膳立て。後半13分には味方のカウンターに反応。ゴール前で球を受けると、2人をフェイントで外してネットを揺らした。
 PL学園(大阪)で甲子園春夏準優勝した元高校球児の父を持つ。静岡学園のスタイルに憧れて三重県からやって来た2年生だ。「自分たちは挑戦者だが、かなわない相手ではない。今日のようにガンガン守備をして仕掛けたい」。東福岡との大一番に向けて力を込めた。

[匿名さん]

#1762015/01/06 04:06
静岡学園「復刻ユニ」で6発大勝

<高校サッカー:静岡学園6−0佐賀東>◇2回戦◇2日◇相模原ギ

 静岡学園が6得点を奪う大勝で初戦を突破した。前半27分、MF名古の先制点を皮切りに攻撃陣が爆発。28、30分と立て続けに追加点を奪い、勝負を決定づけた。後半も攻撃の手を緩めず、ドリブルとショートパスを駆使した伝統のスタイルで圧倒。守備も無失点の完勝に、川口監督は「出来過ぎです。初戦の戦い方としてはすごくよかった」と褒めちぎった。

 今大会は全国優勝を成し遂げた19年前と似たデザインにユニホームを新調。“復刻版”での初戦となったこの日はくしくも、19年前と同じスコアでの初戦突破となった。今日3日は全国総体覇者の東福岡と対戦する。DF石渡主将は「王者を倒して日本一を目指したい」と力強かった。

[匿名さん]

#1772015/01/06 04:20
静学6人6発 “史上最弱のテクニック”軍団が大爆発

 静岡学園が6人6発の変幻自在な攻撃で初戦を突破した。「入りとしては非常にいい」と川口監督。口火を切ったのはMF名古だ。

 前半27分、ペナルティーエリア内でDFに倒されると、自らペナルティースポットへ向かい、鮮やかなチップキックで先制。その後もサイド攻撃やセットプレーなど、さまざまな形で6人がネットを揺らした。

 新チームはOBのMF大島(21、現川崎F)のような突出した選手がおらず、過去と比較して“史上最弱のテクニック”とも呼ばれた。県総体では決勝で藤枝東に敗れ、5連覇を逃した。「悔しい思いをずっとしてきた。その分、ここだけを目標にしてきた」と名古は言う。練習後の走り込みを増やすなど厳しいトレーニングを積んだ結果、4年ぶりの全国で派手な1勝を挙げた。3日は全国高校総体王者の東福岡と激突。名古は「この勝利のことは忘れてコンディションを整える」と優勝候補撃破へ切り替えていた。

[匿名さん]

#1782015/01/06 05:25
東福岡、星稜など16強へ 全国高校サッカー選手権

 サッカーの全国高校選手権第3日は2日、NACK5スタジアム大宮などで2回戦16試合が行われ、東福岡や星稜(石川)、静岡学園、前橋育英(群馬)、京都橘、山梨学院大付、流通経大柏(千葉)などが16強による3回戦に進んだ。

 全国高校総体との2冠を狙う東福岡は草津東(滋賀)に3—0で快勝。大会前に監督が交通事故で負傷した星稜は0—0からのPK戦で鹿児島城西を退けた。静岡学園は6—0で佐賀東に圧勝。総体4強の前橋育英は初芝橋本(和歌山)を、前回4強の京都橘は第一学院(茨城)を下した。

 山梨学院大付は岐阜工に、流通経大柏は矢板中央(栃木)にPK勝ちした。3回戦は3日に開催される。

[匿名さん]

#1792015/01/06 05:38
【高校サッカー】静学6発快勝!3回戦で夏の王者・東福岡も倒す!

 ◆第93回全国高校サッカー選手権 ▽2回戦 静岡学園6—0佐賀東(2日・相模原ギオンスタジアムギオン)

 静岡学園が最高のスタートを切った。4年ぶり11度目の出場で日本一を目指す静学は、初戦の佐賀東との2回戦で攻撃陣が爆発。前半27分にFW名古新太郎(3年)が自ら倒されて得たPKを決めると、その後も攻撃の手を緩めず、6—0の圧勝劇を飾った。3回戦は3日午後0時5分からニッパツ三ツ沢競技場で、今夏の全国総体王者・東福岡と8強入りを懸けて激突する。

 エースは誰よりも冷静だった。0—0の前半27分、エリア内で相手DFに倒された名古は、自らペナルティースポットへ向かった。ボールをセットし、ゆっくり助走に入る。「GKが先に動いた」瞬間、勝負ありだった。右足でフワリと浮かせた弾道は、横っ跳びのGKを越え、ゴール中央のネットを揺らした。「狙い通りです。緊張することなく楽しめた」。どよめき交じりの大歓声の中、静学の背番号10が確かな技術と強心臓ぶりを見せつけた。

 これでゴールショーが幕を開けた。1分後、「名古さんのゴールで『点を取りに行こう』ってなった」と、MF薩川淳貴(2年)が左からの折り返しを右足で沈めた。さらに2分後、DF光沢和人(3年)がCKのこぼれ球を押し込む。4分間で3得点。川口修監督(41)が「少し硬さが見えた」という序盤がウソのように、一気に試合を決めた。

 6人で6ゴール。変幻自在に攻撃を仕掛けた。「どこからでも点が取れるのが、本来のスタイル」と指揮官。普段の練習はミニゲームや対戦形式がほとんど。技術で相手の守備を崩すことを重視する中で、調子を落とせば、すぐに先発の座を奪われる。「層が厚くて、誰が出ても同じサッカーができる」との石渡旭主将(3年)の言葉通り、交代で入ったDF石井琢巳(3年)、MF荒井大(2年)にもゴールが生まれた。

 県勢は2012年度の常葉橘、13年度の藤枝東と2年連続で初戦敗退だったが、まずは1勝を手にした。3回戦は全国総体王者・東福岡と激突する。「楽しみ。自分たちが勝って日本一への一歩にしたい」と石渡主将。強敵を撃破し、さらなる衝撃を全国に与えて見せる。(富沢 友則)

[匿名さん]

#1802015/01/06 06:10
静学6人が得点 全国高校サッカー

◆佐賀東に圧勝


 第九十三回全国高校サッカー選手権大会で、四年ぶり十一回目出場の静岡学園(静岡市)は二日、相模原市の相模原ギオンスタジアムで佐賀東(佐賀県)と戦い、6−0で圧勝した。三日の三回戦で昨夏の全国高校総体優勝の東福岡(福岡県)と対戦する。


 静岡学園は前半27分、MF名古新太郎選手(三年)のPKで先制すると、MF薩川淳貴選手(二年)、DF光沢和人選手(三年)も立て続けにゴールし、一気に優位に立った。後半13分にはMF旗手怜央選手(二年)が4点目。終盤にも、ともに後半途中から出場のDF石井琢巳選手(三年)、MF荒井大選手(二年)が得点するなど、攻守に圧倒した。


