🛩️ 自衛隊・軍事全国

>>97
でも日本は零戦を作った事を

自慢してもいいでしょう

零戦の強さって、単純な戦闘力もそうだし、増槽による航続距離の延長とかが大きかったって話をちらっと聞いたことがあります。
ガダルカナルではそれを過信して連日波状攻撃を続けたため、パイロットの疲労が限界にきて墜落とか、最悪のコンディションで戦闘させられていたから負けたんだとか。

日本軍の欠点は兵器と人員の運用方法にあると思う。
根性論とか精神論とかで何とかなるみたいな下らない話もある。
あと、人の命を軽視してたようにも感じるね

入り乱れての乱闘になったら補器類の貧弱さもキビシイだろう。

無線が電信程度では、敵機を発見しても僚機に伝えるのも大変。
編隊の前に出るとか、機銃を一連射するとかで伝えていたらしい。

アメリカみたいに「後ろに居るぞ」とか「回り込め」とかの指示は一切できない。

複数機でのチーム戦が出来ないのは相当に分が悪いと思う。

終戦間際の第三四三航空隊の活躍も、聞こえ過ぎて困ると言われたほどに整備された無線電話を駆使してチーム戦が行えた事も大きいと思う。

迎撃戦では、地上基地へ向けて実況中継よろしく戦況を報告していたらしい。

名車TOYOTA2000GTも馬鹿ﾃﾞｶｲキャデラックに四方からぶつけられたら木っ端微塵

>>102
旧日本軍のレーダー技術軽視は聞いたことがありますが、通信技術もだったんですか。

戦時中、イギリス軍だったかの捕虜の取り調べでレーダーの技術的な質問をした時のこと。

「YAGIアンテナ」の事を日本軍は知らなかったらしい。

「YAGI」とは何だと聞かれ、日本人の「八木」が発明したアンテナだと答えると、初めて聞いたらしく驚いていたらしい。

ドイツをはじめ、ヤギアンテナは航空機にも搭載されて戦果を挙げていた頃、日本軍はその存在さえ知らなかったというお粗末さだった。

>>104 なんせ配線の被膜は紙で巻いて漆で固めたものだったとか。
ノイズが酷かったらしいです

>>106
日本の電線は銅線にエナメルを塗ってから紙巻きしてその上からエナメルを塗ってました
その線に最初はゴム被膜してあったのですが物資欠乏によりゴムだけなくなりました
銅線に紙巻きのみってのは無理です、電気流すと普通に燃えちゃいますよ(笑)

連合国はニクロム線にビニール被膜の現代と遜色がない電線使用してました
まぁ日本は純粋なニッケル合金を生産出来ないから無理だったんだろうけどね
ドイツからもたらされた貧鉱処理技術により軽合金加工用の
フェローニッケルは生産できたみたいだから電線は銅線で十分と思われたのでは？

