💊 メンタルヘルス総合

デミウルゴス「パロムが考える強さとはユグドラシルの上級者レベルであると私は受け取ったよ」
アルベド「本当に守護者レベルになりたがっているのね」
パンドラズアクター「特殊値が大部分解明されれば、守護者レベルになれると思いますよ」
ラナー「パロム様は弱点のない絶対的な強さを得ようとしていると思います。パロム様も強さのイメージが漠然としていますから、私たちが考えてあげた方が良いかもしれませんね」

アウラ「いや、シズを超える程度の強さだと私でも自信が持てませんよ。それに、まだ弱点を突いた戦術ですから、強さが不明の相手と戦うのは危険だと思います」
デミウルゴス「つまり、まだパロムは実戦向きではないということだね」
アルベド「なぜアインズ様が今のパロムを強者とみなしているのか解らないわね」
デミウルゴス「恐らく、アインズ様の考える強さの定義があるのだと思うね。第八階層守護者に相応しい強さのことを言っている」
アルベド「今のパロムに実戦的な強さがあるとはアインズ様も考えていないわ」
パンドラズアクター「パロムに自信を付けさせようという意図もあると思うんですよ」
ラナー「私はパロム様の特殊能力を解明すれば、パロム様は絶対的な強さと自信を得ると思います」
デミウルゴス「何にせよ、特殊能力の解明が先だろう」

化楽天
娯楽を操作する程度の能力を持つ。

銀時「天下一武闘会の会場はここですか？」
ペガサス「違いまーす。ここはトゥーンワールドでーす」

パロムvsイズ

イズとは、ディズでは弱すぎると思われて追加されたモンスターである。
アインズ「イズか。イズは第八階層のルンバ。普段は掃除をしている」
パロム「マキシマイズマジック。シャイニング」
イズ「ミニマイズマジック」
シャイニングが最小化されて無効化されてしまった。
イズ「ダンジョンテレポーテーション」
パロムは第八階層のどこかへ飛ばされてしまった。

銀時「神楽召喚」
ペガサス「イリュージョンの儀式発動。サクリファイス召喚でーす。神楽ちゃんを吸収しまーす」
神楽「お前はもう死んでいるアル」
銀時「敵になるとめっちゃムカつくんですけど」

アインズ「何てことだ」
ラナー「アトランティスが発動しているから無事なはずです」
デミウルゴス「それでも放置は危険ですね」
アルベド「助けに行きましょう」
パロムを助けることになった。

ペガサス「神楽ちゃんでダイレクトアタックでーす」
銀時のライフが1700になった。
銀時「平賀源外召喚」
ペガサス「そんな弱小カードでは何もできませーん」
銀時「巨大化を源外に装備」
源外の陰茎が巨大化した。
銀時「さらに愛染香も装備。神楽を発情させるぜ」
神楽「あれはネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲。畏れ多くて近寄れないアル」
ペガサス「銀時ボーイは神楽ちゃんの攻撃を封じただけでーす。発情させることはできていませーん」

神竜「新入りですか」
パロムが飛ばされたのはゴミ捨て場である。
パロム「最近新しく第八階層守護者になりました」
神竜「そうですか。めでたいことです」
パロム「第八階層のモンスターを制御するのに苦戦しています。イズに飛ばされてここに来ました」
神竜「イズは弱い存在です。ただの掃除機ですから」
パロム「でも、あなたもここにいる」
神竜「私はここが落ち着くからです。ここは第八階層の安全地帯だからです。ここではモンスターが襲って来ません」
パロム「神竜と言えば伝説級のドラゴンのはず。あなたも第八階層のモンスターを制御できないということですか」
神竜「制御できないどころか、私は第八階層の中古品のようなものです」
パロム「ところで、イズを倒す方法を知りたいのですが」
パロムはここまでの事情を神竜に話した。
神竜「イズのミニマイズマジックで最小化できる魔法は限られています。使う魔法を間違えたために負けたのでしょうね」
パロム「アドバイスありがとうございます」

