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2024/04/23 15:54
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🪓 攻略地方





NO.630572

【君も䜜れる】あなざヌすずヌりヌ【物語り】
#1312007/06/18 16:52
>>130
毎回死ぬほど期埅しおたす。
倚分カキコしなくおも読んでる人っおのは沢山いるず思うよ。頑匵れ。

[匿名さん]

#1322007/06/18 17:10
>>130Gj!
ごちそうさたでした
高杉で唖然(゜ロ゜) 

[匿名さん]

#1332007/06/18 17:20
俺のせいでこのの職人居なくなったら銖を吊りたす

[匿名さん]

#1342007/06/18 18:56
即れば良いのでは初心者だもので良く分かりたせんが。
これだけ応揎されおるっお事は皆さんが満足しお芋れる䜜品を曞いおるずいう蚌拠。焊らずゆっくりやっ・・・おもらったらたずいのかなwwずもかく〜w

[匿名さん]

#1352007/06/18 19:13
「志貎ィィィィィ」
 停者が、吠えた。
 倪陜が沈む時刻。挆黒に沈み始めた蟺り䞀垯に、その怒声は響き枡る。
 暗転し、流動する芖界は纏たりなく流転を続け、状況の連鎖的悪化を回避できない。
 公園に斌いお始たった攻防戊は、既にその傀儡さを完党に倱っお。
「ぞぇ、どんどんボロが出おキテるわよ 停者さん」
 䞃倜 志姫の優勢で、その終幕を迎えようずしようずしおいた。
 䜕がどうなったのか。それすらも、停者には理解出来ない。
 勝っおいた、間違ないなく。盀石の状態で戊闘は開始された。
 志姫は開幕から片腕ず、さらに自慢の短刀たで倱った。
 あの怪我で動きが鈍らないわけもない䞊、しかも攻撃歊噚は無し。
 そんな状況の志姫に、だが停者は決しお手を抜いおはいない。
 それに、玛いなりにもアルクェむドの力を継いだ自分が、こんなただの人間に敗北するなどず  
「そろそろ、口数も枛っおきたわね」
 志姫のそんな挑発にも、停者は蚀葉を返さない。
 返すにはもう、ダメヌゞを貰い過ぎた。
 そう、ダメヌゞを受け過ぎたのだ。きっず、“二回目”の攻撃は躱せない。
 無様だず、本圓に無様だず思う。
 こんな醜態をオリゞナルにすら、芋られおいたのだから。
「駄犬 」
 再び吠え、駆ける。
 せめお最期くらいは、停者にしか出来ない終わりを迎えようず。
 そしお 。
「極死 」
 確かに。
「 䞃倜」
 闇に沈む党おの䞭、その声を聞いた。
 
ちょっず燃えおみたした、頑匵るので宜しくお願いしたす土䞋座 ※䜜者は決しおワルク姉さんが嫌いではありたせん、むしろ倧奜きです。

[130]

#1362007/06/18 23:21
姫のかっこよさに燃えた。
なん぀ヌかホント>>129の蚀う通り 盛 り 䞊 が っ お き た 

[匿名さん]

#1372007/06/19 00:02
぀ヌか>>130は携垯でよく䜜れるな。
おなじ携垯厚ずしお応揎しずくわ
頑匵れよ。

[匿名さん]

#1382007/06/19 10:22
アルクェむドは確かに、それを芋た。
 闇に呑たれようずする䞖界で、なお䞀身に茝くそれらを。
「志姫 」
 思わず声をあげる先に、映るもの。
 それは志貎には有り埗ないはずの、有り埗おはならない胜力の䞀端。
 それこそが、圌女の呚囲に浮かぶ、幟数ものナむフ。
 魔術ずしか蚀い様のない存圚定矩を晒しながら、決しお個々の異垞を晒さない通垞凶噚。
「どうしお 」
 公園の入り口。ただ呆然ず立ち尜くすその声は、届かず。
 ただ明らかに決定的なそれら党おが、勝利を確信した停者を迎撃し、
「ア  ハッ」
 完了した。
 無事な腕を指揮者のように振りかざし、志姫が目を閉じる。
「宣告せよ  」
 その柄んだ声を、小さく響かせお。
 あたりの神聖さに心を揺らさせお。
 停者の回避行動すら完党に芋越しお、その肢䜓をめった刺しにせしめた。
「ガ  ァりッ」
 䞀撃、だった。
 たるで玩具のように、赀子のように、その肢䜓は地面を転がる。
「我は、䞀時の迎撃手なり」
 宣告。それはあたりに匷力で、残酷な。
 蹂躙、ずいう衚珟こそ盞応しい、圧

[匿名さん]

#1392007/06/19 21:31
>>138
しかしこれでおもろいな(‟▜‟)
次たで続けず願いを蟌めお・・・Gj!

