【5/2(日)上映予定】
10:00-『戦場のメリークリスマス』
(123分)
12:45-『バーフバリ 伝説誕生 <完全版>』
(159分)
16:00-『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』
(168分)
19:15-『ミッドナイトスワン』
(124分)
[高田世界館]
【5/3(月)上映予定】
10:00-『ミッドナイトスワン』
(124分)
12:40-『戦場のメリークリスマス』
(123分)
15:15-『ミッドナイトスワン』
(124分)
17:40-『戦場のメリークリスマス』
(123分)
[高田世界館]
【GW後半!上映ラインナップとイベントのお知らせ】
大好評上映中の2作品、引き続き上映します!🎄
5/4(火・祝)にはトークショーも!!
●上映中~5/14(金)
『戦場のメリークリスマス 4K修復版』
大島渚監督が、第2次大戦中のジャワの日本軍捕虜収容所を舞台に、極限状況に置かれた人間を描いたヒューマンドラマ。日本軍のエリート士官ヨノイと連合軍捕虜セリアズ少佐の愛情にも似た関係を軸に、日本軍人と西洋人捕虜との関係が興味深く描かれる。デビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしなど国内外の異色スターたちが共演。
★『戦場のメリークリスマス』関連トークイベントのお知らせ★
映画評論家・樋口尚文氏によるトーク付き上映を開催!
▼日時:5/4(火・祝)12:40の回上映終了後
▼料金:通常料金と同じ ※予約不要
樋口さんは『大島渚のすべて』(キネマ旬報社)、『大島渚全映画秘蔵資料集成』(国書刊行会)といった著書を持つほど大島作品に造詣が深く、プライベートでも大島監督と親交があったなど、大島渚監督について語ることにおいてはこの上ないくらいに相応しい存在です。またとない機会にぜひご来場ください!
●上映中~終了日未定
『ミッドナイトスワン』
草彅剛を主演に迎え、常に社会の片隅に追いやられてきた孤独な二人が出会い“母”と“娘”となっていく姿を描いたドラマ。トランスジェンダーのダンサー・凪沙は、実親からネグレクトを受けていた親戚の少女・一果を養育費目当てで預かるようになる。当初は互いに心を開けない二人だが、バレエをきっかけに、お互いに対してかつてなかった感情が芽生え始める。第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞を受賞。
[高田世界館]
【5/5(水)~5/7(金)上映予定】
10:00-『ミッドナイトスワン』
(124分)
12:40-『戦場のメリークリスマス[4K修復版]』
(123分)
15:15-『ミッドナイトスワン』
(124分)
17:40-『戦場のメリークリスマス[4K修復版]』
(123分)
[高田世界館]
近日公開
『愛のコリーダ〈修復版〉』(R18+)
大島渚監督,最大の問題作!!
究極の“恋愛映画”が蘇る!
昭和11年に起きた「阿部定事件」を題材に、大島渚監督が男女の愛の極致を描いた問題作。料亭「吉田屋」の住み込み女中となった定は、店の主人の吉蔵と情事を重ねる仲となるが、その関係が露呈したことで2人は駆け落ちし、さらなる愛欲の世界におぼれていく。そして…… 1976年のカンヌ映画祭で上映され、芸術作品として高い評価を受けたが、日本では芸術か猥褻か、表現の自由をめぐって論争が巻き起こり、裁判に発展するなど大きな注目を集めた。
※R18+作品のため、18際未満の方はご入場いただけません
[高田世界館]
近日公開
『レンブラントは誰の手に』
1枚の絵画が国際問題を引き起こす!?
光と影の魔術師レンブラントに翻弄される人々を描く
ドラマティック・ドキュメンタリー!
オランダの黄金期にバロック絵画の代表となり、没後350年以上経った今でも絶大なる人気を誇る巨匠、レンブラント。その作品に魅了された人々の愛と欲望を大胆に暴きつつ、複雑に絡まる芸術とビジネスの関係に着目し、1枚の絵画に億単位の金が動く美術界の矛盾と滑稽さを、皮肉とユーモアたっぷりに描き出したドキュメンタリー。監督は「みんなのアムステルダム国立美術館へ」のウケ・ホーヘンダイク。
[高田世界館]
【いよいよ明日5/8(土)より!!】
5/8(土)~5/21(金)
『音響ハウス MELODY-GO-ROUND』
坂本龍一、松任谷由美、矢野顕子など、日本を代表するアーティストたちがこよなく愛したレコーディングスタジオ「音響ハウス」。なぜ音響ハウスは45年の長きにわたって愛されてきたのか?音響ハウスで『戦場のメリークリスマス』のサントラを録音していた当時はアイドル的人気を誇り、女子高生が音響ハウス前で出待ちをしているほどだったという坂本龍一をはじめ、様々なアーティストが音響ハウスとの出会いや名曲の誕生秘話を語る。また、本作のために大貫妙子・佐藤佳幸らで作られたオリジナルテーマ曲の録音風景も。
[高田世界館]
【今日からのラインナップをご紹介🎥🎬👀✨!】
『音響ハウス MELODY-GO-ROUND』『戦場のメリークリスマス 4K修復版』『ミッドナイトスワン』
本日5/8(土)からのラインナップです!実は『戦場のメリークリスマス』とも大きく関わる伝説の音楽スタジオ「音響ハウス」のドキュメンタリーが加わります!昨年度アカデミー賞受賞の感動作『ミッドナイトスワン』も引き続き上映中。お見逃しなく!
