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理趣経の事だろうが、その経典を見せて欲しいと比叡山の最澄から頼まれたが
記載してある事のみで間違った解釈がされると、空海が借款を断った経緯のあるもの
一部に男女の性欲も肯定した様に安易に思われかねない恐れがあったからである
真言密教は経典を個人解釈されるだけでなく、伝授者から直接伝授される事が
大切だと空海本人が経験し、重視していた為である
少なくとも、真言密教の修業場として開創された高野山は女人禁制であった
十善戒の御教えも厳しく、修行僧の妨げになるものは一切排除されていた
密教の一部である理趣経の経典をそのまま鵜呑みにするのは筋違い
十善戒の教えを自身に言い聞かせ生きて行くのは煩悩を排除する事でもあります
真言宗以外の仏教の多くも明治以前は、結婚・家庭を持たない僧侶も多かった
明治時代になり国が家庭を持つように誘導、強要した経緯もある
それは崇高な仏教の教えを貶め、変貌させた今の時代、現状に至るのである
お大師様に導きを願い、御教えに近付くよう、少しでも世の為、生き方を正す
修業に一生を捧げる敬虔な僧侶でない限り、一般人が出来るのはその程度です