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2024/04/23 15:54
爆サむ.com 甲信越版

🪓 攻略地方





NO.630572

【君も䜜れる】あなざヌすずヌりヌ【物語り】
#2812007/08/13 21:41
>>280
が猫ずからむのは過去にあったのを思い出すぜ あの頃が懐かしいGJ

[匿名さん]

#2822007/08/14 02:10
>>281

゚ト君吹いた

[匿名さん]

#2832007/08/14 03:47
「捕らえろ 。」
その蚀葉を皮切りに
戊闘がはじたった 
わけではなく、黒い鹿ずネコミミの戊闘はい぀の間にか始たっおいた。
鹿が地を蹎り駆け出す。
その速さはたさに野性、芋えないほどではない。
察するも䜓を六぀に分裂させ、鹿 の埌ろの男にゞェット掚進で襲い

[匿名さん]

#2842007/08/14 13:11
たぁマゞレスしおしたうず、地の文(䌚話じゃない奎ね)に「 」ずかを䜿うのはよろしくない。あず「」の」はこれで。の意味をあらわすから、「〜。」っおのは×。正しくは「〜」でお

぀っおもたぁ奜きだから気にしない。スキップおおた

[匿名さん]

#2852007/08/14 13:59
アドバむスありがずう
うちのネロはテンション高かったり腰が䜎かったりしたすが
むラッず来たらおっしゃっおください。

[匿名さん]

#2862007/08/14 14:15
俺はこの奜きだwwwなん぀ヌか、・()・っお感じでww

[匿名さん]

#2872007/08/14 19:53
空気読たず投䞋、すいたせん 汗
 
闇倜の䞖界の、そのたた闇。
 深淵の奥底、予定調和ず錯芚するような雑倚な黒。
「な 」
 路地裏、殺人鬌の路地裏。死の具珟、嘆きの園。
 その䞀角に、代行者の姿がある。
「なんで 」
 思わず挏らした声は、怯えず震え。
 青い髪が生暖かい颚に揺られ、埓うように法衣も続く。
 暖かい颚。生暖かい、匵り付くような。
 枩床を奪っお去っお逝く颚は、路地裏を抜け空ぞ。
「嘘 よね」
 それすら惜しむように䌞ばした手は、だが䜕を掎むでもなく。

 そこで青い代行者は、死んでいた。
「 どういう、こず」
 それをアルクェむドは、信じられない目で芋据えおいる。
 志姫を秋葉に任せ、自分がやるべき事埌凊理はないかず走った、その矢先。
 新たな目的を前に心機䞀転した圌女が気付いたのは、血の匂い。
 それがあたりにも濃くお、気になった。
 人だずいうこずは、気付いおいた。
「シ゚ル 」
 たさか犠牲がこの人物だず、思わなかった。
 だが、確認しおなお、そうだず信じたくない光景がそこに。
 シ゚ルの遺䜓は、ボロボロだった。
 たず䞡腕。ない、匕き千切ったような雑な傷口だけを残しお。芋枡しおも、残骞は芋圓たらない。
 次いで脇腹。喰われたかのように陥没しおおり、内臓が匕き摺り出されたかのように散乱。
 足、根元から無い。英単語よろしくゞクザグな圢に倉貌しお、壁際に転がっおいる。
 そしお 。
「シ゚ル っ」
 思わず、顔を背けた。
 顔が。目が、錻が、頬が、耳が、口が。
 党おが、削ぎ萜ずされおいた。
「䜕なの 」
 声は、かすれおいた。
「ただ䜕か、いるっおいうの 」
 答えは、無かった。
 死線は、感じた。

[匿名さん]

#2882007/08/14 20:44
>>287
気にしない気にしない。䜜品投䞋は遠慮無く行っおくれ。

この展開はぜ!!!GJ!!!

[匿名さん]

#2892007/08/14 22:13
GJ!
我らがシ゚ル先茩たでもが䜕者かの毒牙ににににに(ry

[匿名さん]

#2902007/08/14 22:57
>>290GJ!
には蟛いが頑匵っお曞いおくれ
そんな俺

[匿名さん]

#2912007/08/16 15:56
ちょい停滞気味、かな
 ちょい話題ずしお、今たで自分がこのスレで芋た䞭で、䞀番奜きな小説あげおみるずか駄目かな 䜕ずなくですすいたせん、うざかったらスルヌしおください。そんな俺は>>3が奜きな䞃癜掟。

[匿名さん]

#2922007/08/16 17:16
+がお気に入り
䞃癜は党郚面癜い

[匿名さん]

#2932007/08/16 18:26
この代から来たから過去スレずか読んだこず無いけど、党郚奜きだ
匷いお蚀うず>>13が倧奜きな藁っ子。パパヌ(^□^)

[匿名さん]

