フィリピン・ルソン島のマヨン山は今月13日の噴火から2週間が経過したが、火山活動が終息する気配は一向になく、避難者の数は8万人以上に膨れ上がった。
ドゥテルテ大統領は29日、アルバイ州を訪れ、緊急支援として2000万ペソ(約4230万円)を供出することを決めた。
フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS-DOST)によるとマヨン山では昨夜も噴火が相次ぎ、溶岩の噴出は最長1時間36分継続。
火山噴出物の堆積で火口内にできた溶岩ドームは、噴火の衝撃で崩壊し、大量の溶岩が流出している。
噴火警戒レベルは危険度が2番目に高い「4」を維持しており、火山から半径8キロ以内は立ち入りが禁止されている。
ふもとのアルバイ州では、すでに8万人以上の住民が避難所での生活をおくっているが、避難者の数に対して避難所の数が絶対的に不足しており、とりわけトイレ不足が避難所の衛生状態を悪化させているという。
29日に現地入りしたドゥテルテ大統領は緊急災害支援金として2000万ペソの供出を決定し、後日金額は5000万ペソに引き上げられた。
![https://twitter.com/raffytima/status/9576149426638... https://twitter.com/raffytima/status/9576149426638...のイメージ画像](https://img2.bakusai.com/p/img/dummyM.gif)
https://twitter.com/raffytima/status/9576149426638...
【日時】2018年01月30日(火) 13:44
【提供】ハザードラボ