☆☆上映作品ご紹介☆☆
◯5/8(土)~5/21(金)
『音響ハウス MELODY-GO-ROUND』
日本を代表するアーティストたちがこよなく愛し、坂本龍一にいたっては1年も貸し切りにしていたほの伝説レコーディングスタジオ「音響ハウス」。数あるレコーディングスタジオの中で、なぜ音響ハウスは45年の長きにわたって愛されてきたのか?坂本龍一のほか、松任谷由美、矢野顕子、佐野元春など、様々なアーティストが音響ハウスとの出会いや名曲の誕生秘話を語る。また、本作のために大貫妙子・佐藤佳幸らで作られたオリジナルテーマ曲の、音楽ファンでなくとも楽しめる高揚感あふれる録音風景も。
続く
[高田世界館]
◯上映中~5/14(金)
『戦場のメリークリスマス 4K修復版』
大島渚監督が、第2次大戦中のジャワの日本軍捕虜収容所を舞台に、極限状況に置かれた人間を描いたヒューマンドラマ。日本軍のエリート士官ヨノイと連合軍捕虜セリアズ少佐の愛情にも似た関係を軸に、日本軍人と西洋人捕虜との関係が興味深く描かれる。デビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしなど国内外の異色スターたちが共演。これが初めての映画音楽作曲だった坂本龍一が「撮影中のカメラのファインダーをのぞいた時に音楽が聞こえた」と言い、その後、銀座のスタジオ「音響ハウス」に200時間以上もこもって仕上げたサウンドトラックは英国アカデミー賞を受賞。
◯上映中~収容日未定
『ミッドナイトスワン』
草彅剛を主演に迎え、常に社会の片隅に追いやられてきた孤独な二人が出会い“母”と“娘”となっていく姿を描いたドラマ。トランスジェンダーのダンサー・凪沙は、実親からネグレクトを受けていた親戚の少女・一果を養育費目当てで預かるようになる。当初は互いに心を開けない二人だが、バレエをきっかけに、お互いに対してかつてなかった感情が芽生え始める。第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞を受賞。
[高田世界館]
こんなご時勢でも賑やかさが感じられたGW中日の5月4日、映画評論家の樋口尚文さんをお招きして『戦場のメリークリスマス』のトークショーが開催されました。
デジタルリマスター化されて装いも新しくなった本作。公開から38年の時を経てまた新たな観客を獲得しております。連日若い世代の観客が劇場に詰めかけ、この日もトークに合わせて多くの方で賑わいました。
樋口さんのトークでは濃密なエピソードから爆笑ウラ話まで披露していただき、なんとも楽しい1時間となりました。キャスティングのこと、演出のこと、その他諸々……話は尽きませんでしたね!大島渚監督のことを知り尽くした方ならではの熱いトークとなりました。また、この日のためにレアTシャツまでご開陳いただきました。
なお樋口さんは現在も『大島渚全映画秘蔵資料集成』なる大著を執筆している最中でして、そのような忙しさの極地のようなタイミングでお越しいただきました。改めて御礼申し上げます。本の予約も受け付けているので、ぜひ一家に一冊いかがでしょうか…!
『戦場のメリークリスマス』の上映はいよいよ来週金曜日までとなりました。歴史に残る大作をぜひスクリーンでご覧いただければと思います!
[高田世界館]
本作は、その問いに対する大島渚監督の答えだったのかもしれません。主演の藤竜也さんはのちのインタビューで「セクシャルなシーンの向こうにある男と女が惚れる喜び、崇高さと滑稽さ、これは見事なものだ。これはやらなきゃいけない、こういう切り口で一種の“純愛”を描く、大島さんはすごいと思った」と話しています。当時の藤竜也さんは二枚目俳優として大ブレークしている真っただ中。本作への出演は事務所からも大反対されましたが、それならばということでなんと事務所をやめてまで出演。本作が日本国内で物議をかもしたこともあり、公開後はまる2年の間まったく仕事がなくなってしまった藤さんですが、その後同じ大島渚監督の『愛の亡霊』に出演、この作品はカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、藤さんも俳優としての確固たる地位を固め、80年代は“ダンディーな男性”の代名詞となるほどにまで躍進していきました。藤さんご本人も言っている通り『愛のコリーダ』は藤さんの転換期となった貴重な代表作なのです。
海外では高い評価を受ける「愛」や「生き方」を描いた作品が、日本ではわいせつ物扱いされ物議をかもすというのは、人間の根本的な違いを見せつけられているようで非常に興味深いと思います。時代を経て、日本で暮らす私たちの「愛」や「生き方」のとらえにもまた変化が起きてきているのではないでしょうか。現代の私たちはこの作品をどうとらえ、どう味わっていくか。ぜひスクリーンでご覧いただきたいと思います!
