>>549
中高年の雇用奪う恐れ
菅政権がコロナ不況下で「70歳就業法」の施行を強行するのか…
来年4月に「70歳就業法」と呼ばれる改正高年齢者雇用安定法が施行される。現在65歳までの社員の雇用延長期間を70歳に引き上げるなどの努力義務を企業に課す法律だ。施行されれば日本社会の伝統だった「定年で退職する」という考え方、定年制度の消滅につながる。
「コロナで生活が苦しいときに、長く働けるのはありがたい」と喜ぶのは大間違いだ。
むしろ、この法律は中高年を「60歳以降も稼げる人」と「働きたくても職がない人」に分断することになる。
生涯現役社会をつくるどころか、逆に中高年の雇用を奪う結果を招くのだ。
※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号
中高年の雇用奪う恐れ
菅政権がコロナ不況下で「70歳就業法」の施行を強行するのか…
来年4月に「70歳就業法」と呼ばれる改正高年齢者雇用安定法が施行される。現在65歳までの社員の雇用延長期間を70歳に引き上げるなどの努力義務を企業に課す法律だ。施行されれば日本社会の伝統だった「定年で退職する」という考え方、定年制度の消滅につながる。
「コロナで生活が苦しいときに、長く働けるのはありがたい」と喜ぶのは大間違いだ。
むしろ、この法律は中高年を「60歳以降も稼げる人」と「働きたくても職がない人」に分断することになる。
生涯現役社会をつくるどころか、逆に中高年の雇用を奪う結果を招くのだ。
※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号