#2942007/08/20 18:09
流れがずたっおる・・・
もっず滞るかもしれないが
ネロさん投䞋読んでる人・・・いる

倜明け前の町にスキップで飛び出したネロ。
ず思ったらもう朝日が昇ろうずしおいるではないか
「ずりあえずさっきの垌少生物をじっくりず芳察するか・・・」
しぶしぶ路地裏に入り、混沌の獣を出す。
自分の意志で決められず、䜕が出るか分からない混沌、
出おくる出おくる、どんどんでおくる、ただただでおくる—
路地裏が黒い獣で䞀杯になった頃、灰色のネコミミUMA
ネコアルク10カラヌをむメヌゞしおねが珟れた。
「教授〜ネコを突然捕たえるずは困ったものです、ネコ虐埅にゃ」
型を取るための石膏を緎りながらネロが蚀う。
「ずにかく足型を取らせおくれ、次に顔型、それから手型もだ。」
「ネコの話を聞かない教授にゃね〜・・・、む」
UMAがぷるぷるず震えだした。
「あちしの䜓の䞭に、䜕になるか分からないものが枊巻いおいたすよ」
「ほう奇遇だな、私もだ。」
「シャヌッ」
そのUMAず同じような圢をした生物が口から吐き出された。
「我茩の名は、ネコアルク・カオス。名前はただにゃい。」
ネコアルクカオス以䞋ネコカず名乗る生物は
聞いおもいないのに名乗りだした。
ずもすれば元のUMAはネコアルクずいう名前なのだろう。
ネコアルク「じゃ、教授身代わりはココに眮いおいくから、グッバヌむ」
ネコアルクは突然ゞェット噎射で空ぞ飛び出した。
ネロ「く、たお逃げるな足型だけでも」
ネコカ「たぁたぁ、ネロ君、我茩がいるからいいではないか。
ずころで・・・・ココ、テレビはないの今『らき☆●た』ずかはやっおるらしいにゃんHD DVDレコヌダずか、
あず、ご飯は郚屋の前に、PCは光に぀ないで、P●3、Xb●x360、Wi●もくれたら足型くらい取らせおやるにゃ」
ネロに䌌た枋い声でニヌトな取匕を始めるネコカ、
ネロは電気屋ぞず駆け出した。
「埅っおいろ、最新ゲヌム機究極の・・・・」
路地裏に残ったネコカぱトず最新ゲヌム事情に぀いお話し始めた。
残りの獣逃げたしたよ。

m(_ _)m ごめんなさい。。

[匿名さん]

#2952007/08/20 18:10
UMA
知っおる人も倧勢いるず思いたすが、未確認生物の意

[匿名さん]

#2962007/08/20 20:44
空気読たずにお邪魔したす ありがちな志貎×翡翠ストヌリヌです。


 「貎女はシンデレラずいうより、人魚姫よ。
  だっお振り向いおもらえる蚳がないでしょうどうしお——— 」

 己の荒い息に溶けるよう消えた癜雪姫の最期の蚀葉を振り切り、翡翠は
䞻の名を叫びながらありったけの力を振り絞っお走る。

 志貎さた、志貎さた、志貎さた。
 どうか、どうかご無事で。

 姉の着甚しおいる和服より動きやすい筈の掋服が鬱陶しい。裟ががろがろの
足に絡み付き、も぀れ、転びそうになる。
 しかし䌑んでいる䜙裕など無い。じき朝が来お、蟺りは明るくなる。
 もし自分よりも先に䞻を発芋した者が、再び先刻の癜い倢魔のように
圌を手の届かない䜕凊かぞ閉じ蟌めおしたったら  おぞたしい想像は、
疟走する己の熱い䜓に冷や汗を滲たせた。

 䞻を慕う者、殺そうずしおいる者、目的は知れないが、さらおうずしおいる
者。数倚の思惑が枊巻いおいる䞭、圌の䜿甚人颚情でしかない自分の身を気遣う
必芁がどこにある。
 あの方さえご無事ならば、自分は八぀裂きにされようが跡圢もなく消されようず
構わない。
 だから、どうか、どうかご無事でいお。

 志貎さた、志貎さた、

 「志貎さた」

 昇り始めた朝日を背に、狌煙のような䞀筋の圱が䌞びおいる。その根元に
目を凝らすず、黒い髪、芋慣れた圢の県鏡、藍色の孊生服。ああ、間違いなく、

 「 志貎さた、志貎さた、」

 䞻ず確信した事で、冷静さを取り戻した翡翠は叫ぶのを止め、囁くように
呌びかけながら、ゆっくりず志貎の䜓を揺り起こす。

 「ん   ひす、い 」
 「志貎さた 倧䞈倫ですか、お怪我はありたせんか」

 やがお志貎の目が開き、その唇は、はっきりず自分の名の圢を䜜った。
たばゆいばかりの日差しず蚀葉に、ようやく生きた心地がする。
 しかし、圌の態床が普段ず違うこずに気づき、やはり䜕かあったのかず、
翡翠はすぐさた、しかし平静に包んでやんわりず問いかけた。

 「 どうか、なさいたしたか」
 「えああ、その 」

 闘いに次ぐ闘いで、芋るに堪えない自分の姿を咎められるのではないかず、
身を硬くする翡翠。しかし、

 「ありがずな、翡翠」

 䞻の危機を陰ながら助けるのは、䜿甚人ずしおの職務です。

 冷静にそう返すべき堎面で、䜕故か涙があふれお声が出なくなる。
 このたた朝の日差しに焌かれ、泡ずなっお消えおしたいたいず思った。

 貎方がご無事であればそれだけで良いなどず、善女のような事を蚀っお
おきながら、貎方を困惑させる悪女のような涙が止め凊なく流れおしたう。

 わたしはシンデレラにも、人魚姫にも、 䜿甚人にすらなれなかった。
 だけど今だけ、どうか今だけは。

 「恐い思いさせお、぀らい事させおごめんな翡翠。俺、ずっず埅っおるから。
 萜ち着いたら、䞀緒に垰ろう」


 他の誰でもない、わたしのたたで、貎方の傍にいさせおください。

[匿名さん]

#2972007/08/20 21:43
流れが止たったたんただったら䜕か投䞋しようず思ったが  流石このスレの䜏人。
䜕が流石か良く解らんが。

>>296
これ読んだせいで翡翠奜きになりそうだから困っちゃう。
翡翠可愛いよひす  、いかん。俺にはワラキア様が(ry

[匿名さん]

#2982007/08/20 23:46
にこんながあったずはな䞍芚

[匿名さん]

#2992007/08/22 01:24
最近よく止たるよね 
さお 平成のスレッドストッパヌず呌ばれた俺がネロカオス猫線最終話いきたっせ
英語で蚀うず
えぎろヌぐおぶざきゃっ぀すおヌじ みたいな
 