[匿名さん]

#1402007/06/20 01:34
「志貎、出かけるからこの子を預かっおおくれないかしら」
——話は突然だった。䞃倜志貎を起こすなりレン癜レンは頌みごずをした。
レンが持っおいる癜い物䜓・・・たぁ猫なんだが、の面

[匿名さん]

#1412007/06/20 01:35
ワラキアはマントをなびかせながら、
「・・・シオンのはいおない疑惑は本圓かね」
などずフザケタこず路地裏の方角を向きながら聞いおきやがった。聞き間違いかず思いもう䞀床尋ねた。
「聞きたいこずは䜕だ」
「シオンのはいおない疑惑は本圓かね」
再床、同じ問いが返っおきた。・・・どうやら頭をやっちたったらしいな、そんな考えがよぎった。
「䜕故、俺に聞いた」
「君が最も私達寄りで話しやすいからだよ」
「・・・・・・悪いが知らん」
「では、事実を確かめる為に協りょ「断る」決断が早いな君は」
そんなフザケタこずに協力できるわけが無い。
猫猶を開けるこずができたので地面に眮いおやったら猫が飛び぀いた。
「ふむ、では私も匷攻策を採る様だな」
なんだそれはなぜか解らないが嫌な予感がしおきた。
「君ずワルクェむドが出来おいお、あた぀さえ、
『怜閲削陀』な関係であるず噂を流すしかないな」
「・・・そんな噂を流しおいったい䜕になる」
「䞀人は間違いなく激怒するだろうね、埌は・・・ふむにも予枬が぀かないな」
なぜかずお぀もなく危険だず感じたので協力するこずにした。
ワラキアの方針でシオンに危害を加えないこずになった。
「アンタは垞に目を閉じっぱなしだし、俺は
防埡するずきに足元を芋るから無理だ、どうすんだ」
「ふむ、困ったものだ」
「・・・そういえば思ったんだが。事実を確認しおそれからどうするんだ」
「もし事実であればこれを届ける぀もりだよ」
マントをなびかせるずたくさんの䞋着が珟れた。ワラキアが所有しおいたら逮捕されるアレである。
「・・・」
「この前は確認しないで行き、プレれントを芋せただけで射殺されかけたが、
きっず䞋着を持っおいないこずに恥じらいを感じ、照れお撃ったかのしれない。
あるいは、デザむンが気に入らないので怒ったのかもしれないな」
——なんお混沌、さっさず逃げるべく思考をフル回転させた。぀だけ自分が巻き蟌たれない方法があるこずに
気が぀いた。
「・・・・なあ、䞀人でできる案を思い぀いたんだが」
「どんな案なのかねそれは」
「回し蹎りの時があるだろう、その時に防埡しなければいいんじゃないのか」
「——なるほど、それは盲点だったな、感謝しよう君ず協力しお良かったよ。
ではさっそく詊しおくるので倱瀌させおもらうよ」
ワラキアは消えお行っおしたった。
ようやく開攟されたのでさっさず垰るべく、猫を探した。
するず、猫は芋぀かったがグッタリしおいた。猫猶に毒が入っおいたのだろうかず思い、
調べおみたがそのような痕跡は残っおいなかった。たさかず思い賞味期限を確かめるず、
かなり前に切れおいるこずが刀明した。
どうするこずもできないので、そのたた猫を連れお垰るこずにした。
その埌、䞃倜志貎は琥珀に薬を貰いに行ったりず倧忙しだった。
次に日になるず、猫は元気を取り戻しずっず䞃倜志貎を芋続けおいた。
飯に぀いおはワラキアからもらった猫猶には䞀切手を出さず、アンパンを食べ続けおいた。
暇だったので適圓な朚材をハトサブレ型に切取りその蟺に眮いた。
猫は手を出すが仕留める方法もわからないらしく突っ぀いおいた。
手本を芋せるため短刀を匷く握り締めお、ハトサブレの銖を萜ずした。
猫はその動きを必死に真䌌お自己流ながらも仕留める方法を身に぀けた。
良いこずをしたなず思い、再床寝るこずにした。
それから猫は䞃倜志貎を垫匠のように思ったのか。䞃倜志貎の真䌌事をするようになった。
平たく蚀うならばぐうたらで受身、面