とりあえず太平洋戦争は日本の完全敗北って事で凹Ｋ？

工業生産能力の差と言ってしまえばそれまでの話。
ちなみに「数」ダケを比べてみた。

「1941〜1945年」で見ると。

正規空母の建造数。
日本…………９隻
アメリカ……２２隻

軽空母となると。
日本…………９隻
アメリカ……９３隻

戦闘艦は。
日本———戦艦２隻・巡洋艦７隻
アメリカ—戦艦１０隻・巡洋艦３９隻

航空機に至っては。
日本が作った「戦闘機全て（ゼロ戦から隼・疾風・雷電など全て）」の生産合計が29,000機程。
（ちなみに、この内の三分の一がゼロ戦）

対してアメリカの戦闘機は90,000機を超えている。トリプルスコアだ。

しかも、大型爆撃機（B24・B17・B29）だけで生産数が32,000機オーバー……

当時の日本とアメリカでは基礎興行力が違う。

試作段階では、良いものを作れても、量産すると、お粗末な物が多かった。

大戦末期では、熟練者が徴兵されて、女学生が武器の生産に関わってたぐらいだからね。

>>110
訂正します。
興行力X
工業力◯

零戦から少し外れるが

B-29の生産計画は日米開戦前にアメリカの新聞でスクープされてる。
したがって軍事機密でも何でもない状態だった。

当然日本側もその性能や生産されるであろう機数は承知してた筈で、情報を無視したとしか思えない無対応ぶりは不思議でしかない。

昔、アメリカ軍の戦闘機パイロットから、ゼロ戦とだけは
戦いたくないと言う話を聞いた事があるな。

エンジンのパワーで遥かに優れる米軍機が低空で
ドックファイトになると、ゼロ戦には勝てなかったと言う
先輩からの話は、20数年前のF-15のパイロットにも
伝わっているそうです。

戦艦「大和」「武蔵」なんて〝無駄なモン〟を造って、零戦を〝神聖〟視したために敗北した・・・
米国との物量云々もあるだろうが、陸軍と海軍の航空隊を一本化すべきであった・・・米軍機にたいしては陸軍機の重武装化で対応できたのでは、と思う。

機体が軽量で小型の零戦では、大馬力化や重武装化に対応できなかった！

>>114
艦上機と陸上機は同じでは無いし、米軍でさえ、戦時中に戦艦を作って
いるよ。
もちろん、陸上機は一本化するべきだったと言う意見には賛成。
あとは、機関銃の弾が陸軍と海軍で違ったとかは
アホかい！！って話だよね。

プロペラ機の場合、旋回すると高度を失う。
プロペラ機で旋回を続ければ（格闘戦）、気が付けば地表近くまで下りていると言う事も珍しくない。

なので、飛行機の戦闘の場合、高度を高く取った方が圧倒的に有利となる。

速度も同じで、速度差が50km/hもあれば勝負にはならない。

零戦の場合、低空・低速での格闘戦に誘い込むしか戦い様が無かったというのが実情だろう。

意地の悪い言い方をすれば、誘いに乗った敵がマヌケなだけだ。

>>116
その通り。
でもね。私は武術の心得有るから解るんだ。
武術の使い手なら、相手と同じ土俵に立って、自分の方が
武術の腕は上だと証明したいと言う欲があるんだよ。

戦闘機のパイロットも同じだと思う。ゼロ戦が得意とする所で
勝ってこそ、パイロットとしての腕が上と言える。
それを証明しようとして逆にやられてしまった。

そういうパイロットを俺は愚かと笑う事は出来ないな。

>>117
そう、確かに、戦闘機乗りと言う人たちは国の東西を問わずそうしたモノだと思う。

あとは、上層部が乗員の生命をどう扱うかと言う事に掛かってると思う。

爆撃機の航路に救助用の潜水艦を待機させてまで乗員の救助を考えた国と、死んで来いと命令する国。この違いは大き過ぎる。

>>118
本当にそう。

第二次世界大戦の頃でも、米軍はパイロットh全て士官で、三週間
任務に就いたら、一週間休ませて、機体は壊されてもいいから、
泥を啜ってでも生き延びろと教育していたんだよね。

対して、日本は死んで来い。
こんな考え方で、例え勝っても買った後の国を支えるのは無理だったよね。

アメリカが、パイロットを必死に救助したのは、一人前のパイロットを育てるには時間も金もかかるから！救助したパイロットをまた飛行機に乗せたいからなんじゃないの⁈ 人道的な面も当然あるだろうけど…

>>120
そう、その通りだよ。

>>114 大和や武蔵の計画がいつからだか分かってないだろ？
大和や武蔵の建造がいつから分かってないだろ？
零式の計画や製造がいつから分かってないだろ？
戦艦を作る日数と戦闘機を作る日数の違いが分かってないだろ？
馬鹿な左翼系の情報に踊らされてる、典型的な馬鹿者だな。
大和や武蔵の計画が出た当初は、あれは間違ってなかったんだよ。
ただ航空機の発達が予想を超えて進化していっただけなんだよ。
大和や武蔵はもう出来上がっていたし、信濃は途中から空母に変更になった。
あとの大和型の４番艦と五番艦は、龍骨の状態だったから建造中止を素早く決めたんだよ。
ちゃんと時系列を調べて書かないと、『自分は無知で馬鹿です』と自己紹介してるようなものだよ。