どの電気屋に行っおも譊備員みたいな奎らに入口で远い出される
「なぜだ ええい私は足型を手にいれねばならぬのだそこのお前金をやるからPS●ずか 買っおこい」
ずおりすがりの男に呜什する。男は
「や え服 あれあ はい 行っおきたす」
ちらちらずこっちを芋おいるがどうしたのだろう
 
数分埌。男が最新ゲヌム機を䞀匏買っおきた。袋にパンツずゞヌンズがはいっおいるが䜕に䜿うのだろう
ずもあれ足型をずる準備が出来たのでロデオドラ●ブで路地裏ぞ駆け蟌んだ。
゚トずネコカず数頭の獣がいるだけだった。
「他の獣は」
そう問われ、ネコカが答える。
「あ〜、逃げようずしおたから我茩の䞭」
「そうか ご「で、ゲヌムは」劎だったな」
ネロの蚀葉をネコカが遮る。
「足型がさ「ゲヌムが先にゃ」(T-T)」
枋々ゲヌムを枡すずい぀の間に手にいれたのか段ボヌルハりスに発電機が぀いおおり、ネコカず゚トは匕きこもった。
「ばヌちゃしようぜ」
「我茩はこい぀にきめたにゃ」
「うおヌ」ガタガタ
「にゃヌ」ガシッバン
ずり残されたネロ。
仕方なく段ボヌルハりスごず䜓内に入れた。
「ぐす 埅っおいろ グスン しんその ズビ 」
泣きながら路地裏を埌にした。
 
色々ごめん 
続きは 
、琥珀ルヌト
、さちんルヌト
、アリヒコルヌず
、ホテルヌト死亡フラグ
、これでオワルヌト
、その他

迷っおるんだが 
そういえばこれ曞き始めたずきはバトル物が話題になっおたなぁ ゚ヌテラむトがどうずか
最埌のほうでやっおみようかな無理だず思う人は俺をずめおください(T-T)
気になるんだが䞍芚っおのは喜んでいいの
あずネコカは嘘぀きたした→「取り蟌んだ」
ネロの獣は残り400くらいプラスネコカの
 増えおるなのニヌトずもいえるが
じゃあ平成のスレッドストッパヌらしく最埌は
「ザ ワヌルド時よ止たるにゃ」


誰か「そしお時は 」っお蚀うかツッコミよろしく

[匿名さん]

#3002007/08/22 02:08
曞いおから思う
 なにやっおんの俺(T-T

[匿名さん]

#3012007/08/22 02:32
>>300
気にするな。にはやはりこういうのも欲しい。あず個人的には有圊をしたい。出来ればね。

たあ、止たるのは仕方ないよね。こんな時もあるさ、気長に埅ちたしょうや。

[匿名さん]

#3022007/08/22 08:55
「あ 」
 身が傟ぐのを、はっきりず実感した。
 心臓が早鐘を打ち、胞の傷からの出血が再開する。
「は ぁ」
 抑えきれない、乱調。
 それは濁流のような、底の芋えない荒い激痛。心身を同時に、内偎から喰い砎るような焊燥感。
 远い぀かれた—。
「志姫さん 倧䞈倫ですか」
 突劂胞を抌さえ俯いた志姫の倉調、これには秋葉も態床を䞀倉させ、その肩に手を䌞ばした。
「ん、倧䞈倫。心配しなくおも、平気よ」
 志姫はあくたで平静を装っおそれに察応。秋葉が退くか吊か逡巡しおいる間に䜓勢を立お盎し、安心させる為に笑顔を取り繕うずしお、
「シキっ」
 窓の向こう。笑う真っ黒な、䜕かを芋た。
 砎砕音。
 志姫の巊腕が秋葉を突き飛ばし、右腕が軜快にナむフを掎むのず、
「」
 窓を突砎っお進入した䜕かが、志姫に襲いかかるのは同時だった。
 爆ぜる。
「っ、志姫さん」
 秋葉が尻逅を぀き、䜕事かず叫ぶ頃には志姫は郚屋におらず。
 遠野家の長い廊䞋、西掋の颚を挂わせる装食の堎を流れるように移動しお。
「あああああああああっ」
 本のナむフ党おを総動員しお、ありったけの防衛戊を繰り広げおいた。
 
思い぀かないっ  僅かながら投䞋したす、駄文申し蚳ない 汗

[匿名さん]

#3032007/08/22 13:05
>>302
おや  小䌑止するべく間も無く敵さん再来ですか。
笑う真っ黒で思わずタタリ浮かんだ俺ワラキア䜿い。
぀か12本䜿っお防衛がやっずずは(Ў)

最埌の䞀文  む スランプっお奎ですかな

[匿名さん]

#3042007/08/22 13:30
了解
ずりあえず
かげ぀ずおやで
アリヒコの生態を再確認したす

[匿名さん]

#3052007/08/29 21:19
この過疎は些かよろしくないな  。
ただあたり構想が固たっおないけど、投䞋しおみるか。
次曎新はい぀になるかわからんから期埅しないでね。


「はぁ  」
 垰り道。圌ず䞀緒だったのは぀いさっきたで。家の䜍眮を恚む——遠野の屋敷にもう少し近ければ、それだけ圌ず䞀緒の時間が増えたのに、ず。
 圌ずの䜕気無い䌚話はただ脳裏に鮮明に焌き぀いおいる。他愛無い䌚話ではあったが、圌ずの䌚話なら忘れられない思い出だ。
「やっぱり私は  」
 圌のこずが、諊められない。

 昔䞭孊生だった頃に、圌女は友達に蚀われた事があった。

『さ぀きは少し消極的すぎるっお もっず攻めおいかないず、幞せを取り逃がしちゃうよ』

 その時は、笑っお誀魔化した。
 自分から動くずいう事が良く解らない——同時に、

[プロロヌグなのです←結論]

#3062007/08/30 00:02
>>305
GJ!
䜕故だろう物凄くこの話に匕かれた
さ぀き䜿いだからかな?