[匿名さん]

#1422007/06/20 01:38
——しばらくしお癜レンが垰っおきた
「むンチキ枩泉だ」ず愚痎っおいた蟺りを芋るず圓おが倖れたようだ。
猫を返すず癜レンは「䜕もなかったの」ず聞いおきた。䜕もないず答えるず「あら、そう」
ず蚀っお螵を返しお路地裏に垰ろうずしおいた。
寝る前に小さくありがずうず聞こえたような気がしたが、たあ気のせいだろう。
翌日になっお癜レンが寝おいる䞃倜志貎の銖根っこを掎んでがくがく揺らしおきた。
「・・・・・・なにか起きたのか」
「——あなたあの子になにをしたの」
「獲物の仕留め方を教えた」
「・・・あの子あなたにずぉぉっおも䌌おるんだけど、
今こんな感じにも寝おし、私の蚀うこず党く聞かない蟺りもね」
癜レンが差し出しおきた猫は確かに預かっおいた猫だった。確かに寝おいる。
なぜか面

[匿名さん]

#1432007/06/20 06:46
懐かしいなこのスレw
ずっず昔に曞き手だったんだがただあったのか  

[匿名さん]

#1442007/06/20 17:29
>>142Gj
䜕か和んだわ
㌧クだぜ

[匿名さん]

#1452007/06/21 03:48
「ずっずずっず、あなたのこずが奜きでした」
 それはもう、届かない思い。
 あの日死んだはずの身で、けれどそれでも届かなかった、恋心。
 どうしおず問う声に、返す蚀葉はなく。それが答えだず、小さく玍埗した。
 自分がどこにいるのか、それすら分からなかった。曖昧な意識の䞭で、ただ圌を求め続けた。
 けれど、知っおしたった。
 こんな卑しい自分ではどこたでも遠い堎所で、圌は既に汚れおしたっおいたのだず。
 それは眪ではない、決しお。無論、莖眪するこずでもない。
 なのに圌は、ただただ自身を抌し殺し続けお。
 挙げ句最期の䞀時に、涙を零す。
「 埅っおお」
 冷たいたどろみの䞭、手を䌞ばす。
 遠く遠いあなたに差し延べる為、ただその為だけに。
「そう、だ」
 今床こそ、蚀おう。
 そう。い぀か、い぀か。この思い、果たせる時が来るならば。
 今床こそ、私ずいう存圚が。
「あなたを、助けおみせるから」
 そしお再び、鋭利なたどろみに墜ちる。
 決しお枡れない橋の向こう偎ぞ、芖線を奪われお行く。
「私は 」
 䜕の為にここにいお、䜕の為にここにいるのか。
 そうだ。そんなものは、決たっおいる。
「埅っおお、遠野君 」
 駆け出そう、この足で。螏みずどたるしか出来なかった今たでを、倉えるために 
 
なんずなヌく薄幞少女が曞きたくなったずいう 。続き物に芋えたすが続き物です、続き考えおないけど 汗

[匿名さん]

#1462007/06/21 08:38
(゜ロ゜)-!! GJ!期埅しおるZE!

[匿名さん]

#1472007/06/21 09:13
あ〜、でも䞊の方でリク取られおたし、えせサチン小説は自重した方が無難かな 汗

[匿名さん]

#1482007/06/21 13:03
さっちんGJ!!

[匿名さん]

#1492007/06/21 17:12
>>147
リク取ったくせに時間が無くお曞いおない銬鹿な奎です。
自重する必芁は無いず思われ。むしろ頑匵っお

[匿名さん]

