👨‍❤️‍💋‍👨 ボーイズラブなりきり

(片手に付けた腕時計をチラリと確認すれば小走りで朝の混んだ電車に乗り込み、その際少し身を屈め。相変わらず座ることも出来ない混み様で仕方なくドア付近に立ち、つり革を頭がぶつからないよう上手く避けて掴み)

中：切り替えが早いw普段もこう出来たらいいのにな…(切実)

((相変わらず混んでんな…！この人かっこいい…))
(いつものように音楽聞きながら、入って来た人を見ながら考え、偶然相手を見て、無意識に見てしまい)

光:それな( ´-ω-)σ

……？どうかしましたか？
(特にする事も無く退屈しのぎに読書でもするかと肩にかけた鞄を探ろうとすればふと隣からの視線に気付き、不思議そうに小首を傾げながら横を見下ろして)

っあ！すみません！
何でもないです！
((やべぇ話しかけられたー！
つか小首傾げるとか可愛すぎじゃんか！))
(相手にどうかしたかと聞かれ、慌てて目を逸らして)

光:高尾くんの頭の中はfeverです

…？
(何か変だったのだろうか、そう不思議に思いながら眼鏡を細長い指で押し上げ。鞄から難しそうなタイトルの分厚い本を取り出すとそちらに目線を移し)

中：隣にイケメンが来て更に話しかけられる…これはヤバい(真顔)
　　
　　いつもこっちで勝手に飛ばしてるけど、次ちょっと飛ばさないでーとかあったら言ってなー

((何読んでんだろ…うわっ、すげぇ難しいんだけど…))
頭良さそー…！
(相手の読んでいるものが気になり、チラッと見てみれば難しそうな本に驚き、つい声を出してしまい、慌てて口抑え)

光:まじそれな(真顔)

OK

…何か？
(電車の走る音で全ては聞き取れなくとも自分に発せられたであろうことは分かり、再び視線を向けては少々困ったような顔で首傾げ)

中：実際イケメン居たらガン見するし、イケメンじゃなくともゲームとか本読んでる人居たら見るな。つか見てる

！あ、いえ…頭いいなー、って思ったんです…
((あーくそ！ちょー恥ずかしい！))
(相手に聞こえたと思えば、顔赤らめながら言い)

光:あ、やっぱ見るよね！

頭…？別に普通ですが…頭脳とコレは関係無いですよ。ただ好きで読んでいるだけなので
(予想外の回答に何故そう思ったのかと更に首傾げるも、一つ思い当たる事があり本を閉じて何ともシンプルな表紙を見せ)

中：見る見る！小学生がPSPとかDSとか弄ってても覗くし。何やってんだろー…あ、妖怪ウォッチかぁー、とか…ポケモン…これはXYかぁーとか

そうなんですか？
うわ、結構シンプルな表紙…
(表紙のシンプルさに驚き)

光:それなw
やってるやつによってはいいなぁー、って思ったりw
てか電車内で、イケメン男子探すんだけどw

分厚くて難しそうな本を読んでいる。それだけで頭が良さそうに見える、というのを昔読んだ本で見ましたが…貴方もそうですか？
(目を細めフッと軽く口元緩めて相手を見つめ)

中:イケメンと長身は探すだろう、本能的←に

笑わないでくれませんか？！
(恥ずかしいのか、顔真っ赤にして言い)
俺からしたら難しそうなんすけど
(少し苦笑しながら)

光:おぬしもか、仲間じゃ

ふふっ…すみません、つい。俺からすると映画やドラマを見ているのと同じ感覚なので
(片手を口元に持っていき上品に笑い。相手の様子を見れば悪戯心芽生え、最後は少し皮肉っぽく言ってみせ、とある駅に着けば「では、俺はここで」と微笑んで降りて行き)

中:うむ。そして頭の位置から考えて何cm位と推測しキャラと比較します

そうなんすか？！すげぇ…
(ドラマなどを見るのと同じ感覚だと言う相手に驚きながら)
あ…はい、ありがとうございました
(降りる相手に軽く頭下げて)