色々な戦後記が書かれたが、特攻や玉砕戦法も新型爆弾（原爆）が完成して
反撃するまでの時間稼ぎだったと言う説が全く出て来ないのは何故だ？

>>123
意味わかめ
σ(^◇^;)。。。

>>123
全く出て来ないのは何故だ？

おバカなとんでもSFなら
有るんじゃね？w

>>123
確かに、原爆を開発しようとしていたのは事実らしい。

ただ、放射能が人体に及ぼす有害性さえ認識されてたか怪しいところではある。

ウランの採掘試験も行われていたようだが、石炭を掘るのと変わらない程度の手作業だったらしい。

ただ破壊力だけに注目してたと言う事だろう。

末期のジェットエンジン開発にしても同様。

本来、空気の薄い高高度で生きるエンジン特性なのだが、当時の日本軍は高性能なガソリンが要らないエンジンという程度の認識だった感がある。

>>126
核爆弾には「爆縮レンズ」なる物の構造、配置、個数などの研究が必要不可欠で、大戦中それが成功、実用化出来たのが米国。戦後にソ連。

米国は戦後も長い事最高機密にしてた。日本でも机上の研究は進めていたけど、戦局の悪化で実験の予算なんて逆立ちしても出て来なかったのが実状だろう。

兵隊だった父親達の唯一の希望が原爆で反撃する日だったとの事
戦地の兵にとって原爆完成させて、それで反攻する時が待ち遠しかった
と生前言ってた

>>127
研究しようにもウランが手元に殆ど無い状態だったからね

人形峠や東濃鉱床といったウラン鉱脈も当時は未発見だったし
終戦時に日本が持ってたウランは中国の闇市場で購入した二酸化ウラン130kgと
福島県石川町で学徒動員でかき集めた閃光ウラン鉱、燐灰ウラン鉱50kgしかなかった

>>129
当時プルトニウムは日本に有りましたか？又は入手出来たのでしょうか？よくご存知なようなので。

ご教示頂ければ幸いです。

>>130
無いです、二酸化ウランも閃ウラン鉱も軽水炉の燃料には使えますが
爆弾には使えません、それにプルトニウムは濃縮して出来る物質であり
濃縮プラントを作れない日本が持てる道理が有りません

あと百年もすれば工業高校の実習で携帯型核兵器の製造とかやりそうだな

>>131
ありがとうございます。

素材自体が無いのでは長崎型はもちろん、広島型も作れない状況だったという事が納得いきました。起死回生の一発は夢のまた夢だったと。

零戦スレにてお邪魔しました。

はい「日本原爆推考研究会関東支部」の研究発表が終わりましたので再び本題の零戦について語り合いましょう

まぁ現実的には完成不可能な核爆弾より富嶽による本土攻撃でアメリカ国民を恐怖に陥れるほうが実現性はあったんじゃないだろうか？
タラレバに過ぎないけど

潜水艦搭載の大して戦果のない攻撃にすらパニック起こしたり風船爆弾の山火事程度にもパニックを怖れて非公表にするくらいだ
自国を攻撃されたことのないアメリカ国民には富嶽による爆撃だけで効果は得られそうだけども

>>135
串刺し2連エンジンで2500馬力+6発で高度15000mってのも無茶なような気がするが(^_^;)

最後期の頃、機首の武装が7.7mm×2から13mm×1に変更されましたが、機銃発射時の衝撃が左右違って来るはずで、照準がブレブレになりそうなもんですが、問題無いくらいだったんですかねぇ。翼内銃なら完全NGでしょう。機首武装はプロペラ軸線に近いとはいえ気になりました。

一部の白人至上主義(欧米人の)軍用機識者もどきが零戦の過小評価を主張展開した著作を見た事がありますが一笑に伏します
勝てば官軍の側面が有るのは理解できますが零戦は軍用機の範疇を超えて歴史的価値の高い航空機であると自分は思っています
そうで無ければ(現在に至っても)熱心な零戦ﾌﾘｰｸなど世界にいないはずですもの