アインズ「パロム、追ってきたぞ」
神竜「アインズ様、お久しぶりです」
パロム「イズに負けてしまい申し訳ありません」
アインズ「良いんだ。飛ばされただけだしな」
？？？「侵入者よ、第八階層は逃げるしかない階層。己の強さに自信がある者は前方の扉を、己の強さに自信がない者は後方の扉を開けて進むが良い」
アルベド「私たちを味方と認識できないのか！」
アインズ「固定イベントが解放されてしまったようだ。勝てない敵からはとにかく逃げろ。皆の幸運を祈る」
神竜「私は行きません。もう疲れましたから」
アウラ「でも、私たちはここにずっといるわけにはいかない」
前方のパーティー
アインズ
アルベド
デミウルゴス
シャルティア
コキュートス
後方のパーティー
パロム
マーレ
アウラ
セバス
ルプスレギナ
ナーベ

？？？「今回は第八階層守護者のパロム様のアトランティスのおかげで、皆様には優しくしようと思っています。一対一で勝負しましょう。皆様は自信がないパーティーなので、下位モンスターから中位モンスターまで用意してあります。まず初めに小手調べということで、イズを召喚します。イズと戦う人を一人選んでください」
パロム「僕がイズと戦います」
アウラ「大丈夫？」
パロム「イズに関しては神竜から攻略法を聞きました」
アウラ「じゃあやってみよう」

パロムvsイズ
パロム「フュージョンマジック。ファイガシャイニング」
イズ「ミニマイズマジック」
融合魔法はミニマイズマジックに最小化されない！
イズを倒した！
アウラ「すごい。今の魔法は何？」
パロム「魔法と魔法を融合させました」
アウラ「そんな魔法は聞いたことがないよ。それはパロムの特殊魔法だね」
パロム「MPの消費が激しいので、融合魔法を使うのは今回が初めてです」

リアルゴールド→大葉→MP回復

麦茶→リポビタンD→三ツ矢サイダー→ドデカミン→若返り

宮崎駿さんと致したい

銀時「モウヤンのカレー発動」
神楽「美味しいカレーアルよ」
神楽はカレーを食べる。
銀時「トラップカード発動。愛染液による主作用」
ペガサス「それは、幻の変態カードでーす！」
銀時「神楽が食べたカレーは愛染香の原液の愛染液が掛けられたカレーになる！」
神楽「ぬほおおおおお！！」
神楽は興奮し、源外の陰茎を凝視する。
神楽は自力でサクリファイスから脱出した。
神楽はサクリファイスを倒し、ペガサスのライフも1700になる。
ペガサス「ノー、ありえませーん」
銀時「現実を見ろ。神楽は源外に発情した」
神楽は黒いブラジャーを脱ぎ、ノーブラになり、チャイナドレスから乳首が透けて見える。
ペガサス「ライフが同じなので源外の陰茎が普通サイズになりましたー。神楽ちゃんを発情させただけでーす」

麦茶→モンスターエナジー→チーズ→若返り

前の世界では他の人を若返らせることができませんでした。ごめんなさい。
前の世界で宮崎駿様と致した記憶を忘れることができません。
今の世界でも女の子になってまた宮崎駿様と致すことができたら良いなと思います。

オードリーヘップバーンさんはおっぱいが小さかったけどね、
オードリーヘップバーンさんの体には、
おっぱいを大きくする魔法が入っていたんだ。
でも、
オードリーヘップバーンさんは魔法使いではなかったので、
おっぱいを大きくする魔法を使えなかったんだよ。

沖縄の皆様だけ
お世話になりました。
幾度か助けて頂きました。

ありがとう。

銀時「洗脳ブレインコントロール発動。神楽を洗脳するぜ」
銀時のライフが900になった。
源外「神楽ちゃん、俺のチンポをキャンディーのように舐めなさい」
神楽「わかったアル。ぺろぺろれろれろちゅっちゅっ」
源外「下手だな。もっと激しく舐めなさい」
神楽「よくわからないアルよ」
銀時「神楽にドーピングを使うぜ」
神楽「みなぎってきたネ。ずぶずぶぢゅっぢゅっ」
源外「激しくなったが、まだ下手だな。俺が腰を動かすから、大きく口を開けてなさい」
神楽「あーん。ずぶずぶじゅっじゅっぴちゃっぴちゃっ」
源外「出すぞ！」
どぴゅっ。
神楽「なにこれ味しないヨ」
源外「飲むんだ」
神楽「ごくん。飲めたけど、のどがきもちわるいアル」
ペガサス「一仕事終えたので銀時ボーイはターンエンドになりまーす。私のターンでーす。トゥーンマーメイドを召喚。ダイレクトアタックでーす」
銀時のライフは0になった。
ペガサス「闇のゲームに敗北した銀時ボーイはこのカードに封印されまーす」
銀時「うわああああああ」
銀時は空白の遊戯王カードに封印されてしまった。
ペガサス「銀時ボーイの敗因は神楽ちゃんを犯すことに夢中になり、大局を見失ったことでーす。良い子はもう寝ましょーう。またのチャレンジャーを楽しみにしてまーす」
マダオ「次回、デュエルキングダム編へ！」