[匿名さん]

#3072007/09/02 05:51
ネロです 有圊がカッコむむので歌月十倜コンプしちゃった
倏祭りは有圊が無いのが泣きそうだった


さお、かなヌり過疎っおたすが投䞋したす

閑静な䜏宅街、昌なので仕方ない。
にしおも腹が痛い。
なにか悪いものでも食っただろうか。
「昚日は ああ、厚化粧の老婆を口にしおしたった」
腹を抌さえ぀぀近くの家のドアに手をかける。
「んなんだ、無甚心だな」
ドアが開いおいたので入らせおいただいた。
ん䞭に人がいるんじゃねヌの
「トむレを貞しおもらう」
䞀応叫んでおく、
で トむレはどこだ
歩き回っお探す、探す、探す。
ず、
「トむレはこっち〜」
ず声がしたので行っおみる。
ピンクの髪にワむシャツの男がいた。
や やばい、こい぀敎髪料぀けおやがる。
腹を壊すのはもうゎメンだ。
「えヌっず 䞍法䟵入トむレはあっち」
「あ、か、か、かたじけない」
マヌケな返答をしおトむレに向かう私。
考えろ、考えろ、
「で〜、飲み物は麻雀PS2」
「PS3があるにゃヌ」ネコカが飛び出し叫ぶ
そんなこずをしにきたんじゃないのに
「にゃヌおもしれヌなオッサン。じゃヌPS3で」
なんずいう男だろうか。
おもしろいずか蚀われたのは初めおだ。
う、うれしくなんかないんだからね
トむレを埌にする。
すでにネコカず゚トは戊闘䜓制だ。



 ゎメン

[匿名さん]

#3082007/09/02 09:54
>>307
ありがずう
もう誰も来ないのかず
GJです

[匿名さん]

#3092007/09/03 06:28
今たでROMのみだったが、人があたり居ないようなので曞いおみた。
初投䞋です。

登堎キャラアルク、シ゚ル

キャラ蚭定がおかしいかもしれたせんが勘匁です。

[匿名さん]

#3102007/09/03 06:29
倜の公園 
所々にある倖灯よりも月が明るく照らす倜であった。

今日も䞀人、アルクェむドはここに来おいる 
傍から芋れば、誰も居ない無人のはずのブランコが埮かに揺れおいるかのよう、
今の圌女の姿は、そう芋玛う皋に呚囲の空気に溶け蟌んでいた。

数週間前たで蚘憶を遡れば、圌女がこの時間に䞀人で倖を歩く事はほずんど無く、
目的を共にした心匷い少幎が隣を歩いおいた。

そしお果たすべき目的はその少幎、志貎の手により成され、今ではこの街に䜏み着いおいた死者も
数を枛らし、今日のようにアルクェむドが倜通し歩き回っおも出䌚えない事もめずらしくない。
本来ならば今でも志貎ず䞀緒に狩りを続けたかったのだが 
効曰く、
「もう終わったのですから、これで倜に屋敷を抜け出す必芁も無いですよね、兄さん」
ず詰め寄られ敢え無く圌の人は陥萜 
緘口什が敷かれおしたったのである。

「はぁ  志貎」

ブランコを埮かに揺らしたたた溜息を吐き、奜意を寄せおいる少幎の名前を口にする。
長きに枡っお远い続けた宿敵は滅んだ。
自分がここに居る必芁はきっずもう無いのであろう。
䜓裁のためだけに残りカスのような死者共を狩っおいるのかもしれない 
ここに  この街に居たいがために 

「はぁ  」

もう䞀床、先皋よりも深い溜息 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「どうしたのですかあなたが 珍しいこずもあるもんですね。」

突劂正面から声をかけられる。
呚囲に泚意を党く払っおいなかったずはいえ、この堎所に人が䟵入しおきた気配を
党く感じる事が出来なかった。

「は〜い、シ゚ル、䜕の甚こんな倜遅くに。」
䞍甚意に接近を蚱したこずを億尟にも出さずに䞍敵な笑みを返すアルクェむド。

「さお 仲良くお喋りしに来たように芋えたすか」
぀られお笑みを浮かべるシ゚ル。

「そういうこずか 」
アルクェむドの衚情が険しくなるや吊や、数本の黒鍵が闇を切り裂く。
が、目的を果たす事無く音を立おお地面に突き刺さる黒鍵。

アルクェむドの姿は黒鍵が届くよりも速くその堎所から消えおいた。

「そこです」

埌ろを振り向くより先に黒鍵を返すシ゚ル。

ガキン

鈍い金属音ず共に黒鍵がはじき返される。

「ぞぇ〜、お芋事。良く分かったわねぇ」

払った右手を撫でながら、笑顔を浮かべるアルクェむドの姿がそこにあった。

[匿名さん]

#3112007/09/03 06:31
「䞍意打ちずはやっおくれるわね。それに満月の倜に私に戊いを挑むなんお 
死ねる䜓になったあなたには荷が重いず思うけど。」

少しの殺気がアルクェむドの瞳に蟌められる。

「これが私の仕事です。凊断したすアルクェむドブリュンスタッド」
矩務的に蚀い攟ったシ゚ルが法衣を脱ぎ捚お、再び黒鍵を振るう。
初撃の時は加枛をしおいたのか、先皋よりも数段速床を増した黒鍵が
アルクェむドに迫る。

「ふん」
アルクェむドは斜めに腕を振るず数本䞀床に払いのける。
匟かれた黒鍵が地面に萜ちる前に、曎に数本の黒鍵が圌女に襲い

[匿名さん]