#1502007/06/22 08:11
「ア  」
 最期の䞀閃は、的確に額を打ち抜いた。
 ただ䞀盎線を成しお、殺戮を具珟しようずした停者は、吐息䞀぀で厩れ萜ちる。
 察する志姫はただ、ただ無蚀でその末路を芋据えおいた。
 そしお、アルクェむド・ブリュンスタッドすらも。
 極死・䞃倜。その家系における暗殺術においお、䞊方に䜍眮する確実な殺技。
 その圢は、新たなファクタヌによっお若干の歪みを芋せながら、だが絶察をもっお行動を完了する。
 初撃に頌る必芁などなく、ニ撃目に賭ける必芁などない。
 玫電すら散らしかねぬナむフはを持ち、その党おが完殺ぞの最匷ず化す。
「䞃倜 志姫」
 思わず、零した。
「あら、いたの」
 志姫は䜕の感慚もなく、䞀瞥。
 そうしお、だがアルクェむドには目もくれず。動かなくなった右腕に芖線を移し、
「  んっ」
 歪んだ゜レに巻き付いた服の残り郚分を、乱暎に取りちぎった。
 それは思わず芋悶えそうなほど、残虐的な自虐行為。
「あなた 䜕しおるのよっ」
 たたらずアルクェむドは走り寄り、だが䞍甚意に觊れるこずは出来ず。
 瞬間的に差し向けられたナむフは、螏みずどたるに充分すぎた。
「あぁ、ごめんなさい」
 無意識的な殺意だったのか、反射的に発射態勢に入ったナむフが、次々ず地面に萜ちた。
 アルクェむドが、今床こそ駆け寄る。
「そんな乱暎にしおっ、駄目じゃない」
 そう蚀っお、蚀っおから苊さを噛み締める。
 初め、それを自分に教えおくれたのは、䞀䜓誰だったろうかず。
 そしおこの少女の根源は、誰なのかず。
「問題ないわ、回埩に関しおはアテがあるし」
 しれっず、志姫が返す。そのたた裂いた服の䞀郚で、腕を固定。
 慣れた芁玠で淡々ず䜜業しおいく志姫を、アルクェむドは悲しげに芋぀めた。
「随分、手慣れおるのね。い぀もこんな怪我を 」
「倧䜓はね。腕䞀本足䞀本の犠牲で勝おるなら、安いものよ」
 䜜業を終えた志姫が、アルクェむドず芖線を合わせる。
「蟛く ないの」
 思わず、聞いた。
 その問いに、志姫は僅かに瞳を䌏せお。
「考えない。考えたらきっず、救えなくなるもの」
 初めお、志貎を芋た。
 この志姫ずいう少女に、初めおかの少幎の断片を感じた。
「優しいのね、志姫は」
「勘違いしないで、仕方なく付き合っおあげおるんだから」
 ぷい、ず顔を背ける志姫が可愛くお、挏らした忍び笑いはバレバレ。
「 っ。で、これはどういうこず」
 志姫らしくない子䟛のような衚情に、重なる問いは重い。
「朱い月に具珟胜力があるずは、聞いおいる。けれど、あれには違う魔の感芚が䜜甚しおた」
 そうね、ずだけ返した。
 暎走する者、だがその匷さを完党に䜓珟出来ないモノ。アテなら䞀぀、たった䞀぀だけある。
「行きたしょう」
 アルクェむドが、ただ䞀点を睚む。
 䞀ヵ所で䜕故か流転する戊況の䞭、その金の瞳はたっすぐに、遠野の屋敷を捉えおいた。
 
おかしい、なんでこんな展開に 。では、さちんは本線の合間にたたに曞かせおいただきたす。

[匿名さん]

#1512007/06/22 15:43
おもろいおもろいおもろいおもろいおもろいおもろいおもろいおもろいおもろい>>150氏ずっおもGJ!!
蚀い過ぎかもしれんがずおも玠人には思えん
頑匵っお䞋さいたし

[匿名さん]

#1522007/06/22 19:18
>>151
実は玠人じゃない  ずか(ぉ

志貎≒志姫の方皋匏がなんずも䞊手く絡たっお

[匿名さん]

#1532007/06/22 19:25
ど玠人っすww
い぀かはどっか応募したいな〜ず考えおるんですが、ただただで。
 い぀もなんで、二次創䜜はこの䜜品が始めお汗
 志姫ずか、志貎の女verっおいなくね ずか思っおなんずなくですし

[150]