オードリーヘップバーンソウル浄化魔法発動

オードリーヘップバーンソウル発情抑制魔法発動

ポロム「パロムの魔法が不可視化されてしまうのですが、どうしてでしょうか」
長老「実は、パロムは女なのだ」
ポロム「長老、それは冗談ですよね」
長老「実は、パロムは生まれた時から魔力が強くてな。己の性別をひっくり返してしまうほどだったのじゃ」
ポロム「それは驚くべきことです」
長老「しかし、パロムは本来の性別ではないために魔法に不具合が生じているのじゃよ」
ポロム「パロムは女性になるべきなのでしょうか」
長老「いや、魔法の不具合で魔法が不可視されてるのは戦闘において有利に働くかもしれん。しばらく様子を見よう」
ポロム「了解しましたわ」

アインズ「パロム、女の子になりたいそうだな」
パロム「…………」
アインズ「恥ずかしがらなくても良い。そうなんだな？」
パロム「そうです」
アインズ「お母さんに反対されてるそうだな」
パロム「そうですね」
アインズ「実は、私もパロムがすぐに女の子になるというのは反対だ。女の子は大変だからな」
アルベド「そうね」
パロム「…………」
アインズ「パロム、そう落ち込むな。長期的な視点で考えるならば、パロムが女の子になるというのも悪くはないと考えている」
マーレ「ボクも女の子になりたいです」
アインズ「マーレも落ち着いてくれ。今はパロムの話をしている」
デミウルゴス「パロムが女の子になるメリットについて、アインズ様はどのようにお考えなのでしょうか？」
アインズ「メリットというのは、すぐには答えられないが、女の子になるならば、デメリットを先に考える必要があるだろう。敵に孕まされたりしたら困るからな」
アルベド「避妊の知識は最低限学習しておく必要があるわね」
アインズ「そういうことだ。そのように、女の子になった後のことまで思考を巡らせ、必要な学習まで済ませた上で、女の子になるというのならば、私はそれに反対するつもりはない」
パロム「分かりました。アインズ様のお言葉、ありがたいと思っています」
マーレ「ボクも避妊の知識を学習したら、女の子になっても良いのですか？」
アウラ「ちょっとマーレ、パロムの話でしょ？」
アインズ「マーレのその願望についても考えておこう」
マーレ「ありがたきお言葉です」

桜「李くん、一緒に遊ぼうよ」
小狼「桜ちゃん、気持ちは嬉しいけど、今は一緒に遊べない。俺は行かなきゃいけない所があるんだ」
小狼は桜を抱きしめる。
桜「そんな夢を見たんだよ」
ケロちゃん「桜のその夢と小狼の行方不明が関係してるのかもしれんねんな」

？？？「お次は第八階層の中位モンスター、キラーマシンです。挑戦者を１人選んでください」
アウラ「私たちは自信がないパーティーなんだけど、中位モンスターを出すの？」
？？？「自信があるパーティーには上位モンスターまで、自信がないパーティーには中位モンスターまでを出すようにしています」
アウラ「これは強い人を選んだ方が良いよね」
マーレ「ボクは戦いたくないです」
マーレは恐怖で脚が震えている。
アウラ「私も戦いたくないよね。こんな事態を想定してなかったから、味方のモンスターを連れてきてないし」
アウラはビーストテイマーの実力を活かせない状況だ。
アウラ「プレアデスだと中位モンスターには勝てない可能性が高いよね。となると……」
セバス「私が戦いましょう」