 川口修監督は「課題のセットプレーでも2点取れた。六人が1点ずつで、皆で攻めるチームの特徴が出せていた」と喜んだ。

◆エース名古 猛攻の口火


 猛攻のきっかけをつくったのは、エースだった。10番を背負う名古新太郎選手。自らが得たPKをゴールのど真ん中にふわりと決めた。「練習通りで自信があった」と貴重な先制点を振り返った。


 大阪で育ち、ドリブルで攻める静岡学園のサッカーに憧れて高校から静岡に来た。「例年より技術が劣る」と内外から言われ、悔しい思いもしてきた一年。チーム最大の目標だった全国選手権を待ち望んでいた。


 県大会は肉離れでほとんど出られず、全国には、他のメンバーに連れて来てもらった気持ちが強い。けがが癒えた今、「チームに貢献しなければ」と使命感に燃える。


 次の相手の東福岡は優勝候補の筆頭。でも「自分たちのやることは変わらない」。この大舞台でサッカーができるのをチーム皆が喜び、楽しんでいるのが何よりの強みだ。


(神谷円香)


静岡学園6−0佐賀東(佐賀)

(前半3−0、後半3−0)

 ▽得点者【静】名古(PK)、薩川、光沢、旗手、石井、荒井

[匿名さん]

#1812015/01/06 08:50
2冠を狙う東福岡、星稜など3回戦進出/高校選手権

 サッカーの全国高校選手権第3日は2日、NACK5スタジアム大宮などで2回戦16試合が行われ、東福岡や星稜(石川)、静岡学園、前橋育英(群馬)、京都橘、山梨学院大付、流通経大柏(千葉)などが16強による3回戦に進んだ。

 全国高校総体との2冠を狙う東福岡は草津東(滋賀)に3−0で快勝。大会前に監督が交通事故で負傷した星稜は0−0からのPK戦で鹿児島城西を退けた。静岡学園は6−0で佐賀東に圧勝。総体4強の前橋育英は初芝橋本(和歌山)を、前回4強の京都橘は第一学院(茨城)を下した。

 山梨学院大付は岐阜工に、流通経大柏は矢板中央(栃木)にPK勝ちした。3回戦は3日に開催される。(共同)

[匿名さん]

#1822015/01/06 08:58
静岡学園、王国意地の6発!3大会ぶり県勢初戦突破/高校選手権

 全国高校選手権第3日(2日、静岡学園6−0佐賀東、相模原)個人技重視の伝統と異なる堅守速攻のスタイルで、4大会ぶり出場の静岡学園が圧勝。6人で大量6点を奪い、川口監督は「初戦の入り方としては非常にいい」とご満悦だった。全国高校総体の静岡大会で敗退後に攻撃の仕方を改め、守備も両翼が上がりがちだった4バックから守備が安定する3バックにチェンジ。静岡県勢では3大会ぶりに第一関門を突破した。

[匿名さん]

#1832015/01/06 09:15
[選手権]静岡学園が脅威の6発完勝、佐賀東高を寄せ付けず「非常に良い出来」であす東福岡戦へ

[1.2 全国高校選手権2回戦 静岡学園高 6-0 佐賀東高 ギオンス]

 第93回全国高校サッカー選手権2回戦が2日に各地で行われた。神奈川・相模原ギオンスタジアムの第2試合では、静岡学園高(静岡)と佐賀東高(佐賀)が対戦。静岡学園高が6-0の完封勝利で3回戦進出を果たした。あす3日に行われる3回戦で静岡学園高は総体王者・東福岡高(福岡)と戦う。

 圧巻の勝利だった。試合後、静岡学園高の川口修監督は「初戦の戦い方、入り方としては非常に良い出来だった」と振り返った。前半27分にPKで先制すると、4分間で3ゴール。3-0で迎えた後半にも3点を追加し、圧勝した。今季の静岡学園高について、指揮官は「技術的には(例年よりも)かなり落ちる。でも特徴は真面目に謙虚に守備をしながら、ひとつのチャンスをものにする」と話す。この日の静岡学園はこの言葉を体現しただけでなく、課題だった決定力不足も解消する結果。「課題の決定力も今日は6点も取れて出来すぎというくらい」。川口監督は笑顔をみせた。

 立ち上がりから、流れに乗ったわけではなかった。静岡学園高のDF石渡旭(3年)主将が「点が入るまでは耐えようと話していた。最初のピンチの場面で山ノ井が防いでくれたので。そこからPKで点を取れていい流れになったと思う」と振り返ったように、立ち上がりこそピンチの場面はあった。それでもGK山ノ井拓己(1年)が冷静にストップ。するとその後は地に足を着けた戦いをみせた。

 まずは前半27分、MF名古新太郎(3年)のドリブル突破からPKを獲得。自らキッカーを務めた名古は、大きく踏み込むと、ゴール正面へループ気味のやわらかなシュートを決めた。GKが左に大きく跳んだのをあざ笑うかのような一撃。大舞台でみせた2年生の鮮やかなゴールで静岡学園が先制に成功した。

 さらに1分後には追加点。PA左でMF旗手怜央(2年)が仕掛け、スピードあるボールを中央へ折り返す。逆サイドでゴール前へ詰めていたMF薩川淳貴(2年)が右足ダイレクトで押し込んだ。2-0と差を広げた。静岡学園の勢いは止まらない。前半30分には早くも3点目。左CKから名古が蹴りこんだボール。ニアサイドで味方に当たると、こぼれたボールを拾ったDF光澤和人(3年)が左足でグラウンダー気味のシュートを逆サイドネットへ突き刺した。3-0で前半を折り返す。

 その後も攻め手を緩めない静岡学園。すると後半13分には4点目。PA左からMF後藤真(3年)が仕掛けると、横パスを受けた旗手がドリブルで持ち込み、切り返しから右足シュートを突き刺した。同21分には光澤が左足首を痛めて交代するアクシデントに見舞われるも、静岡学園の勢いは止まらない。

 後半29分には5点目の奪取に成功。後藤が右足で蹴りこんだ左CK、ニアサイドへ飛び込んだ途中出場のMF石井琢巳(3年)が左足ダイレクトで鮮やかなシュートを沈めた。今季の公式戦でセットプレーからの得点は、わずか1点だという静岡学園高だが、この日はセットプレーから2点得点。指揮官は「全国でセットプレーから2点も取れた。課題だったので嬉しかった」とこのゴールを喜んだ。

 その後も前線からボールを追い続ける静岡学園は、佐賀東を寄せ付けず。後半35分には6点目。FW加納澪(2年)が左サイドから角度のない位置までドリブルで持ち込むと、最後は途中出場のMF荒井大(2年)が右足シュートを決めた。そのまま試合は終了。静岡学園が6-0の完勝を果たした。

 6人がゴールを奪っての6発完勝。指揮官は「特定の選手が点を取るのではなく、どこからでも点を取るというのが本来の“学園”のスタイル。今日は6人の違う選手が点を取って、学園の良さが出せた」と納得の表情を浮かべた。

 次戦の相手は優勝候補筆頭の東福岡高だ。これまで対戦相手のスカウティングビデオを見てきていないという静岡学園。石渡主将は大一番へ向けて、「観たいけど観ないですね」と笑い、「ここで勝てれば実力が証明される。自分たちはそんな先のことを考えるほどの実力はないので。まずは1試合1試合を頑張りたい」と力を込めた。