光:それが楽しいです

_____数日後。

((…っー……流石に今日は疲れたな…先輩は毎日のようにこの仕事をこなしているのか…))
(朝早くから色んな場所へ出向いたせいか日頃のものも合わせて疲労が蓄積していて。何とか最終電車には間に合い乗ってすぐの場所に座り、隣が誰かなども確認せず数分もしない内に眠ってしまい)

中:電車の上の棚(?)あんじゃん。荷物とか置く。あれより頭出てるとgood←

((あ、この前の人じゃん…！！すぐ寝たんだけど…))
(電車に乗っていれば、あ、ここあの人が降りてた場所だなー…と思っていれば相手が乗り、驚くも相手の寝顔見ていて)

光:そうですね

(すぐに規則正しい寝息を静かに立て始め、電車が揺れる度力の抜けた首がカクンと上下に揺れ。暫くすると隣にいる相手の肩にコテンと頭を置いて倒れ込み)

((余程疲れてたんだ…って、えぇ？！
ヤバイヤバイヤバイ！俺の心臓もたねぇーぞ！))
(肩に乗った相手の頭見れば顔赤らめて固まり)

(カーブで電車が大きく揺れると「ん…」と小さく声を上げ。頭を微かに動かすと揺れた髪から未だ少し残っているシャンプーの香りを漂わせ)

((起きてー！俺の心臓のために！！(←)
あ…シャンプーかな？いい匂い…あ、やべ、ねみぃ…))
(大きな揺れでも起きない相手に心の中でわー！っとなっていて、かすかに香った匂いに、チラッと見て、少しすれば眠気襲い、寝てしまい)

(そのまま時間だけが経過し、終点近くなっても体制一つ変えず熟睡したままで)

んぁ…？
((あれ、肩重いなぁー…あ！そうだ、この人寝てたんだった…
あ！ほぼ終点じゃん！))
あ、あの！起きてください！
(目を覚まし、終点が近いことに気付けば慌てて相手を起こして)

…んんー……？
(眉を寄せて睫毛を揺らし重い瞼を開ければすぐには状況が理解出来ずにいて。コンマ数秒を費やしようやく気付いたようでハッと頭を上げると隣を見て、見覚えのある顔が目に入り「あ…」と声を上げ)
…？俺、寝て……？
(寝過ごさないようにするつもりだったハズが、俺としたことが寝てしまったのか、とまだ完全に起きていない頭をフル回転させ染めていない緑の髪を手櫛で整え)

良かった、起きて…
まぁ寝過ごしてるんで良くないんすけど…
(相手が起きれば安心するも、すぐに苦笑しながら言い)
…髪、綺麗っすよね
これ元からっすよね？
(相手の髪撫でながら)

終電だけは寝過ごすことのないようにしていたんだが…すぐ寝てしまったのか…？
(一人呟いてみては寝てしまう直前の記憶を辿るもどうも頭が働かず、どうしたものかとこれまたシンプルなシルバーの腕時計見て)
！よく聞かれますが染めたりなんかは一切してないです
(初めて相手に触れられ一瞬少し驚いた表情見せるも、すぐにいつも通りに戻り眼鏡のブリッジを指で押し上げ)

はい、びっくりしましたよ
(相手の呟きが聞こえれば頷きながら答えて)
綺麗に染まってますし
あの、ホテル行きません？
(終点に着けば相手の腕引きながら言い)

！…そうですね
((確か明日は授業も入っていないハズ…一泊位ならゆっくり出来るか…))
(髪を撫でられたり腕を引かれたりと慣れないことに少し戸惑いつつ頷いて)

((あれ？俺腕引いて…！
自分でやっててちょーはずい…))
じゃあここに泊まりましょうか
(駅を出て、歩いていれば近くにあったホテルに入って)

((！…そういえばまだ名前も歳も聞いていなかったな…「高尾和成」、というのか…俺と同い年位に見えるが…))
(コクリと頷いて相手について行き、カウンターで部屋の鍵を受け取る際に書かれた相手の名前を見ては今更ながらに思い出し。相手の顔をさりげなく覗き込むようにして見て)