セバスvsキラーマシン
キラーマシンの先制攻撃。大剣を振り回す。
セバスはその大剣を手刀で折る。
キラーマシン「！」
セバスは回し蹴りでキラーマシンを吹き飛ばした。
キラーマシンは着地する。それから少し大人しくなった。
セバス「この程度ですか？　大した戦闘力は無さそうですね」
キラーマシン「バカめ。MPバスター！」
セバス「！」
セバスのMPがゼロにされてしまった。
キラーマシン「オレはオレに物理攻撃をした相手のMPをゼロにできる」
セバス「それだけですか。少し驚きましたけどね」
キラーマシンは大剣を修復する。
キラーマシン「この大剣を折ることに意味はない。無限に修復できるからだ」
セバスは再度手刀で大剣を折り、キラーマシンに横蹴りを放つ。
しかし、その横蹴りをキラーマシンがセバスの足を掴んで止めた。
セバス「何！？」
キラーマシンはセバスの足を振り回してセバスを投げ飛ばした。
セバスは天井に後ろ蹴りをし、かかと落としをする。
アウラ「それは危ない！」
キラーマシンは瞬時に大剣を修復し、セバスの脚を斬る。
切断はされなかったが、セバスは斬られた脚から出血する。
アウラ「セバスじゃなかったら切断されてるよ」
キラーマシンの連続剣。
パロム「速すぎて見えない」
ルプスレギナ「パロちゃんは視力も鍛えた方が良いっすよ。まだあのキラーマシンの動きは私でも見えるっす。セバス先輩は脚を斬られたことで素早い動きができなくなってきてるっすよ。あ、今ちょっと喰らっちゃったすね」
セバス「大剣に頼らなければ戦えないようですね」
キラーマシン「何だと。じゃあ素手で戦ってやる」
キラーマシンは大剣をしまい、ボクサーモードになった。

キラーマシン「お前は脚をケガしてるからな。パンチだけで戦ってやる」
キラーマシンのパンチをセバスが避ける。その瞬間にセバスがキラーマシンにパンチ。この繰り返しである。
セバス「素手では私の方が上手のようですね」
セバスの連続パンチ。
セバス「HPが減ってきましたか？　反撃が来ませんね」
刹那、セバスが壁に吹き飛ばされた。
セバス「ぐは！」
ルプスレギナ「何が起きたっすか？　私でも見えなかったっす」
アウラ「今のはキラーマシンの超高速のパンチだよ」
ナーベ「素手でも恐ろしい戦闘力です」
キラーマシン「立てるか？」
セバスは起き上がった後、口から血を吐き、よろめく。
アウラ「まずいね。このままじゃセバスが殺されちゃう」

ルプスレギナ「セバス先輩のHPを回復してあげた方が良いっすか？」
アウラ「HPを回復しても勝てる相手じゃないよね」
ナーベ「実は、セバス様はMPがあれば爆裂拳を使えるのです」
パロム「MPの回復ならできますよ。マジックディスペンサー」
セバス「！」
セバスのMPが回復した。
セバス「パロム様、ありがとうございます。こんなことになるなら最初から本気を出すべきでした」
キラーマシン「連続パンチ」
セバス「爆裂拳」
セバスは拳をキラーマシンの拳にぶつけ、まるごとキラーマシンを粉砕した。
アウラ「やったー！」

？？？「お次は第八階層のいじめられっ子、メタルスライムです。対戦相手はこちらで選ばせていただきます」
メタルスライム「ローウェストレベルコクーン」
ローウェストレベルコクーンとは、相手パーティーの中で最もレベルの低い者を繭の中に閉じ込める魔法である。ただし、術者も一緒に繭の中に閉じ込められてしまう。繭は両者が戦闘できる程度の空間まで広がる。
選ばれたのは、パロムだった。
パロムは繭の中でメタルスライムと対峙する。
アウラ「パロム、大丈夫かな？」
ルプスレギナ「いじめられっ子なら下位モンスターなので大丈夫だと思うっすよ」

パロムvsメタルスライム

メタルスライム「さあ、先に攻撃してきて良いよ」
先に攻撃してきて良いと言う敵は珍しい。余程の自信があるのだろうか。
パロム「連続魔。アルテマ、シャイニング」
メタルスライム「全然効かないね」
ルプスレギナ「1ダメージもないっすか？」
ナーベ「魔法防御が高い」
ナーベの言う通り、反魔法の類ではなく、単純にメタルスライムの魔法防御が高いということだと思う。
昔のパロムならどう戦うべきか分からなくなってしまうところだが、魔法防御が高いだけの敵の攻略法は今なら分かる。
パロム「リアリティスラッシュ」
高位階魔法の斬撃。
メタルスライムを倒した！