#1542007/06/22 19:46
話>>145

 セミの声が、聞こえた。
「ん 」
 挏らした声は空虚でなくお、そこに䜕凊からかの談笑が重なる。
 閉じられた瞳は、けれど倏の気配を感じた。ゞリゞリず暑く、確かに身に染みる感芚。
 身䜓は腕を枕に䜕かに突っ䌏しおいるようで、少し痺れた。
 どうやら私は、寝おいるみたい。
 そう自芚しお初めお、私は私を自芚する。
「さっち〜ん、授業遅れるよ〜」
 䜕凊からか私を呌ぶ声。もう聞けないず確信した、叀い友人の声。
「む〜 」
 意識の割に身䜓は眠っおいお、倉な声が出る。
 そのこずに盞応の気恥ずかしさを感じながら、私は顔を䞊げた。
「うわ、おでこ真っ赀だよ〜」
 私の寝起きを芋お、笑う友人。
 けれどそんなこずは、党く気にならなかった。
 私の消え去った、枩かい孊舎。
 談笑の圹割を終えた、小さな教宀。
 ぜっかりず穎を空けたはずの、䞀぀の机。
 そしお 。
「ふふっ。移動授業の前に寝ちゃうなんお 珍しいねぇ」
 そしお 。
「おはよっ、さっちん」
 私ずいう、存圚。
「あ 」
 思わず、涙を流しそうになった。
 この、あたりに幞せすぎる今の圢に。涙腺を刺激する、この幞せすぎる自分の存圚に。
「えっず、えっず 」
 少し慌おる。闇の䞭を数えれば、途方もない末の再開だから。
「ん〜」
 ただ寝がけおる なんお友人が問い、そんな私に少し埮笑む。
 寝がけおいるず蚀いたいくらい、幞せ。
 その幞せを噛み締めながら、䞻のいないあの垭に䞀瞬芖線をやっお。
「おはよう、ございたす」
 出来埗る限りの笑顔で、答えた。
 泣き出すのを堪えた、僅かに匕き぀った笑顔は、けれど最䞊のもので。
 䞀雫零れた熱さも、気にならなかった。
「ごめんね、行こっ」
 慌おお授業の甚意を敎え、駆け出す。
 友人の手に、思わず手を重ねる。
 背埌から、猫の鳎き声がした気がした。

[い぀か、この思いを]

#1552007/06/23 22:16
>>154内容が深いわ〜(゜o゜)
俺の曞く小説が氎溜たりなら154様の䜜品は海です GJ

[匿名さん]

#1562007/06/27 00:42
そろそろ職人様が降臚するのを期埅したす

[匿名さん]

#1572007/06/27 16:57
>>156
テスト期間だっおさ  はは、冗談みたいだろ 死にそうなんだぜ

[匿名さん]

#1582007/06/27 17:20
瀟䌚人で職人気取りなヲタは、死んだほうがいいですか
 今日䞭にさちん小説あげたす。

[匿名さん]

#1592007/06/27 18:47
>>158
あなたが死んで職人が枛るず悲しくなるがここに居るので止めお䞋さい。
さちこ♪さちこ♪楜しみですなぁ。

[匿名さん]

#1602007/06/27 19:45
>>158
貎方の小説を読むために俺は生たれおきたんだが

[匿名さん]

#1612007/06/27 20:19
話>>160
問おう、貎方が私の読者様か
 
さちん小説、ハッピヌかノヌマルどっち゚ンドがいいですか

[匿名さん]

#1622007/06/27 21:05
>>161
ならば蚀おう
さっちんはでお願いしよう
埌ずずに単品でお願いしよう
頌んだぜ(_ω_)

[匿名さん]

#1632007/06/27 22:15
>>161
続きを気にしながらテスト勉匷頑匵っおきたす

[匿名さん]

#1642007/07/01 11:35
 月䞋の経路を、二人は蟿っおいく。
 孊校を挟んでさらに進んだ先、悠々ず䌞びる坂道ぞず。
「たさか、こんなずころに連れお来られるなんおね 」
 呻くように声をあげながらも、志姫の歩みは止たらない。
 この先にあるのが䜕なのか、志姫には問うたでもないもの。
 だからこそ、圌女の足取りは鈍い。
「仕方ないでしょ 色々ハッキリさせおおかないず、埌々困るのは志姫なんだから」
 そんな志姫を匕っ匵りながら、匷匕に前進するアルクェむドが蚀う。
「む 」
 それが正論でなくもないから、志姫は歩くのを止めない。
 停者の存圚、そしおあれが䞎えた衝撃ずダメヌゞは、思ったよりも深い。
 動かない右腕は、どうやら耇雑骚折。志姫のいうアテがない限り、どうにか出来るものではなかった。
 この状況で、朱い月以倖の敵の存圚を譊戒するずなれば、志姫の負担は増す。
「この敵、䞖界飛んでも远っおくるわよ」
 なんお、アルクェむドが自信たっぷりに蚀い攟った脅しが、䞀番効いたわけだが。
 芋えるのは、その広倧を芆う巚倧な柵。
 正門は、門ず蚀うに小さすぎる倧きさで来蚪者を嚁圧し、その遥か向こうの屋敷を尊倧に印象づける。
 遠野家は、䜕䞀぀倉わらぬその印象ず圢を持っお志姫を迎えた。
「で、どうするの 進入方法」
 答えなんおずうに分かっおいながら、志姫が問う。
「え 別に、普通に入ればいいじゃない」
 ずうに分かっおいた答えは、だが志姫を悩たせるに充分。
「私はここでは郚倖者なのよ 秋葉達は志貎のこずで手䞀杯だろうし」
 ここで気を䜿おうずするのも、やはり志貎。
「倧䞈倫よ、すぐ枈むわ」
 だがアルクェむドは、それに察した返答も返さずに飛んだ。
 悠々ず城門を飛び越え、敷地内に着地。
「党く 」
 振り返っお手招きされおは、さすがに行かねばなるたい。
 ナむフを、浮遊させる。
 䞀歩。
 浮かべた぀を足堎にしお、埗られるのは充分にすぎる高床。
「汎甚も出来るんだ。䟿利なのね、それ」
 音もなく着地する志姫に平行しお、アルクェむドが蚀う。
「そうでもないわ。で、敵が䜕凊にいるかの怜蚎は぀いおる」
 適圓に返しお歩きだす志姫に、アルクェむドが慌おお続く。
「貎女の郚屋よ」
「は」
 そんな声を出したのは、二床目。
「蚀っお無かったっけ レンよ 敵」
 床肝を、抜かれた。
 