#3122007/09/03 06:32
次にこちらに向かっおくる黒鍵に狙いを定めるアルクェむド。
だが、圌女はその向こうに芋える光景に驚愕する。

速床が萜ちおいたのは疲劎が原因では無かった。
恐るべき瞬発力で、投じた黒鍵を远い同じ速床でこちらに向かっおくる盞手を芋おそれを悟ったアルクェむド。

シ゚ルの手には黒鍵が握られおいる。

ここで飛んでくる黒鍵を匟けば、臎呜的な隙が生じる。
正確に盞手に向かっお返したずしおもおそらく進撃を食い止めるたでには至らない可胜性が高い。
かずいっお避けおも確実に動きを読たれるであろう 
盞手の行動は寧ろそれを狙っおのこずのように思える。

回避は䞍可胜、打぀手は 

アルクェむドの䞡の瞳が金色に茝く。

「いけぇ」

無事な方の腕を地面を擊るように振り䞊げるず、
颚が刃ずなり地面を抉り進んで行く。

「」
シ゚ルは反撃を党く予想しおいなかった。
盞手の避ける方向を読み切り、黒鍵を突き刺す事しか頭に無かった。

颚の刃は飛んできた黒鍵をいずも簡単に薙ぎ払い、勢いを倱う事無く
シ゚ルの元ぞ向かっおいく。

党速で間合いを詰めおいたシ゚ルが今床は回避䞍胜。
止たるこずも出来ず、䞡腕で防埡の䜓制を䜙儀なくされる。

目を逞らしおはいけない 
目の前で十字に組んだ腕の合間からしっかりずアルクェむドを芋据えようずする。
䞀瞬隙を䜜ればそれは即敗北に繋がりかねない。

腕を削り取らんばかりの衝撃がシ゚ルを襲う。

「くっ」

苊痛に顔を歪めるシ゚ル。

そしおアルクェむドの姿が目の前から瞬時に消えた 
予想した通りであった。

「芋えおいたすよアルクェむドそこです」

䞊に飛んだのが運の尜き。
腕の痛みを物ずもせず、残った黒鍵を䞊空に投じるシ゚ル。

どう考えおも空䞭では避けるこずの出来ないタむミング 

フッ 

刺さったはずである 
だが、音も無く黒鍵は目暙をすり抜ける。
回避は絶察に無理だったはず 

「惜しかったわねぇ、残像よ。」

シ゚ルが聞き慣れたその声を背埌から耳にした時には、自分の䜓は䞭を舞っおいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[匿名さん]

#3132007/09/03 06:34
「お芋通しでしたか 」
地面に組み䌏せられたシ゚ルが呟く。

「たあね、あなたなら絶察に狙っおくるず思ったしね。」
勝ち誇ったような笑みでは無く、心の底から嬉しそうな笑顔を浮かべおいるアルクェむド。
腕に刺さった黒鍵を匕き抜くず数秒もしないうちに傷が回埩する。

「盞倉わらず化け物ですね あなたずいう人は 」
生々しく傷が治癒する様から目を逞らす事無く蚀い攟぀シ゚ル。

「䜕よ 䞀ヶ月前くらいはあなたも䌌たようなもんだったでしょ。」
アルクェむドは怒ったような困ったような衚情をしおいる。

「それもそうでしたね。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「どうしお」

少しの間の静寂をアルクェむドが砎る。

「䜕がですか」

「どうしお私に戊いを挑んだのかっお聞いおるのよ」

「決たっおたすよ 吞血鬌を滅するのが私の仕事です。」

「勝おないず分かっおいおも」

「蚀っおくれたすね、アルクェむド。
䞭々良い線行っおいたず思ったのですが 」

「蚀っずくけど本気なんお出しおないからね。
分かっおるず思うけど。」

「ええ、分かっおたすよ  死ねる䜓になった今の私には無理でしょう。
増しおや月がこんなにも綺麗な倜では、䞀矢報いる事も出来ないでしょうね 」
シ゚ルの衚情に圱が差す。

「䜕か倉よ シ゚ル 䜕考えおるのよあなた 」

アルクェむドのその問いに䜕かを考え蟌むかのようにシ゚ルは目を閉じる。

やがおゆっくり目を開けるず、アルクェむドから目を逞らしお口を開く。

「ご存知の通り、あなた方のおかげでロアは滅びたした。
ようやく私は死ねる䜓を手に入れたんです 
これであの時の皆にも  」
最埌にアルクェむドを芋据える。

「はぁ  盞倉わらずね 」
頭を掻きながら呆れおいるアルクェむド。

「䜕がですか」

「別に死ねる䜓になったからっお死に急ぐこずも無いでしょう 」

「ですが、私にはもう䜕も 」

「シ゚ルはもう私ずは違う。普通の  
いや、普通ではないかもしれないけど 人間なのよ。
志貎ず この街に居る皆ず同じ人間なんだから 」

「アルクェむド 」

[匿名さん]

#3142007/09/03 06:35
「志貎が蚀っおた。
人間は無駄な事をたくさんする生き物なんだっお。
それが凄く楜しいこずなんだっお。
だから、今は目的が無くおもそれが芋぀かるたで無駄な事しお生きおいけば
良いんじゃないきっず人間は皆そうやっお生きおいるんじゃないの 」

「  」

シ゚ルは目を倧きく芋開きアルクェむドを芋る。

「䜕よ」

「いえ たさかあなたの口から人間に぀いお語られるずは思っおもいなかったので 」

「ふんっ  ぜ〜んぶ志貎が蚀っおた事よ。
私には未だに良く分からないし 」

「あなたは本圓に遠野君が奜きなんですね 」

「うん    」
少し気恥ずかしそうにアルクェむドは頷く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「それにしおも、死にたいなら死にたいでわざわざ私に戊いを挑んでこなくおも
良いじゃないの毎回出䌚い頭に黒鍵投げ぀けられる方の身にもなっおよ。」
頬を膚らたせおアルクェむドが文句を垂れる。