パロム「ん？」
ルプスレギナ「倒したのに、繭が消えないっすね」
アウラ「見て。倒されたメタルスライムが変化していくよ」
メタルスライムが進化してメタルキングになった。
パロム「でかくなったって一緒だろ。リアリティスラッシュ」
メタルキング「何かしたの？」
ナーベ「リアリティスラッシュが通じないのはおかしいですね。リアリティスラッシュは魔法防御無効のはずです」
メタルキング「ボクの魔法防御はね、無限大なんだ」
メタルキングはパロムに突進して体当たりする。
パロムは倒れる。
パロム「いてて」
パロムは起き上がる。
ルプスレギナ「修行の成果が出てるっすね。前のパロちゃんなら今の一撃で気絶っすよ」
パロム「魔法が通じないなら」
パロムはメタルキングに前蹴りをする。
メタルキング「攻撃のつもり？　守護者とは思えないくらい低い物理攻撃だね」
パロム「本気ではないと言っておくよ」
第八階層のメタルキングは、第八階層の中では下位モンスターであるが、ギルド戦では魔力値のみに特化した魔法詠唱者を少なからず倒してきたモンスターである。パーティー崩しのモンスターであるとも言える。
パロム「ヤバい」
ルプスレギナ「ヤバいっすか？」
アウラ「その割にはパロム、落ち着いてる」

パロム「こういう事態を想定してなかったわけじゃない」
パロムはナザリック地下大墳墓の一員になれて良かったと思っている。魔法の研究が進んだからだ。
パロム一人で研究したわけではない。
ラナーに魔法の質問をしたこともあった。
ラナー「私にパロム様の魔法を理解することはできません」
最初はそう返されたが、外の世界で入手した科学の本をラナーに読ませることにした。
パロム「魔法は科学的な理解が可能なんだ」
回想終わり。
パロム「ラナーに教えてもらった魔法を使う。ラナーは俺の魔法の理論を理解したから」
メタルキング「何のことだい？」
パロム「サイエンスマジック。クエイクショット」
地震を起こす魔法がまるごとメタルキングにぶつけられる。
メタルキングを倒した！

繭が消えて、パロムは自由になる。
ルプスレギナ「どうやって倒したんすか？」
パロム「僕の魔法攻撃を物理攻撃に変換しました」
アウラ「上級者プレイヤーくらい強くなったんじゃない？」
パロム「まさか。メタルキングはまだあれらレベルとは言えないモンスターですよ」

シャルティア「まだ敵が現れないでありんす」
アルベド「こちらの精神力を試しているのでしょうね」
その時、急にエイユーがアインズに飛びかかる。
エイユー「スリープ」
アインズ「ドラゴンライトニング」
エイユーはダメージを受ける。
アインズ「今回の我々は全員フル装備だからステータス異常無効なのだよ」
エイユー「ファイアリー」
アインズは少しダメージを受け、舌打ちする。
アインズ「グラスプハート」
エイユーは倒された！

パロム「あ、レベルが上がった」
ルプスレギナ「いくつに上がったっすか？」
パロム「レベル50になりました」
ルプスレギナ「結構上がったっすね」
？？？「お次はエイユーです。対戦相手を選んでください」
アウラ「下位モンスターだね。パロムのレベル上げのためにパロムが戦ってくれると嬉しいな」
パロム「分かりました。僕がエイユーを倒します」

パロムvsエイユー

パロム「ドラゴンライトニング」
エイユー「ウォーティー」
水の魔法で雷の魔法が防がれた。
エイユー「知っているか？　純水は電気をほとんど通さないことを」
パロム「ブロウアップフレイム」
エイユー「キャッチマジック」
ルプスレギナ「何すか！？　その魔法は」
エイユー「ブロウアップフレイムごと火属性の魔法は封印した」
パロム「何だこいつ、めっちゃ強い」
エイユーの製作者はカードキャプターさくらのファンであり、ユグドラシルとカードキャプターさくらのコラボイベントをクリアしている。
エイユーは桜ちゃんの強さをイメージしながら製作され、クロウカードをその身に宿しているモンスターである。
ただし、製作者によると、「桜ちゃんよりは弱い強さにしています」とのこと。
ギルド戦では中級者プレイヤーがエイユーに倒されることが多かった。