 左足首を痛めて負傷交代した光澤の出場は、現時点では不透明だ。指揮官は東福岡戦へ「強いのはわかっているので。あのスター軍団を倒し、あそこで勝ちきるとサッカーは面白い」とニヤリ。「フィジカルは全くかなわないと思っているので逆の発想で。空中戦や球際の勝負ではなく、個の勝負になる。個で相手を上回るという発想ですね。ボールを持ったら仕掛ける?そうですね、それしかないです」とキッパリ言い、「明日も泥臭くやります」と意気込んだ。

(取材・文 片岡涼)

[匿名さん]

#1842015/01/06 09:27
[MOM1283]静岡学園高FW加納澪(2年)_6発勝利で自身は不発も、指揮官賞賛のストライカー

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 全国高校選手権2回戦 静岡学園高 6-0 佐賀東高 ギオンス]

 6人で6得点を奪っての完封勝利。静岡学園高(静岡)はどこからでもゴールを奪えることを全国の舞台で証明してみせた。しかし、この日の一戦。静岡学園の川口修監督がマン・オブ・ザ・マッチへ選んだのは得点者ではなく、フル出場ながら不発に終わったFW加納澪(2年)だった。

 その理由について、指揮官は「非常に前で起点となり、タメをつくり、時間をつくってくれたのは彼(加納)。点こそ入っていないですが、今日の試合で一人名前を挙げるとしたら彼ですね」と評価を話した。

 3-5-2システムの2トップの一角を務めた加納。先発フル出場で必死にゴールを目指して仕掛けたが、シュート数は0本に終わった。それでもボールを受けてははたき、味方のチャンスシーンを演出。5-0で迎えた後半35分には1アシストも記録した。左サイドから角度のない位置までドリブルで仕掛けると、MF荒井大(2年)へラストパス。“お膳立て”を受けた荒井が右足シュートを沈めた。

 しかし、試合後の本人はアシストでは物足りないようで浮かない表情。「点を取れないと意味がないので。今日は全然だめでした」と言うと、「良かった部分はひとつもなかったです」と反省しきりだった。

 あす3日に行われる3回戦で静岡学園高は、優勝候補筆頭・東福岡高(福岡)と対戦する。6人が点を取ったこの日の試合。指揮官は「特定の選手が点を取るのではなく、どこからでも点を取るというのが本来の“学園”のスタイル。今日は6人の違う選手が点を取って、学園の良さが出せた」と話した。どこからでも点を取るために、自らは“黒子”に徹し、身体を張っていた加納がいたからこそ、大量得点は生まれたといえるのかもしれない。

 それでも、自らのゴールがなかったことを悔やみ続ける加納は満足することなく、「明日は絶対に得点できるように」と中1日で迎える“大一番”へ向け、強く誓った。

(取材・文 片岡涼)

[匿名さん]

#1852015/01/06 09:41
【2回戦】静岡学園(静岡)6-0佐賀東(佐賀)

◆相模原ギオンスタジアム

【2回戦】静岡学園(静岡)−佐賀東(佐賀) ●川原宏樹(本誌) 取材・文

『静学が気持ちよく明日を迎えられるということ』静岡学園×佐賀東 両チームコメント

高校サッカー・2回戦 静岡学園6対0佐賀東

静岡学園・川口修監督

前半で3点、静岡学園らしくドリブルでPKを取って、2点目もドリブルから崩しました。3点目はちょっと予想外のCKからDF(光澤和人)が取り、あれはラッキーゴールだったんですけど、そこでゆとりが出ました。初戦の戦い方、入り方としては非常にいい出来でした。



うちは相手を圧倒するようなゆとりのあるチームじゃないので、とにかくがむしゃらに3対0からでも、守備からしっかりいこうよという発想で後半に臨みました。後半相手が足にきていて、(ボールを)持ったら削られていたので、そこだけシンプルにやりないと指示しました。ですが、内容的に後半は中盤のところでミスが多いゲームになってしまった。そこが反省材料です。



例年に比べると今年のチームは技術的にはかなり落ちる年。特長といったらマジメに、謙虚に、みんなで守備をしながら、一つのチャンスをものにしていくというチームです。その特長は出せていたかなと思います。献身的にみんなで前から守備をしながら、そして追加点が取れた。課題の決定力不足というところも、今日は6点取れたいうことで、できすぎというくらいです。



(ドリブルで仕掛けについて)そういうゆとりが(普段は)ないんですよね。それがなかなかゲームの中で出せない。本当はもっと個の技術を生かしてゆとりのあるサッカーをやりたいんですけど、なかなかそれができないものですから、こういう(守備から入る)サッカーをやっています。それが今年のスタイルということですね。



特定のストライカーが点を取るんじゃなくて、どこからでも点が取れるというのが、本来の静岡学園のスタイルです。そういった点で今日は6人が違う形で点を取っている。これが静岡学園のよさ。



公式戦のセットプレーで、おそらく今まで1点しか取れてない。練習はずっとしていたんですけど、本番の全国大会で2点取れた。課題だった部分なので、非常によかったですね。あの得点はうれしかったです。



セットプレーの守備でうちは防げない。点が取れない。要するにセットプレーで点が取れないから、守り方がわからないんですね。その部分で2点取れているということは、守備にも危機意識が出てくるのかなと感じています。やっぱり点を取れないチームは守れない。だから、それがうちの欠点で、ずっとセットプレーで点が取れず、そして失点を重ねた。今日は0に押さえたし2点取れた。今日の試合に限っては改善された部分ですね。



(東福岡が)強いのはわかっています。だけど、あのスター軍団を倒す。われわれはフィジカルでは全くかなわないと思っているので、空中戦とか球際の部分の勝負ではなくて個の勝負。個でも技術で相手を上回りたいという発想でやりたいと思います。


静岡学園 名古新太郎

チームのやりたいことができた。内容がよくできたから、結果も出たと思います。PKを取ったら、ああいうふうに(クッキアイオで)蹴ろうと思っていたので、余裕を持って蹴れました。練習でもああいうふうに蹴っていたので、自信はありました。

PKという感じはしなかったですけど、(ファウルを)取ってくれたのでありがたいなと思いました。



1点入って自分たちの時間帯が多くなって、静岡学園らしいサッカーができたと思います。

静岡学園は攻撃が持ち味。それぞれいろんな選手が点を取れる。本当に静岡学園らしさが出た試合だったと思います。



試合を本当に楽しみにしていました。ずっと楽しみにしていたことのなので、そんなに緊張することもなくうまく試合に入れたかなと思います。



今年は(チームの)誰もがいっているように、泥臭く守備は厳しくというのをずっと意識してやってきました。この試合はしっかりできたので、明日も継続してやっていきたいと思います。


佐賀東 蒲原晶昭監督

まあ、完敗ですね。(先制された後に)選手も切り替えられればよかったんでしょうけど……。あのPKにちょっとどうかなと……。静岡学園ベンチもあれは違うよといってたぐらいですから。だけど、そこで切り替えることができずに、ずるっといった。あれがすべてじゃないですか。後は、もうすべてにおいて狂ってきたので、一回狂ったらなかなか取り返しがつかなかった。今日は静岡学園が気持ちよく明日を迎えられるということじゃないですか。後は、特に何もいうことがないです。