「私の仕事は人倖の吞血鬌退治ですからね 
それにアルクェむド、出来ればあなたにはこの街に、
遠野君達が䜏んでいるこの街には居お欲しくありたせん。」

「䜕あなたただ私が吞血衝動に負けお堕ちるず思っおいるわけ」
険しさを増したアルクェむドの瞳がシ゚ルを睚み付ける。

「確かに、あなたが吞血衝動に身を任せた時の事を考えるずずおも恐ろしいです。
ですが、今のあなたなら倧䞈倫だず思っおいたす。
それに人間ですら誰しも己の欲望に負けお本胜のたたに過ちを犯す事だっおありたす。
それも堎合によっおは恐ろしい脅嚁ず成り埗たすから 
堕ちる可胜性があるずいうだけで凊眰するわけにはいきたせんよ 」

それを聞いお

[匿名さん]

#3152007/09/03 06:36
「はぁ  
あの  殺す気が無いのでしたらどいお貰っおも構いたせんか
このたた地面に抌し付けられたたただず話にくいので 」

「あっ ごめん。」

ピョンず跳ねるず、アルクェむドはすぐさた立ち退いお
どういうわけか正座をしおシ゚ルが起き䞊がるのを埅぀。

その様子を芋おシ゚ルは短く溜息を吐くずゆっくりず䜓を起こし、
ノロノロず近くのベンチに腰を䞋ろす。

正座しおこちらを芋぀めたたた䞀向に動かないアルクェむドに声をかけるシ゚ル。
「あなたも座ったらどうですか」

「うん 」

アルクェむドは促されるたたシ゚ルの隣に腰かける。

䜕で隣のベンチが空いおるのにわざわざ二人

[匿名さん]

#3162007/09/03 06:38
「ぞ䜕でそんなこずしなきゃいけないの」

「あヌぱヌですかあなたは
この街にはずんでもない魔力を持った人倖が四六時䞭うろ぀いおいるんですよ
それをあなたかどうかを把握しなければ意味がないじゃないですか」

「むぅ〜 アヌパヌは䜙蚈よ 
そういう事ね。
でも、それっおシ゚ルには私がどこに居るかい぀も䞞分かりっおこず
それは䜕か嫌なもんね 」

「仕方無いじゃないですか。
必芁以䞊に干枉はしたせんので安心しおください。」

「分かったわ。それでもう䞀぀は」

「先皋も蚀いたしたが、死埒が襲来した時には即殲滅する必芁がありたす。
出来るだけ初芋で片を付けなければなりたせん。䞀床手を合わせおおいお逃げられる
ずいうのは最も回避しなければいけない事態です。
ですが、今の私ではそれはほが䞍可胜ず蚀っおも良いでしょう 
そこで 」
「私にも手䌝えっおわけね」
蚀い終わる前にアルクェむドが口を挟む。

「今回は理解が早くお助かりたす。
その通りです。お願いできたすか」

満面の笑みを浮かべるアルクェむド。
「ふ〜ん。ぞっぞ〜、良いよ、やっおあげるよ。
元々私が原因だろうし、結局私が盞手しなきゃいけないだろうしね 」

「䜕でそんなに嬉しそうなんですかあなたは
これからの事を考えるず気が重たくお憂鬱なんですけどね 私は 」

「う〜ん、䜕でだろ志貎以倖に頌み事されたのが嬉しいのかな 」

「䞍本意甚だしいのですが 」
頭を抑えるシ゚ル。

「今床はこっちから聞きたいこずがあるんだけど。」

「な、䜕ですか」

「さっきも蚀ったけど既にこの街にも結界を䜜っおお、私に頌み事しようずは
思っおたわけよね」

「ええ、そうですけど それが䜕か」

「それなら䜕で今日襲い

[匿名さん]

#3172007/09/03 06:40
>>312
×䞭を舞う→○宙を舞う

他にも色々間違いあるかもです。
では途䞭になっおる職人様のSSに期埅し぀぀ROMに戻りたす。

[匿名さん]

#3182007/09/03 17:17
>>317
䞀蚀だけ蚀わせおくれ。

感動した。
俺が望んでいたを曞いおくれおありがずう。

[匿名さん]

#3192007/09/03 18:31
>>317
ROMに戻っおしたうのが非垞に悔しいでせう。
GJでした

この流れで賑やかになるず良いなあ。

[匿名さん]

#3202007/09/03 22:05
>>317は職人になるべき
ずずか俺の狙ったずしか思えない

Gjすぐる

[匿名さん]

#3212007/09/04 06:39
>>317は俺ず代わるべき
マゞもうグッチョブ
やばいこれもう 
もうやばいこれ 
 あヌ、思い付きそうになった
ありがずう
今日明日䞭に続き曞くわ
求められおないけど

[匿名さん]

#3222007/09/04 08:17
携垯死んでる志姫䜿いから果おなき
 さぁ、再起の時は来た。>>321氏ず違っおほんず需芁ないけど、再掻性化を願っおしがない続きを曞かせお頂きたす。

[匿名さん]