じゃあ行きましょうか
(鍵受け取り、握りながら言い)
あ、忘れてたけど、俺高尾和成、大学1年でっす
(思い出したように向かいながら自己紹介して)

…緑間真太郎だ。同じく大学1年なのだよ
(やはり同い年かと一人納得し先程のは見なかったことにしようと決め。自分も名乗り同い年と聞いてどこか安心した部分があるのかつい口癖のようになってしまった語尾が付き)

へぇー、同い年なのな！
んじゃタメでいいよな、よろしくな、緑間
(にっと笑いながら言えば、部屋につき、入っていき)

あぁ…
(相手の一つの曇りも無い笑顔を綺麗だなぁと見つめ、相手に続いて部屋へ入り「鍵はかけるか？」とドアと相手を交互に見て)

どっちでもいいぜ
あ、でもなんか買いに行こうぜ、腹減ったし
(鞄を置き、ベッドに座り、言い)

そうだな…このホテル内で何か買うか？
(鞄をベッド横のテーブルに置き、ジャケットを脱ぐとクローゼット開け中のハンガーにかけ。きちんと締めていたネクタイを片手で器用に緩めながら「お前のジャケットも貸せ」と手を伸ばし)

そうすっか
あ、やってくれんの？
あんがと、真ちゃん
(ジャケット脱げば渡して)
じゃあ行こっか

真ッ…！？お前、今何と言った…？
(二人分のジャケットがかかったハンガーをかけクローゼットの扉を閉め。今まで呼ばれたことのない呼び名にバッと相手の方を見て)

何って、真ちゃんだけど…？
(相手の様子に不思議そうに見て)
あ、もしかして嫌だったとか…？

い、いや…ただ、その…慣れなくてな…
(複雑な表情浮かべて告げ、部屋から出て二人で長い廊下を歩き)
まぁでも、お前と出会ったのも“運命”だろう。…特別に許してやるのだよ
(微かに赤く染まっている顔を背け目線だけ相手にやり)

あ、そっか
なら良かった
(安心したように)
あれ？真ちゃんって純粋？
(顔の赤い相手をからかうように言い)

う、うるさいのだよ…
(相手にからかわれ余計に照れてしまい、耳まで赤くすればプイッとそっぽを向き誤魔化すように眼鏡を直し)

ぶはっ、真ちゃんサイコー
(ケラケラ笑って)
てか何、そのなのだよって
(ケラケラ笑って)

なっ…わ、笑うな…！
(すっかり無意識だったようで、指摘されたことがより恥ずかしく声荒げて)

おもしれーな、気に入った！
(にっと笑って)

俺どれにしよっかな〜
(着けば探して)

俺は面白くないのだよ！
((何なのだよ、この高尾という男は。こんな俺を面白いと…不思議な奴だが、気付けばコイツのペースに呑まれて…))
(呆れながらも相手に対して心を開きつつあることに気付き、相手の後ろ姿を目を凝らすようにしてジッと見つめ)

(相手の悩んでいる後ろで見つけた自販機で「お汁粉」を選択し、ガコンと音を立て落ちてきた赤紫色の缶を手に取り)

これにすっか
真ちゃんは決まったか？
(適当にお弁当と飲み物を買えば相手の元へ)
へー、真ちゃんはお汁粉好きなんだ
(意外そうに言い)

…そうだな。甘いものは基本好きだ
(後はサンドイッチをいくつか購入し)

なんか、甘いものとか好まなさそうなのに
あ、俺はキムチが好き！
(へらっと笑いながら言い)
もう買わなくて大丈夫？
(相手が買えば確認して)

そうか？まぁ「逆に苦手そう」と言われることはあるな
辛党なのか。…あまり好みそうなイメージは無いが
(ジーッと相手を見つめては此方も意外だなと返し。相手の問いに頷いて)

苦手っつーか、あんま好まなさそうって感じかな
そう？
まぁよく言われるかな
(へらっと笑って)