[匿名さん]

#1862015/01/06 09:50
『静学が“らしさ”を出して快勝』 高校サッカー2回戦 静岡学園6対0佐賀東

ドリブル、パス、セットプレーで大量6得点を挙げた静岡学園。テクニック集団として名を馳せた名門が佐賀東を一蹴し、再び選手権の舞台を盛りあげた。(取材・文 川原宏樹)

「例年に比べると今年のチームは技術的にはかなり落ちる年」と静岡学園の川口修監督もコメントしたように、4年ぶりの出場となった静岡学園には以前のようなテクニック集団というイメージではないという前評判だった。

しかし、アタッキングサードでのドリブルによる仕掛けから決定機を作りだし、前半だけであっという間に3得点。「静学スタイル」に由来する技術力の高さを見せつけた。

後半も同様に、技術力から生みだされるゴール前での精神的な余裕を見せて3得点。

さらに、ボランチの鹿沼直生と3バックを中心とした守備も堅く、進化した「静学スタイル」を披露した試合だった。



攻撃において特筆したいのは、10番の名古新太郎だ。

先制点となるPKをクッキアイオ(※1)で決める落ち着きぶりを見せる。

さらに、前半39分には左サイドからの1対1の場面でヒールリフト(※2)を敢行。今大会屈指の足ワザ師であるところを見せつけた。

「(ヒールリフトを)やりたいとは思っていました。その後のシュートがダメだったので満足はしてないです」と、難易度の高いテクニックについて振り返った。

「自分が前を向いて仕掛ける回数が増えれば相手も嫌だと思うので、そこは意識してやっていきたいと思います」と次戦以降も積極的にドリブルで仕掛けることを誓った。

名古のほかにも、静岡学園の選手は仕掛けどころがうまく、試合をとおして佐賀東の選手をいなす場面が多く見られた。



一方の佐賀東は12番の川口高良のロングスローに光るものがあり、静岡学園のキャプテン石渡旭も「ビックリしました。飛ぶなあと思いました」と驚いていた。

しかし焦りからか、後半30分に行ったセンターサークル付近へのロングスローでは、味方が受けきれず、逆に静岡学園にカウンターで決定機を作られた。

どちらの選手も一芸に秀でていた。ただテクニックは、その使いどころを間違えると、一転して危機的な状況に陥るもの。

テクニックを使う前には、正しい状況判断が必要となる。

それぞれの才能はすばらしかったが、結果は、対照的なものになってしまった。

[匿名さん]

#1872015/01/06 10:04
高校選手権・2回戦|星稜が鹿児島城西との激闘制し3回戦へ。流経大柏はまたもPK戦を制す!

東福岡、前橋育英、山梨学院、立正大淞南など優勝候補が勝ち上がる。

 高校選手権は1月2日、2回戦の16試合が行なわれ、優勝候補に挙げられる強豪校が順当に3回戦に勝ち上がった。

 今夏のインターハイを制した東福岡は、初戦同様、前半こそ相手の粘り強い守備の前に得点を挙げられなかったものの、後半一気に3ゴール。赤木、増山、中島の2列目3枚がゴールを奪って快勝した。

 前回準優勝の星稜と磐田入団内定の岩元を擁する鹿児島城西の対戦は、両者譲らずスコアレスのままPK戦に突入。これを5-3で制した星稜が3回戦に駒を進めた。

 また流経大柏は、初戦に続きPK戦での際どい勝利。後半8分に小川諒也が先制点を奪ったものの、同17分にすぐに追いつかれPK戦に突入した。PK戦では、流経大柏のGK瀬口が2人目のキックをセーブして、5-3で勝利を決めた。

 鈴木、渡邊のU-17ワールドカップ出場組を擁する前橋育英は、攻撃力のある初芝橋本を相手に無失点勝利。後半25分の宮本のゴールを守り切った。

 静岡学園は佐賀東を相手に6-0の大勝。王国復活へ好調なスタートを切っている。

 そのほか、山梨学院、尚志、国学院久我山、京都橘、立正大淞南、開志学園、米子北、履正社、水橋、日大藤沢、中津東が3回戦に勝ち上がった。

【高校選手権photo】1月2日|2回戦

 1月2日の2回戦の試合結果は以下の通り。

流経大柏(千葉) 1(5PK3)1 矢板中央(栃木)
得点者/流=小川(後半8分)
矢=関岡(後半17分)

尚志(福島) 3-0 聖和学園(宮城)
得点者/尚=小野(前半23分)、渋谷(前半36分)、山城(後半5分)

国学院久我山(東京A) 1(5PK4)1 日章学園(宮崎)
得点者/国=花房(後半34分)
日=河野(後半10分)

京都橘(京都) 3-0 第一学院(茨城)
得点者/京=中野(後半16分)、堤原(後半34分)、前川(後半40分)

開志学園(新潟) 3-2 宇治山田商(三重)
得点者/開=石塚(前半1分)、染野(前半11分)、高橋(後半23分)
宇=西口(後半18分)、羽山(後半29分)

東福岡(福岡) 3-0 草津東(滋賀)
得点者/東=赤木(後半14分)、増山(後半16分)、中島(後半40+2分)

米子北(鳥取) 2-1 中京大中京(愛知)
得点者/米=君垣(前半18分)、定本(前半40分)
    中=木村(前半13分)

星稜(石川) 0(5PK3)0 鹿児島城西(鹿児島)
得点者/なし

水橋(富山) 2-1 明徳義塾(高知)
得点者/水=北野(後半3分)、佐藤(後半40分)
    明=橘(後半6分)

立正大淞南(島根) 2-1 丸岡(福井)
得点者/立=中島(後半7分)、中島(後半13分)
丸=飯田(後半26分)

前橋育英(群馬) 1-0 初芝橋本(和歌山)
得点者/前=宮本(後半25分)

山梨学院(山梨) 0(7PK6)0 岐阜工(岐阜)
得点者/なし

日大藤沢(神奈川) 3-2 高川学園(山口)
得点者/日=中村(前半10分)、佐藤(前半39分)、田場(後半22分)
    高=梅田(後半4分)、岡田(後半35分)

静岡学園(静岡) 6-0 佐賀東(佐賀)
得点者/静=名古(前半27分)、薩川(前半28分)、光澤(前半30分)、旗手(後半13分)、石井(後半29分)、荒井(後半35分)

履正社(大阪) 0(5PK3)0 北海道大谷室蘭(北海道)
得点者/なし

中津東(大分) 2-1 郡山(奈良)
得点者/中=オウンゴール(前半33分)、松浪(後半5分)
    郡=加藤(前半9分)

[匿名さん]