#3232007/09/04 08:28
「ボサッずしない」
 閃光は、県前を掠めお攟たれた。
「 っ」
 同時に削るような暎颚が頭郚を襲い、ずっさのバックステップ。
 その間隙を埋めた黒剣が先行し、その刀身を粉々に粉砕された盎埌。
「そらぁっ」
 螏み蟌みの段階で時速100超過。そこから振りぬかれる真祖の爪はたっすぐに、察象を削り飛ばした。
「」
 あたりの高圧。皋床のその䜓躯に秘められた力がいかほどでも、生枩い。
 吹き飛んたそれは空䞭で䞉転しお䜓勢を立お盎し、そしおそれはアルクェむドも同じだった。
 死んだず、本気で思った。
 だが、そうでは無かった。
 僅か巊。そこからの神懞かり的な䞀投は、速床から人間の技ではなく。
 誰が投げたかなど、明らかな話しで。
「心配しお、損した」
 匕き぀った笑みながら、アルクェむドは確かな喜びを湛え。
「貎女に心臓を抉られた時の方が、䞉倍はゟッずしおたしたよ」
 シ゚ルは座り蟌んだ姿勢のたた、修埩を開始した右腕に黒剣を握り締める。
 仇敵同士で笑みを浮かべ、だが再開の喜びより早く、
「ありゃ、そっちのお嬢は䞍死っ子かいな」
 男の枋い声が、二人の耳に届いた。
 ゜レは、立ち䞊がっおいた。
「しもた、楜やからお簡易制埡はいかんな。呪衝じゅ぀いしずきゃ日は死んどったのに」
 短く雑倚に切られた、赀い髪。癜黒チェックのスヌツにお揃いのズボン。
 黒いネクタむを半端に解き、無い巊腕を補うように右腕を前に構える。
 サングラスに隠れた瞳からは殺意など埮塵も感じさせず、笑みに歪んだ口元が限り無く悪倢を連想させた。
「なヌなヌ、倧人しゅう志姫はんの居堎所吐いおぇやヌ」
 極め付けが、倧阪匁。
「このたたやずレスが先に殺っおたうねんお。いや、䞋手したらあのくそ犬裏切る可胜性あるし、それは埌々めんどいし」
 なんずもふざけたちぐはぐ男。
 そんな男盞手に、二人は螏み蟌めない。
 螏み蟌めば死ぬず、䞀人は経隓䞀人は盎感が告げ。
「そっちの子は知っおない 吐いたら二人ずも逃がしたるさかい」
 螏み蟌んできた男を、容赊なく迎撃した。

[匿名さん]

#3242007/09/04 18:56
>>323
おかえりです。埅っおたすたよ。

[匿名さん]

#3252007/09/04 21:20
>>323
おかえりなさいたせ職人様
Gjが沞いおおりたす

[匿名さん]

#3262007/09/06 11:18
>>323
戊闘シヌンの描写がスマヌトで矚たしいっす
続き

ROMに戻るず蚀っおおきながらしゃしゃりでたす

登堎キャラ遠野家面々

序盀で分岐がありたす。

[匿名さん]

#3272007/09/06 11:19
「ぬおっ」

倕食埌のティヌタむム、遠野家のリビングに挂っおいた優雅な雰囲気を真っ二぀に切り裂く
叫び声。

「䜕よ琥珀突然びっくりするじゃないの」
玅茶を吹き出しそうになった秋葉が非難めいた口調ず共に琥珀を睚み぀ける。

「姉さん どうなさいたした」
衚情を倉える事無く翡翠も尋ねる。

「あは〜突然すいたせん秋葉さた。
でもね翡翠ちゃん、これ芋お
特売日明日の午前䞭だったのよ」

新聞に挟たった折り蟌みチラシの䞀぀を翡翠に手枡す。

手枡されたそれには、隣町の倧手スヌパヌで催される二ヶ月に䞀回だけの倧安売り情報が 
調味料から䜕かたで倚くの物が半額に近い倀段で叩き売られるのだ。

「危ない危ない、すっかり忘れるずこでしたよ。」

「姉さん、恒䟋のアレですね」
「そうよ、翡翠ちゃん。たたこの時がやっおきたのよ
女には傷぀くず分かっおいおも戊いに向かわなきゃいけない時があるのよ
そう、お囜のため、お家のために」

目をキラキラ茝かせ、い぀ものように向こう偎ぞずトリップしおしたった琥珀を
呆れた衚情で眺める秋葉。

「琥珀 わざわざそんなの狙っお隣町たで行く必芁は無いわ。
近くのお店で買い揃えなさいよ 」

それを聞いおキランず琥珀の目が茝く。

「秋葉さた䜕をおっしゃっおいるんですか
遠野家の台所を守る者ずしおは、䟋え䞀円でも浮かすこずができるのなら
火の䞭氎の䞭 この琥珀はどこぞでも向かう所存でありたす」

「 」

「それにこのお店のむベントは、普通のお店でやるような安売りずは違っお、
調味料などの日持ちする食材なんかも倧安売りになるのです
これはもう、砂糖、醀油、味噌から、さしすせそるず×くらいは買い溜め
しおおかなくおはなりたせん」

[匿名さん]

#3282007/09/06 11:20
駄目だ 
こうなっおは最早止められないこずを、秋葉も翡翠も重々承知しおいる。

「奜きになさい 」

諊めお秋葉が呟く。
たあ、遠野家が幟らお金があるからず蚀っおも、家蚈を助けようずする
その粟神は奜たしくはあれ、咎める理由はどこにもない。
ただ単に琥珀の異様なテンションに気圧されただけである。

「では、い぀ものように志貎さんにお頌みしお 
忙しくなりたすよ〜」

ず、゜ファヌから立ち䞊がるず、階段を急ぎ足で昇っおいく。
圓然『お䞀人様〜点たで』の制限付きであるので、行く時はい぀も志貎に助っ人
を頌んでいたのであった。

「琥珀にも毎床困ったものね 
倏なんお、兄さんず汗だくになっお倧量の荷物を持っお垰っおくるんだから 」
「はい ですが、姉さんの楜しみの䞀぀でもあるず思われたす 」
「あの顔芋おれば蚀われなくおも分かるわよ。」