ルプスレギナ「パロちゃん大丈夫っすか？」
パロム「実は、レベルが上がって覚えた魔法があります」
ルプスレギナ「それ使っちゃって良いっすよ」
アウラ「封印されないように気をつけて！」
パロムの魔法は不具合のため不可視化されているのだが、エイユーは魔法を感じることができるため、火属性の魔法をキャッチされてしまった。
パロム「クレリックレベル10になって使えるようになった魔法があります」
アウラ「もしかして、パロムの特殊魔法？」
パロム「そうです」
パロムの育成者はペロロンチーノ。ペロロンチーノはエロゲ愛好者であり、キャラ作りに拘る性格である。エロゲでは、聖職者などの清純なヒロインが犯されてしまうというシチュエーションが多い。パロムが魔法で女の子になりたがるという設定はペロロンチーノが付加したものだ。ペロロンチーノがパロムの育成者という情報からデミウルゴスはパロムをクレリックにしようと計画していたのである。

パロム「マジックテレポーテーション。リアリティスラッシュ」
エイユーを倒した！
マジックテレポーテーションとは、魔法を瞬間移動させる魔法である。魔法が瞬間移動するため、発動してしまえば相手は回避することができない。

？？？「エイユーを容易く倒してしまうとは、流石はアインズ様。お次は皆様を楽しませるために闘技場を用意しました」
シャルティア「広い闘技場でありんす」
？？？「いやはや、エイユーを難なく倒してしまうとは、驚異的な強さです」
アインズ「世辞はいい。エイユーなど第八階層では雑魚モンスターに過ぎないだろ」
デミウルゴス「アインズ様に対して姿を見せずに話し続けるとは、無礼の極みですね」
？？？「まあそう怒らないでいただきたい。これから一対一で戦闘を行っていただきます。もし勝ち抜くことができたら、私の部屋まで案内しましょう」

パロム「レベルが55に上がりました」
ルプスレギナ「良かったっすね」
？？？「皆様は第八階層の自信のない者のコースをクリアしましたので、次に行く道を選択することができます。アインズ様たちと合流するか、この第八階層のダンジョンである無限地獄の入口まで逃げるか」
アウラ「アインズ様と合流に決まってるでしょ」
？？？「了解しました。ではそうしましょう」
？？？によるテレポーテーションが発動した。

デミウルゴス「おやおや、我々に追い付きましたね」
パロム「申し訳ありません。僕が弱いために皆を巻き込む事態にしてしまい……」
デミウルゴス「クリアすれば良いだけですよ。悩むことはありません」
マーレ「第八階層は恐ろしいです。油断しないでください」
デミウルゴス「それより、他の者はどうしたのかね？」
アルベド「アウラとセバスとナーベとルプスレギナがいないわ」

セバスは第八階層の無限地獄の入口まで飛ばされた。
無限地獄と書かれた立札があり、地下への階段の前である。
セバス「私はアインズ様に付き従いたいのです」
？？？「残念ながら、第八階層においてその願望を叶えることは難しいと思ってください。第八階層の荒野のど真ん中の地下である無限地獄は、魔力の低い者を拒むのです」
？？？は異形中の異形の外見をしている。
セバス「私は戦闘には勝ったはずです。通してください」
？？？「ではここで第八階層の上位モンスターである私を倒せたら通してあげましょう」
セバスは爆裂拳を発動する。
セバスの拳が？？？を貫通……したかに見えた。
しかし、？？？は笑みを浮かべている。
セバス「！？」
？？？「理解できませんか？　トンネル効果ですよ。あなたの拳は決して私の本体に当たることはありません」
拳が通り抜けている。？？？は幽霊のような存在なのだろうか。
？？？「あなたが最初の脱落者です」
？？？は姿を消した。

セバスは打ちのめされる。体力値がどんなにあっても魔力値が低ければ第八階層では問題にもならないのだ。
セバス「うおおおおお！！！」
セバスは己の魔力値の低さにひたすら怒るのだった……。