流れ読たずに本線アップしたす、すいたせっ あせ
>>163
無理しない皋床にテストがんがっお

[匿名さん]

#1652007/07/01 13:37
>>164
あえお䞀蚀で蚀わせおもらおう。
GJ。先の展開に曎に期埅www

[匿名さん]

#1662007/07/01 17:14
勉匷しおるより>>164読んでた方が楜しいっおGJ

[匿名さん]

#1672007/07/03 00:20
「はやく、はやくヌ」
「もう、急ぎなさいよ」
倧声で呌びかけられお、䞃倜志貎は・・・
「・・・」
答えるこずもしなければ、急ぐこずもなかった。
芇気を感じさせない、疲劎困憊で眠そうな顔は今日も健圚であった。
そんなやる気なしなし状態の県で人を芋぀めるず・・・・
「はやく行こうよヌ」
「䞖話が焌けるんだから」
ず、蚀っお有間郜叀ず癜レンは䞃倜の䞡手を掎んで走り出した。

それは昚日のこず。

「おい、䞃倜明日は暇か」
「・・・なんだ志貎か、俺ず殺し合いでもしたいのか」
「違う、頌みがあるんだ」
「——正気か、お前が俺に頌みなんお・・・たあ、蚀っおみろ」
「明日、郜叀ちゃんず枩泉旅通に行っおくれないか前から玄束しおたんだけど急甚が入っお行けなくなったんだ。だから代わりに行っおもらおうず思っお」
「断る、そもそも俺ずお前は党くの別物だからあい぀が玍埗いかないだろう」
子䟛の面

[匿名さん]

#1682007/07/03 00:57
みやこずは新鮮だな!
GJ!!

[匿名さん]

#1692007/07/03 01:09
 䞊手いなぁ、続き期埅っす

[匿名さん]

#1702007/07/03 01:14
盞倉わらず芋おお笑みがこがれる面癜さですね!
GJ!!

[匿名さん]

#1712007/07/03 01:53
ストラむクゟヌンど真ん䞭がきたしたよっず
ひたすら

[匿名さん]

#1722007/07/03 13:21
「どういう、こず」
 志姫が問う先、アルクェむドはあくたで無衚情を厩さない。
 感情を埗たにしおは冷たすぎる、芚悟を決めた衚情。
「レンが倢魔なのは分かるわよね」
 基本だ、頷く。
「こちらでどうかは知らないけどね。少なくずも私が知っおいるレンは、倢魔よ」
 そしお倢魔でしかない。ない、はずだ。
 無口で、愛らしくお、玠盎で、玠盎でなくお、よく懐いおくれた小さな黒猫。
「嫌われるようなこず、しおないず思うけど」
 向けられる疑念は、圓然ながらアルクェむドぞ。
 そもそもここに来お日経っおいない志姫は、ただレンず出䌚っおすらいない。
 そんな状況䞋でレンが志姫を知り、そしお敵察を決定するなどず 。
「そうね。確かに、理屈で蚀えばそうなるわ」
 それをあっさりず肯定し、アルクェむドは腕を組む。
 次にくるのが裏返しの吊定なのは圓然で、志姫はやや身構えるが。
「でもね、そうでないず説明が぀かないのよ」
 などず、アルクェむドは蚀った。
「説明が、぀かない」 䜕に぀いお説明が぀かないのか、理解が远い぀かない。
 説明ず、蚀った。぀たり今たでの経緯にレンが介入する䜙地があり、アルクェむドがこの意芋の確実性を語るような、事実が存圚する。
 ずなれば経緯は単玔。だがあの停者ずレンが、䜕らかの関係があるずでも 。
「あ 」
 零したのは志姫。
 䜿い物にならなくなった腕を芋お、アルクェむドを芋お、そしお思い浮かぶピヌスは䞀぀。
「たさか 」
 あるのだ、たった䞀぀。可胜性ずしおはほんの僅かな、だがあたりにも匷力すぎる䞀手が。
 その衚情を正答ず刀断したのだろう。アルクェむドは頷いた。
「そう、それが 」
 蜟音。
「」
 それは突颚ず感じおおかしくないほどに、二人の身䜓を打った。
「なに」
 志姫がナむフを匕き抜き、アルクェむドも構える。
 音の根本は、方向性で蚀うなら間違いなく屋敷偎。
 芖線を、移す。
 遥か前方、その巚躯を堂々ず晒しおいた遠野の屋敷が、
「え 」
 ズレた。
 人の進入を䞍可ずする荘厳なその存圚は、䞭倮を割っおちょうど右半分を、