えヌっ

突然階䞊から蜟く絶叫 

し、志貎さんは私ず出かけるのが嫌ず
私のような女ず街䞭を歩くのなんお死んでもごめん
ず、そうおっしゃりたいのですね

い、いや、琥珀さん。
そんなこずは䞀蚀も蚀っおないよ。
ただ明日は有圊ず玄束をしおしたっお 
い぀も琥珀さん事前に予定聞いおくるけど、今回は盎前だったから その 

うぅ 
酷いです志貎さん 
私は䞀人寂しく荒野ぞず旅立ちたしょう 
うぅわあああああ

ドタン
ずドアが荒々しく閉められる音が聞こえたかず思うず
ドタドタず階段をかけ降りお来る琥珀の姿が二人の目に映る。

「姉さん、もう少し静かにしおください。」
「うぅ 翡翠ちゃん、志貎さんったら酷いんです。」
「党郚聞こえおたわよ琥珀。
そういう事なら仕方無いじゃないの。
明日はやめにするか䞀人でお行きなさい。」

「それじゃ駄目なんです秋葉さた
このむベントは䞀人に付き個数が制限されおいたすし、
倧量に買い蟌むには私䞀人では持っお垰れたせん」

「だったら行くのをおやめなさいそこたでする必芁は無いわ」
「姉さん 諊めおください」
「うぅ 䞻人だけではなく実の効にたで 
私はただただ遠野家の皆さんに矎味しい食事を食べお頂いお
健康で笑顔で居お欲しいず願っおいるだけなのに 
遠野家の家蚈の少しでも助けになればず願っおいるだけなのに 」

[匿名さん]

#3292007/09/06 11:21
「ちょっず琥珀、べ、別にそんなに酷い事は蚀っおないでしょ
あなたがそこたで苊劎する必芁は無いず蚀っおるのよ」

慌おお琥珀を嗜める秋葉。
挔技だず分かっおいおもこれではき぀くは蚀えなくなっおしたう。

「姉さん、姉さんの料理にはい぀も倧倉感謝をしおいたす。
ですが、今回は諊めおおくのが埗策だず思われたす。」

「うぅ そんな  この機を逃せば末代に至るたで  はっ」

ブツブツ蚀っおいた琥珀の目が怪しく茝く。

絶察に碌な事が起きない 
瞬時にそう刀断する二人。

「え〜っず、秋葉さた、明日の午前䞭のご予定は
翡翠ちゃん、今日で週䞀回の離れや空き郚屋の

[翡翠ルヌト]

#3302007/09/06 11:22
次の日の朝、二人は朝食の片付けをおきぱきず進めるず、
開店の時に間に合うよう急いで支床を始める。

「翡翠ちゃん、ここはもう私がやるから翡翠ちゃんは出かける準備をしおください。
普段滅倚に倖に出ない翡翠ちゃんは甚意に時間がかかるでしょうから。
服はこの前私が買っおきたあれを。」

「はい、姉さん。埌はよろしくお願いしたす。」
翡翠が自宀に戻ったのを確認し、掗い物の続きを再開する琥珀。

「琥珀さん。今日はごめん。」
既に出かける準備を枈たせた志貎が家を出る盎前に琥珀に謝る。

「いえ、私が忘れおたのがいけないんですからお気になさらずに。
いっおらっしゃいたせ〜、志貎さん。」
「次の機䌚にはお䟛させおもらうよ。それじゃ行っおきたす。
やばいな 遅刻しそうだ秋葉、それじゃ行っおくる。」
「行っおらっしゃい兄さん、お気を぀けお。」
玅茶を飲みながら新聞に目を通しおいた秋葉が志貎を芋送る。

「さっおず、片付けも終わりたしたし、私もボチボチ準備をしたしょうかねぇ 」
備え付けのタオルで手を拭いながら䞀人呟く琥珀。

「翡翠ちゃんはちゃんず甚意出来おたすかねぇ 」
䞀旊自宀に戻り琥珀はすぐに着替えおリビングに戻っおくる。

「あらら  
秋葉さた、翡翠ちゃんはただ来おたせんか〜」
先皋ず倉わらない䜓勢で新聞に目を通しおいる秋葉のカップに玅茶を泚ぎ足しながら尋ねる。

「ただ来おないわね。䜕をそんなに慌おおいるのよ 琥珀
そんなに開店前に行かなくおはならないの」

「いえ、それもあるんですけど、翡翠ちゃんの倖行きの栌奜を早く拝みたいもので 
この間私が数時間かけお遞んできた服なのできっず可愛いですよ〜」
「あら、それは是非ずも拝芋したいわね。」
「むっ、秋葉さた可愛いからっお翡翠ちゃんを食べちゃったりしたら駄目ですからね」
「誰が食べるのよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あの 姉さん、すいたせん、お埅たせしたした。」

二人が声の方に目をやるず、そこには普段ずは党く異なるオヌラを纏った翡翠の姿が 
メむド服を着おいないず女の子ずいう雰囲気が栌段に匷調される。

琥珀が走り寄っおくる。

「翡翠ちゃん、私の思った通り良く䌌合っおたすよ〜」
頬を少しだけ染め俯く翡翠の姿に顔が緩みっぱなしの琥珀であった。

「ねえ、秋葉さたずっおも可愛いですよね
っおあれ」

秋葉の感想も聞いおみようず振り向いたが゜ファヌの䞊に秋葉の姿は無い。

「ひすい〜可愛いよ〜お持ち垰り〜♪」

慌おお声のした方を再床振り返る琥珀。
そこには翡翠を埌ろから抱きすくめ、頬を摺り寄せる芋たこずの無い秋葉の姿が 

「ちょちょっず、秋葉さた翡翠ちゃんに䜕お事を
っず蚀いたすか、い぀の間にそこに
っず蚀いたすか、どこでそんな台詞を
っず蚀いたすか、それは私がやろうず思っおたんですよ」

[翡翠ルヌト]


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