冷静に見て、登場した年代を見ると、零戦が突出した性能だとは思えない。
と言うのが個人的な意見です。

ご存知の通り、第二次大戦は航空機の性能が驚異的に向上した時期です。
今のジェット戦闘機が開発に10年15年（もっとか？）掛かってることを思えば、大戦当時は2年違えば一世代違うと言った勢いでした。

良く知られてる所でF4Fが37年のデビュー、P40と並んでMe109、スピットファイアと同年代です。
翌38年に隼が登場し、零戦が登場したのが39年、同じ年にP-38が登場してます。
ここまでが第二次大戦の開戦前までの世代です。

翌40年、第二次大戦が開戦すると、F4U・P-51が登場しますが、いずれも初飛行は開戦前です。
二式単戦・鐘馗はP-51と同世代と言う事になります。

そして日米開戦後の42年に雷電、43年に疾風が登場します。

こうして見ると、零戦が突出した性能では無い（平均的な性能）と言う事が解ると思いますが、どうでしょう？
個人的には、大戦前半における零戦の活躍は、搭乗員の技量に負うところが大きいと思ってます。

>>139
世界には零戦より性能のいい戦闘機が有ったと思うが

最初に実戦に投入して実績を上げたのは零戦だよ

実戦で活躍したのもMe109が先でしょう。
零戦の登場より二年も前にヨーロッパで実践デビューしてるし。

大戦を通して活躍したと言う事では、メッサーシュミット。スピットファイア。ゼロ戦と言でしょう。

ただし、スピットが確実にバージョンアップして性能を上げていったのに対し、メッサ—とゼロ戦はそれが出来なかったのが決定的だった。

>>142
ドイツ戦闘機の液冷エンジンはモーターカノン装備前提でデザインされたため、過給機の拡大にかなり縛りがあったとどっかの本に書いてあった。

>>143
で・・・あるからして、水冷発動機のBf-109に対し、空冷発動機のFw-190の登場と相成ったのである！(笑)

確かに(当時の)英米独が1940年までに戦力化した戦闘機と比較して武装やｴﾝｼﾞﾝに関しては弱冠劣る面もありました
しかし零戦の最大の武器は航続距離です
あのﾏｯｶｰｻｰをしてﾏﾆﾗ攻撃に参加した零戦は近海の空母から発進したのだと終戦間際まで信じ込んでいた位ですからね
皆さん御承知の様にﾏﾆﾗ攻撃に参加した零戦は台湾の基地から発進し任務遂行の後また台湾基地に戻ったのです
ﾅﾁｽ独軍が英国本土への上陸作戦の前提とした制空権の確保に失敗し作戦を断念したのは空軍戦闘機の航続距離不足も要因でした
特に太平洋戦の前半における南方戦線の電撃攻略は零戦の作戦範囲の広さにより実現したのです
ただ武装やｴﾝｼﾞﾝの非力さと適正な後継機を持てなかったのが太平洋戦中期以降の零戦の悲劇である訳ですね

モーターカノン前提の倒立V型、なんだけど……
サイズや振動の問題で実用化できたのは末期と言うのが悲しすぎる。

過給機は、二段二速が作れたにしても、超高圧縮に耐える高オクタンガソリンが無かったのは日本も同じですね。

過給機の貧弱さとガソリンのオクタン価不足を水メタノール噴射で何とかしようとしたのもドイツと日本の共通点です。

>>145
航続距離も、P-51の航続距離は零戦五二型とほとんど変わらない。
P-51は機体内に通常は「使用しない」予備タンクがあり、これを使うと（増槽を吊らなくても）航続距離は2,000kmを優に超えます。
さらに増槽を使うと2,700kmを超え、零戦五二型の航続距離（増槽有り）を凌ぎます。

>>147
p51、航続距離、長いんですね。操縦者のためにオートクルーズとかついてそうなお国柄ですが
、実際どうだったのでしょうか。