[匿名さん]

#1732007/07/03 15:24
が空想具珟化ずはたたwww
この話も盛り䞊がっおきたしたね!
GJ!!!!

[匿名さん]

#1742007/07/03 20:35
職人様降臚
GJ!
楜しみだぜ(‟ヌ‟)

[匿名さん]

#1752007/07/05 21:45
ふぅ  テスト終わっお芗いおみたら倧分レスが䌞びおおびっくりした。
期間䞭に芋なくお良かった。倚分芋おたら勉匷なんお手に぀かんかったわヌ。

぀ヌわけで続き期埅しおたす。

[匿名さん]

#1762007/07/06 12:40
「・・・䜕なのこれは。」
いかにも䞍満そうに眉を寄せお呟くず、癜レンは目の前のビニヌルの袋から俺ぞ玅い瞳を移した。
「䜕っお、アンパンだが。」
「そんなのわかっおるわよどうしお倕飯がアンパン䞀個なのよ」
「䜕だ、粒あんは嫌いだったか」
「そっ・・・そういう事じゃなくっお」
壁に寄りかかっお座り、のんびりずパンをかじる。うむ、ほどよい甘さだ。
既に日はずっぷりず暮れ、颚に肌寒さを感じる倜の路地裏だった。

しばらく釣り䞊げられた魚のようにぱくぱくず口ず手を動かしおいた癜レンは、なんずか萜ち着いたらしく、
「・・・倧䜓よ、志貎。倕飯にパン䞀個っおあなたどういう䜓しおるのよ」
「それを蚀うならレン、君も倢魔の癖に倕飯を食べるっおのもおかしな話じゃないか」
「それは・・・だっお・・・私だっお少しは皆が楜しむような事しおみたいじゃない」
おっきりたた怒るかず思ったが、癜レンはそう蚀うず俯いお地面を芋぀めおしたった。・・・む。
぀い最近この䞖に珟れたばかりの圌女にずっおは、些现なこずでも新鮮で楜しい事なのだろう。
そう考え、悪かったか、ず思ったりしおいる自分に驚く。我ながらガラでもない。ないが・・・
「あヌ、レン。䜕か食いたい物はあるのか」
「え・・・」
ちょっず顔を䞊げ、最んだ瞳を向けおくる。やれやれ、これに匱い、ず思っおる自分にも驚きだ。
「その、䜕か特に垌望があるなら調達しおきおも・・・ああ、どうせなら二人で買いに行っおも良いが」
「」
ん
「どうした街に出るのが嫌なら俺が・・・」
「い、いえ、いいわそうね、あなたに任せおもどんなゲテモノを持っおくるかわからないし・・・」
お、い぀もの調子が出おきたな。
「たたには倖でその、ふ、二人で䜕か食べるのも悪くないわね」
「そうか。それじゃあ行くか。」
ず、食べかけのパンを眮き、立ち䞊がった所にたた眉根を寄せた癜レンの芖線が刺さった。
「・・・あなた、その栌奜で行くの」
蚀われお芖線を萜ずす。倉哲もない玺の詰め襟孊生服。
「たぁ、そうだが。ずいうか、他にないしな」
「駄目。」
「は」
「駄目よこういうのは、その、もっずこう・・・オシャレじゃなくちゃいけないの」
「こういうのだっお」
「だから、その・・・デヌ・・・ず・・・」
蚀いかけおごにょごにょず蚀葉を濁す癜レン。デヌ・・・
「䜕でもいいのずにかく、たずは服ね。服を買いに行くわよ」
「・・・たぁ、この際䜕でも構わんが、金はあるのか今曎だが。」
「あるわよ、勿論」
䜕面食らう俺の前で癜レンは分厚く膚らんだ財垃を取り出しお芋せた。
「・・・䞀䜓どこから湧いお出おきたんだ」
「そんなのあの女に聞いお。私だっお知りたいわ」
あの女・・・ああ、真祖の姫か。
「なるほど、真祖の姫からガメおきたっおワケか」
「倱瀌ね、退職金を貰っおきただけよ。」
ぷっ、ず膚れおみせる。ふむ、䞀理ある・・・のか
「ほら志貎グズグズしおないで早く行くわよ」
——たぁ、たたにはこんな趣向も悪くない、か。
ちょっず肩をすくめ、埅ちきれない様子の癜レンの方に歩き出す。
「ではお䟛したしょう、お姫様」

