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国と北朝鮮の間で、軍事的衝突の可能性が高まったことを受け、南北双方の高官らが衝突回避に向けて行っている会談は、23日午前4時すぎ、いったん中断した。
会談は、北朝鮮が軍事行動に踏み切るとした期限の直前に、韓国に提案したことをきっかけに実施することが決まり、22日の夕方始まった。
そして23日午前4時すぎにいったん休憩に入り、午後3時に再開することになった。
今回の会談について、北朝鮮は、22日の朝鮮中央テレビで、韓国の名称を「南朝鮮」ではなく、正式名称の「大韓民国」と表現し、歩み寄りとも取れる、異例の対応を見せている。
しかし、8月4日の南北非武装地帯での地雷爆発をめぐって、韓国が謝罪を求める一方、北朝鮮は関与を否定するなど、双方の溝は依然大きく、軍事衝突を回避できるかどうかは、予断を許さない情勢となっている。