脱落者:セバス

アヘ「ようこそ。ピンクルームへ」
アウラ「アインズ様のいる所じゃないよ！」
アヘ「アインズ様に会う前に、あなたたちは、私、第八階層の上位モンスター、アヘの試練を乗り越える必要があります」
アヘの外見も、？？？と同様に、異形中の異形。複数の眼を持つ触手モンスターである。
アウラ「聞いてないよ。本当に上位モンスター？　弱そうだね」
アヘ「調子に乗るなよ。メルティングイクウィップメント」
アウラはレベル100のためメルティングイクウィップメントが通じません。
アヘ「クソ！　魔法が通じない」
アウラの飛び蹴り。
アヘ「ぐああああああああああ」
アウラ「弱いね。最下位モンスターじゃないの？」
アヘ「バストアップマジック」
アウラのバストサイズがAAカップからCカップに上がった。
ルプスレギナ「アウラ先輩の胸が大きくなったっすよ」
アウラ「こんなことしなくて良いから、早くアインズ様の所に飛ばして！」
アヘ「あなたには勝てそうにないので、そうしてあげますよ」
アウラはアヘのテレポーテーションによって、アインズ様の所まで飛ばされた。

アへ「アウラさんの飛び蹴りは効きましたよ。隙が無さすぎるので、私とは相性が合いませんでしたね」
ルプスレギナ「アへちゃんの思ってることは分かるっすよ。エロいこと企んでるっすね」
アへ「分かりますかね」
ナーベ「汚らわしい」
アへ「ナーベさん。あなたのその態度は気に入りませんね。メルティングイクウィップメント」
ナーベの装備が溶けて下着姿になった。
ルプスレギナ「ナーちゃん、良い体っすねー」
ナーベ「ふざけないでください。ドラゴンライトニング」
アへ「マジックアブソーブ」
ナーベ「魔法が吸収された！？」
アへ「そう、魔法吸収ですね。しかし、それだけではありません。セクシュアルドラゴンライトニング」
ルプスレギナ「ああああ」
アへ「吸収した魔法を性的な魔法に変換して放出できるのですよ。ナーベさんは電気無効なのでルプスレギナさんに放出しました」
ナーベ「なぜ私が電気無効だと知っている」
アへ「それは秘密ですね」
ナーベ「私もアインズ様の所に飛ばしなさい」
アへ「嫌ですね」
ナーベの前蹴り。
アへ「痛い！」
ナーベ「物理防御めっちゃ低！」
アへ「分かりましたよ。でも、良いんですね？　その姿のままアインズ様にお会いしても」
ナーベ「構いません」
アへ「まあ、美女の下着姿を見ることができたのは、ユグドラシル以来です。ユグドラシルではメルティングイクウィップメントのスキル導入時、私の創造主、ペロロンチーノ様は狂喜乱舞しました。たった1週間で性的コンテンツ規制がかかり使用禁止になりましたけどね。しかしナザリック異世界転移後にこのスキルは復活できたのです。感動の極みですよ」
ナーベ「話が長い。早く私をアインズ様の所に飛ばしなさい」
アへ「そんなわけで、私は長らく美女の下着姿を見られてなかったのです。少し満足したのでナーベさんも飛ばしてあげましょう」
ルプスレギナ「ブロウアップフレイム」
アへ「マジックアブソーブ。セクシュアルブロウアップフレイム」
ナーベ「うああああ」
ナーベの下着が燃えることはなかった。これは攻撃魔法ではないから。

ナーベ「ルプスレギナ、なぜそこで魔法を……吸収されてしまうのに」
ルプスレギナ「行かせないっす」
ナーベ「え？」
ルプスレギナ「ナーちゃんも行かせたら、私がアへと2人になってしまうっす。そしたらどういうことになるか、私でも分かるっすよ」
ナーベ「それは多数派が助かった方が良いでしょう」
ルプスレギナ「そういうことじゃないっす。私はアへに犯されるかもしれないんすよ？　初めてがこんなグロモンスターとなんて絶対嫌っす」
アへ「バストアップマジック」
ナーベのバストサイズがGカップからJカップになった。
ナーベ「はぁ…はぁ…」
アへ「やっと私の術が効いてきましたね。2人とも理性的な思考ができなくなってきてますよ……くっくっく」

