>>427③の続き辞典
④伊集院とは。
平安時代に設けられた
正倉、院倉に由来すると推定される中世の院名。
なお鎌倉後期のものと推定される薩摩伊集院分造宇佐宮用途支配注文(島津家文書)には、
上神殿・下神殿・用吉・桑波田(桑羽田)・用丸もちまる・清藤きよふじ・十万・野田・秋永あきなが・大田・寺脇・得重とくしげの一二ヵ所がみえる。
後欠のためその他の地名は不明だが、伊集院全体で豊前宇佐宮造営のために六〇〇疋と人夫食料米一三石が賦課されていた。
紀貫之(きのつらゆき)血筋の
紀姓伊集院氏は
伊集院院司あるいは伊集院郡司とみえ、
院名を名字として、
平安時代以来当地に蟠踞していたと思われる。
④伊集院とは。
平安時代に設けられた
正倉、院倉に由来すると推定される中世の院名。
なお鎌倉後期のものと推定される薩摩伊集院分造宇佐宮用途支配注文(島津家文書)には、
上神殿・下神殿・用吉・桑波田(桑羽田)・用丸もちまる・清藤きよふじ・十万・野田・秋永あきなが・大田・寺脇・得重とくしげの一二ヵ所がみえる。
後欠のためその他の地名は不明だが、伊集院全体で豊前宇佐宮造営のために六〇〇疋と人夫食料米一三石が賦課されていた。
紀貫之(きのつらゆき)血筋の
紀姓伊集院氏は
伊集院院司あるいは伊集院郡司とみえ、
院名を名字として、
平安時代以来当地に蟠踞していたと思われる。