▼上映期間:5/15(土)~5/28(金)
▼料金:一般1700円/会員1400円/シニア・大学生/1200円/シニアパス1100円
[高田世界館]
【近日上映!!アートか、○○か。大島渚監督史上、最大の問題作!!🎬】
『愛のコリーダ〈修復版〉』(R18+)
※R18+作品のため、18際未満の方はご入場いただけません
[高田世界館]
【近日上映!!ナチスを逃れて逃避行!
世界的絵本作家の少女時代を映画化🎬】
『ヒトラーに盗られたうさぎ』
<あらすじ>
1933年のベルリン。ある朝突然、「ヒトラーの弾圧から逃れるため、スイスへ亡命する」と告げられた9歳の少女アンナ。ユダヤ人で演劇批評家の父はラジオでナチスやヒトラーを批判しており、次の選挙でナチスが勝てば弾圧を受けることは明らかだった。一家はスイスからフランス、そしてイギリスへ… 自由と平和を求めて亡命生活を続ける。世界に翻弄されながらも逞しく生きる、のちに世界的な絵本作家となった少女の自伝的物語。
「わすれんぼうのねこ モグ」「おちゃのじかんにきたとら」などで知られる世界的絵本作家、ジョディス・カーが少女時代の実体験をもとにつづった小説「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を映画化した作品。ナチスが台頭する時代を描いた作品ですが、軍服を着た兵士が登場するわけではなく、重苦しい雰囲気もさほど感じられません。逃亡生活の受難の日々というよりはむしろ、家族の冒険譚の趣もある本作。ベルリンからスイス、そしてパリ続く旅路の中で、少女は何を見つめ、何を感じたのか。異なる環境の中で苦労しながらも、新しい友達ができ、現地の言葉を覚え、前向きに努力していくポジティブさはとてもすがすがしく、今の時代を生きる活力をも与えてくれそうです!それから、これはちょっとした豆知識ですが、本作でナチス批判をして追われる身となる一家の父親を演じるのは、『帰ってきたヒトラー』のヒトラー役でそのそっくりさん具合が絶賛されたオリヴァー・マスッチなんですよ😉その配役の妙もお楽しみください!監督は、『名もなきアフリカの地で』(2001)でアカデミー外国語映画賞を受賞したカロリーヌ・リンク。旅路を彩る絶景も見逃せません。ぜひ、スクリーンで!
上映期間:5/15(土)~5/28(金)
[高田世界館]
【近日上映!!1枚の絵画が国際問題を引き起こす!?
光と影の魔術師レンブラントに翻弄される人々🎬】
『レンブラントは誰の手に』
<あらすじ>
没後350年以上経った今でも絶大なる人気を誇る絵画の巨匠、レンブラント。競売にかけられた肖像画がレンブラントのものだと直感して安値で落札した若き画商の顛末や、作品獲得のために2か国の政治家までをも巻き込んだ美術館の争奪戦など、レンブラントに魅了された人々の愛と欲望を大胆に暴きつつ、複雑に絡まる芸術とビジネスの関係に着目し、1枚の絵画に億単位の金が動く美術界の矛盾と滑稽さを、皮肉とユーモアたっぷりに描き出したドキュメンタリー。
2018年、若き画商が競売で落札した作者不明の肖像画が、実は17世紀の絵画の巨匠・レンブラントの作品であったというニュースが世界中を駆け巡りました。実に44年ぶりのレンブラント作品の発見です。しかしこの話はめでたしめでたしでは終わらず、やがて大騒動になってしまいます… この時レンブラント作品を発見したのが、本作『レンブラントは誰の手に』で中心的に登場する貴族出身の画商ヤン・シックス11世でした(11世などというと歴史上の人物のようですが、れっきとした現代人です!)。彼は家族の歴史や父親のプレッシャーから逃れようと奮闘しており、自分らしさや自分自身の価値を証明しようという情熱を持っています。そんな彼が幸運にも見つけたレンブラントの肖像。しかし、こそには「こんなはずじゃなかった」が待っていたのです…!
本作のウケ・ホーヘンダイク監督は、落ち着いて上品に見える美術界の裏側のドタバタに振り回され疲労困憊しつつ奮闘する人々の姿を描いたドキュメンタリー作品『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』などで知られた方。その作風は、思わずクスリと笑ってしまうようなユーモアを含んでいます。そんなホーヘンダイク監督が描きだした光と影の魔術師レンブラントは、人々を魅了してやまない一方で翻弄もし、時には狂わせます。それはなぜなのか。ぜひスクリーンの中のレンブラント狂騒曲と「こんなはずじゃなかった!」を楽しみつつ、名画の持つ力を味わってみてください!
上映期間:5/22(土)~6/4(金) ※火曜定休、5/30(日)は休映
[高田世界館]