#1882015/01/06 10:17
静岡学園の攻撃力爆発…圧巻6発で佐賀東撃破、三回戦は東福岡と激突

 第93回全国高校サッカー選手権大会の二回戦が2日に相模原ギオンスタジアムで行われ、第二試合では静岡代表の静岡学園と佐賀代表の佐賀東が対戦した。

 2回戦から登場し、大会初戦に臨んだ両チーム。立ち上がりから静岡学園が個人技をベースにボールをポゼッションしていく。最初のチャンスを作ったのは佐賀東。9分、右サイドからのクロスに福田圭祐が反応し、ファーサイドからシュートを放ったが得点には至らなかった。

 均衡が破られたのは27分だった。静岡学園の名古新太郎がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。自らキッカーを務め、ループ気味のシュートをゴール中央に冷静に決めて先制点を奪った。

 1点リードとなった静岡学園が、勢いに乗って畳み掛けた。先制点の直後、左サイドをドリブルで縦へ突破した旗手怜央がグラウンダーで折り返すと、ファーサイドに詰めていた薩川淳貴が押し込んで2点目を記録。さらに30分には、左CKからニアサイドでボールを受けた光澤和人が振り向きざまに左足シュートをゴール右隅へ。静岡学園が4分間で3得点を挙げ、3−0でハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても、静岡学園は攻撃の手を緩めない。53分、佐賀東が左CKから決定機を迎え、シュートが右ポストを直撃した直後だった。カウンターから左サイドの背後を突き、最後は旗手が決めて4点目。69分にはニアサイドへの左CKに反応した石井琢巳が左足ボレーを突き刺して5点目を挙げた。ゴールラッシュの締めくくりは75分、左サイド深くまで進入した加納澪の折り返しから、荒井大が右足シュートでゴール右隅を陥れた。

 試合は6−0で終了。静岡学園が前後半に3得点ずつを挙げるゴールラッシュを見せ、佐賀東に大勝した。静岡学園は3日の三回戦で、福岡代表の東福岡と対戦する。

【スコア】
静岡学園 6−0 佐賀東

【得点者】
1−0 27分 名古新太郎(静岡学園)
2−0 28分 薩川淳貴(静岡学園)
3−0 30分 光澤和人(静岡学園)
4−0 53分 旗手怜央(静岡学園)
5−0 69分 石井琢巳(静岡学園)
6−0 75分 荒井大(静岡学園)

[匿名さん]

#1892015/01/06 10:32
泥臭さと伝統の流儀で印象付けた強さ…“最強のチャレンジャー”となった静岡学園

 スコアは6−0。“静学強し”を強烈に印象付ける完勝だった。

 4年ぶりの出場となる静岡学園だが、今季は決して期待値の高い世代ではなかった。川口修監督は「例年に比べるとかなり技術的に落ちる」とこのチームを評する。一方で「真面目に謙虚に守備をしながら、一つのチャンスをモノにしていく」(川口監督)という味わいもある。傑出した個はいなくても、泥臭く戦えるところが今年の特長だ。佐賀東戦でも前から足を緩めず、全員でしっかりボールを追うハードワークが光った。

 攻撃は6ゴールをそれぞれ別の選手が挙げたように、「どこからでも点を取れる」(川口監督)という強みがある。今季はJクラブに内定している選手がおらず、特別なエースも見当たらない。しかし見方を変えれば粒揃いで、潰しどころのないチームだ。

 九州の強敵・佐賀東を相手にスコアはもちろん、シュート数も17対2と圧倒した。前半に3点を挙げても攻める姿勢を緩めず、交代選手が入ってもクオリティを落とさなかった。指揮官も「みんなで献身的に前から守備をしながら、追加点も取れた。課題の決定力不足も、今日は6点取れて出来過ぎ」と快勝に頬を緩める。

 チームは5月の総体予選で聖隷クリストファー高に屈したあと、布陣を4バックから3バックに変更した。DFラインの中央を任される石渡旭主将は「(4バックのときは)サイドバックが上がった後を突かれていた。3バックになってから割り切れるようになった」と違いを口にする。薄くなりがちだった最終ラインに人を割くことで、守備の安定感が増したのだという。

 とはいえ泥臭く、守備的といっても彼らは静学。今日もMF名古新太郎がヒールリフトで場内を沸かせ、DF加佐怜人は最後尾からドリブルで攻め上がっていた。“静学基準”では抑え気味でも、出場校の平均値と比べれば彼らは間違いなく上手くアグレッシブ。手堅さを追求するのでなく、楽しいプレーで“魅せる”姿勢は、40年に渡って維持されてきた彼らの流儀である。

 3回戦の相手は優勝候補筆頭の東福岡に決まった。守備へ過剰に人数を割き、自陣で耐える戦い方は静学の良さを出すモノでない。川口修監督は「強いのは分かっています。だけど次は個の勝負、個の技術で相手を上回りたい」と3回戦に向けた抱負を口にする。

 静学は東福岡と違ってJリーグに内定した選手がおらず、フィジカル面も劣勢は明らかだ。夏の高校総体で全国を制した東福岡に対して、静岡学園は県8強止まりだった。しかし技巧に泥臭さ、手堅さがブレンドされた今季の静学は、敵に回すと厄介なチームへと一皮むけている。佐賀東戦は低い期待値を跳ね返し、5月の苦杯から這い上がってきた彼らが、“最強のチャレンジャー”になったことを証明した試合だった。

文=大島和人

■大島和人(おおしま・かずと) 1976年生まれの久保竜彦、鈴木隆行、盛田剛平世代。出身地は神奈川、三重、和歌山、埼玉と諸説あり。学業はほどほどに、テレビ局のリサーチャーとして世界中のスポーツを見まくる大学生活を送る。早稲田大学を卒業後は外資系損保、調査会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を始めた。ヴァンフォーレ甲府、FC町田ゼルビアを取材しつつ、育成年代の取材をライフラークとしてこつこつ継続中。

[匿名さん]

#1902015/01/06 10:42
 2日、第93回全国高校サッカー選手権大会二回戦が、首都圏8会場で行われた。

 昨年度準優勝の星稜(石川)は、ジュビロ磐田入団が内定しているFW岩元颯オリビエを擁する鹿児島城西(鹿児島)と対戦。スコアレスで突入したPK戦を制した星稜が、三回戦へと駒を進めた。MF渡邊凌磨とMF鈴木徳真のU−17ワールドカップ出場コンビを揃える前橋育英(群馬)は、初芝橋本(和歌山)を1−0で破り、二回戦突破を決めている。

 三回戦は3日に行われ、決勝は12日に埼玉スタジアム2002で開催される。

 二回戦の結果と、三回戦の対戦カードは以下のとおり。

■二回戦結果
【富山】水橋 2−1 【高知】明徳義塾
【千葉】流通経済大柏 1−1(PK 5−3)【栃木】矢板中央
【宮城】聖和学園 0−3 【福島】尚志
【福井】丸岡 1−2 【島根】立正大淞南
【群馬】前橋育英 1−0 【和歌山】初芝橋本

【山梨】山梨学院 0−0(PK 7−6)【岐阜】岐阜工
【東京A】國學院久我山 1−1(PK 5−4)【宮崎】日章学園
【茨城】第一学院 0−3 【京都】京都橘
【三重】宇治山田商 2−3 【新潟】開志JSC
【神奈川】日大藤沢 3−2 【山口】高川学園