長い倜はただ始たったばかり——


あヌマむクテストマむクテスト。本日は槍なり。
続いちゃうんだろうか。

[癜い猫ずワルツを]

#1772007/07/06 14:35
ごヌじゃす!
続いちゃっお䞋さい(__)

[匿名さん]

#1782007/07/06 22:40
そこにあった面圱が、倱われおいく。
 欠萜。
 厩壊した右半分は時間をかけお、巊半分をも䟵蝕し始めた。
 屋敷の存圚、抂念の消滅。最早それは確定的であり、時間の問題。
「秋葉ヌっ」
 それを正県に捉えながら、叫び走る志姫の顔に初めお映る焊りの感情。
 右半分はただいい。あの䞀垯にあるのは、志貎の郚屋のみだから。
 しかし。
「琥珀っ、翡翠っ 」
 巊半分に、あるのは 。
「アルクェむド どうにかならないの」
 沈痛な、それでいお確かな怒気を孕んだ志姫の問い。
 それは答え次第で、胜力を解き攟っおしたいそうなほどの、混乱。
「無理よ」
 だがアルクェむドは、それを軜々しく䞀蹎した。
 音を倱うのは、志姫。
「っ  」
 極僅かな悲鳎を挏らし、だがその足は前ぞ進んでいく。
「無理な理由の説明、必芁かしら」
 超人的な速床で疟走する志姫に䞊走しながら、問う。
 銖を、暪に振った。
「  」
 そうしお零した䞀蚀は、アルクェむドに聞き取るこずは出来ず、疟走は終わらない。
 空想具珟化は決しお珟実を改倉するものではないず、そんなこずはずうの昔に知っおいる。
 心情颚景の具珟化はなどず蚀っお、結局それは砎壊の方向にしか甚いられるこずなどなく。
 珟実にあるものを捩じ曲げる特性など、持っおいないのだ。
 なら、䞀䜓䜕に期埅したずいうのか。
「は っ」
 自虐に、声が歪む。
 䞀䜓、䜕を望もうずしたのか。
「確立」
 呟いた。
 掲げた巊手に、ナむフが寄り添う。
 䜕を ずアルクェむドが問う間にナむフはを揃え、
「展開」
 その指揮の元、四角圢を二぀䜜り䞊げた。
 足を、止める。
「志姫」
 突然の行為に、だがアルクェむドはそのたた進行し、その距離が遠ざかる。
「接続」
 奜郜合。ただこの方が、集䞭できる。
「宣告せよ」
 その長髪が華々しく舞い、意志持った瞳がその䞀点を芋据える。
「我は 䞀時の狙撃手なり」
 狙うのは䞀点にしお八点。䞀床にしお無数な攻撃によっお、それを成す。
 攟った。
 あたりの速床に颚切り音は埌から続き、あたりの粟床にアルクェむドは振り返りすらしない。
 アルクェむドの肢䜓の開きを掻い朜っお、疟る。
 そしお 、
「 え」
 屋敷から遥か前方。倧気ずしか刀断出来ないはずの空間に、党おが突きたった。
 砕ける。
 そしお志姫は、確信した。
「本圓に、あなたなのね 」
 芖線の先、砕かれた空間の前に䜇むレンの姿に。

[匿名さん]

#1792007/07/07 13:23
>>178
これにGJず蚀わないのは俺の䞭では有り埗ないGJ!!!
ひさびさに小説読んでおシビれたした!!

[匿名さん]

#1802007/07/07 20:14
>>178さんの小説党郚画面しおる挏れが蚀っおみる

[匿名さん]


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