アへ「ナーベさん、あなたはその胸でパイズリをしてください」
アへの勃起した陰茎は複数あるが、そのどれもが我慢汁を垂らしている。
ナーベ「パイズリとは何ですか？」
アへは触手でナーベの下着を取り、丸裸にする。
アへ「良いからその爆乳でこれを挟めばいいんですよ。そしたら飛ばしてあげましょう」
ナーベ「…………」
ルプスレギナ「早くペーズリするっすよ」
その言葉に押されて、ナーベはパイズリをしてしまう。
アへ「おお！　これはまさに地獄の中の天国のような感覚、気持ちいいですよ」
ナーベ「私の胸が、気持ちいい？」
アへ「そうですよ。ああ、もう漏れそうです。出しますよ」
ナーベは胸に精液を落とされる。
？？？「早くしなさい、アへ。楽しみ過ぎですよ。あと、ちゃんと装備も返しなさい」
アへはナーベの装備を復元する。
そして、ナーベをアインズの所に飛ばした。

？？？「さあ、これで全員ですね」
アルベド「セバスがいないわ！」
？？？「セバスさんは先程脱落しました」
アインズ「無事なのか？」
？？？「無事ですけどね、無限地獄の入口前でアインズ様を待っていますよ」
アインズ「待たなくて良いと伝えてくれ。セバスは休むべきだからな」
？？？はアインズからの伝言をセバスに伝えると、セバスは第八階層から立ち去った。
？？？「たった今、セバスさんにその旨を伝えました。セバスさんは第八階層から立ち去りましたよ」
アインズ「それで良い」

？？？「さて、ここからは中位モンスターと戦闘を行っていただきます。対戦相手はくじ引きで決定させていただきます」
くじ引きによって対戦相手が決まる。
？？？「では、1番の方、戦闘をしてください」
アインズ「私だな」

アインズvsキラーマシン

アウラ「セバスを苦戦させたキラーマシンです。気をつけてください！」
キラーマシン「ギギギ」
アインズの魔法即効無詠唱時間停止が発動する。
アインズ「キラーマシンは確か物理攻撃が高過ぎるけど、時間対策はされてないんだよな」
アインズはキラーマシンのデータを思い出す。
そして、アインズの次なる魔法が発動する。
アインズ「ディレイマジック。グラビティメイルシュトローム。ウォールオブストーン。ホールドリブ。リアリティスラッシュ」
止められた時間が動き出す。
アインズの複数の魔法によって、キラーマシンは粉々に砕けた。

？？？「2番の方、戦闘をしてください」
パロム「僕です」

パロムvsブオーン

ブオーンは巨大な岩石を持って登場する。
ブオーンは巨大な岩石を両腕の力で粉砕した。
ブオーン「お前もこの岩石のように粉々にしてやる」
パロム「マジックテレポーテーション。フォールンダウン」
パロムの超位魔法が発動する。
本来の超位魔法は高レベルの魔法詠唱者でなければ使用できないが、パロムは中レベルでも超位魔法を使用することができる。
ただし、中レベルであるために、本来の超位魔法よりは威力が低い。
ルプスレギナ「パロちゃん、超位魔法使えるようになったっすか」
アインズ「ここに到着してから超位魔法の詠唱をしていたのだろう。基本的な戦術は分かっているようだな」
本来の超位魔法は、効果範囲が広いために周囲を巻き込んでしまう。
しかし、マジックテレポーテーションによりパロムの超位魔法は圧縮されるため、アインズの超位魔法より遥かに劣る威力ではある。
それではブオーンを倒せないと思う者もいるかもしれない。
だが、アインズのフォールンダウンとは違う意味で、パロムのフォールンダウンも恐ろしい威力を持った超位魔法なのである。
なぜかと言うと、マジックテレポーテーションによって超位魔法がそのままブオーンの体内に流し込まれる。それがブオーンの中で爆発した。
そして、ブオーンは粉々になった。
本来の超位魔法は効果範囲が広いために、そのエネルギーの一部が敵にダメージを与える。
しかし、マジックテレポーテーションによって転送された魔法は、敵を破壊することにのみそのエネルギーが使われるため、本来の超位魔法より威力が遥かに小さくても、敵に甚大なダメージを与えるのである。