【滋賀】草津東 0−3 【福岡】東福岡
【静岡】静岡学園 6−0 【佐賀】佐賀東
【北海道】大谷室蘭 0−0(PK 3−5)【大阪】履正社
【奈良】郡山 1−2 【大分】中津東
【愛知】中京大中京 1−2 【鳥取】米子北
【鹿児島】鹿児島城西 0−0(PK 3−5)【石川】星稜

■三回戦(1月3日開催)
【富山】水橋 vs 【千葉】流通経済大柏
【福島】尚志 vs 【島根】立正大淞南
【群馬】前橋育英 vs 【山梨】山梨学院
【東京A】國學院久我山 vs 【京都】京都橘

【新潟】開志JSC vs 【神奈川】日大藤沢
【福岡】東福岡 vs 【静岡】静岡学園
【大阪】履正社 vs 【大分】中津東
【鳥取】米子北 vs 【石川】星稜

[匿名さん]

#1912015/01/07 01:12
 第93回全国高校サッカー選手権は2日、各地で2回戦を行った。3回戦は明日3日に行われる。

 優勝候補の一角、U-19日本代表コンビを擁する前橋育英高(群馬)は初芝橋本高(和歌山)と対戦。均衡した状態が続いたが、後半27分にDF宮本鉄平(3年)が決勝点を挙げ、1-0で初戦突破を決めた。

  今季プリンスリーグ中国を制した立正大淞南高(島根)は柏の葉公園総合競技場で丸岡高(福井)と対戦し、2-1で勝利した。FW中島隆司(3年)の2ゴールを立正大淞南が最後まで守り抜いた。一方の丸岡はMF飯田大智(3年)の追撃弾も及ばなかった。

 NACK5スタジアムでは今季プリンスリーグを制した両雄が激突。試合はスコアレスのままPK戦に突入し、来季プレミアリーグ昇格を決めた履正社高(大阪)が北海道大谷室蘭高(北海道)にPK5-3で勝利し、3回戦進出を決めた。

以下、2回戦第2試合の結果
[フクダ電子アリーナ]
水橋高 2-1 明徳義塾高
[水]北野剣士浪(43分)、佐藤圭介(80分+1)
[明]楠拓真(46分)

[柏の葉公園総合競技場]
丸岡高 1-2 立正大淞南高
[丸]飯田大智(66分)
[立]中島隆司2(47分、53分)

[味の素フィールド西が丘]
前橋育英高 1-0 初芝橋本高
[前]宮本鉄平(67分)

[駒沢陸上競技場]
山梨学院高 0-0(PK7-6)岐阜工高

[ニッパツ三ツ沢球技場]
日大藤沢高 3-2 高川学園高
[日]中村恒貴(10分)、佐藤拓(39分)、田場ディエゴ(62分)
[高]梅田魁人(44分)、岡田浩平(75分)

[相模原ギオンスタジアム]
静岡学園高 6-0 佐賀東高
[静]名古新太郎(27分)、薩川淳貴(27分)、光澤和人(30分)、旗手怜央(53分)、石井琢巳(69分)、荒井大(75分)

[浦和駒場スタジアム]
郡山高 1-2 中津東高
[郡]加藤諭(9分)
[中]オウンゴール(33分)、松浪竜希(45分)

[NACK5スタジアム大宮]
北海道大谷室蘭高 0-0(PK3-5)履正社高

[匿名さん]

#1922015/01/07 04:48
平成26年度第93回全国高等学校サッカー選手権大会 3回戦

静岡学園 3-0 東福岡

[匿名さん]

#1932015/01/07 05:42
【速報】全国選手権・静岡学園(3日)

◇全国高校サッカー選手権(3日、ニッパツ三ツ沢球技場) 
▽3回戦 
静岡学園 3(0—0 3—0)0 東福岡(福岡)
▽得点者【静】旗手、名古、加納

※静岡学園は5日、日大藤沢と準々決勝で対戦。浦和駒場スタジアムで午後2時10分から

[匿名さん]

#1942015/01/07 05:50
選手権2015 3回戦 @ニッパツ三ツ沢

ニッパツ三ツ沢にて選手権3回戦を観戦

静学 3ー0 東福岡

得点
後半23分 CKのこぼれ玉を8旗手がミドルシュート
後半32分 9本藤からのパスを受けた10名古のミドルシュート
後半34分 中盤からのロングボールに抜け出した11加納のシュート

得点には至らなかった決定機
前半14分 (東)10中島のドリブルシュートをGK17山ノ井がセーブ
前半30分 (静)11加納が抜け出しシュート放つもGK14脇野がセーブ
前半36分 (静)9本藤から8旗手にパス、8旗手がドリブルからスルーパス、22後藤がシュート放つも枠外
前半37分 (静)28鹿沼からのパスを受けた11加納がシュート放つもポスト直撃
後半22分 (静)エリア内で9本藤がシュート放つもGKセーブ
後半30分 (東)サイドチェンジのボールを受けた15餅山がエリア内からシュート放つもGK17山ノ井がファインセーブ
後半40分 (静)15木戸がサイドえぐりシュート放つも枠外


静学スタメン
      17山ノ井
  5加佐 4石渡 3光澤
    22後藤 28鹿沼
14薩川         8旗手
      10名古
    9本藤 11加納
交代
後半10分 薩川→7中澤
後半37分 旗手→6荒井
後半38分 本藤→15木戸
後半40分 加納→12大坪


東福岡スタメン
      14脇野
13堀  4加奈川5小笠原3末永
      6近藤
   16山根   18中村
 7増山  10中島  11赤木
交代
後半17分 山根→15餅山(餅山がFW、中島が中盤)
後半26分 赤木→17藤井
後半37分 近藤→23三小田


感想
拮抗した試合展開も、後半静学がセットプレーから先制すると、その後は、前掛かりになった東福岡の裏をうまく突いて追加点を重ね3ー0で静学が優勝候補の東福岡に勝利した。
静学は前日の2回戦と同じスタメン。東福岡は1回戦2回戦のスタメンは未確認だが、県大会スタメンのFW9木藤が不在で、FWには中盤での起用が多かった10中島が入っていた。
前半は共にセーフティーファーストでロングボールの多い堅い立ち上がりとなった。試合は徐々に静学がボールポゼッションで上回り前半終了間際には立て続けに静学が決定機を作ったが決めきれず、スコアレスで前半終了。
後半にはいると一進一退の試合展開が続いたが、セットプレーのこぼれ玉を8旗手が決めて静学が均衡を破った。これにより東福岡は前掛かりになり攻撃の圧力を強めたが静学DFがこれをしっかり跳ね返して、隙の生まれた東福岡DFラインをうまく突いて追加点を重ね静学が勝利した。
静学は前日の試合に続き連続無失点勝利。追加点を取って勝負を決めたことも良いが、それ以上に連続無失点でここまで勝ち進めているということが素晴らしい。今日のDFラインのしっかりとした跳ね返しは、さすが今年のチームのストロングポイントだけあって東福岡が相手でも安心して見ていられた。そして今日の試合で特に素晴らしかったのが攻守の切り替えの早さの部分。ボールを失った直後の切り替えのファーストディフェンスの早さが際立っていた試合だった。
大量得点ばかりが目に付く静学のここまでの勝ち上がりだが、ディフェンスが非常に効いている事による結果であることは間違いない。
例えば今日の静学DFについて良かった場面を上げると、
・後半15分の28鹿沼の相手選手からボール奪取した場面
・後半19分と後半43分の3光澤が7増山とのマッチアップで止めたシーン
・何度もあった4石渡が競り合いで10中島を押さえ込んだシーン
これらの守備面でのシーンは得点シーンと同じくらい高く評価して良い場面だった。
東福岡は10中島と7増山が前線でボールを持った時の破壊力は怖さのあるものだった。また4加奈川5小笠原の高さと強さはさすが東福岡と思えるものだった。

[匿名さん]

#1952015/01/07 06:02
静学エース名古復活 PK先制でけん引

<高校サッカー:静岡学園6−0佐賀東>◇2回戦◇2日◇相模原ギ

 エースが完全復活!! 静岡学園が佐賀東を下し、大勝スタートを切った。前半27分、MF名古新太郎(3年)が自ら誘ったPKで先制。その後も得意のドリブルを武器に攻撃陣をけん引した。故障が完治せず、県大会で本来の動きを披露できなかった背番号10が大舞台のピッチで躍動。チームとしても6得点を挙げ、県勢として3年ぶりに初戦突破した。今日3日の3回戦は全国総体覇者の東福岡と激突する。

 あこがれの全国舞台を存分に楽しんだ。前半27分、MF名古は自らの突破からPKを獲得。短い助走から放たれた弾道は相手GKをあざ笑うかのように、ゆっくり、フワリとゴールに吸い込まれた。「最初から狙っていました。外したら恥ずかしかったですけど」(名古)。チームメートをもビックリさせるループシュートをど真ん中に蹴りこむ強心臓ぶりを発揮。緊張感あふれる初戦で、値千金の先制ゴールを奪ってチームを勢いに乗せた。

 得点だけでは終わらない。「あのゴールでリラックスできた」と、その後も得意のドリブルで相手を翻弄(ほんろう)。最大の見せ場は前半38分に訪れた。左サイドを突破すると、ヒールリフトで相手2人を置き去りにする離れ業まで披露。得点には結びつかなかったものの、会場の度肝を抜いた。後半も前線からプレスをかけ続け、献身的な動きでチームに貢献し「本当に楽しかったです」と満面の笑みを見せた。

 今大会にかける思いは誰よりも強い。昨年11月の県選手権は右内転筋痛で出場した3試合は全て途中からの出番。チームが優勝の歓喜に沸く中、名古は素直に喜べなかった。名門の10番を背負いながらも、結果が残せなかったジレンマを今でも抱えており「僕はみんなに連れてきてもらった身」と謙虚な姿勢を貫いた。だからこそ−。「全国は自分が引っ張りたい」と。

 スタンドには両親と祖母、妹と弟が観戦していた。父の一彦さん(48)が試合前日に激励のメールを送ると、普段の返信なら「頑張るよ」の一言だけが多いが、昨日は「楽しみにしていて」と送られてきた。幼いころはもの静かな性格だったが、家にあるぬいぐるみをボール代わりにして蹴っていたほど、サッカーが好きだったという。母・留美さんも「離れて寮生活をできるのか不安だったけれど、たくましくなってくれた」と息子の成長ぶりに目を細めた。

 名古の先制点からわずか3分間で、チームは3ゴールを挙げた。後半も3点を追加してゴールを量産した。6人で6得点と、どこからでも得点できる静学の強みを証明してみせた。川口修監督(41)も「これが本来のスタイル。まだミスは多い。もっとできる」と手応えを口にした。

 今日3日の3回戦は全国総体Vの東福岡が相手だ。優勝候補に挙げられる強敵だが、名古は「やることはいつもと変わらない。静学らしいテクニックを見せて勝つだけ」と言い切った。19年ぶりの全国制覇へ−。エースの言葉に力強さが戻ってきた。【神谷亮磨】

 ◆名古新太郎(なご・しんたろう)1996年(平8)4月17日、熊本県天草市生まれ。幼稚園年中から大阪豊里中SCでサッカーを始め、中学時代は東淀川FCでプレー。家族は両親、妹、弟。170センチ、62キロ。血液型はO型。

[匿名さん]

#1962015/01/09 09:14
静学、総体王者に完勝 全国選手権3回戦

 第93回全国高校サッカー選手権大会第4日は3日、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場などで3回戦を行い、本県代表の静岡学園は3—0で東福岡(福岡)を破り、8年ぶりに8強入りを果たした。県勢の8強は5年ぶり。
 静岡学園は後半24分、旗手怜央選手のミドルシュートで先制し、名古新太郎選手、加納澪選手が追加点を挙げた。
 準々決勝は5日に行い、静岡学園は午後2時10分から浦和駒場スタジアムで日大藤沢(神奈川)と対戦する。

 ▽3回戦
静岡学園 3(0—0 3—0)0 東福岡
▽得点者【静】旗手(なし)名古(本藤)加納(後藤)

 【評】運動量と球際の勝負で上回った静岡学園が主導権を握り、東福岡を圧倒した。
 序盤からこぼれ球を拾い、素早くゴールに迫った。前半は3度の決定機を逸したが、後半24分、CKのこぼれ球を旗手が決めて先制した。勢いに乗り、32分に本藤と名古の中央突破、さらに3分後は加納の飛び出しから加点した。
 東福岡のロングボールは最終ラインが冷静に対応した。サイドの攻防でも優位に立ち、決定機をほとんどつくらせなかった。

[匿名さん]

#1972015/01/09 09:27
<全国選手権3回戦>「泥くさい」攻守体現

 「番狂わせ」とは言えないほどの完勝だろう。静岡学園が総体王者の東福岡を鮮やかな3発で沈めた。攻守にわたって優勝候補筆頭を圧倒し続けた80分間。最終ラインで奮闘した光沢は勝因を問われ、「自分たちのやるべきことがはっきりしていたからだと思う」と胸を張った。
 相手の長所を消すことよりも自分たちのスタイルを貫くことを重視するから、試合前に分析映像は見なかった。ただ、相手にはJ1クラブに入団する2人のエースがいる。選手は川口監督から最低限の抑えどころだけは伝えられていた。
 「ロングボールの競り合いで負けても、こぼれ球に必ず2、3人で反応すること」「サイドの増山にスピードでは勝てない。縦のコースを封じて攻撃を遅らせ、複数で挟み撃ちにすること」
 ことしの静岡学園は運動量では負けない。対策を生かしつつ前線から圧力を掛け、マイボールになれば思う存分に足技を駆使して仕掛けた。得点シーン以外にも数多くの決定機をつくり、相手エースには仕事をさせなかった。
 今大会は1995年度に鹿児島実と両校優勝した時のユニホームを復活させて臨んでいる。「テーマの『泥くさく』を体現してくれた」と合格点を与えた川口監督は「われわれには静岡のプライドがある」と力強い。県勢としても、静岡学園としても19年ぶりの頂点へ、視界は一気に開けた。

[匿名さん]

#1982015/01/09 11:48
<全国選手権3回戦>旗手、名古、加納鮮やかに3得点

 静岡学園の3得点はいずれも鮮やかなシュートで生まれた。
 チームを勇気付けた後半24分の先制点は旗手のミドルシュート。CKのこぼれ球を約25メートルの距離から低い弾道で射抜いた。「自分はミドルを上に外すことが多いので、抑えを効かせることだけ考えた」
 2点目はドリブルで中央突破した本藤が相手守備を引き付け、ラストパス。名古が巧みに反転し、ネットを揺らした。3点目は逆襲から。後藤のロングパスに反応した加納がDFの背後に抜け出し、GKとの1対1を冷静に決めた。
 旗手と名古は2戦連発。「東福岡が勝つと思っていた日本中を、驚かせることができた」と旗手が胸を張れば、名古は「得点王を取って日本一になる」と言い切った。

[匿名さん]

#1992015/01/10 06:08
静岡学園19年ぶり頂点へ東福岡の2冠阻む

<高校サッカー:静岡学園3−0東福岡>◇3回戦◇3日◇ニッパ球

 V候補を撃破!! 4年ぶり11度目出場の静岡学園が全国総体Vの東福岡に完勝し、8年ぶりのベスト8進出を決めた。後半にMF旗手怜央(2年)がMF名古新太郎(3年)とともに2戦連続ゴールを決め、最後はFW加納澪(2年)の今大会初得点で優勝候補を粉砕した。最大のヤマ場を突破した静学イレブンは19年ぶりの全国制覇に向け、大きな弾みをつけた。明日5日の準々決勝は、日大藤沢(神奈川)と対戦する。

 全国総体覇者を圧倒した。静岡学園は0−0で迎えた後半24分、CKのチャンスでMF旗手は「くる予感がした」と集中力を高めていた。相手DFがクリアすると、狙っていたこぼれ球が前にきた。転がってきた絶好のボール。「とにかく抑えて蹴ることだけ意識した」。コンパクトに右足を振り抜く。シュートに勢いはなかったものの、バウンドしながらゴール左隅に吸い込まれた。

 2戦連発の2年生エースは「サッカーを知っている日本中の人が東福岡が勝つと思っていたんじゃないですか。それを覆したかった」とほくそ笑んだ。スタンドで観戦していたという父・浩二さんは高校野球の名門PL学園出身。3年時には甲子園春夏連続準優勝を成し遂げた。大会前に「(父に)いいところ見せられれば」と、意気込んでいた旗手。競技は違えど、甲子園球児の父と同じ全国舞台で輝きを放った。

 今の静学は1度火が付いたら止まらない。同32分には中央を崩してMF名古が追加点。さらに、3分後にはFW加納が相手GKとの1対1を冷静に決めて、完全に息の根を止めた。加納は「昨日取れていなかったので、何とか結果を残したかった」とFWとしての意地を見せた。2日の佐賀東戦は今大会最多の6得点を奪って快勝。かつて日本代表FW本田圭佑が「出ない時は出ないけど、出る時はドバドバ出る」とゴールをケチャップにたとえていたように攻撃陣が2試合で9ゴールと大暴れしている。

 練習量に裏付けされたスタミナが好調の要因だ。この日は敵陣でのボール奪取を目指し、ハイプレスをかけ続けた。リスクも大きい戦術だが、最後まで運動量が落ちることはなかった。6月の県総体で5連覇を逃して以降、ほぼ毎日朝練と夕方の2部練習を行った。練習場の近所の山を40分間全力で走る地獄のメニューを1日2セット行うこともあった。川口修監督(41)は「今年はまず守備をしっかりすることが前提。粘っていれば必ずチャンスはあるし、今日はそのチャンスをしっかり決められた」と目を細めた。

 守備も2試合連続で無失点と、攻守の歯車ががっちりかみ合ってきた。タレント不在で「史上最弱」と呼ばれ続けてきた集団は夏の王者を退け、全国8強入り。名古は「得点王を取って日本一になりたい」。頂点がくっきりと見えてきた。【神谷亮磨】

 ◆旗手怜央(はたて・れお)1997年(平9)11月21日、東京都世田谷区生まれ。小学2年から中学3年まで三重・FC四日市ジュニアでプレー。高校選手権県大会では得点王とベストイレブンの2冠を獲得。家族は両親、姉。173センチ、64キロ。血液型A。

[匿名さん]

#2002015/01/10 07:20
静学 堅守速攻から3発!!V最有力・東福岡撃破で8強進出

 第93回全国高校サッカー選手権は3日、3回戦8試合が行われ、静岡学園(静岡)は昨夏の全国高校総体を制した東福岡を3—0で撃破し、06年度以来の8強進出を決めた。後半24分にMF旗手(はたて)怜央(2年)のミドル弾で先制すると、その後も2点を加えて優勝候補を退けた。日大藤沢(神奈川)はMF田場ディエゴ(3年)の3戦連発弾を含む1得点2アシストの活躍で開志学園JSC(新潟)を3—0で破った。準々決勝は5日に行われる。 【試合結果 トーナメント表】

 2冠を狙った東福岡を沈めた。しかも3発。ゴールラッシュの口火を切る先制点を決めた旗手は「本当に強かったけど、チームのみんなで勝てた」と充実感を漂わせた。

 優勝候補を攻守で圧倒しながら、決定機を生かせずに0—0で後半へ。24分にCKのこぼれ球に反応した旗手が「来ると思っていた」と約25メートルのミドル弾を突き刺した。父・浩二さんが84年にPL学園で甲子園の春夏準優勝という経験を持つMFが流れを呼んだ。32分には中央でボールを受けたMF名古が2戦連発のゴールで2点目を奪うと、3分後にはDFラインの裏に抜け出したFW加納が相手GKとの1対1を制してダメを押した。

 ドリブルとショートパスを前面に出すテクニックあふれるサッカーが伝統も、現在のチームは突出した選手が少なく「理想でもある主導権を握るサッカーができなかった」と川口監督。県総体5連覇を逃したことでチームは創部以来、初の守備練習を行った。4バックから3バックへの変更など試行錯誤し、連動した守備からの速攻という新たな武器を手に入れた。

 この日はDF石渡が、J1横浜に内定している相手MF中島をシュート2本に抑えて完封した。小学生時代に横須賀市選抜で共にプレーした経験がある大会屈指の司令塔を「(3バックの)3人の距離感を大事に、1対1では負けないように」と粘り強い守備で封じた。

 今大会はGK南雄太(現J2横浜FC)らを擁して初優勝した95年度のユニホームをイメージして新調された“戦闘服”を着用。その魂が乗り移ったかのような快進撃で8大会ぶりの8強を決めた。5日の準々決勝は練習試合で2度敗れた日大藤沢が相手だが「静学の伝統と歴史をつくり上げたい。得点王も獲って日本一を目指す」と名古。19大会ぶりの頂点へ、この勢いは本物だ。

[匿名さん]

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